在職中の方
「多様な働き方」でライフステージに応じた働き方を選ぶ
多様な働き方って何?
育児や介護のために退職してから時間が経っている、働いた経験が少ない、仕事と家庭の両立が不安、新しい分野の仕事に挑戦したい、退職したけれど仕事を続けたい…、そんなお悩みはありませんか?
例えば、時間や場所にとらわれず、興味のある仕事・できそうな仕事を選べる「働き方」があったらどうでしょうか?
神戸市は、働くことを希望する人すべての人が、さまざまなライフイベントによって「働くこと」を諦めることなく、それぞれのライフステージに合った働き方を自由に選び、能力を発揮できる環境づくりを目指しています。
その取り組みのひとつとして、神戸市は、ライフステージに応じてひとりひとりが働き方を選べる「多様な働き方」を提唱しています。 このページでは、「多様な働き方」のひとつである、「在宅ワーク」をご紹介します。
在宅ワーク
通勤を必要としない「在宅ワーク」の代表的なものが、「テレワーク」と「クラウドソーシング」です。
ここでは、テレワークとクラウドソーシングについて、簡単にご紹介します。
テレワークとは
自宅や外出先など会社以外の場所で仕事をすることを「テレワーク」と呼び、大きく分けて「雇用型テレワーク」と「自営型テレワーク」の2種類があります。
雇用型テレワークとは、企業に勤務する人(雇用されている人)が、オフィス以外の場所で仕事をする働き方を指します。自宅で作業を行う場合や、外出先や移動中に作業を行う場合などがあります。
自営型テレワークとは、企業に属さずに、小規模事業者や個人が、個人事業主としてクライアントから仕事を受注する働き方のことを指します。自営型テレワークでは、個人事業主として、仕事を受注するためのスキルがあることやクライアントに対して営業活動を行うことが前提となります。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、「不特定の人(crowd=群衆)に業務委託(sourcing)する」という意味の造語で、専用のインターネットサイト(クラウドソーシングサイト)を通じて、仕事を発注する側(クライアント)と仕事を受注する側(クラウドワーカー)が仕事の受発注を行う仕組みです。自営型テレワークとの大きな違いは、両者がクラウドソーシングサイトを経由している点です。受注者はサイトを利用することで、基本的に営業の必要がなく、特定のスキルがなくても「自分ができること」の範囲で、仕事を選ぶことができます。
「クラウドソーシング」という働き方
クラウドソーシングの特徴
この項目では、「在宅ワーク」のうち、企業で勤務しておらず、在宅ワークの経験が少ない個人でも始めやすい「クラウドソーシング」について、ご紹介します。
クラウドソーシングの仕組み
クラウドソーシングでは、仕事を発注する側(クライアント)と仕事を受注する側(クラウドワーカー)が専用のインターネットサイト(クラウドソーシングサイト)を通じて、仕事の受発注を行います。 仕事を発注する「クライアント」は主に一般企業であり、クラウドワーカーに依頼したい業務をクラウドソーシングサイト上で公募します。クラウドワーカーは仕事内容や納期、要求レベルなどの条件をサイトで確認した後に、自分が受注したい仕事に応募します。
クラウドソーシングサイト:クライアントとクラウドワーカーのマッチングサイト
クラウドソーシング事業者:クラウドソーシングサイトを運営する事業者
クライアント:クラウドソーシングで仕事を発注する企業や個人
クラウドワーカー:クラウドソーシングで仕事を受注する個人
クラウドソーシングの特徴
個人で仕事を請け負う場合、仕事を発注してくれる企業や個人と会って営業活動を行うことが一般的です。また、仕事を請け負う場合でも、契約の条件や納品方法、報酬の受け取りなど、発注者との個別の交渉が必要です。
一方で、クラウドソーシングにはこうした諸々の手続きが不要です。
クラウドソーシングの大きな特徴として、次の2点が挙げられます。
- 条件が合えば、これまで接点のなかった人や企業などのさまざまなクライアントから、
個人が仕事を得ることができること - 契約から仕事の実施、納品、報酬の支払いまで全てがクラウドソーシングサイト上で行われること
つまり、クラウドソーシングでは、インターネットに接続できる環境さえあれば、クラウドソーシングサイト上に掲載されている多くの仕事の中から、自分の興味や都合に合う仕事を探すことができ、時間や場所を選ばずに仕事ができるのです。また、全ての手続きがクラウドソーシングサイト上で行われるので、スムーズに仕事を受けることができます。
