1.17→(イッテンイチナナカラ)

最終更新日:2024年9月9日

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阪神・淡路大震災から四半世紀以上が経ち、震災を経験していない・記憶がない世代が増えてきました。「1.17→(イッテンイチナナカラ)」とは、阪神・淡路大震災を経験していない学生が、震災を学び、地震対策をジブンゴトとして考え、発信するプロジェクトで、2019年度から3年間実施しました。学生からの発信を通して、同世代だけでなくあらゆる世代の方に、改めて地震との向き合い方について考えてもらえればと思っています。

2021年度の活動

2020年度に引き続き、神戸に住んでいる、もしくは通学している大学生・大学院生から参加学生を募集し、8名の学生とともに活動しました。

「神戸耐震検定」

建物が地震に耐えられるようにする「耐震」や地震対策について、みなさまにより深く知ってもらうために、学生が建築士等の専門家とともに「神戸耐震検定」を作成しました。ぜひ挑戦してみてください。

耐震検定解説冊子

学生の記事

検定問題を作成するにあたり、さまざまな切り口から震災を知り、防災について考えるため、学生が取材を行いました。取材先は、被災者の心に寄り添う取り組みを続けている方、震災の記憶や防災について市民に伝え続けている方、復興後のまちづくりや防災に関わっている方など、阪神・淡路大震災をきっかけにさまざまな活動をされてきたみなさんです。取材を通して感じたことを書いた記事は、noteに投稿しています。ぜひご一読ください。

イベントの開催

2022年1月16日(日曜)、17日(月曜)には、神戸・三宮センター街1丁目にて、「神戸耐震検定」や防災ワークショップ、レスキューロボットの展示などのイベントを開催しました。

バックナンバー

ロゴマーク

イッテンイチナナカラのロゴマークこのロゴマークには次のような意味が込められています。

緑色と黄色の6つの丸は、阪神・淡路大震災以降の震度7の地震を表しています。北から、北海道胆振東部地震、東日本大震災、新潟県中越地震、阪神・淡路大震災、熊本地震(2回)の6つです。6つの丸は、各地震の震源にあわせて配置し、大きさはマグニチュードに比例しています。

このロゴマークを見ると、本当に日本のあちこちで大きな地震が起きており、いつどこで、また地震が起きてもおかしくないということがよくわかります。

このロゴマークは、2019年度の「1.17→」で制作しました。参加学生が案を持ち寄り、その中からプロのデザイナーが選び、ブラッシュアップして完成に至りました。

お問い合わせ先

建築住宅局建築指導部安全対策課