富永貿易株式会社
西日本営業部
水野 樹さん(28歳・写真左)
高砂市出身。工学系の大学院を卒業後、2017年に入社。イチオシの商品は、素滴しぼり。休日は、会社の仲間との社会人野球でピッチャーを務めています。
西日本営業部
工藤 七海さん(23歳・写真右)
神戸市出身。2020年に入社。入社のきっかけとなった商品は、国産しょうがのジンジャエール。休日は、近所に住む会社の同期と出かけることも。
どんな会社ですか?
1923年、兵庫県産の農産物の輸出業から始まった富永貿易株式会社。「食」分野において、時代に合わせた事業を行ってきました。創業100周年を目前に控える現在は、「ファブレスメーカー」「商社」「OEM」の3本柱を展開しています。
ファブレスメーカーとは、自社工場を構えないメーカーのことを指します。富永貿易では、全国の協力会社に製造を委託して、「神戸居留地」をはじめとする自社ブランド製品を展開しています。
商社としては、アーマッドティーブランドの紅茶、ガルシアブランドのオリーブオイル、マヌカヘルス社のマヌカハニーなどの輸入販売を展開。国内メーカー向けに原料ナッツの輸入なども行っています。
どんな仕事ですか?
水野さん:私は、西日本営業部に所属しています。担当エリアは、東海3県(愛知・岐阜・三重県)です。1週間のうち、2〜3日出張して、スーパーマーケットやディスカウントストアへの営業を行っています。
良い商品を手ごろな価格で届けるため、当社は宣伝広告を行っていません。「富永貿易」という社名を初めて聞いた方も多いでしょう。しかし、商品を手に取ったことはあるかもしれませんね。飲料からパスタ、缶詰など合計1,000種類近くもの商品を扱っているんですよ。
中でも、私のイチオシは果汁100% チューハイ「素滴しぼり」です。缶チューハイとしてはやや高級路線ですが、果物の味わいを満喫できます。2020年はコロナ禍により、“ 家飲み” が増えた年でした。そこで、「ちょっとリッチなおうち時間を提供しませんか」とお客様へ提案を行いました。あわせて、おつまみとなる缶詰も販路を開拓。このように営業の仕事は、求められている商品をいちはやく届けることにあります。
工藤さん:富永貿易へ総合職で入社した場合、最初の配属は基本的に営業部となります。2020年入社の私は、4月から6月にかけて在宅勤務を経験しました。オンラインで各部署の先輩から講義を受けたのち、8月から京都府、滋賀県の営業を一人で担当しています。
企画書と見積書を作成して、店舗のバイヤー様を訪問。商品提案を行いましたが、はじめは不採用の連続。すぐさま先輩に相談をしました。すると、商品のPR ばかりで、お客様が食べるシーンを想像できていないことに気づきました。
立地や利用する年齢層に合わせて各店舗に合った提案を行うことで、成約が増えていきました。11名の同期の中で、2番目の売上げを達成することができたんです。
会社の雰囲気は、どんな感じ?
工藤さん:アットホームな会社だと思います。営業部はフリーアドレス制なので、担当エリアが異なる先輩にも相談しやすいです。約70人が所属する本社では、社長や役員もふくめて全社員がワンフロアで働いています。そのため、いろいろな部署とコミュニケーションがとりやすく、わからないこともすぐ解決できます。業務を一人で抱え込んで、残業するといったことはありません。
また、入社1年目からチャレンジできる会社です。私は、新商品開発プロジェクトの一員としても活動しています。営業を通じていただいた声を商品開発に活かしたいです。
水野さん:144名の全社員のうち、約半数が営業職です。営業といっても様々なスタイルがあると思いますが、富永貿易は年齢を問わずおだやかな人が多いですね。そのため、コミュニケーションが取りやすいです。
どんな時にやりがいを感じましたか?
水野さん:仮説をもとに提案を行い、商品が採用された時ですね。営業=商談をイメージされることも多いのですが、成約に向けては企画がとても重要なのです。「バイヤーさんは店舗経営にどんな課題を抱えていて、その解決方法はなんだろう?」「店舗を利用するお客さんが、どうしたら喜んでくれるだろう」。私は仮説を立て、企画を練る時間が好きですね。
工藤さん:友だちや家族に「美味しかった」と言ってもらえることです。私が富永貿易で働くきっかけは、母とスーパーへ買い物に出かけた時、「国産しょうがのジンジャエール」を手に取ったことでした。周りの人に喜んでもらえる仕事がしたいと思ったのです。就職してからも、友だちがInstagram で自社商品を「美味しい」と投稿しているのを見かけたり、紅茶を飲まなかった祖母が「アーマッドティーだけは飲めるのよ」と言ってくれます。そういったことが、私の誇りです。
どんな人が合っていますか?
水野:どんな商品を、どのように提案するのか。自由度が高い営業だと思います。取り扱う商品が豊富なため、幅広い提案が行えるんですね。また、「ここ一番」という大事な商談に向けて、協力工場に開発段階のサンプル品を特別に用意してもらい、商談に臨んだこともあります。柔軟な発想を持って、前向きに取り組める人が合っていると思います。
工藤:スケジュールの立て方も含め、1年目から裁量が大きい職場です。挑戦したい人には、やりがいが感じられると思います!
うちの会社のここがいい!
- アットホームな雰囲気で、部署間の風通しも良い
- 若手社員の裁量が大きい
- とにかく挑戦できる
- 営業職が商品開発にも取り組んでいける
- 残業が少ないなど、メリハリのある働き方がしやすい
とある1日
8:45 | 出勤。メールチェックと他の営業職の日報確認を済ませます。 |
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9:00 | 前日に用意したサンプル品を確認して、社用車で出張へ。 |
12:00 | 現地で昼食を取り、午後からの商談の準備。 |
13:00 | 社用車で3件訪問。 |
18:00 | 退勤。明日の商談に備えます。 |
8:40 | 出勤。現在は、時差通勤や週3日の在宅勤務も行われています。 |
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9:00 | メールチェック、課内の会議。午後からの商談の準備(提案書・見積書作成) |
12:00 | お昼ご飯。お弁当屋さんで買うことが多いです。 |
13:00 | 社用車で1〜2件訪問。 |
18:00 | 帰社。日報を記入して退社。 |
※インタビュー内容は、2021年取材当時のものです。
- 富永貿易株式会社
- https://www.tominaga.co.jp/
- 業種
- 輸出入および卸売業(食品)
- 事業内容
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間もなく創業100周年を迎える「食」の専門商社
・メーカー事業(オリジナル飲料や食品の企画販売)
・商社事業(グロッサリー等の輸入販売、国内外へ原料や製品を供給)
・OEM事業(PB商品の開発をサポート)
- 本社住所
- 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通5-1-21
- 従業員数
- 142名(2023年4月現在)
- 年間休日日数
- 120日
- 平均有給休暇取得日数
- 15日
- 社内各種制度
(教育、休暇等制度) -
・家賃補助
・自己啓発補助
・在宅勤務制度
・禁煙報奨金
・社員旅行(2年に1回海外)
・連続休暇取得推奨:有給休暇取得率80.3%(2019年度)
・育休復帰後の短時間勤務可能期間:小学校就学まで - 採用選考の流れ
- マイナビよりエントリー→会社説明会→エントリーシート他書類選考→面接(複数回)・適性検査→内々定
※選考プロセスは変更となる可能性があります。