区長お散歩日記

最終更新日:2024年4月1日

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区長お散歩日記(2023年3月)

区長百二十歩目(3月31日)

この東灘区役所に、赴任して早くも2年が経ちました。コロナ禍での、ワクチン対応や保健センターのバックアップなどに追われ、1年目は地域活動を中心に思うようになりませんでした。

ただ、2年目には状況の改善とともに、春の「だんじり」を皮切りに、様々な行事がほぼ行われる状況となりました。また、このような中でも各地域の自治会懇談会、婦人会懇談会を開催することが、地域の皆さまのご協力のもと実施できたことに感謝しています。

区制70周年を記念した区内32台の「だんじり」が巡行するパレードも3年越しの延期の中で開催にこぎつけましたことも、東灘だんじり会の皆様の心意気あってのことと感謝いたします。

生まれ育ち暮らす東灘で区長職を無事に終えることができましたのも、区民の皆様の理解と区職員の協力があってこそだと感じています。誠にありがとうございました。

この度定年退職を迎えるにあたり、120歩目でこの連載も終わりとさせていただきます。長らくお付き合いいただきありがとうございました。
だんじり写真

区長百十九歩目(3月30日)

新年度を迎えるにあたり、あいさつ回りをしておりました際に、浜御影地域福祉センターに立ち寄りました。

こちらは、御影南婦人会の皆さんが、デイサービスなど活発に活動されています。活動状況から手狭であり建物が狭隘で、移転先の要望もありましたが、適地も見つからない状況でした。このため、多人数の参加者は2階の広間を使った活動にせざるを得ない状況でした。

この結果、階段の上り下りを伴うため、高齢の方が参加できないという声があがっていました。

そこに、昇降機が取り付けられこの3月末に完成しました。地域の方々は、5年越しの要望の実現に喜んでおられました。

区としても、要望が1つでも実ったことに感謝するとともに、今後の地域活動の励みにもなるのではないかと感じた1日でした。
昇降機写真

区長百十八歩目(3月29日)

東灘区内では、オレオレ詐欺を初めとする特殊犯罪の認知件数が、市内ではトップ、もとより県下でも2番目に多いという、残念な状況にあります。(参照:第95歩目)

そこで、今回、東灘警察署が新たな啓発チラシを作りました。区の方でも協力いたしました。

今一度、皆さん特殊詐欺に気を付けていただければ幸いです。
特殊詐欺啓発チラシ

区長百十七歩目(3月22日)

3月下旬からゴールデンウイークにかけては、いわゆる引越し時期であり、例年、区役所は諸手続きでとても混雑します。

昨年には1~2時間を超える長時間の待ち時間が発生し、大変ご迷惑をおかけしました。今年は、この時期に窓口を増設し、届出別の窓口を設けるなどの対応をしますが、それでもやはり通常より長い待ち時間が想定されています。

そこで、この時期は、3月26日と4月2日に日曜開庁を行います。
日曜開庁
参照:https://www.city.kobe.lg.jp/b29146/kuyakusho/higashinadaku/annai/shimin.html

また、窓口へ行くことなく、オンラインや郵送での転出手続きもすることができ、
マイナンバーカードを使ってコンビニで証明書発行もできます。

皆様に分散した来庁にご協力いただければ幸いです。
広報紙4月号
 

区長百十六歩目(3月17日)

神戸市内の財産区で唯一議会がある魚崎財産区をご存じでしょうか?この6月にはその議会選挙が予定されています。

横屋会館、魚崎会館、魚崎西町会館、魚崎わかばサロンの4つの施設を持ち、魚崎町内の住民の方を中心に地域コミュニティの拠点として運営するほか、学校園ほかの約30地域団体への助成などに取り組んでいます。

旧魚崎町からの資源を生かし次世代にバトンを渡すとともに、会館は区内の貴重なコミュニティの場として、広く区民も利用することができます。(魚崎財産区会館の使用料の額は異なります。また、魚崎わかばサロンを除きます)
魚崎会館

参考 神戸新聞記事:https://www.kobe-np.co.jp/news/monthly/news/higashinada/201902/0012705324.shtml(外部リンク)

区長百十五歩目(3月14日)

「第1回東灘子どもフェスティバル」が、御影公会堂で開催されました。昔ながらの遊びである、けん玉や輪投げのほか、東灘警察署の協力のもと交通安全を学ぼうというコーナーも設けられ、多くの子どもたちで賑わっていました。
このような、新しい取り組みが生まれてくるのが、東灘の「地域力」だと思います。
チラシわなげ交通安全体験

区長百十四歩目(3月8日)

2月25日に、梅の宴実行委員会主催(東灘区連合婦人会、東灘区役所後援)で「第25回梅の宴~感謝を紡いで~」が4年ぶりに開催されました。

コーラスから和太鼓など、保育園児、高校生、大学生と区内の様々な方々の「音楽の贈り物」としての10組のパフォーマンスは、バラエティに富み観客を飽きさせないものでした。

また、今年は東灘区の旧5か町村の歴史を映像でつづるコーナーが第一部として紹介されました。改めて、区内の身近なスポットが映し出され、多くの人が興味深く見入っていました。

阪神淡路大震災の翌年から、街を元気づけるとともに、感謝の気持ちを表そうと始まったこの「梅の宴」を、四半世紀にわたり続けられていることに東灘区連合婦人会の皆様に改めて敬意を表します。
梅の宴写真_1梅の宴写真_2
梅の宴写真_3

区長百十三歩目(3月2日)

日展が、今月(3月)26日まで、神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館で開催されています。
日展作品1日展作品2

そのお帰りの際に、六甲アイランドにできた足湯や、ふわふわドームのあるサン広場の空間装飾なども楽しんでみてください。
足湯1足湯2
サン広場空間装飾

区長百十二歩目(3月1日)

2月18日に、御影北小学校で「令和4年度青少年育成フォーラム」が3年ぶりに開催されました。第一部では、「青少年を地域で讃える賞」表彰式が行われ、善行青少年表彰として17個人と、青少年地域活動賞として音楽活動など14個人・団体に贈られました。また、当日の式次第表紙絵募集(1100名超)の優秀者の表彰も併せて行いました。

特に善行青少年表彰は、困った人を助けるという行動に移すことの大事さを気づかせてくれる行いであり、表彰を通じて、行動への自信と人との繋がりの大切さを改めて認識してもらえればと思いました。

青少年地域活動賞を受賞した御影北小学校・合唱部(全日本合唱コンクール全国大会で金賞受賞)は、第二部の演奏会で盛り上げてもらいました。

昭和46年から続くこの取り組みは、東灘地区青少年育成協議会の皆さんのご尽力あってのことだと思います。ありがとうございました。
授賞式写真合唱写真

区長お散歩日記(2023年2月)

区長百十一歩目(2月28日)

東灘区ゆかりの偉人に関する講演会を開催いたしました。区制70周年を記念して作った「ひがしなだかるた」の反響もあり、庁内アンケートで東灘ゆかりの有名人についてアンケートを取ったことがきっかけでした。

区内には、住吉歴史資料館や深江生活文化資料館など地域に根差した郷土研究拠点だけでなく、各地域福祉センターで地域学を研究されている語り部から話を聞く機会もあったことから、まちづくり課の職員が企画してくれました。

想定を超える参加者50名が集まり、会議室を変更するなど、関心の高さを感じました。また、地域資源ともいえる甲南大学、住吉歴史資料館、御影公会堂の関係者の方々にご協力いただき、平生 釟三郎氏、久原 房之助氏、吉田家、嘉納 治五郎氏をテーマにお話しをいただきましたが、いずれも飽きないお話で2時間があっという間でした。

参加者アンケートでは80%の方が「満足した」と回答され、大変好評でした。

私の好きな歴史家で半藤一利氏(著書:「日本のいちばん長い日」など)がご自身を、歴史探偵と称して、探求され歴史から学ぶ事の大切さを語っておられましたが、区民の間で、「歴史探偵」倶楽部がこれを機会にできないかと思う一日でした。
式次第講演会写真_1
講演会写真_2講演会写真_3

区長百十歩目(2月27日)

先日、第4回目の「まんまるケってぃ」(東灘区自立支援協議会 しごと部会)が東灘区役所ロビーで開催されました。
クッキーから野菜、また障害のある方がつくられた手作りの手拭きや小物など、さまざまな商品が並び、多くの方に手に取っていただき購入いただきました。

このような取り組みは、商業として循環させることが鍵であり、正直、売り上げも気になるところでした。同様の取り組みは、他の商業施設で開催しているものと比べて、約2倍程度売り上げがあり、定期開催に関してもお問い合わせをいただくようになってきました。

昨年改修した区役所のロビーが、このようなことで利用していってもらえることは大変うれしいことです。
会場写真1会場写真2
広報チラシ

区長百九歩目(2月24日)

2月18日より、「日展」が神戸で54年ぶりに開催しています。場所は、六甲アイランドの神戸ファッション美術館を中心に3月26日まで開催されます。

東灘区役所でも、「アトリエ太陽の子」の協力を得て、区役所1階ロビー、六甲ライナーの住吉駅ホームと魚崎駅連絡通路に子供たちの絵画を展示しています。

このほかにも、様々なイベントが予定されていますので、東灘区で芸術を感じていただければと思います。
区役所1階ロビー写真六甲ライナー住吉駅写真
六甲ライナー魚崎駅連絡通路写真

区長百八歩目(2月13日)

