株式会社後藤回漕店
営業部営業課
K.Yさん(24歳・写真左)
奈良県出身。2018年4月に入社。幅広い商品を取り扱える海外貿易の仕事に惹かれ、物流業に絞って就職活動をしました。
営業部営業課
K.Aさん(30歳・写真右)
西宮市出身。2017年4月に入社。小学校から大学まで野球一筋。現在は会社の野球部に所属し、毎週土曜日は練習に励んでいます。
どんな会社ですか?
神戸で創業140年以上の歴史を持つ国際総合物流業の会社です。お客様の貨物の引き取りから、届け先での設置までを一貫して行います。パートナー企業とともに、東南アジアを中心とする約70の拠点でグローバルに輸出入を展開しています。
取引のある企業は、ナショナルブランドのメーカーを含め約1100社ほど。取り扱う商品はマスクや除菌シートなどの小物から、プラント建設に用いる重量物まで多岐にわたります。商社と連携して日本政府のODA(政府開発援助)における輸送パートを担うことも。
また、新卒採用にも力を入れており、毎年15名前後を積極的に採用しています。後藤回漕店という歴史を感じさせる社名ながら、若手社員が海外赴任や国内の大きなプロジェクトチームに携わるチャンスもあるんですよ。
どんな仕事ですか?
K.Aさん:私の主な仕事は、物流のコーディネートです。見積書を作成して、船やトラックで輸送するスケジュールを組み立て、お客様の商品が無事に納品できるよう手配を行います。扱う商品は幅広く、約15社の取引先を担当しています。
国内輸送を手がけることもありますが、中心となるのは輸出入です。輸出入を行う際に欠かせない通関業務を行う社内の通関部。商品の輸送を依頼する輸送会社。それから荷物を保管する倉庫会社。そういった連携の上で、お客様が希望する納期通りに商品を届けられるよう、手配業務に取り組みます。
K.Yさん:私は物流の営業を中心に担当しています。新規の取引について問い合わせをいただくと、まずは打ち合わせを行います。その上で見積書を作成して取引が始まります。
私もナショナルブランドの電機メーカーや素材メーカーをはじめ、15社ほどの取引先を担当しています。この仕事の大切な点は、なんといってもスケジュール管理!納品に遅延が生じると、お客様の工場の製造ラインに影響を及ぼす可能性もあるからです。
会社の雰囲気は、どんな感じ?
K.Aさん:私は小学校からずっと野球に打ち込んできました。就職活動を迎え、「野球も仕事も頑張れる会社に勤めたい」と考えました。そんな時、後藤回漕店に就職した大学野球部の先輩と話したんです。
「人間関係の良さそうな職場だな」という第一印象を持ちましたね。
社内には野球経験があってがっしりとした体格の人が多いんですが、体育会系と聞いてイメージするような上下関係の厳しさはありませんでしたね。むしろ先輩が親身になって話を聞いてくれたかと思えば、僕が先輩に突っ込む場面もある(笑)。和気あいあいとして、居心地の良い職場です。
K.Yさん:私が所属する大阪事業所は、社内でも特に20代が多い職場です。わからないことを質問しやすい雰囲気ですね。入社後の2年間で着実に仕事への理解を深めていき、3年目には新入社員に仕事を教えることで、知識が身についていきます。週に1度の「通関士研修」によるサポート制度もあります。
とにかく人の良い会社だな…と日々実感しますね!私が入社を決めたきっかけは、就職活動中の出来事にありました。会社説明会へ向かう途中で、人身事故が起きたんですね。やっと会社に到着したのは、説明会終盤。そこで人事担当の方が、私一人のために一から会社紹介をしてくれたんです。後藤回漕店の魅力は人。その点は、入社後も変わりません。
どんな時にやりがいを感じましたか?
