最終更新日:2024年7月30日
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35度超に驚かなくなってしまうほど、常態化している夏の異常高温。
この異常な暑さからの不快感を和らげるためには、気温だけに注視するのではなく、強烈な日射、アスファルトなど路面からの照り返し、湿度などに着目することが大切です。その中で、市街地の緑がつくる木陰は、体感温度の低下や地表面の温度上昇の抑制など、人を暑さから和らげる重要な役割を果たします。この緑の特徴を活かした高温常態化対策が『こうべ木陰プロジェクト』です。
今夏の木陰づくりに挑むため、移植の適期である本年2月から3月にかけて、都心部で特に人通りの多い神戸国際会館前と、今春リニューアル予定の磯上公園へ、先行的に六甲山の木の移植を行います。2024年度からは、先行的に移植した木の生育状況などを確認しながら、移植・新植などの木陰づくりを実施します。
2024年2月~3月|予定箇所|神戸国際会館前、磯上公園都心部にある木を大きく育て、木陰を拡大するため、街路樹の土壌を改良する取組みを進めます。
2024年~|予定箇所|三宮・元町エリアの街路樹
今回の異常高温対策など、緑の果たす役割が高まる中で、市民・企業の皆さまに緑への愛着を持っていただくために、協働で「こうべ木陰プロジェクト」に取組みます。具体的にはクラウドファンディングを実施し、目標を達成することができました。(令和6年4月16日(金曜)~6月28日(金曜))皆さまの温かいご支援ありがとうございました。
「神戸型(モデル)夏の猛暑対策」街に木陰を増やしたい。」(READYFOR)