クラウドソーシングにおける受注〜業務終了までの流れ
クラウドソーシングサイトに登録します。サイトによって異なりますが、登録時には「氏名」「性別」「住所」「メールアドレス」を入力する場合が多いです。
クラウドソーシングサイトには、さまざまな種類の仕事(案件)が掲載されています。自分に合った仕事を探してみましょう。
「応募する理由」「いつまでに(期限)、どれくらい(量)できそうか」「どの程度の時間を仕事にあてられるか(稼働時間)」などをメッセージに記入し、クライアントからの返事を待ちます。
提示された仕事の内容やクライアントの返事に問題が無ければ、契約します。不明な点や疑問に思う点があったら、契約前にクライアントに確認しましょう。
クライアントがクラウドソーシング事業者に仮払いを行います。仮払いとは、「契約同意後、クライアントが仕事を発注する前に先に報酬をクラウドソーシング事業者に支払うシステム」です。(クライアントが支払った報酬は、納品後、クラウドソーシング事業者からクラウドワーカーに支払われます。)仮払いが完了すれば、契約が確定し、仕事を始めることができます。
クライアントと約束した納期までに完了するよう、仕事に取り組みます。分からないことがある場合には、クライアントにメッセージを送って確認しましょう。
クライアントから指定された方法で納品します。
クライアントが納品物をチェックします。
納品物に問題が無ければ、契約時にクライアントと合意して決めた報酬が確定します。報酬が確定した後は、それぞれのクラウドソーシングサイトの支払日に、クラウドワーカーが指定した口座へ報酬が振り込まれます。(※ クラウドソーシングサイトによっては、システム利用料金が発生するため、クライアントの報酬額からシステム利用料金を差し引いた額が支払われます。)
クライアントから仕事の評価があり、自身もクライアントの評価を行うことができます。クライアントが「納品物のクオリティ」や「スケジュールを守ってくれたか」などを評価します。クライアントから良い評価をもらえると次の仕事を受注しやすくなります。クラウドワーカーはクライアントの「依頼のわかりやすさ」「コミュニケーションの円滑さ」などを評価します。お互いに評価をして、仕事が完了となります。(※評価の有無や項目はクラウドソーシングサイトによって異なります)
クラウドソーシングの始め方
クラウドソーシングの仕事
クラウドソーシングサイトには、数百種類以上の仕事が毎日数千件以上、掲載されています。これらの仕事は、スキルがなくても挑戦できるものから、プロのフリーランスが受注する難易度の高いものまでさまざまです。
まずは自分が取り組めそうなものから挑戦し、慣れてきたら受ける仕事のレベルを上げていくことも可能です。
次の表は、クラウドソーシングでできる代表的な仕事例です。
仕事の種類 | 仕事内容 | 必要なもの | 仕事の例 | 仕事のコツ |
---|---|---|---|---|
全業種共通 | クラウドソーシングでの業務 | インターネット メールアドレス 銀行口座 |
||
アンケート回答 | 商品やサービスを利用した感想や意見について回答します(選択式・記述式)。 | パソコンまたはスマートフォン | 商品に関する簡単なアンケートに答えてください! | スマートフォンでもできるものが多いので、空き時間などを活用して効率よく回答しましょう。 |
データ入力・情報収集 | 大量にあるデータを整理したり、情報を検索して入力する仕事です。 | パソコン Excel等 |
公開されている会社の情報(社長名・住所・資本金・事業内容)を調べてまとめるお仕事です。 | 作業効率を上げることがポイント。量が多く継続的にできそうな案件を選びましょう。 |
テープ起こし・ 文字起こし |
インタビューや書籍の文字を文字データに起こす仕事です。 | パソコン Word等 |
インタビュー(約120分)の文字起こしをお願いします! | タイピングスピードが最重要。早く正確に書ける練習をしましょう。 |
事務アシスタント | 経理・秘書・カスタマーサポートなどの会社内業務を在宅で受ける仕事です。 | パソコン Word・Excel等 |
在宅・メールベースでカスタマサポートを担当してくれる方を募集します。 | クライアントの社内業務に近い仕事です。素早い返信、きめ細かな報告が重要です。 |