第23期「灘の酒大学」が開講されました。コロナ禍で3年ぶりの開催で、約5倍の倍率から選ばれた60名の参加者を迎えました。感染防止などの観点から、2回の土曜日に分けて開催いたしましたが、皆さんお待ちかねの「利き酒」も実施しました。
私自身も、こちらに赴任する前、コロナ前の最後の「灘の酒大学」に一区民として参加させていただきました。今回もそうですが、皆さん日本酒に大変関心の高い方ばかりで、質問時間も足らない状況でした。

ここのところ、インバウンドも復活しつつあり、酒蔵巡りでもちらほら外国人の方を見かけるようになりました。この東灘を中心とした伝統産業が広く、世界にも広がるお手伝いをいただけるよう、参加者にお願いしつつ酒造各社さんの熱い講義を私も楽しませていただきました。
灘の酒大学講義写真利き酒コーナー写真

区長百七歩目(2月10日)

2月6日にトルコ・シリアで大地震が発生したことはすでに、ニュースなどでご承知のことかと思います。神戸市でも駐日トルコ共和国大使館、国際団体(日本赤十字社等)を通じてトルコ・シリア地震の被災者に見舞金とともに、見舞い状を送付いたしました。

その後の報道でもあるように、トルコ、シリアでの死者は2万1千人を超え、世界保健機関(WHO)は両国で最大2,300万人が被災した可能性があるとしています。(ロイター通信:2月10日現在)

まずは、各国の専門家が救援活動を行っています。今後の復旧、復興に向けての募金活動を「トルコ・シリア地震被災地支援募金」という形で、神戸市の方でも開始しています。

区役所1階正面の総合案内にも、募金箱を設置しておりますので、機会ある方はご利用いただければと思います。

トルコ・シリア地震の被災地支援募金のお願い 東灘区役所1階に設置された募金箱
区役所ロビー
東灘区役所1階ロビーのサイネージの募金広告東灘区役所1階ロビーのシェルフの募金広告
六甲ライナー住吉駅の駅構内
六甲ライナー住吉駅構内の掲示板六甲ライナー住吉駅構内の掲示板に貼り出された募金広告

区長百六歩目(2月9日)

東灘図書館が、1月31日よりリニューアルオープンしました。(といっても、姿かたちは同じように見えます。)
東灘図書館入口

ポイントは、①自動返却機、②予約図書館受取棚、③館内の座席予約ができるようになったことです。ほかに、申請するとマイナンバーカードでの貸し出しもできるなど、様々なIT技術が取り入れられました。
(詳細は、こちらをご覧ください。https://www.city.kobe.lg.jp/a09222/kosodate/lifelong/toshokan/system3.html

市内一番の貸し出し数を誇る東灘図書館を、ぜひ利用してみてください。
予約図書セルフ受取棚座席予約システム

 

区長百五歩目(2月7日)

新型コロナウイルスの影響により、3年ぶりの現地開催となる今回で25回目を迎える東灘市民放水大会は、阪神・淡路大震災の犠牲者に追悼の意を表すとともに、経験と教訓を未来へ継承することを目的に行われました。また、東灘区総合防災訓練として災害用非常食の配布や避難所で使用する備品の展示・体験なども実施しました。

500人を超える多くの区民が参加し、消防団から防災福祉コミュニティ、婦人会、ボーイスカウト、ガールスカウト、少年野球の各団体が協力をして放水体験も行われました。このような、一斉放水ができるのは市内でもここ住吉川だけで、貴重な場所でもあるとも改めて感じました。

年に1度は、このような機会を通じて、阪神・淡路大震災の教訓が継承していければと思いを強くしました。
市民放水大会写真1市民放水大会写真1
防災ブース1防災ブース写真2

区長お散歩日記(2023年1月)

区長百四歩目(1月27日)

先日来、紹介しています、「ひがしなだかるた」を使った第1回新春ひがしなだかるた大会を、御影公会堂で開催いたしました。14組の小学生の白熱した試合が行われたと聞いています。(実はこの日、別件があり散歩することができませんでした。)

かるたの絵を描いていただいた、山崎秀昭先生(神戸市の分別キャラクターであるワケトンの生みの親)も見守っていただき、さらに盛りあがりました。

区制70周年を記念し、区内小学生自身が東灘の魅力を唄った「ひがしなだかるた」が末永く親しまれればと思いました。

ちなみに、学校配布以外には販売しない予定だった「ひがしなだかるた」は、昨年末からの限定販売期間ひと月で、250部を超えるベストセラー?にもなったことを喜ぶとともに、販売にご協力いただいた阪神御影の「メトロ書店」様には改めて感謝申し上げます。
ひがしなだかるた大会1
ひがしなだかるた大会2
ひがしなだかるた大会3

区長百三歩目(1月25日)

078NEWSプロジェクトの企画として「神戸9区の魅力再発見!区長さんに聞く、うちの区のここがすごい!」という企画で、取材を受けました。

脇浜さん(元読売TVアナウンサー:現京都産業大学 教授)のMCによるものでした。
区長インタビューの様子

事前に、いろいろとヒントはいただいていましたが、いざ本番となるとなかなか難しいものでした。編集力でいいものができると期待しています。

「区長の仕事は」との問いが一番難しいもので、市の方向性を伝え、地域の想いや活動を市本体に伝える仕事といったことを答えました。

当日は、昨年オープンした「灘五郷酒所」をベニューに、地元灘の酒PRもかねて、責任者の坂野さんにも共演いただいています。
「灘五郷酒所」責任者坂野さんのお話

区長百二歩目(1月18日)

あけましておめでとうございます。新しい年は、より良い年になることを祈念しています。
住吉川からの朝日

年末には、無事に年を越せるようにと、区内の自治会の皆さん、消防団がそれぞれ「特別警戒」を実施していただきました。私の方でも、それぞれの地域に、防犯協会の皆さん、東灘消防署と巡回させていただきました。

子どものころから、暗がりの中の防犯の提灯の灯りとともに、拍子木の「カチ、カチ」と打ち鳴らす音を聞くと、年の瀬を感じるとともに、安心感を持ちました。
消防団の年末特別警戒

地域の意識の高さを示す、地道な取り組みに温もりを感じました。

区長お散歩日記(2022年12月)

区長百一歩目(12月27日)

少し前後いたしますが、12月1日に民生委員・児童委員への委嘱状伝達式が、うはらホールで開催されました。今年は3年に1度の一斉改選の年にあたり、新任40名を含む234名の方が、厚生労働大臣から民生委員・児童委員としての、また神戸市長から東灘区担当としての委嘱を受け、活動頂いています。

この翌日には、長い人では28年にも及ぶ期間、地域の見守り活動や相談・支援業務を行っていただいた59名の民生委員・児童委員の方が、11月30日に任期を終えて退任されたことを受け、感謝状贈呈式を行いました。
いわゆる都市化の進展、プライバシーに対する意識の変化などにより、民生委員・児童委員の活動については以前にも増して細やかな配慮を要する上に、ここ数年は、コロナ禍において対面の機会が制約されるなど大変ご苦労をおかけしています。

しかしながら、地域福祉として「顔の見える関係」の絆を繋いでいただく意義は、増しこそすれ、変わるものではありません。もちろん、介護保険制度の導入や、こども食堂の実施など、見守り施策の多様化も少しずつ図られているものの、地域の方々であるからこそ、繋がる関係があります。

一方で、民生委員・児童委員の皆様にだけ負担が増すことがないよう、区としても情報共有やケースに応じた適切な対応に繋がるように、共に取り組んでいきたいと思います。
委嘱伝達式写真委嘱状写真

区長百歩目(12月23日)

祝100歩目です。約1年9か月の間、コロナ禍とはいえ、色々な経験をさせていただきました。感謝!

さて、3年ぶりの有観客による開催となりました御影音楽祭に訪れました。
全国大会金賞受賞の御影北小学校から、オジサンバンドまでの様々な世代や、日本舞踊、尺八からウクレレまでインターナショナルかつバラエティに富んだ、26組にも及ぶ出演者が、地域の方々の運営により発表を行いました。また、コロナ禍ということで、客席の間隔をあけ、定期的な換気など万全の感染対策により安全・安心に開催されていました。
今年が第5回ということですが、出演者及び観客の楽しそうな姿を見て、10回20回と続いていくと感じました。
御影音楽祭入口写真
御影音楽祭演奏写真1御影音楽祭演奏写真2
御影音楽祭演奏写真3御影音楽祭演奏写真4

区長九十九歩目(12月21日)

「ひがしなだかるた」を使ったひがしなだかるた大会が、来年(2023年)1月15日に御影公会堂で開催されます。
このかるたは区制70周年を記念して、区内の小学生から募った、区内の魅力を紹介した読み札をもとに、地元の高校生がデザインを担当し、絵札は神戸市環境局マスコットキャラクターワケトンの作者でおなじみの山崎秀昭氏がイラストを描いてくれました。

これが、御影のメトロ書店で販売されています。区内小学校には配布済みなのですが、お問い合わせも多かったことから、今回、メトロ書店の協力を得て、一般販売ができるようになりました。(1セット1100円税込み)

正月明けのかるた大会を目指して、冬休みに練習してもらえたらと思います。

https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202212/0015877205.shtml(神戸新聞)https://www.metrobooks.co.jp/mbs/(メトロ書店HP)
ひがしなだかるたひがしなだかるたまちがいさがし

区長九十八歩目(12月16日)

