最終更新日:2024年11月8日
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神戸市内の感染症の発生状況を毎週更新しています。
この週報は速報性を重視しているため、患者数は確定した値ではありません。
今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
市内の感染症情報は「神戸市感染症統合情報システム」でも確認いただけます。
定点医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週35人(0.73/定点)から今週45人(0.94/定点)対先週比1.29倍。インフルエンザは、先週48人(1.00/定点)から今週67人(1.40/定点)対先週比1.40倍。インフルエンザによる学級閉鎖は6件対先週比2.00倍。手足口病は先週119人(3.84/定点)から今週92人(2.97/定点)対先週比0.77倍。今週、百日咳の届出が4例あり、今年の累計が33例となり、昨年の累計9例を大きく上回りました。百日咳は、長引く咳や顔を真っ赤にして激しく咳込み、最後にヒューと音を立てて息を吸う咳発作が特徴ですが、ワクチン既接種の小児や成人では典型的な症状が見られない場合も多く、気づかぬうちに周囲に感染を広げてしまうことがあります。普段から「咳エチケット」を心がけ、咳が長引く場合は、マスクを着用し、早めに医療機関を受診しましょう。
参考:厚生労働省ホームページ「咳エチケット」
週報の情報は、すべてPDFファイルで提供しています。
・全国の感染症の発生動向(国立感染症研究所)(外部リンク)
・感染症発生動向調査月報(神戸市)
・感染症発生動向調査事業実施要綱