ライティング | インターネット上で掲載される記事を執筆する仕事です。 | パソコン (スマートフォン) Word等 |
本の紹介コラムの制作(1000文字以上)をお願いします。 | レギュレーション(執筆ルール)をしっかり守って、オリジナルの文章を作ることを心がけましょう。 |
翻訳 | 提案書、メール、WEBサイトの文章を外国語訳または日本語訳する仕事です。 | パソコン | メールのやりとり・翻訳のお仕事をして頂ける方を募集します! | 文の正確さが強く求められます。 |
画像加工 | 画像編集ソフトを使い画像を切り抜いたり、色や背景を変更したりする仕事です。 | パソコン Photoshop |
ECサイト用の画像加工(切り抜き、背景白抜き)をお願いします。 | Photoshopを使える必要があります。基本的な画像加工スキルがまず必要です。 |
動画制作 | 主にインターネット上で公開される動画の編集を行います。 | パソコン 動画編集ソフト |
SNSに掲載する動画広告の編集(30秒)をお願い致します。素材と構成はお渡しします。 | まずは1分以内の短い動画制作からスタートしましょう |
ロゴ・イラスト作成 | ロゴやイラスト、バナーなどを制作するお仕事です。 | パソコン Illustrator |
商品のプロモーション用ウェブ広告バナーの作成です。 | 継続クライアントがいないうちは誰でも参加できるとコンペ形式から実績を積むとよいでしょう。 |
印刷物DTPデザイン | チラシやパンフレット、ポスターなどを制作する仕事です。 | パソコン Photoshop Illustrator |
イベントのチラシを作成してください。A4片面・カラー | クライアントに自分が過去に制作した作品を見せられるようにしておきましょう。 |
ホームページ作成・ WEBデザイン |
ホームページやランディングページを制作する仕事です。CSSやHTMLを使いコーディングも行います。 | パソコン Photoshop Illustrator |
商品宣伝用のランディングページを作成してください。 | デザインとコーディング両方ができると多くのクライアントから受注しやすくなります。 |
システム開発 | クライアントの業務に必要なシステムの構築を行います。 | パソコン 開発エディタツール テストツール |
オンラインショッピングサービスの顧客管理システムの開発をお願いします。 | 技術は常に変化していくため、新しい技術・言語が必要とされる案件にも挑戦しましょう。 |
アプリ開発 | スマートフォン用のアプリの開発を行います。 | パソコン 開発エディタツール テストツール |
電子問診票等のアプリの開発をお願いします。 | 人気のUXデザインなどを参考にしましょう。 |
クラウドソーシングを始めるときに気をつけるポイント
ここでは、クラウドソーシングで安心して仕事をするために、気をつけるポイントについて代表的な例をご紹介します。
クラウドソーシングサイトで仕事を探すときに、クライアントの「発注実績」や「クラウドワーカーからの評価」などがあれば、クライアントを選ぶ時の参考になります。(※評価の掲載の有無はサイトによって異なります)
過去に多くの仕事を発注しているクライアントは、クラウドワーカーとのやり取りに慣れていることが多く、納期が適正だったり、納品物の指定が明確であったりなど安心して仕事ができる可能性が高いと言えます。さらに、他のクラウドワーカーからの評価コメントに「丁寧に教えてくれた」、「マニュアルがあって分かりやすかった」などがあれば、より安心して仕事を受けられるでしょう。
できるだけ、仕事内容が詳細に記載されている仕事を選びましょう。納品物や納期、依頼内容に関することで疑問や不明な点があれば、出来る限り契約する前にクライアントにしっかりと確認して、明確にしておくことが重要です。
疑問点をきちんと確認せず、納品後に「クライアントが求めているものと全然違った!」ということが起こると、納品したものを修正しなければなりません。修正にかかる作業時間は報酬には反映されないため、結果として無駄な作業を産んでしまいます。
クライアントから仮払いがされて初めて、契約が確定します。逆に仮払い前に仕事を始めても、「仕事の発注がされず、報酬が支払われない」というトラブルが発生する恐れがあります。そのため、クライアントから「仮払い」がされたのを確認してから仕事に着手しましょう。
クラウドソーシングのFAQ
受注について