11月に区内各地域の自治組織代表者との懇談会を行いました。東灘区は、6地域【旧5か町村(本庄、本山、魚崎、住吉、御影)と六甲アイランド】ごとに、地域の要望などを伺い行政の考え方をご説明させていただきます。

道路や公園に関する維持管理の問題やゴミ出し、不法投棄などにかかわることからまちづくり福祉にかかわることなど多岐にわたるご要望に関して担当する部署長から話をさせていただきました。

今年からは、せっかくの自治会代表が集まる機会を生かして、地域の情報共有(各地域の取組やお困りごと)の機会を初めて設けました。

テーマとして多かったのが、ゴミに関するもののほか、自治会組織の維持に関することでした。会員維持、自治会費の確保に関することから担い手不足の課題などに対して、様々な工夫をしている自治会があり、私自身も学ばせていただきました。
自治懇写真

区長九十七歩目(12月14日)

東部市場フェスタが3年ぶりに開催されました。野菜、花き、魚の奉仕販売だけでなく、マグロ解体ショーやJAZZバンド演奏など楽しい催しも開催されました。
チラシ画像

私も、買いもののほか、関連事業所棟で食事をして楽しく市場を楽しみました。
東部市場買い物東部市場買い物2

個人的には、懐かしい方々と会う機会もありました。シアトル駐在時代に、神戸発企業として海外への食品加工輸出入に取り組む青年実業家や、神戸市内に留学していた奨学生が、花き卸売会社に就職してがんばっているなど、コロナ禍を乗り越えて変わらず商売をしていることに元気をいただきました。
懐かしい出会い

区長九十六歩目(12月13日)

防火・防災に関する活動を積極的に実施、地域に貢献された東灘区の個人・地域団・事業者及び消防団員・職員の功績をたたえる「清流の賞」表彰式が開催されました。

今年は御影南婦人会 大城代会長、本庄小学校区防災福祉コミュニティ 中西会長、甲南医療センター、東灘消防団 本庄青木分団 中西分団長、東灘消防署 坊古居消防司令補の皆さんが受賞されました。おめでとうございます。
受賞者集合写真

記念講演会では、六甲山への安全な登山をテーマに、登山用GPSの紹介や事故防止啓発などが開催されました。

「にっぽん百低山(NHK)」に出演されている吉田類さんの講演も併せて開催され、多くの区民に参加いただきました。
講演会写真

区長九十五歩目(12月12日)

東灘区では特殊詐欺が多発しており、神戸市内ではトップ、県下でも4位という残念な状況にあると東灘警察署長から伺いました。

特に、区役所職員を語り詐欺を図る事例が多いとのこと。このこと自体は、区民の信頼を逆手にとる行為であり大変残念かつ腹立たしい状況にあります。

区役所でも例年の防犯の啓発活動のツールとして、何か効果的なものがないか、警察署とも相談し、今回「特殊詐欺防止啓発通帳ポーチ」を作り、東灘区老人クラブ連合会へ贈呈いたしました。
ポーチ写真

当日は、東灘警察署長に現状をお話いただくとともに、贈呈式に出席いただきました。警察としても、特殊詐欺の情報が入ればその都度、街宣車による啓発活動を行っているとのことでした。
贈呈式写真

地道な取り組みですが、区民一人一人が、様々な立場でお互いを思いやることで、さらに住みよい街に繋がると、信じています。

区長九十四歩目(12月2日)

笹部桜の講演会が甲南大学の平生記念セミナーハウスで開催されました。
これは、岡本南公園(通称:桜守公園)の観桜会や日頃の公園の維持管理を行っている桜守会が主催して行われました。
この公園は故笹部新太郎博士の私邸を神戸市が公園として整備したもので、地域の方々に愛されてきた公園です。

今回、コロナ禍で、観桜会が2年続いて中止となるなかで、3人の地域の方(藤岡、正田、魚本:敬称略)を中心に新たに研究会を立ち上げ、講演会を開催したものです。当日は、安東学芸員(白鹿記念酒造博物館)、田中名誉教授(甲南大学)、高田事務局長(ほくら~ととやの森世話人倶楽部)、奥野所長(東部建設事務所)からそれぞれ、桜にかかる興味深いお話がありました。

この公園は、甲南大学の学生さんを中心とするボランティアグループも、新たに清掃活動に参加するなど、地域ぐるみの活動により維持されています。

梅、バラと並び、岡本の春を感じる名所として、地域の方に愛される公園として春が待ち遠しくなりました。
学長挨拶学芸員のプレゼン

区長お散歩日記(2022年11月)

区長九十三歩目(11月30日)

芦屋税務署管内(東灘区及び芦屋市)の納税表彰式があり出席しました。
そのなかで、中学生の税に関する作文コンクールの大阪国税局長賞の受賞者の朗読がありました。
受賞者は、灘中学校3年 高田拓人 さんです。
内容は、受賞者のおじいさんが携わる菅笠を通じて、税金が補助金として日本伝統工芸品の維持に役立っているという内容でした。

中学生がこのような税の仕組みを理解した立派な内容を聞く機会は、納税表彰式の受彰者の栄誉とともに意義深い式典でした。
集合写真受賞者の朗読写真

区長九十二歩目(11月25日)

先日、東灘下水処理場において、下水から再生リン回収事業を視察する機会がありました。研究自体は、2012年から取り組まれていますが、近年、中国のリン鉱石の輸出制限等により、農業事業者向けの「こうべハーベスト」肥料が注目を集めています。循環型農業として、この肥料を利用した酒米をもとに「環和」(神戸酒心館)というお酒も発売されるなど、実用化が進んでいます。
来月12月には、「こうべSDGs肥料」として家庭向けの1kg肥料も売りに出される予定です。
肥料

東灘下水処理場では、このほか、汚泥処理から発生する消化ガス(メタン)を有効活用して、都市ガスへの供給や市バスへの燃料としても利用するこうべバイオガス活用事業にも早くから取り組み、環境にやさしい取り組みが進められています。

個性あるマンホールの展示などもあります。みなさまも見学することが可能です。HPから予約してください。
マンホールの展示壁紙アート

区長九十一歩目(11月16日)

今月は勤労感謝の日があります。この日を、区役所や消防署などの人たちに感謝の気持ちを伝えたいということで、住吉学園幼稚園の園児が来庁してくれました。

3年ぶりの来庁で、14人の園児から花束と手紙を代表していただきました。
お花とお手紙贈呈の写真お花とお手紙の写真

園児からは、区役所の仕事ではどのようなことをしているのかの質問がありました。200人以上の職員が、区民の皆さんの生活の中の困りごとなどを解決するお手伝いをさせていただいているとお話させていただきました。

朝からやる気のでる一日でした。

区長九十歩目(11月14日)

東灘区内では、スイーツめぐりとアートマンスが11月23日(水曜日・祝日)まで開催されています。
スイーツめぐりアートマンスポスター

スイーツめぐりは先日、株式会社神戸製鋼所のコベルコ神戸スティーラーズの選手も参加してくれていました。

参照:神戸新聞 

https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202210/0015726961.shtml

例年に比べて、参加者も既に6,500人と多くなっており、定着とともに広がりが見えています。

アートマンスでは、ロバート・キャパさんと川西 英さんの特別展を私も見てきました。

川西さんの神戸百景・兵庫百景は私も好きな絵で、懐かしく見させてもらいました。

身近な芸術の秋も訪れていただいたらと思います。

 ※「もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展」は11月6日(日曜日)で終了
ロバート・キャパセレクト展写真川西英さんの特別展写真
川西英さんの特別展ポスター

区長八十九歩目(11月10日)

11月3日文化の日に、第15回「歯の健康フェア」に合わせて、8020達成者表彰式が、御影クラッセのだんじり広場で開催されました。7名の区内在住者の方が岩本歯科医師会長から表彰されました。
歯の健康フェア集合写真

歯は、心身共に健康の基本ともいわれているように、日々の歯磨きとともに、定期的な検診により、歯の状態を見守るという意識が、人生100年といわれる昨今ではますます重要なことと感じました。

歯科医師会の皆様には、乳幼児の歯科検診から区内大学生の無料歯科検診など、幼少期から青年期においても、様々な形で区民の健康を守る活動に取り組んでいただいています。
歯の健康フェア看板写真歯の健康フェアキャラクター写真
歯の健康フェアイベント写真歯の健康フェアパネル写真

歯の重要性を考えるよい機会となりました。

区長八十八歩目(11月7日)

第72回“社会を明るくする運動”作文コンテストの表彰式が、初めて開催されました。“社会を明るくする運動”については、これまでも犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動として(65歩目)でもとりあげましたが、歴史だけでなく、コロナ禍においては、さらに意義のある活動と感じます。

この運動を少しでも広く、特に若い世代に知ってもらい、考えてもらえればということで、作文コンテストが開催されてきました。今年は初めて、表彰式を区役所で開催いたしました。学校関係者やご家族にも、改めてこの活動を深めてもらえればという想いで実施しました。応募作品は、区内の小学生の部1153作品、中学生627作品もあり、その中からそれぞれ3作品が最優秀賞他に選ばれました。
表彰式写真1
表彰式写真2表彰式写真3

犯罪防止のために夢や幸せということを一人ひとりが見つめ直そうという内容や、更生者の社会の受け入れに着目したものなど、考えさせられる内容となっていました。

今年の、テーマも「#生きづらさを生きていく。」(参照:法務省https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo03_00103.html)です。

社会を明るくするためには、唯一の方法があるわけではないと思います。様々な立場で役割と責任を果たしていくことだと思います。

区長八十七歩目(11月4日)

