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「ペットボトル」「容器包装プラスチック」の品質調査結果

最終更新日:2024年11月7日

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品質調査とは

神戸市では、「容器包装リサイクル法」(「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」)に基づき、家庭から排出される「缶・びん・ペットボトル」や「容器包装プラスチック」の分別収集を行っております。

収集した容器包装廃棄物については、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を通じてリサイクル事業者に引き渡し、リサイクルされることになっています。

引き渡す際には、国や同協会が定めた基準にもとづき、リサイクルの支障となる異物や汚れたものなどを取り除くことが求められています。これはリサイクルを効率的に進めるために、資源物としての質が非常に重要であるためです。

そこで、市民のみなさんが分別して出していただいたこれらの資源を適切にリサイクルして行くために市町村とリサイクル事業者との間で情報を共有し、協力を進めるとともに、品質改善の指標とすることを目的として「ペットボトル」と「容器包装プラスチック」について、毎年同協会による品質調査が行われています。

品質調査は定められたガイドラインによって行われ、結果は「A」「B」「D」の3段階で評価されます。

直近の品質調査結果

ペットボトル

年度 総合判定ランク 外観汚れ程度 キャップ付きペットボトルの割合
2023 B A 22.08%
2022 B A 28.37%
2021 B B 24.8%

過去の品質調査結果(2009年度以降)(PDF:271KB)

ペットボトルの場合、品質調査は「汚れ」、「キャップ付きペットボトル」の割合、「異物の混入」割合などを基準に「A」「B」「D」ランクの3段階で評価されます。なお、「汚れ」と「キャップ付きペットボトル」のいずれかの判定が「D」の場合は、他の項目に関わらず総合判定は「D」ランクとなります。

未だ「キャップ付きペットボトル」が排出されています。市民の皆さまにおかれましては、今後もキャップとラベルをペットボトル本体から外し、容器包装プラスチックの指定袋に入れて出していただきますようご協力をお願いします。

ペットボトルのキャップとラベルは「容器包装プラスチック」へ。

容器包装プラスチック

 
年度 収集区 破袋度 容器包装比率 禁忌品
2023 東灘、灘、中央、北 A A(98.24%) A(無)
兵庫、長田、須磨、垂水、西 A A(92.90%) D(有)
2022 東灘、灘、中央、北 A A(98.77%) A(無)
兵庫、長田、須磨、垂水、西 A A(95.66%) D(有)
2021 東灘、灘、中央、北 A A(98.99%) A(無)
兵庫、長田、須磨、垂水、西 A A(93.83%) D(有)

過去の品質調査結果(2011年度以降)(PDF:320KB)

容器包装プラスチックの場合、調査開始以来「破袋度」「容器包装比率」の評価項目について、全て最高の「A」ランクとなっており、分別・排出ルールの定着が着実に進んでいることがうかがわれます。

ポイント

  • 「破袋度」の項目では、選別処理段階で指定袋が破られて中身が分別されているかで判断されます。
  • 「容器包装比率」の項目では、異物がどれだけ除去されているかで判断されます。
  • 「禁忌品」の項目では、感染性のある医療廃棄物や、発火やけがの危険性のあるライター、ガスボンベ、刃物、ガラスの破片等の数で判断されます。

禁忌品混入防止のお願い【動画】(外部リンク)

お問い合わせ先

環境局資源循環課