A:始められます。まずは無理なくできそうな仕事から始めて、実績を積みましょう。実績を積んでいくと、仕事の単価が上がったり、クライアントからの受注が増えたりすることが期待できます。
A:「初心者におすすめ」と書いてある仕事や、発注実績の多いクライアントの仕事を選ぶとよいでしょう。クラウドソーシングサイトによっては、仕事詳細ページでクライアントの過去の発注数やクラウドワーカーからの評価を見ることができますので、参考にしましょう。
クライアントについて
A:多くの場合、クラウドソーシングサイトのメッセージ機能を使用して、金額や納期について契約前に条件を交渉することができます(※クラウドソーシングサイトやクライアントの発注形式などによって異なります)。
A:@ 契約前に直接やりとりを要求するクライアント
契約前にクラウドソーシングサイトのメッセージ機能を使用しない直接のやり取りを要求された場合は注意が必要です。クラウドソーシングサイト上でやり取りしている限りは、サイト上にメッセージのやり取りが残るため、トラブルの際はクラウドソーシング事業者が解決のためのサポートを行うことができます。しかし、クラウドソーシングサイトを介さない直接のやり取りが多くなると、クラウドソーシング事業者が全体を把握できないため、トラブル解決のために行えるサポートの範囲が限られます。
A 代金の負担が発生する仕事を発注するクライアント
クラウドワーカーが代金を負担するような要求をしてくるクライアントは注意が必要です(例えば、購入代行、有料会員への登録、ネットワークビジネスへの参加依頼など)。このような仕事の発注は、クラウドソーシングサイトの規約違反に該当する場合が多いです。仕事を受注する前に、クラウドソーシング事業者に相談しましょう。
B 利用用途が不明な個人情報を聞くクライアント
利用用途が不明な個人情報を聞いてくるクライアントにも注意が必要です。なぜその情報が必要なのかを確認の上、クライアントに個人情報を伝える前にクラウドソーシング事業者に相談しましょう。
個人情報の取扱いについて
A:クラウドソーシングサイトに、個人情報の取扱いに関する注意書きが掲載されているかを確認しましょう。
クラウドソーシングサイトには「本人確認を目的としてクラウドソーシングサイトに住所や電話番号などの個人情報を入力することはありますが、それが本人の承諾なく公開されたり、別の用途で使われたりすることはありません。」といった注意書きが掲載されていることが多く、基本的には、クライアントにも個人情報は共有されませんが、疑問点があればクラウドソーシング事業者に確認しましょう。
また、クライアントから個人情報を聞かれた場合には、注意が必要です。なぜ個人情報が必要なのか、業務のために不可欠なものなのかをクライアントに確認の上、そういったケースが適正かクラウドソーシング事業者に相談しましょう。
A:クラウドソーシングサイトによって異なります。一般的には本人確認のため「氏名」「性別」「住所」「メールアドレス」の入力が必要なことが多いようです。
また、銀行口座の登録は、報酬を受け取る際に必要です。クラウドワーカーへの報酬の支払いはクラウドソーシング事業者が行うのが一般的で、クライアントに口座情報が伝わることはありません。
契約に関するトラブルについて
A:基本的に「仮払い」システムがあるため、事前に報酬はクラウドソーシング事業者に支払われます。もし、「納品後にクライアントと連絡が取れなくなってしまった…」などのトラブルが発生した場合には、クラウドソーシング事業者に相談しましょう。
A:指定された納期に間に合わなさそうな場合は、できるだけ早めにクライアントに伝えましょう。早めに伝えれば他のクラウドワーカーを手配するなど、クライアントも対応することができます。
納品物がクライアントの意向と異なる場合などは「修正依頼」を出されることがほとんどです。依頼内容にしたがい、修正しましょう。
最初の契約時と大幅に仕事内容に変更がある場合や、仕事が大量に増えた場合などで困った場合は、クラウドソーシング事業者に相談しましょう。
このように「遅れる場合は早めの連絡」、「修正依頼への対応」を行えば解決できるケースがほとんどです。また、クラウドワーカーが何らかの事情により、納品ができなかった場合は、違約金の支払いではなく、報酬を支払われないのが一般的です。ただ、クライアントに多大な損害を与えるなどの特別な事情がある場合は、クライアントから何らかの請求がある場合もゼロとはいえません。トラブルになりそうな場合は、できるだけ早くクラウドソーシング事業者に相談しましょう。
クラウドワーカーに聞いてみた!