第18回リバーサイドグランドゴルフ大会が開催されました。東灘区肢体障害者福祉協会が中心となり、本山西ふれあいのまちづくり協議会、婦人会、老人クラブなどの地域団体の協力のもと行われました。
第18回リバーサイドグランドゴルフ大会写真1第18回リバーサイドグランドゴルフ大会写真2

例年恒例のカレーライスの昼食会は、コロナ禍のため中止となりましたが、天候にも恵まれ、皆さん熱気のあるプレーが行われました。
第18回リバーサイドグランドゴルフ大会写真3第18回リバーサイドグランドゴルフ大会写真4

応援しながら、団体関係者の方からお話を聞く機会があり、様々な形での支援の術がこの20年間に進んだ一方で、顔が見える活動の継続、世代交代が課題であるとも伺いました。福祉関係者でなく、このような活動を通じて地域全体での交流は、引き続き重要だと感じました。

区長お散歩日記(2022年10月)

区長八十六歩目(10月28日)

10月16日(日曜日)に、東灘区子ども会連合会が主催する「東灘区子ども運動会」が開催されました。このイベントも3年ぶりの開催ということで、感染・安全対策に留意して、時間及び参加者数を制限して行われました。
東灘区子ども運動会1東灘区子ども運動会2
東灘区子ども運動会3

竹中会長をはじめとする多くのスタッフの方々により、手際よく行事進行が行われ、秋晴れのもとざっと総勢400人の区民が、幼児から大人までパンとり競争や大玉ころがしなど、楽しい時を過ごしました。

さらに、魚崎中学校のハートプロジェクト委員会の生徒たち約20名のサポートぶりには感動しました。

子ども会の会員だけでなく、広く区民に開放して開催されており、コロナ禍を経て、貴重な野外活動であったように思いました。

多くの参加者が様々な種目に参加したいという希望が多く、折に触れ事務局を含め司会の方から、ゆずりあって参加いただく旨のアナウンスがありました。

これだけの行事を、限られた人員で運営される中、参加者への心遣いは多くの方々に伝わったに違いないと思います。

区長八十五歩目(10月25日)

10月9日に開催された区制70周年記念「だんじり巡行」に際して、区内の六甲アイランド高校 芸術系美術・デザインコースの生徒6名がデザインした法被と浴衣が、当日の祭りに花を添えました。

参照:神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202210/0015704471.shtml

東灘だんじり会からの感謝の気持ちを表したいとの声もあり、区長感謝状を当日お渡しすることができました。
感謝状贈呈写真六甲アイランド高校の生徒さんと区長の集合写真

旧五か町村と海上都市六甲アイランドの区内全ての参画を感じさせるシンボルとなったと感じました。

区長八十四歩目(10月21日)

10月9日に、区制70周年記念「だんじり巡行」が無事に開催されました。区制の節目を祝う行事において東灘区内32基のだんじりが集まるというのは、初めてのことで、コロナ禍における延期により3年越しの開催となりました。
だんじり巡行写真1だんじり巡行写真2

朝8時45分からの出発式に白鴎橋に集結しただんじりは壮観なもので、区役所前の記念式典前での答礼を含め、多くの区民の方が観覧し、元気をもらったと感じました。
だんじり巡行写真4

主催者である東灘だんじり会及び各地域のだんじり保存会や青年会の、この間の努力に感謝するとともに、区制70周年という節目に、区民が暮らす地域について改めて見つめ直すいい機会になったと感じました。

また、東灘警察署を始めとする関係機関のご理解とご協力にも感謝いたします。

区長八十三歩目(10月18日)

前回「まんまるケってぃ」の開催が、東灘区役所ロビーで行われたことを紹介しました。このロビーは、昨年2月に証明発行コーナーを廃止し2階へ移転した後、本来のロビーとして利用するため今年の3月より段階的に改装を行い、この度完成しました。
ロビー写真チラシラックの写真

このロビーでは、証明発行などの用務で待たれる以外に、特に夏・冬場には区役所前のバス停の待ち時間の方など多くの方が利用されています。

このロビーで待つ間に、区内や市役所の情報を知ってもらえるように、パンフレット類をまとめて整理し、区と協定を結んだ区内の大学情報や、市営・県営住宅の募集パンフレットなど、用途ごとに情報が手に入るようにしています。
チラシ配架写真チラシ配架写真2

また、デジタルサイネージでは神戸市・区役所などの情報や、「だんじり」など地域の特色がわかる動画も放映しています。

さらに、閉鎖していた階段をギャラリーとして活用し、神戸市立小磯記念美術館が所蔵する絵画や、神戸市内の風景をモチーフにした絵画、住吉歴史資料館からお借りした区内の昔の風景写真、灘五郷酒造組合の作成された酒蔵絵マップを展示しています。
ギャラリー写真

受付カウンターやおくやみコーナーの配置の見直し、待ち時間に簡単な作業ができるテーブルの設置、木目調の内装への改装により、ゆったりとした空間を生み出しました。区役所に来られた際は、1階ロビーも覗いてみて下さい。
区役所入口からの写真東灘区役所写真

区長八十二歩目(10月17日)

「まんまるケってぃ」の東灘区役所第2回目がロビーで行われました。障害福祉事業所で作った製品(お菓子から手作り小物まで)を販売しています。

新しくなった区役所ロビーで、健康診断の帰りの人など多くの方が立ち寄ってくれました。
まんまるケってぃ写真

この中で、障害福祉事業所の活動を紹介してくれるコーナーも設けられていました。弁当製造・販売からお米ギフトセット製造や紙すきまで、様々なお仕事が行われていることが紹介されていました。
障害福祉事業所の活動紹介障害福祉事業所の活動紹介2

この活動を定期的におこなうことにより、身近に就労継続支援事業があることを一人でも多くの人に知ってもらい、理解が深まることを期待しています。

区長八十一歩目(10月12日)

赤い羽根共同募金が10月1日(土曜日)よりスタートしました。この運動は、昭和22年(1947年)国民助け合い運動として始まったものです。現在は、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を支援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として取り組みが進められています。

コロナ禍により、街頭募金活動も自粛が続いておりましたが、3年ぶりに、10月1日(土曜日)本山中央婦人会の皆様に、キックオフとして街頭募金を実施いただきました。

今回の啓発活動は、岡本駅(阪急)から摂津本山(JR)までの間で3か所に渡り行われましたが、多くの子どもたちが足を止め寄付いただく姿には、「ほっ」とするものを感じました。このような赤い羽根共同募金の意義を知ってもらうには、地道な活動に勝るものはなく、特に世代を超えて伝えることが地域の力になると感じました。
募金風景

東灘区連合婦人会は、例年、県下トップの募金額を集めていただき、それをもとに地域の福祉などの分野で様々な活動の支えになっています。これらの活動をふくめ、敬意を表します。
募金の寄付付き商品2募金の寄付付き商品

区長八十歩目(10月3日)

区役所では、会議以外にもいろいろな講習会や手続きが行われています。

ワクチン接種の申し込みに際して活躍した「新型コロナワクチン接種申込お助け隊」は多くの方がご存じのことと思いますが、これを機会に、スマートフォンを使いこなすための使い方講座が開催されています。

また、マイナンバーの受け取りとともに、銀行口座などの登録によるマイナポイントを受け取る手続きも行われています。こちらは一時、2時間以上待っていただくことがありましたが、予約制、窓口の増によりかなり待ち時間は解消されました。あくまで、手続きは来年2023年2月末までに行えば、マイナポイントは受け取れますので予約制など活用してお越しいただければと思います。
スマホ教室スマホ教室看板

また、イベントとして、区役所の1階では、第2回「まんまるケってい」(障害のある方の作られた小物やお菓子の販売会)が、リニューアルした1階ロビーで10月5日に開催されますので、ぜひお立ち寄りください。
まんまるケってぃポスター写真

区長お散歩日記(2022年9月)

区長七十九歩目(9月27日)

ここのところ、区役所周りや公園を歩いているときに気づいたことがあり、紹介したいと思います。

1つ目に、区役所の西入口前のバス停の傍に、HIGASHINADAのマンホールがあるのはご存じでしょうか?区の花である梅と住吉川がモチーフされたもので親しみを覚えるものです。
マンホール写真

そのまま住吉駅方向に歩くと、駅南のバス停の前に、行き先別のラインが引かれています。これは、住吉駅南のバス停では様々な行き先のバスが止まるので、混雑している、との要望が夏の婦人懇談会で取り上げられました。その際、交通局がラインを引くことで緩和に努めたいとの話があり、実施されたものです。この結果、比較的整然と待たれるようになっているのではと感じました。
バス停写真

渦森台展望公園でも、マムシの注意喚起看板について、(以前よりあったのですが、わかりにくくなっていました。)これも、子供や新しく来た住民の方への安全注意喚起をとの声があり、早々に新しいものが設置されました。このように、区民の気づきが住みよい環境改善に繋がると感じました。
看板写真

区長七十八歩目(9月12日)

8月20日に3年ぶりに御影公会堂で、第15回みかげふれ愛フェスティバル(主催:青少年育成協議会御影支部、協賛:御影北支部)が開催されました。

この催しは、御影地域にある、幼・小・中・高等学校の吹奏楽部や応援部などが中心に日頃の練習の成果を地域の人に披露する機会となっています。また、婦人会の皆さんのフラダンスや兵庫県警音楽隊の演奏、東灘警察署の啓発活動なども入るなど、御影の地域全体の絆を感じる舞台活動が行われました。当日は、青少年育成協議会御影支部作成のウクライナカラーのスタッフTシャツを着て挨拶、観覧させていただきました。

