リケジョインタビュー編
自分の力を発揮して
会社の成長に貢献できることが魅力
株式会社ベネスト
今城愛子様
（コーポレートグループアシスタントマネージャー）
会社紹介
株式会社ベネスト
「ものを動かす制御から、情報を活かす制御まで」をモットーに、業務系情報システムや製造系制御システムの開発・カスタマイズなど、幅広いビジネスソリューションサービスを提供する株式会社ベネスト。近年はこれまでの経験で培ったノウハウを活かし、医療分野において専門性の高いサービスを展開し、高く評価されている。若手社員が責任ある役割を任され、活躍できる環境も大きな魅力。
いろいろな業務に関われる
環境に惹かれて入社
エンジニアの父の影響で、小さな頃からパソコンに触れる機会があり、英語よりも先にDOSコマンドを覚えたくらいです（笑）。数学が好きで中学生の時には理系を志望。大学では情報系の学部で学び、卒業後は東京の大手IT企業に就職し、基幹システムの開発に携わりました。
そして結婚を機に神戸に移り、当社に転職。若い会社で、一人ひとりの社員がいろいろなことにチャレンジできることに魅力を感じたんです。想像していたよりも多くのことを任され最初は驚きましたが、自分には分業制が徹底されている規模の大きい会社で働くよりも合っていると思います。
お客さまを理解することが
開発業務では不可欠
私が担当しているのは、業務系のアプリケーション開発です。開発といっても、パソコンに向かってプログラミングをするだけではありません。お客さまのところにうかがって課題や目的などをヒアリングし、開発の方向性を提案する要件定義からはじまり、実際に開発がはじまってからも進捗状況を共有しながら細かな調整をしていきます。そういう意味ではプログラミングのスキルだけでなく、コミュニケーション能力も欠かせません。
また、効果を生むアプリケーションを開発するためには、お客さまの事業内容や社内体制を理解する必要があります。未知の領域について勉強するのは大変ではありますが、身につけた知識をどのようにアプリケーション開発に結びつけるかにおもしろみを感じます。お客さまから「生産性が上がった」、「業務負担が減った」という声を聞けた時は、それまでの苦労を忘れるほどうれしいですね。
先ほど当社はいろいろなことに挑戦できる環境だと言いましたが、以前、労務管理のアプリケーション開発を担当したことでかなりの知識が身につき、今は社内の人事を担当しています。こうした業務を任せてもらえるのは、評価してもらっていることなのでやりがいを感じています。
若手の成長を支えることが
これからの目標
当社のようなシステム会社は、理系出身者が多いイメージがあるかもしれませんが、当社の場合、文系出身者がおよそ半分を占めています。開発の前段階にあたる導入を担当する部署は、ほぼ100％文系出身です。確かに数学や物理の基礎知識は必要ですが、ITやプログラミングに興味をもち、こつこつ努力する姿勢のある方なら問題ありません。
当社では、未経験の方もスムーズに仕事に取り組めるよう、新入社員の教育に力を入れています。日々の業務では年齢が近い若手社員がサポート役としてつき、経験豊富な先輩社員がきめ細かく指導にあたります。私も最近は自分の成長だけでなく、若手の成長の力になりたいという気持ちが強くなってきて、これから積極的に関わっていきたいと考えています。
私たちの会社はまだまだ若く、社員が自分のもち味を発揮することで、会社と共に成長していけることが大きな魅力です。キャリアに関係なく、内容が良ければ若手のアイデアや意見もどんどん採用されるので、これから入社される方も積極的に仕事に取り組んでほしいです。
“丁度いい”が神戸の魅力
子どもがまだ小さいこともあり、オフは家族と一緒に過ごすことが多いです。神戸は、三ノ宮にはショッピングやレジャー施設が多くあり、少し足を伸ばせば豊かな自然もあるので、とても住みやすい街だと思います。そして、職場の方々と仕事をする中で感じるのですが、人柄が良く、丁度良い距離感で接することができる点も自分には合っています。これからも仕事だけでなく、プライベートも充実した時間を過ごしたいですね。
