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垂水区には、5つの高校があります。
垂水区内にある全5校の高等学校と垂水区が「教育」と「まちづくり」において相互協力し、“学生”の人材育成と“学生”による地域活性化を目的とし、2019年3月に連携協定を締結しました。
垂水区内高等学校と神戸市垂水区は、次の事項について協力していきます。
(1)教育の推進及び人材育成に関すること
(2)自然災害時の相互支援、及び防災に関すること
(3)垂水区のまちづくりの推進に関すること
(4)地域課題の解決に関すること等
5校の学生と区役所職員から構成する会議を開催。会議のなかで、まちの課題や新たな取り組みについて話し合います。
垂水区の地域課題について、学生がグループワークを行います。より良いまちづくりを実現するために必要なアイデアを、高校生の視点を活かして提案します。
まちづくりや防災等に関して、職員による出前授業を実施します。現場目線の生の声を聞くことで、視野を拡げ人材育成につなげます。
五色塚古墳(垂水区五色山4丁目1-22)で、兵庫県立舞子高等学校天文気象部のみなさん、NPO法人輝かすみが丘のみなさんにもご協力いただき、天体観測とキャンドルでのライトアップを実施しました! 事前に募集を行い、計9組26名(大人13名、子ども13名)の方々が参加されました。最初に、霞ヶ丘地域福祉センターで、文化スポーツ局文化財課の学芸員による古墳や古代人と星との関わりについてのお話を聞き、そのあと天文気象部による3D宇宙旅行の映像を体験! いよいよ五色塚古墳へ移動し、階段や前方部を彩るキャンドルに歓声があがっていました。ごしきまろも登場!望遠鏡は天文気象部が用意。この日は残念ながら曇り空で、星は観測できませんでしたが、淡路島の観覧車、明石海峡大橋の主塔を覗いてみて、想像以上にはっきりと見ることができ、参加者の方々は驚いていた様子。
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垂水駅前の新垂水図書館建設現場の仮囲いに、学生自身のシルエットや吹き出し型の「うわさ」を自ら掲出し、それと同時に、道行く方々に吹き出し型のバッジを配布しました! 「うわさ」は、生命科学類型1年生40名が、建設現場に隣接するレバンテ垂水1番館の各店舗をグループごとに取材し、「うわさプロジェクト」の実施者であるアーティストの山本耕一郎さんとともにまとめたものです。バッジは、自分たちで作成・活用方法を検討し、垂水駅周辺で道行く方々に積極的に声を掛けて配布しました。 真っ白な仮囲いが、まちを盛り上げるように「うわさ」やシルエットで彩られ、バッジも多くの方々の手に渡りました。学生が起点となり、地域や道行く方々、アーティスト、行政とのつながりが広がり、街や人の活性化へと続いていくことが期待されます。プロジェクトリーダーの永峯陽輝(ながみねはるき)さん(写真左)は、「最初はうまくいくのだろうかと不安でしたが、山本さんやまちづくり課のみなさん、先生方やクラスメイトたちの協力のおかげで、無事に成功させることができました。物事を企画立てて実行する難しさと楽しさ、そして周りの人たちと垂水区民のみなさんの温かさを実感しました」と語ってくれました。 |
2021年7月10日(土曜)にブランチ神戸学園都市にて、神戸商業高等学校が主催する「手作りせっけん&缶バッジ製作ワークショップ」が行われました。 地域イノベーション講座の一環として、生徒がワークショップを一から運用します。石鹸の材料や香りのもとを神戸の企業から提供してもらったり、地域のサークルに協力いただいたりと、たくさんの方の協力を得ての開催となったようです。小さな子供に寄り添う高校生の表情は柔らかく笑顔にあふれ、みな輝いていました。 中心となって運営に携わった大島史織さん(3年:写真左)は「今回、たくさんの方の協力を得て開催できたのも、先輩たちの頑張りや、先生方の協力のおかげ。新型コロナウイルスの影響で開催できるか心配したけれど、無事に開催出来てとてもうれしいです。」と語ってくれました。一方、藤井美海さん(3年:写真右)は、「今回のワークショップを通して、準備や計画の大切さを学びました。また、目の前で困っている子供にどう声をかけたらよいかも難しくて、とても勉強になりました。」と、話してくれました。 秋にも内容を変えてのワークショップ開催も考えているそう。たくさんの人と関わり合いながら、いろいろなことを学んでいって欲しいですね。 |