みかげふれあいフェスティバル太鼓演奏みかげふれあいフェスティバル演奏写真
みかげふれあいフェスティバル演奏写真2みかげふれあいフェスティバルフラダンス
併せて、中学生の「みかげふれ愛フェスティバル」ポスターの表彰式も行われました。
ポスター写真ポスター表彰式

ここに出る学校園は、私にとってすべて母校ということもあり、楽しく、またそのレベルの高さに驚きながら拝見させていただきました。

東灘区内の青少年育成協議会の活動は、活発であるとは聞いていましたが、このように地域全体を巻き込みながら15年にもわたり続けてこられたパワーに敬服する1日でした。

区長七十七歩目(9月8日)

今年も、区内高校生(昨年の10歩目)5人と協定締結校を中心に大学生15人のインターシップ生が区役所に来てくれました。3日間と短期間で、業務に就くというところに到らないことは残念ですが、単なる業務紹介だけでなく区民の意見を聞いていただくなど様々な体験をしてもらいました。

この中で、私自身に自由に質問をしてもらう時間と東灘をより住みやすい街にするにはというプレゼンを聞く機会に参加させていただきました。

公務員の業務について理解が少しでも深まり、また私を含めた職員との交流の中で、ここで仕事をやってみようと感じてもらえたらと想いました。また、福祉、環境、上下水など生活の欠くことのできない基礎的なサービスの提供という、地道な仕事が中心かつ意義があることも併せて理解し、職業選択の考慮に入れてもらえたらということも伝えさせていただきました。

私の学生時代にはなかった、うらやましい制度で、どんな仕事に就くことになっても、この3日間が意味のあるものになればと願っています。
大学生インターンシップ写真高校生インターンシップ写真

区長七十六歩目(9月6日)

地元の企業である佐藤産業(東灘区住吉浜町)様から、特殊シート「クロスラム」の寄贈を受けました。

ブルーシートより軽量で破れにくいという特徴を持つものであり、国内で佐藤産業株式会社様が唯一の製造元となっています。屋内施設の養生などに活用する予定です。
特殊シート写真

県内発祥企業として、全国展開された中でも、ここ東灘区に関西営業拠点、工場、本店登記を残し、さらに雇用環境改善の新たな投資にも務められているとの話を伺いました。

これを機会に、防災などについても区とともに貢献していけたらとのお話を伺い、ありがたく思いました。

区長佐藤産業写真

区長七十五歩目(9月2日)

8月15日にお盆の供え物などを受け付け、先祖の霊を送り返す「精霊送り」が、住吉呉田浜(東灘区住吉南町1)で4年ぶりに行われました。

過去からお盆に地域が主体となって精霊送りが実施されてきており、地域の文化に根付いた行事として行われていますが、神戸市(環境局)は、地域とともに各区に会場を設け、供物の適正処理を行うことを目的に行っています。

30年ほど前に、環境局で仕事をしていた際に、安全実施の確認のために市内各所を回ったことがありましたが、市内12か所の中で、船で積み出されるという形が残っているのは、今も当時もここ呉田浜だけだったと記憶しています。いずれの場所でも、先祖の霊を送り出す気持ちに変わりはありませんが、ここではひときわ、その感が深くなりました。
精霊送り写真1精霊送り写真2
精霊送り写真3

区長お散歩日記(2022年8月)

区長七十四歩目(8月31日)

先日、東灘食品衛生協会の会長社でもある、地元のマルヤナギさんを伺う機会がありました。食育として、区内小学校などでご協力いただいています。また、地元の甲南医療センターの協力を得て、「免疫力の話」などの副読本を作成されています。
免疫力の話副読本

会社の歴史を伺う中で、従業員の幸せを第一に、とのお話など、人材育成の話は大いに参考になり、私どもの職場環境改善のヒントをいただける機会でもありました。

東灘区は、伝統産業であるお酒だけでなく、六甲アイランドや第4工区食品コンビナートなど市内でも有数の食品工場が集積しています。

見学できるところもあるので、身近な工場見学をしてみてはいかがでしょう。
習字写真食品売り場写真

区長七十三歩目(8月29日)

御影公会堂で、クラシック音楽会が開かれました。併せて、子供たちの描く「命のひまわりの絵」の展示会も開催されました。たくさんの方々が美しい音色に酔いしれました。

来年90周年を迎える公会堂は、この間、総合結婚式場や、戦災や震災の避難所、新型コロナウイルスワクチン接種会場と時代に合わせて、区民のよりどころとして利用されています。耐震化工事に合わせて、嘉納治五郎記念コーナーも設置され、地下のオムライス(御影公会堂食堂)の味も健在です。

ここを音楽のベニュー(場)として、さらに多くの方々に利用いただくきっかけとなればということで、スタインウェイのピアノが、期間限定で設置されることになり、今回はそのお披露目を兼ねたコンサートの開催でした。
クラシック音楽会実行委員会による開催でしたが、特に地元、御影自治会連絡協議会が多大なる協力をしてくださいました。いつも裏方として支えていただき感謝しております。今後とも地域の想いを大事にしながら、地域の公会堂としての歩みを進めていって欲しいと思います。
グランドピアノ写真
クラシック音楽祭会場写真命のひまわりの絵展示会クラシック音楽祭写真
 

区長七十二歩目(8月24日)

各地域で盆踊りが3年ぶりに開催されています。3か所ほど覗かせていただきました。地域の青年会や婦人会など、それぞれが役割分担をされて、ヨーヨーなどの子供向けの遊びや、かき氷などを販売していました。いわゆるプロ価格でない出店も、浴衣を着た子どもたちの笑顔を誘っていました。
盆踊り写真1盆踊り写真2
盆踊り写真3

区長七十一歩目(8月22日)

以前(31歩目)、甲南本通商店街のイベントについて触れましたが、区内に本格的な市場として残るのが御影市場(旨水館)です。この市場、2020年に100年を迎えた歴史ある市場です。ここで、御影小学校の研究発表が掲示されていました。
御影小学校の展示作品

市場には隠れた数多くの名店とともに、空き店舗には新しい業態として立ち飲みからハンバーガーなどの飲食店が入っています。以前ご紹介した(19歩目)、外国人をサポートする施設「御影にほんごプラザ」もあります。
旨水館写真

私が子どもの頃には、通学路でもあり、市場の入り口あたりには、毎日できる金魚すくいなどの露店もありました。同級生が営むお店もあり、今の生活を支えてくれる場所でもあります。

区長七十歩目(8月18日)

連日35度を超える状況が続き、コロナ禍、熱中症にも気を付けながらの夏休みだと思います。このような中ですが、区役所の4階で多くの親子連れとすれ違います。
これは、区内のシンボルでもある住吉川で、「住吉川探検隊」というイベントに参加され、立ち寄った方々です。
探検隊カードにある全てのミッションの絵を書いてもらい、区役所にある住吉川の大きな絵に、そのカードを貼り付けて住吉川フィールドマップを作成しようというイベントです。完成した探検隊カードと引換に先着300名様に景品(水鉄砲・缶バッジなど)をプレゼントしています。涼みがてらに、住吉川の散策をと思います。

住吉川探検隊マップ住吉川写真

(参考情報)
完成したマップは東灘図書館に展示します。
引換期間:7月21日㊍~8月31日㊌ 17時まで
受付:区まちづくり課(4階41番窓口) 平日9時~17時
参加費:無料
※必ず大人と一緒に川へ行くようにしてください
※探検隊カードをお持ちでない人は東灘区役所または、東灘図書館でお渡しいたします 

区長六十九歩目(8月16日)

東灘区役所1階ロビーを初めて使用し、東灘区自立支援協議会しごと部会マーケットチームが行う「まんまるケってぃ」が開催されました。これは、2か月に一度障がい者が手づくりしたお菓子や野菜、お米のほか、小物を販売するイベントで、これまで商業施設「御影クラッセ」で開催されてきました。
会場写真
お弁当写真広報写真
※弁当は事前注文のみ           

コロナの感染症対策を行いながら開催していただきました。結果として多くの商品が売り切れとなっていました。

区役所1階ロビーの改装が行われ、今後も引き続きこのイベントにも活用していただけたらと思っています。その際は、ぜひお立ち寄りいただけたらと思います。

区長六十八歩目(8月2日)

神戸新聞社のホームページで「東灘区」のページを展開しています。特別企画「東灘区のページ」は身近な地域に根差した報道や、まちの細かい情報を、そこに暮らしている皆さんにお届けする新しい地域ウェブサイトを模索する試みです。以前に増して、区内の様々な情報が取り上げられており、その一部は神戸新聞本紙にも掲載されています。

先日は、私自身も区の魅力を伝えるということで取り上げていただきました。

これから、区の職員も不定期に登場する予定ですので、お手すきの際にご覧いただければ幸いです。

参照:https://www.kobe-np.co.jp/news/higashinada/topics/202207/0015492903.shtml
区長取材記事

区長お散歩日記(2022年7月)

区長六十七歩目(7月28日)

区内の神戸ゆかりの美術館(六甲アイランド)で、「白洲次郎・白洲正子―武相荘折々のくらし」が開催されています。(9月25日まで)