60歳代で活躍中の
クラウドワーカー
PROFILE
Aさん(60歳代・男性)
夫婦二人暮らし。大手電機メーカーで技術マーケティングを担当。退職後は、ファイナンシャルプランナーとクラウドワーカー(主にライティング業務(※注釈1) を行う)として働く。
※注釈1 ライティング業務とは記事作成の仕事のこと。範囲は広範にわたり、難易度もさまざま。
もともと、退職後に立ち上げた自社のロゴ制作のためにクライアント側でクラウドソーシングを利用していました。
会社のサイトをたくさんの人に見てもらう必要性を感じていたときに、SEO対策(※注釈2)という概念を知りました。役に立つ内容が掲載されていたり、最新の情報が定期的に更新されていたりするサイトは、検索の上位に掲載され、たくさんの人の目に触れることができるのです。
そこで、「クラウドワーカーとして記事作成の実績を積めば、自社のサイトに集客できる有効なSEO対策になる記事を書けるようになるのではないか。」と考えました。
※注釈2 SEO対策:検索サイト上で特定のキーワードで検索した際の順位を上位に表示させるための対策
以前、自分が興味のない分野の記事執筆の仕事に応募したときは、文章作成にとても苦労し、失敗したと感じました。
今は健康食品の説明記事を執筆していますが、年齢的にも健康にはとても興味があり、進んで調べて書きたくなります。最初は単価が低かったのですが、半年ほどで当初の1.6倍ほどに単価が上がりました。最初は単価を必要以上に気にせずに、興味がある文章にチャレンジすると継続して実績を積めると思います。
まずは、今のクライアントから継続して仕事を発注してもらうようにしていきたいのと、さらに長文のライティング業務やファイナンシャルプランナーの知識を活かせる仕事にも挑戦していきたいです。長文や専門文章のほうがより文章構成力や豊富な情報量が必要となりますので、ライティングスキルが高められると思っています。そして、ライティングスキルが十分ついたら、自分の会社のサイトに自分が作成した記事を掲載していき、より多くの人に読んでもらえるサイトにしていきたいです。年内に20本くらいは自社サイト向けにも書きたいと思います。
持病と付き合いながら
自分らしい働き方を
PROFILE
Bさん(40代・女性)
週に2日のパートをこなしながら、残りの時間にクラウドソーシング(ライティング業務・アンケート回答業務)を行う。持病があるが、理解のある職場と働く時間や場所に融通のきくクラウドソーシングのおかげで自分らしい働き方ができていると感じている。
当時働いていたパート先を先方の都合で退職となりました。もともと持病があり、季節によって体調を崩しやすいことがあり、条件の合う新しい職場を探すことが難しい状況でした。そんなときに、知り合いから教えてもらったのがクラウドソーシングでした。自分の体調に合わせて働けるのはありがたいと感じ、挑戦してみようと思ったのがきっかけです。その後、新しい職場も見つかったのですが、クラウドソーシングにはスマートフォンでもできるアンケートの仕事もあって通勤時間にこなすことができました。自分の体調や職場環境の変化に合わせて、仕事を調整できるので、とても助かります。
現在介護をしており、長期間の仕事は受けないようにしているのですが、落ち着いたら、長期的に仕事を発注するクライアントと仕事をしてみたいです。長期的な仕事が受注できれば毎回仕事を探す手間が省け、クラウドソーシングでの収入も安定してくると思います。今の職場は私の体調についてもよく理解してくれていますので、職場と在宅ワークをうまく両立できると良いと思っています。
副業からイラストレーターの夢を叶えたクラウドワーカー
PROFILE
Cさん(30代・男性)
フリーデザイナーで3児の父。最近はクラウドソーシングでイラストの仕事を受けながら、地域でデザイン教室や交流会を開催するなど、クラウドソーシングを中心に仕事をしながら、コミュニティ作りを進めている。
独立する前は、もともと印刷業界で働いていました。学生時代は専門学校でイラストの勉強をしていたのですが、当時イラストの仕事だけで働くことは難しく、イラストレーターの道は諦めていました。クラウドソーシングをたまたま知り、副業としてクラウドソーシングで、イラストレーターの仕事に再度挑戦してみることにしました。