K.Aさん:なんといっても、お客様の商品を無事に納品できた時ですね!それまでには、さまざまな工程があります。お客様と打ち合わせて、見積書を作成して、輸送する船の手配を行って、通関の手続きをして・・・その集大成が納品なんです。
また、取り扱う品目が幅広いこともモチベーションにつながります。たとえば、自動車部品とおしぼりでは、輸送上の注意点も変わりますから。飽きずに毎回ほどよい緊張感を持って仕事にのぞむことができます。
K.Yさん:コロナ禍で、マスクの安定供給に努めた時です。私が担当する商品の一つにマスクがあります。毎年冬に向けて輸入量が増え、繁忙期を迎える季節商品です。それに加えて、2020年は新型コロナウイルスの影響でマスクがかつてない品薄状態に陥りました。
日本全国どこを探してもマスクが足りない状況にあって、物流会社が感染防止に貢献できることを考えたんです。それは忙しい状況にあっても、ミスが起きないように普段以上に気を配ることでした。
どんな人が合っていますか?
K.Aさん:わからない時に「ヘルプ!」と言える人ですね。僕は入社当時、物流に関する知識を全く持っていませんでした。最初に配属された六甲アイランドの自社倉庫では、一つひとつ質問をしながら、仕事を覚えていきました。これから入社する人も、気軽に相談してくださいね。
それから、語学についてです。輸出入に関する書類の多くは英語で書かれています。英語が得意な人は活用する機会に恵まれているし、知識のない人も実務を通して覚えていけるので大丈夫ですよ。
K.Yさん:はじめは1枚の書類作成にも時間がかかりますが、根気強く仕事を覚えていきましょう。1つの大きな案件に何ヶ月もかけてじっくり取り組むというよりは、複数の業務を効率よく進める仕事です。だんだんとポイントを掴んでいくことで、スピードも正確さも身についていきます。
うちの会社のここがいい!
- 時代に合わせて変化していく柔軟さも持ち合わせた会社です。
- 社員同士の距離が近く、アットホームな会社。なんといっても人がいいです!
- みんなで仕事をフォローし合える体制が整っているので、有給が取りやすいです。
- 手を挙げる人は、入社1年目から大きなプロジェクトに関わるチャンスのある会社です。
とある1日
8:30 | 出社 |
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8:45 | パソコンを開くと、東南アジアやEUから夜間に届いたメールが。 とりいそぎ対応が必要なものはないか、チェックします。 |
9:00 | 順番にメール対応。添付された書類を元に、納期に合わせた物流を手配します。 |
12:00 | お昼ごはんです。12時になるたび「中華街が近くてよかった!」と思います。 |
13:00 | 見積依頼をいただいた新規のお客様を訪問。梱包や納期について打ち合わせます。 |
16:00 | 帰社。お客様との打ち合わせを元に、見積書を作成します。 |
19:00 | 退社 |
8:45 | 出社 |
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9:00 | まずはメールチェック。メールは世界中から届きます。 |
9:30 | 物流手配のために、船会社へ問い合わせていると、あっという間に12時! |
12:00 | お昼ごはんは、お弁当が基本です。ときどき事業所のみんなと食べに行くことも。 |
13:00 | お客様から船荷証券を受け取り、船会社へ届けます。 |
16:00 | 帰社。見積書を作成します。 |
18:00 | 退社 |
※インタビュー内容は、2021年取材当時のものです。
- 株式会社後藤回漕店
- https://www.kaisoten.co.jp/
- 業種
- 国際総合物流業
- 事業内容
- 港湾運送事業、通関業、倉庫業、国際複合一貫輸送業、貨物利用運送事業ほか
- 本社住所
- 〒650-0024 神戸市中央区海岸通3丁目2番1号
- 従業員数
- 350名(2024年5月現在)
- 年間休日日数
- 123日
- 平均有給休暇取得日数
- 10.2日
- 社内各種制度
(教育、休暇等制度) - 各種保険完備、社内クラブ活動、契約保養施設あり、退職金制度、永年勤続者表彰、確定拠出年金制度、財形貯蓄制度、教育制度、各種研修(通関士研修、語学研修)
- 採用選考の流れ
- リクナビよりエントリー→会社説明会に参加→書類選考→Webテスト→面接(2〜3回)→内定
※選考プロセスは変更となる可能性があります。