お二方とも著名人なのですが、特に白洲次郎氏は、御影師範付属小学校及び神戸一中を卒業と当地にゆかりがあるだけでなく、戦後、後の首相となる吉田茂の片腕として、占領軍との交渉にあたるなど、終戦時期のキーパーソンの一人でもあります。

生きざまが、誤解を恐れない表現を使えば「かっこいい」人です。車を愛し、英語を操るといったことだけでなく、主義主張の明確さが魅力です。「すべての言動にプリンシプルがはっきりしていることは絶対に必要である。」という表現は、彼の信念が見える部分だと思います。

同じ場所にある神戸ファッション美術館では、山下 清展(生誕100年)も行われています。(8月28日まで)こちらは、深(ふか)い、ほのぼのします。

2023年2月には、ここ六甲アイランドで日展も開催されます。身近な美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか?
特別展示ポスター車の写真
山下清展写真

区長六十六歩目(7月26日)

7月10日に、参議院議員通常選挙等が執行されました。神戸市の投票率の平均は51.40%でしたが、東灘区は55.25%と市内でトップの投票率の結果を得ました。

今回から、選挙公報の確実な配布のために、新たに「選挙公報到達確認アンケート」のお願いを行いました。これも、どこまでご協力いただけるか不安な部分ではありましたが、配布地域別に換算すると東灘区では98%超える地域からご協力いただくとともに、配布担当者にも確認するなどにより、確実な配布に努めたところです。
選挙公報到達アンケート

前回の市長・衆議院選挙から試みました、神戸ファッション美術館(六甲アイランド)での期日前投票も1,600人を超える方に利用いただくなど、着実に定着してきたと考えています。
期日前投票会場期日前投票のチラシ

選挙は、私たち国民が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会です。区選挙管理委員会としても、この機会の円滑な確保に今後とも努めていきます。

区長六十五歩目(7月15日)

「社会を明るくする運動」をご存じでしょうか?これは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。今年で72回目を迎えました。
(参照:東灘区保護司会HP https://hogoshikai.site/

当日は、神戸市消防音楽隊の昭和から令和に至る曲やアニメソングの演奏などがありました。多くの方が足を止めてくださり、この運動を知るよい機会になったと思います。

「生きづらさを生きていく」が今年の推進ポスターのタイトルです。このテーマをもとに、小中学生の作文コンテスト、大学生のメッセージ動画募集も行われています。多くの方に参加していただくことが、この運動を考えるきっかけになると信じています。

この運動は、戦後(昭和)に始まった運動ですが、令和のいまだからこそ、見えにくくなった社会・地域関係の中に新たな意義があると思います。
社会を明るくする運動写真1社会を明るくする運動写真2
社会を明るくする運動写真3

区長六十四歩目(7月11日)

東灘区文化センターで、「発掘された灘の酒蔵」講演会が行われました。阪神淡路大震災の翌年に初めて行われた酒蔵の地下調査は、通算18回に及ぶとのことでした。

時間の関係ですべてを聞くことはできませんでしたが、とりわけ、この地ならではの酒造りの工夫である「重ね蔵」といわれる建築様式が、この調査から裏付けられたことは、この地の産業遺産としても重要なことだと感じました。

灘の酒造りは寒造り主体で発展し、六甲山系から吹き降ろす寒風は内海の影響を受けて寒造りに最適な気候をもたらしたといわれています。

気候と水・米、冬場の働き手として杜氏、大量輸送に適した内海などの好条件が灘の酒を育んだことがよくわかりました。

参照:神戸新聞

https://www.kobe-np.co.jp/news/higashinada/topics/202207/0015433173.shtml

参考(重ね蔵)

この六甲おろしを効率良く利用するために灘の酒蔵は『重ね蔵』という建築様式をとった。北側に仕込蔵兼貯蔵庫が、南側に前蔵が重なったように隣接して東西に長く建てられ、冬期には、北の仕込蔵は六甲おろしを直接受けて酒造に好適な低温となり、夏期には南からの日光の直射を前蔵が遮り貯蔵庫の低温保持がはかられるというまさに自然を生かした蔵様式であった。
発掘された灘の酒蔵講演の写真発掘された灘の酒蔵の新聞写真

区長六十三歩目(7月7日)

住吉神社の中に、住吉歴史資料館があるのはご存じでしょうか?ボランティアの3人のスタッフ兼学芸員(内田氏、石本氏、前田氏)の方が、住吉のゆかりの歴史を研究・紹介しています。(https://www.kobe-np.co.jp/news/higashinada/topics/202206/p3_0015402678.shtml
神社本殿の左奥なので少しわかりにくいところですが、事前に連絡いただいたら資料館もみることができるとのことでした。

以前、深江生活文化資料館を紹介しましたが、このような地域に根差した活動を広く知ることで、ふるさとの愛着も増すのではないかと思います。
住吉歴史資料館の写真1
住吉歴史資料館の写真2住吉歴史資料館の写真3

区長六十二歩目(7月4日)

先日、地元の方に誘われて、魚崎八幡神社に伺いました。こちらで「うおざき☆酒フェス」という催しが行われました。コロナ禍の前には、御影の旨水館(市場の中)で行われていたもので、3年ぶりの開催でした。口コミを中心に開催されていたようですが、たくさんの人が入れ替わり訪れていました。

区内の各酒蔵の試飲もすでに復活しています。これまで、東灘区内を中心に30程度の酒蔵が、秋を中心に蔵開きを行っていました。これも少しずつ、復活するかなと期待しています。
魚崎酒フェス写真1魚崎酒フェス写真4
魚崎夏フェス写真3

区長お散歩日記(2022年6月)

区長六十一歩目(6月27日)

地域ボランティア養成講座が、東灘区文化センターで開催されました。この講座は、地域貢献活動をやってみようと考えている方々に、TIPS(ヒントやこつ、カギとなるようなこと、気づき)を、実際の活動者から学んで実践しようという講座です。
地域ボランティア養成講座の様子

主催の認定NPO法人のCS神戸さんは、東灘区の国道2号線以南の世帯へ2万枚のチラシを配り、20名の参加者が集まったとのことでした。おそらく、当日の参加者以上に、関心のある方はまだまだいらっしゃると思います。

この講座の前に、区内あんしんすこやかセンターを中心に、アンケートを実施し、様々な繋がりの場がまだまだ必要とのもと、開講されました。

実際の活動を想定した、心配事や、やり方に関する質疑が活発に行われ、区民の多様な力を感じました。「やってみなはれ」という言葉はサントリーの創業者鳥居信治郎の口癖として有名です。チャレンジするとともに、そこには必ず「やりきってみせます」という強い意志のこもった「みとくんなはれ」という言葉がセットで存在するという気持ちで臨まれていると感じました。

区長六十歩目(6月23日)

6月12日、住吉川流域の美化清掃活動が3年ぶりに行われました。広報紙区民版やポスターなどでご案内したところ、流域の方を中心に小さな子どもからお年寄りまで、たくさんの人のご参加があり、「清流の道」を清掃していただきました。
住吉川清掃の様子6住吉川清掃の様子2
住吉川清掃の様子3住吉川清掃の様子4

住吉川は、普段も早朝から散歩やランニングをしている人を多く見かけ、夏休みなどには川遊びをする方で賑わう川です。昨年、区制70周年記念事業として、区内の小学生から「ひがしなだかるた」の読み札を募集した際には1番多くテーマに取り上げられた(100件超)場所でもあります。これは、住吉川が区民に広く親しまれ、憩いの場所となっていることの表れだと思います。

私自身、高校生の頃には川に足を浸けて本を読んでいた記憶があり、1周約5キロの散歩兼ランニングコースは、今もお世話になっています。

ただ、梅雨時など雨が降った時には急激に増水することもあり、危険です。事故防止のため、増水した川には近づかないようにしてください。

区長五十九歩目(6月8日)

年度替わりの人の動き(引っ越し、入学、就職など)が集中するときや、休みが続く前後の開庁日などは、普段よりどうしても多くの人が来庁されるため、窓口の対応に時間がかかり1時間以上の長時間お待たせするようなことが発生してしまいました。このようなことは年間でも5日程度の特異日ともいえる日でもあります。(普段平均10分前後)

番号発券機の活用により、電光パネルに待ち人数や呼出番号を表示するとともに、これをスマホなどからも確認できるようにすることで、待ち時間を少しでも有効に活用いただけるようにと工夫しています。

【市民課フロアで電光パネルにより待ち人数や呼出番号を表示しています】

待ち時間表示画面

【スマホ等から待ち人数や呼出番号を確認することができます】
スマホ待ち人数表示二次元コード

引き続き区役所で業務改善を行い、混雑緩和に努めていきたいと思いますが、週明けの月曜日、特に午前などの来庁を避けるなどのご協力もお願いしたいと思います。また、マイナンバーカードを使うと、区役所にお越しにならなくても、コンビニなどで住民票などの証明書をとることができます。全国のコンビニで、朝6時30分からから夜11時まで、休日もご利用可能です。


少しでも明るい雰囲気になるよう現在市民課のロビーには、神戸市立住吉中学の美術部が書いてくれた大きな絵が和らいだ空間を作ってくれています。
住吉中学校美術部の絵

区長五十八歩目(6月6日)

先日、春の叙勲において、東灘区自治会連絡協議会 会長の廣瀬 隆作様が自治会を中心とした地域活動(自治会活動歴を27年)の貢献により旭日単光賞(きょくじつたんこうしょう)を授与されました。

