交通技術採用情報

最終更新日:2024年2月10日

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交通技術

「交通技術」

交通事業では、安全・安心に運行を行うことが最も重要であり、それを継続的に提供していくためには、技術の維持・向上をしていく必要があります。技術やノウハウを習得、蓄積するには、長年にわたり交通事業に携わっていく必要があるため、2024採用から「交通技術」区分を新設しました。交通局の地下鉄システムは、自動運転(ATO)、車両の回生制御、ディジタル無線など最先端の技術で構築されています。これら電気施設や車両等の技術分野で長期的に業務を行い、専門技術を身につけていきます。採用後は、まず約6か月~1年程度、現場の作業や巡視点検等を経験し、その後保守管理や更新工事にかかる設計、契約、工事監督などを行う業務を担っていきます。

地下鉄が発展し、それにより神戸市も活性化する。そして自分自身も成長する。魅力的な職場です。

募集概要

詳細・最新情報は、下記「職員採用HP」をご確認ください。
職員採用HP:https://www.city.kobe.lg.jp/information/shokuinsaiyou/saiyou/exam.html

キャリアイメージ

現場勤務(採用後、約1年程度)

地下鉄の電車や駅施設に電気を供給している受変電設備や安全な運行を守る信号通信設備などの保守・点検・整備を行います。

また、地下鉄車両の日常の点検や、検査等を経験します。

技術部門勤務(現場勤務後)
現場従事経験を活かしながら、電気設備や地下鉄車両関係のセクションに配属され、保守管理や更新工事の設計、契約、工事監督などを行う業務を担っていきます。
■電気設備関係

電気

電気システム課職員(担当)

信号保安設備という列車の安全走行を支える設備の更新工事を担当しています。既存設備の調査、新設備の設計、工事の発注業務、製作機器の仕様打合せ、そして、工事現場の立ち会いといった一連の工程を全て担当しています。工事の安全は勿論のこと、作業によって営業終了から翌日の営業開始までの僅か数時間しか作業時間が無いため、翌日の営業に支障しないよう綿密な計画を立てています。自分が設計に関わった機器を工場で最初に見る時は、なんとも言えない感動があります。形になるまでは図面や仕様書のイメージだけなので、電源が入って動き出した瞬間は、何度経験しても嬉しいですし、モノづくりの醍醐味を感じます。

■地下鉄車両関係

地下鉄車両

地下鉄車両課職員(係長級)

「安全の確保は、輸送の生命である。」と言われるように鉄道事業では、安全の確保を最優先に考えることが必要です。業務上の課題に対して、車両の安全を確保できるか、お客様が安全に利用できるか、作業方法は安全か、という安全意識を念頭に置きながら検討するようにしています。一方で、スピード感やコスト意識を求められることもあるため、それらの要求に対し当事者意識を持ち、バランス感覚を大事にしながら日々業務に取り組んでいます。今後予定されるワンマン運転のために、車両の列車無線装置を更新しています。車両の床下に自身が設計に関わった新たな機器が搭載され、運用されているのを見ると達成感を感じます。また、西神・山手線の各駅にホームドアを順次設置していますが、それに合わせて車両とホームの段差解消工事も行っています。ホームをどのくらい高くして、お客様の多寡などにより変動する車両床面と高さを合わせるかの検討を工事担当部署と行いました。工事が完了し、段差が解消されたホームで乗り降りするたび達成感を覚えます。

 

お問い合わせ先

交通局経営企画課