株式会社合食
神戸水産部 水産事業部第一グループ
T.C さん (25歳・写真左)
岡山県出身。2019年に入社。マレーシア留学後、「商社・食品」を切り口に就職活動を行いました。
神戸水産部 水産事業部第二グループ
K.Y さん(23歳・写真右)
大阪府出身。2019年に入社。就職を機に、釣りを始めました。社内の「釣り部」に参加することも。
どんな会社ですか?
1948年創業の株式会社合食。「水産事業」「食品事業」「物流事業」の3つの事業分野を展開する会社です。
水産事業では、魚種に精通した社員が、自ら海外産地や工場へ赴き、高品質で安定的な原料を調達。国内シェアNo.1を誇る中国産ボイルあさりや、カナダ産ズワイガニ、ロシア産スルメイカなどを、食品メーカー向けに販売しています。
食品事業では、国内の自社工場において製造した鮭フレークやイカの加工品などを販売。また海外の協力工場において、スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けにフライや煮魚といった水産惣菜も製造しています。
日本国内においては、魚離れが叫ばれる一方で、欧米や中国では魚の消費量が大幅に増加。水産資源の需給がひっ迫しています。水産資源を取り巻く環境が大きく変化する中、合食は新たな視点も取り入れつつ、事業に取り組んでいます。
どんな仕事ですか?
T.Cさん:私は、中(なか)食と外食向けの水産加工品を販売しています。中食とは、スーパーマーケットで販売されるお惣菜のことです。たとえば、白身魚やアジのフライは、海外にある協力工場で加工を行っています。魚に衣をまぶした状態まで仕上げ、冷凍の状態で輸入しています。また外食については、イカを切り身の状態に加工して輸入。居酒屋などへ提供しています。エリアは関西地方を担当しています。
K.Yさん:私は、海外の協力工場で製造したイカやワカメの乾物を、小売店やお土産店などへ卸しています。たとえばサキイカは10kg単位で販売を行い、お土産店で小分けにして店頭へと並びます。また、商社として海外から輸入したドライフルーツなどの販売も行っています。エリアは、山陰地方を担当しています。
会社の雰囲気は、どんな感じ?
T.Cさん:気さくで話しかけやすい人が多いです。配属直後は、先輩に同席して仕事を覚えていきます。商談中にわからないことを書き留めていくと、ノートが真っ黒に。「何を聞いたら良いか」もわからない状態でしたが、丁寧に質問に答えてもらうことを繰り返していき、仕事を覚えました。
また、あるお客様の店舗で商品の売れ行きが想像以上に好調で、仕入れが間に合わず、欠品させてしまったことがあります。上司と一緒にお詫びに行った帰り道に、「申し訳なかったね。今回の欠品はあなた個人のせいではありません。組織としてミスを繰り返さないようにしましょう」と、原因を一緒に考えていただいたことがありました。その時、営業部の一員として自分を見てもらっているように感じたのです。もう迷惑をかけるまい、と心に決めました。
K.Y さん:僕も、困った時やわからないことがある時、先輩に何度も助けてもらいました。とても明るく、社員同士も仲が良いので、働きやすい環境だと思います
どんな時にやりがいを感じましたか?
T.Cさん:お客様のニーズに応えて商品提案をできた時は嬉しいですね。
あるスーパーマーケットで新たな商品を取り扱っていただいた時のことです。提案中からお客様の反応が良く、店頭に並び始めてからも、好調な売れ行きでした。そして、お客様から長文のメールが届いたのです。「販売好調です。どうもありがとうございます」という書き出しとともに、購入してくださる客層などが詳しく書かれていました。
K.Yさん:提案した商品が採用され、お客様の手に届いた時が嬉しいです。ある時、小売店へデーツ(ナツメヤシの実)を提案しました。スーパーフードとして注目を集める食材ですが、まだまだ知られておらず、「どのように売ったらよいかわからない」という声をいただきました。そこで、食べ方をお伝えした上でパッケージングについても提案を行い、採用されたんです。
どんな人が合っていますか?
K.Yさん:食に対する興味をどんどん深めていける人です。私はこの仕事に就いてから、変わったことがあります。仕事帰りにスーパーで買い物をしながら、「食品の包装はこうしたらいいのか」と、リサーチしている自分がいます。好きを仕事にすることで、より興味を深めていけるようになりました。
T.Cさん:私もよく食品表示を眺めています(笑)。私は、会社の資格取得支援制度を利用して、食品表示検定を取得しました。現在は惣菜管理士3級の取得を目指しています。水産に関する知識も奥が深く、まだまだ勉強の日々です。
うちの会社のここがいい!
- 若手も大きな仕事を任され、挑戦できる社風
- なんでも質問しやすい環境
- 女性が多く、働きやすい職場
- 幅広い食材ラインナップがあり、自分が扱いたい商品の販売も可能
とある1日
8:30 | 出勤。全体朝礼を行います。 |
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9:00 | 社内のテストキッチンでサンプルを調理。 |
10:00 | サンプルを持って、社用車でお客様訪問。 |
12:00 | 外出先で昼食。 |
14:00 | 帰社。不在中にかかってきた電話やメール対応をします。 |
16:00 | 海外の協力工場への発注に向けて、製品在庫を確認。欠品がないように! |
18:00 | 退社。 |
8:30 | 出勤。全体朝礼を行います。 |
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8:45 | 得意先へ提案するため、見積を作成し、サンプルの準備をします。 |
12:00 | お昼ご飯。近場で外食することが多いです。 |
13:00 | 社用車でお客様訪問。来季に向けた提案を行います。 |
17:00 | 帰社。メールチェックを行います。 |
17:30 | 退社。 |
※インタビュー内容は、2021年取材当時のものです。
- 業種
- 水産流通事業・海外事業・食品製造事業・物流事業
- 事業内容
- 「水産・農産原料及び食品のトレーディング」「輸出専門商社」「加工食品の製造・販売」「三温度帯での保管」の4つの事業を軸として、調達から企画、製造、販売までを一貫して手掛けています。“原料事情に精通したグローバルな調達力”と” 日本の食文化に根ざした魚を美味しく加工する技術力” のそれぞれが相乗効果をもたらし、世界中に新たな食の提案を行っています。
- 本社住所
- 〒652-0844 神戸市兵庫区中之島1丁目1番1号
- 従業員数
- 604名(2023年4月現在)
- 年間休日日数
- 120日
- 平均有給休暇取得日数
- 12日
- 社内各種制度
(教育、休暇等制度) -
・クラブ活動:部門を超えたコミュニケーションの活性化
・リフレッシュ休暇:年に一度、5日以上の連続休暇取得(有給休暇の取得推奨)
・資格取得奨励金:国家資格の取得や語学力の強化
- 採用選考の流れ
- 説明会に参加→履歴書等必要書類を送付→一次面接→適性検査→二次面接→内々定
※選考プロセスは変更となる可能性があります。