また、同じく春の叙勲で東灘区の中川 明美様が、瑞宝単光章(ずいほうたんこうしょう)の栄誉を受けられました。

これは、公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方に贈られるもので、具体には、統計調査員として昭和61年から現在に至るまで、計112回の調査に従事していただきました。

本来(コロナ禍でなければ)東京において伝達式に出席いただくのですが、残念ながら、中止となりました。

僭越ながら、私が代理でお渡しさせていただきました。
廣瀬会長表彰写真中川様表彰写真

このように、区の業務は、多くの区民の方々ご協力のもと取り組みが進められておりますことの証でもあり、改めて感謝申し上げます。

区長お散歩日記(2022年5月)

区長五十七歩目(5月24日)

クリーンステーションの管理についての要望は、自治懇談会や婦人懇談会などの団体広聴で多く出される課題です。

ご存じの通り原則として、クリーンステーションは地域住民などの管理人が清掃等含めて管理を行っていただいています。ただ、ゴミ収集時にゴミが散らかっていれば、狭い道など危険な場合を除き、収集員が軽く清掃をしています。

また、環境局東灘事業所では具体的なステーション番号が分かったうえでの苦情があれば調査・現状確認を行っています。

クリーンステーションの管理がうまくいかないと、「ごみがごみを呼ぶ」と言われるように、クリーンステーションに不法投棄が発生し、周辺にも迷惑がかかります。

地域での取り組みに際しては、具体的な状況に応じた相談を東灘事業所にいただければ、よい解決策に繋がると思います。

参考:取り組み事例

https://www.city.kobe.lg.jp/a04164/kurashi/recycle/gomi/shisaku/chiikikatsudo.html

クリーンステーションの写真1
クリーンステーションの写真2クリーンステーションの写真3

区長五十六歩目(5月20日)

先日、六甲アイランドでウエルカムフェスティバルとバラ祭りが3年ぶりに開催されました。天候にも恵まれ、大勢の人で久しぶりに賑わいました。

いずれのイベントも、六甲アイランド地域振興会、六甲アイランドCITY自治会が中心となり、新型コロナウイルス感染症対策に配慮しながら開催されました。

ウェルカムフェスティバルの写真1ウェルカムフェスティバルの写真2バラ祭の写真

この日は、神戸ファッションプラザ、サン広場・スペイン階段のリニューアル工事が完了し、子どもに人気の「ふわふわドーム」のオープニングセレモニーが行われました。

市長挨拶のあと、多くの子どもたちが早速、楽しんでいました。

オープニングセレモニー写真ふわふわドーム写真

六甲アイランドは、「まちびらき」から30年を経て、さらに子育てにやさしい街に発展していくことを感じました。

 

区長五十五歩目(5月16日)

戻ってきた感のある今年のゴールデンウィークは、3年ぶりの「だんじり」が東灘区内の各地域で開催されました。各地域で、新型コロナウイルス感染症対策及び安全運航に努めていただき、大きな事故なく無事に開催されました。

多くの区民がまちにまったという気持ちが、担ぎ手からも観客からも感じられ東灘区の春を感じることができました。

地域のつながりが、世代を超えて育まれるきっかけともなる文化伝統を守り続ける想いを、区長としても区民としても感じた連休でした。
だんじり写真1だんじり写真4
だんじり写真5
だんじり写真2だんじり写真4

区長五十四歩目(5月12日)

先日、神戸大学の海事科学研究科の新練習船「海神丸」のお披露目式がありました。この春に引退した4代目の深江丸は、35年間、2万5千人以上の船乗りを育ててきました。

海神丸は、最新設備、大型化されただけでなく、新たに次のコンセプトのもと完成しました。

1つ目は、人材育成に不可欠な練習船機能の充実です。この船舶は、神戸大学生はもとより、全国の大学生を対象に、実習・演習・実験などを提供します。

2つ目は、海洋立国を牽引する人材の育成と先端研究を推進する「海の神戸大学」の顔として、多角的な海域探査や観測に必要な最先端の機能の充実です。

3つ目の大きな特徴が、社会貢献機能の充実です。例えば巨大災害発生時に、被災地に対して水や電力の供給、支援物資の輸送などの災害支援機能を付加することです。

特に、3点目については、阪神淡路大震災を経験した当地においても、非常時に様々なバックアップが期待されるところです。母港として、大学のある深江浜に停泊しており、この近さは、東灘区にとってもいざというときに大いに期待できるものと考えています。
写真1写真2
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区長お散歩日記(2022年4月)

区長五十三歩目(4月22日)

東灘区医師会の皆さんとは、地域医療の推進にともに取り組むため、定期的に連絡会を持っており、今年度第1回の会合がありました。

このコロナ禍においては、医療機関の多くが休診となる年末年始・GWにおける発熱外来を公益財団法人甲南会(六甲アイランド甲南病院)と協力して臨時に開設いただいており、また、平時における各種健診事業や介護認定審査会などにも参画いただいています。

この中でこの4月より、「障害のある子どもに対応する医療機関」を、東灘区のホームページに掲載するということで、区内70か所の診療機関が積極的にご協力いただくことになりました。

https://higashinada-kosodate.jp/support/

全市的には、医療的ケアが必要な子どもの支援ハンドブックがあり、相談窓口等が紹介されていますが、診療科別に対応医療機関が分かることが東灘区自立支援協議会からも求められておりましたので、大変感謝しています。ぜひ活用いただけたらと思います。

参照:支援ハンドブック:https://www.city.kobe.lg.jp/a86732/kosodate/sodan/handbook.html

区長五十二歩目(4月18日)

先日、献血をしました。ここ数年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、企業等での献血実施が減少したことにより、現在血液の確保に大変苦慮している状況だと聞いています。

私自身は、阪神淡路大震災の後、何か感謝を示せないかという思いと、サボり気味の私でも何か継続的にできるものとして続けています。年齢も重ねてきましたので、献血ができる体であることに感謝しながら行っています。

皆さんも見たことのある献血車の活動が、コロナ禍で難しいようですので、ぜひ機会があればご協力いただいたらと思います。
献血

区長五十一歩目(令和4年度第一歩)(4月13日)

新年度を迎え、区役所は引っ越しなどによる窓口業務の繁忙期であり、また、職員異動や新規採用職員の配置などあわただしい時期になりました。

その合間に、岡本南公園(桜守公園)に訪れ、満開の桜を拝見しました。多くの人が散歩がてら桜を楽しんでいました。来年には、地元の有志の方々が、コロナ禍で中止となっていたイベントを行うとも聞いており楽しみです。
岡本南公園
また、区長四十五歩目(3月7日)でも書きましたが、区役所前の愛の募金塔も美しくしていただきました。看板は、住吉宮町にあります「エルピス・ワン」(就労継続支援B型事業所)の職員の方に「愛の募金塔」の表示を新しく作成いただき、彫刻みがき隊というボランティアグループに銅像を磨いていただきました。本当にありがとうございます!
愛の募金塔
春になり、少しずつ変化が感じられ楽しくなります。

区長お散歩日記(2022年3月)

区長五十歩目(令和3年度最終歩)(3月31日)

来年度の区役所1階が少しスッキリしました。窮屈だった総合窓口を移転して、暫定的な受付でしたが、元々のエントランスとしての空間を確保して余裕のある空間となっています。
区役所1階
区役所内も、訪れた方に自然と情報が目に入るような工夫を各階で行っています。
 区役所1階エレベーター前 区役所4階お散歩マップのポスター
来年度(令和4年度)には、情報のパンフレット類を1階で一覧性のある形で提供するとともに、ロビーで簡単な作業ができるスペースを用意し、デジタルサイネージで、地域の大学や団体の活動を紹介できるようにしていきます

区長四十九歩目(3月28日)

年度末の週末の日曜日に、第21回六甲アイランドチューリップ祭を覗いてきました。天気もよく、多くの家族連れが地元自治会主催のチューリップ写生大会に参加していました。
六甲アイランドチューリップ祭
子育て世帯から人気なこの六甲アイランドには、現在「ふわふわドーム」と呼ばれる子どもの遊び場がサン広場において建設中です。既にある、「こべっこあそびひろば」の前でもあり、雨天でも子どもが遊べる場所として利用されるのではと期待しています。
サン広場のふわふわドーム
同じ日にシェラトンファームでは、ファーマーズマーケットが開催されていました。貸農園プロジェクトと合わせて徐々に定例化すればと感じました。
ファーマーズマーケット1 ファーマーズマーケット2

区長四十八歩目(3月18日)

今日は、東灘区学生サポーターの最終報告会がありました。区内の大学の3チーム(神戸国際大学、甲南大学)からそれぞれの発表がありました。
学生サポーター1 学生サポーター2
学生サポーター3
①RIC健康づくりプロジェクトチームからは、「ボッチャ」の体験会、②甲南Ⅶからは区内外国人への交流・生活相談、③RIC.Reborn.Projectからは、六甲アイランドの魅力再発見と発信という発表が行われました。

コロナ禍であり、計画していたことがなかなかできない中で、①なんとかイベントにこぎつけたり、②広報するなかで、必要な人にどうやって情報を届けるのかを工夫したり、③魅力を伝えるために、地域を知り、その中で、地元の店や施設だけでなく、そこにいる暮らし働く人との繋がりに結びついたりと、紆余曲折しながらたどり着いた風景が見受けられました。

私からは、「取り組んでいて楽しかった?」という質問をさせてもらいましたが、皆さんからいろいろな事があったけど、「楽しかった!」という答えが聞けてホッとしました。

これからも、一つの経験として、コロナ禍でもあきらめずに、できることにチャレンジして行って欲しいと思います。

区長四十七歩目(3月16日)

