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最終更新日:2024年9月20日
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今後の交通局を支える交通事業に精通した人材育成のため、「交通事務」を2023採用から新設し、局の根幹となる施策立案や事業計画の策定、乗客数・収益力の向上のための事業運営等に従事する職です。局全体の運営を把握する必要があるため、採用後は一定期間現場勤務を行い、実際のお客様対応の最前線を経験します。なお、地下鉄乗務のため運転研修受講後(乗務可否を調べる適性検査を実施)、高速鉄道運転免許(動力車操縦者運転免許)についても取得し、実際に運転業務を行い、その後助役(自動車部門であれば運行管理者)という乗務員等の現場職員をまとめ、指導・監督する立場を経験します。概ね3年の経験を積んで、採用4年目から本庁部門で現場従事経験を活かしながら、さまざまな業務を担っていきます。
詳細・最新情報は、下記「職員採用HP」をご確認ください。
職員採用HP:https://www.city.kobe.lg.jp/information/shokuinsaiyou/saiyou/exam.html
採用から概ね3年間は、現場勤務を行い、実際のお客様対応や乗務業務、また現場職員をまとめ指導・監督する立場を経験します。
駅係員業務は、駅窓口で各種乗車券類の販売・払い戻し、さまざまな問い合わせへの応対のほか、ホーム監視・駅構内の巡視を行っています。
また、適宜急病人への対応や振替輸送のご案内など臨機応変に対応しています。
お客様の「ありがとう。助かった!」という言葉をいただいた時は、とてもやりがいを感じます。
車掌業務は、地下鉄車両の扉の開け閉め、出発時のホームの安全確認、車内放送や車内の状態を確認しながら、常にお客様に快適にご利用いただくことを意識して乗務しています。
また、地下鉄は、早朝深夜にも運行しているため、健康管理にも充分注意しながら、安全運行に努めています。
地下鉄の運転業務は、何よりもお客様の安全を最優先に運転士としてハンドルを握ることです。
また、定時制と速達性を確保するために定刻通り列車を出発させることも重要な役目です。その中で、ATCによる手動運転時は、乗り心地を考えたブレーキ操作やできるだけ揺れを抑えるような運転技術を習得するために、日々技術を磨きながら運転しています。
乗務助役の業務は、一年中休むことのない地下鉄の運行のために、車両を運転する運転士ならびに車掌の管理を行います。日々の健康管理はもとより、乗務員の適性、知識、技能その他資質の保持および向上に関する業務を担当し、乗務員が安全に運転できるようにサポートします。安全で安心して地下鉄をご利用いただくために厳しい指導も必要ではありますが、安全運行が最大の使命であり、チーム一丸でその使命を全うできるように努めています。
運行管理者の業務は、乗務割の作成、乗務記録の管理、運転士の指導管理、業務前後の点呼による運転士の疲労・健康状態の把握など多岐にわたり、交通事故を防止していく使命と責任が課されています。点呼等を通じて運転士の声に耳を傾け、積極的にコミュニケーションを図り、常に安全安心で風通しの良い職場環境を築けるよう努めています。
地下鉄事業の経理を担当しており、決算見込みの作成や予算管理のほか、交通局仕様の財務会計システムの運用管理を行っています。また、お客様満足度調査を実施し、求められているサービス等を把握し、よりよい事業運営を行っていけるよう、データ分析作業にも力を注いでいます。
毎月の職員の給与・手当の支給にかかる事務を主に担当しています。交通局は特に、多くの職種の方が働き、勤務形態も多々あるため、毎月支給誤りがないよう入念に確認を行っています。また、職員採用や人事異動時にも対象の方が円滑に諸手続きを進められるよう、課内で連携しあい対応することを心がけています。
お客様に快適に市バスや地下鉄を多くご利用いただけるよう、エコファミリー制度等の企画乗車券の運営を行っています。また、利用促進につなげる様々なイベントの企画、それにかかるグッズの作成・販売なども行っています。イベントに参加いただいた方が「また参加したい!」とおっしゃっていただいた時にとてもやりがいを感じます。
市バス・地下鉄の広告媒体や、交通局が保有している資産(駅構内テナント・テナントビル等)の管理運営等にかかる事務を行っています。最近では、神戸市の駅再整備事業の一つとして、駅のリノベーション事業や駅ビル商業施設の運営会社の誘致、選定等の事務を行ってきました。事業者の方々との交渉が多いので、意思疎通を常に大切にしながら業務を行っています。
市バス事業運営にかかるさまざまな契約や経費の支出事務等を行っています。特に気をつけていることは、委託・直営に関わらずすべての路線で、均一にサービスを行えるよう、委託先・営業所と調整を適宜行うことです。バス運転士の乗車サービスのお褒めのお手紙をいただいた時は、自分のことのように嬉しい気持ちになります。
地下鉄の運営全般に関し交通局内をはじめ、他部局、他の鉄道事業者との調整・情報交換などの対外的な業務を行っています。また、事故や異常が発生した場合の取りまとめ、現場のマネジメントに関することなども行い多種多様です。地下鉄開業から40年以上が経過し、安全で安定的な輸送サービスを今後も提供できるように、温故知新の精神で常に挑戦し続けたいと考えています。