まずはコンペ形式で、とにかくたくさん作品を作り、提案しました。「採用されなくても、自分の作品を増やすため!」と考えて続けていました。やっているとだんだん採用されるコツがわかってきます。自分のイラストが認められ、最初に採用されたときは本当に嬉しかったです。コンペで採用されると、継続して仕事を依頼してくれるクライアントも増えてきて、「イラストレーターして独立する」という決心がつきました。フリーランスとして独立するための自信を与えてくれたのが、クラウドソーシングです。
最近力を入れているのが、「クラウドソーシング交流会」や「初心者向けデザイン講座」の開催です。フリーランスは自宅で一人作業をしていることも多くなりますので、相談相手がいなかったり、成長するための方法がわからなかったり…といった問題が起こりがちです。だからこそ、クラウドソーシングについての情報交換や相談ができる地域の仲間は貴重だと思います。将来的にはそのコミュニティでチームを作り、チームで仕事を受注できる仕組み作りがしたいです。一人では受けられないため仕事の依頼を断ることも多いのですが、チームでそれぞれのメンバーの得意なことを集結させれば、より効率よく仕事を受注できると思います。
子育てをしながら
自分のペースで在宅ワーク
PROFILE
Dさん(30代・女性)
2人の子供を育てながら、在宅でクラウドソーシングの仕事を受けている。データ入力などを中心に1日に3〜4時間を仕事、その他の時間を家事や子育てに充てている。
私が仕事を探すときには次のような条件を前提にしています。
・仕事をする時間に制限がない
・終わった分だけ納品できる(納期がない)
・継続的な発注が見込める
子育てをしているので、勤務時間を指定される仕事は難しく、子供が昼寝をしてくれるかどうかで、その日にできる仕事量が変わります。そのため、「100件できたら納品してください」など納期がなく、やった分だけ納品できる仕事であれば、無理なくできます。またデータ入力など事務系の仕事は慣れが重要なので、できるだけ継続して受注できる仕事が良いと思います。
クラウドソーシングであれば、私のような条件を希望しても、仕事の数自体が多いため、条件に合う仕事を見つけることが難しくありません。自分が求める働き方に合った仕事を受注できることがクラウドソーシングの大きなメリットだと思います。
私の場合、妊娠したタイミングでクラウドソーシングに出会い、良いクライアントと出会えたので、無理なく仕事ができています。しかし、周りには「働きたい気持ちはあるけど、どうしたらいいかわからない」、「クラウドソーシングで働く自信がない」といった方がまだまだ多いと感じています。これからは、もっと多くの方にクラウドソーシングに挑戦してもらえるよう、何か自分でもできることがあったらいいなと考えています。
カフェ経営+ITエンジニアを実現
PROFILE
Eさん(30代・男性)
新卒でITベンチャーに入社し、6年間システムエンジニアとして勤務後、ITエンジニアとして独立。夫婦でカフェを経営し、その空き時間を活用しながらクラウドソーシングで受けたシステム開発の仕事に取り組んでいる。
会社員だった頃、いつかはカフェを経営したいと思っていました。クラウドソーシングの存在をインターネットで知り、「これなら会社に属さずに、システム開発を受託して生活できる」と確信し、3年前に独立しました。今は、夢だったカフェ経営を夫婦で実現し、家族で過ごす時間も増えています。クラウドソーシングで受けたシステム開発の仕事に取り組むのは、カフェの空き時間や営業時間後がメインです。
クラウドソーシングサイトに登録した当初は、なかなか仕事が取れないことが多かったです。最初は受注実績が少なかったので、報酬が高い仕事を取ることは、なかなか難しかったです。それでも、焦らず地道に、真摯に仕事に取り組むようにしていました。「仕事を探しては応募する」これを繰り返しているうちに実績を積むことができ、継続的に仕事を発注してくれるクライアントも出てきました。また、新規で応募した仕事の受注率も、自然と上がってきています。最近はクラウドワーカー同士でチームを組み、個人では受けられないような大きな仕事も受注できるようになってきました。