今日は、御影高校との意見交換会に出席しました。2年生の2チームから、①もったいない!8分で巻き起こす食品ロス革命  ②勉強ができない?読書ができない?よし図書館へ行こう! という2つのテーマの研究発表をしていただきました。
発表1 発表2
いずれの発表も、ユニークな視点から研究されており、①食品ロスの方では、余った食材を使ったレシピが賞を受け、②図書館の方では本を読んでもらう工夫としての、セレクトバッグという試みを東灘図書館で実施するなど、具体的な行動に繋げる素晴らしいものでした。
レシピ表紙 余った食材を使ったレシピ
お楽しみ袋
次に、若者に向けた広報での意見交換は、SNSの中でもインスタグラムなどからティックトックといった媒体による、短時間に訴求力のあるものが若者の関心事であるなどの貴重なヒントをもらいました。

私が在校していた時とは違い、立派な後輩との交流は今後とも大事にしていきたいと感じました。また、中谷校長先生をはじめとする、先生方の質の高い多様な教育機会を提供する姿勢に敬服いたしました。
missiejournal

区長四十六歩目(3月8日)

本山南中学校にお邪魔しました。卒業式の練習の合間にお時間をいただき、全国中学校バスケットボール大会で優勝した本山南中学校男子バスケットボール部の皆さんに区長特別賞をお渡ししました。

コロナ禍のまん延防止等重点措置の適用がなければ、青少年育成フォーラムで授与する予定でしたが、中止となりましたので、生徒の皆さんの前での授与となりました。東灘地区青少年育成協議会の皆さんの熱い支援があり、区としても、区民に広く勇気と希望を与えたということを何らかの形で示したいということで僭越ながら表彰という形をとらせていただきました。

市全体では表彰制度自体もコロナ禍で休止されている状態でありましたが、このような多くの人の想いをお伝え出来たと思っています。今回、お時間を割いていただきました柴垣正治校長先生をはじめ学校の皆さんにご配慮いただきお渡しできましたことに感謝しています。
表彰式
このチームは、バスケットボールを愛する生徒が広く集まり、この偉業を成し遂げたことを伺いました。
卒業して、それぞれの場でさらに活躍されることを祈念し、またこの東灘での想いを忘れないで頑張ってほしいと思います。

区長四十五歩目(3月7日)

区長四十四歩目で、区の花である梅の名所「岡本公園」を紹介いたしましたが、区役所前の梅も美しく咲いています。
愛の募金塔
この梅の木の横に、「愛の募金塔」があるのはご存知でしょうか?

愛の募金塔は、1981年(昭和56年)「国際障害者年」を記念して建てられ、今年で41年目を迎えます。ここに集まったお金は、東灘区社会福祉協議会 善意銀行に寄付され、その温かい善意は、東灘区内の障害児(者)、児童、高齢者などを支援する団体を通じて、皆様の身近な地域福祉に役立てられています。

善意の募金状況は、毎月、愛の募金塔に表示してお知らせするようにしています。

通勤通学でJR住吉駅に行きかう人が多い道ではありますが、さりげない善意の気持ちを、毎月感じることができます。

区長四十四歩目(3月2日)

東灘区の花である梅が岡本(梅林)公園で見頃となっています。コロナ禍のため、この地で、地元有志の方々「梅一つ火会」が中心となり開催される「摂津岡本梅まつり」は昨年に引き続き中止となってしまいました。
岡本公園 案内
 梅の花1 梅の花2
ただ、梅の花は例年通り春が近いことを知らせるように、美しく咲き誇り、多くの方が訪れていました。

梅の状況は、下記のWEBから確認ができます。
岡本(梅林)公園開花情報(外部リンク)

区長四十三歩目(3月1日)

公益財団法人甲南会の甲南医療センターグランドオープン記念式典が2月27日に行われました。
 グランドオープン記念式典 甲南医療センター2
1934年に平生釟三郎により創設され、地域医療支援病院として地域医療の中核を担い、同じ甲南会の六甲アイランド病院とあわせて、東灘区の救急患者の9割を超える方々を受け入れています。

さらに、災害発生時には、災害対応病院として被災地内の傷病者の受け入れ及び治療、また救護所に対し、備蓄医薬品、衛生資材等を提供できるよう、平常時からこれらの整備にも努めていいただいています。

今回、第2期工事が完了し、419床のベッド数を確保され、コロナ禍においても患者の受け入れ、病床確保のみならず、3年前から東灘次世代医療人材育成コンソーシアムを区内の大学と連携して結成し、新型コロナワクチンの職域接種などにも貢献いただいています。

今後とも神戸市東部の基幹病院の役割を果たしていただけるものと感じました。

区長お散歩日記(2022年2月)

区長四十二歩目(2月28日)

地域福祉センターでは、様々な活動が行われていることはよくご存じのことと思います。

昨年暮れには、全区の地域福祉センターにフリーWIFIが設置され、これまで以上に利便性が図られるとともに、新たな活動にも利用される環境が整いつつあります。

先日、本庄地域福祉センターにお邪魔し、外国にルーツを持つ子どもたちへの学習教室にお邪魔しました。

こちらは、単に日本語を学ぶだけでなく、一人一人の日本語レベルに合わせて、マンツーマンで教科ごとの学習支援を行っています。話す日本語と、学習のための日本語には違いもあり、子どもたちにとって、この支援は心強いものと感じました。

すでに2012年から長きに渡り「こうべこどもにこにこ会(外部リンク)」が地域福祉センターで活動をしています。
本庄地域福祉センター 教室
本
コロナ禍で、外国人の方の来日は多くは中断している部分がありますが、開港以来150年の歴史の中で、多くの外国人が暮らしている神戸は、だれもが住みよい街です。

このような活動が、身近な地域福祉センターを活用して行われていることが、多文化共生が実現している街の実例の一つといえるのではないでしょうか?

区長四十一歩目(2月24日)

区制70周年を記念して製作した「ひがしなだかるた」が完成し、そのお披露目が、ご協力いただいた区内代表の山﨑校長がおられる本山南小学校でありました。

区内小学生から区の魅力を伝える読み札を、区内高校生から絵札のアイデアを募集し、「ワケトン」の作者である山崎秀昭さんに絵を描いていただきました。
交流会 交流会の様子2
募集は、なんと4443点もあり、その中から選ばれた44作品です。
ひとつ一つの作品から、するどい小学生目線で、区内の魅力が分かりやすく伝えられていると感じました。

カルタは、区ホームページからダウンロードできます。

区長四十歩目(2月21日)

令和4年1月現在、東灘区内にはこどもの居場所が16か所あり、様々な地域団体が活動しています。

区長三十五歩目で紹介した学習支援を中心とした「Luck Field」のような団体や、いわゆるこども食堂に取り組む団体など、地域のニーズに合わせた活動が行われています。

今回、NPO法人「ケアット」が、運営するつながり食堂(外部リンク)に立ち寄りました。

東灘図書館にあった、外国人の方に向けた Food pantry  のチラシが目に入り、外国人向けに活動されているのは、この辺りでは珍しいと思ったからです。
food pantryのチラシ
訪れた当日も、多くのボランティアの方が、食品等の仕分け作業に取り組んでおられました。代表の岡本さんにお話を伺っていますと、コロナ前はこども食堂をしていたが、今はお弁当・生活用品・食材等を配布されているということ、外国人の方もお困りの方がいると聞いて、特に対象を広げてPRをはじめられたとのことでした。
つながり食堂 作業場
コープさんをはじめ地元企業からの食品等の支援をいただきながら、皆さんが元気に取り組んでいました。一方で外国人の方に情報を届けることが難しいとのお話もありました。

概ね東灘区内の小学校区(一部のぞく)にあるこどもの居場所が分かるマップもありますので、活動支援を含めてお近くのこども食堂をのぞいてみてはと思いました。

東灘区こどもの居場所MAP(外部リンク)

区長三十九歩目(2月10日)

3回目のワクチン接種が始まっています。東灘区の集団接種会場は、これまでの御影公会堂から東神戸センタービルWEST8階(本山南町8丁目6-26)に変わりました。(土曜日、日曜日、祝日の会場となっている神戸ファッションプラザ9階は同じ)
東神戸センタービルWEST8階 集団接種会場
いずれも予約枠には余裕があるようです。オミクロン株の感染状況は引き続き厳しい中ですが、できるだけ多くの方に接種していただけたらと思います。

予約をお手伝いするおたすけ隊(東灘区役所3階)も、ここのところゆっくりとした感じでしたが、本日は比較的多くの方のお手伝いをしていただいていました。

こちらでは、ワクチン接種証明書のスマートフォンによる発行もサポートしていますので、お気軽にお立ち寄りいただければと思います。
お助け隊
寒い日が続きますが、この状況を皆さんと一緒に乗り越えられればと願うところです。

区長お散歩日記(2022年1月)

区長三十八歩目(1月26日)

東灘区文化センター(JR住吉駅南)は、活動や発表の場として様々な団体が活用しています。ここのホールは「うはらホール」という名称で、コンサートなどが開催されます。2月の最終土曜日(2月26日)には東灘区連合婦人会を中心に第25回「梅の宴」の開催が予定されています。(1月28日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりました。)

一方で、ここ文化センターでは、昨年から中高生が利用できる無料の学習スペースが設けられています(8階会議室)。以前より9階の青少年コーナーでも多くの方が学習されていましたが、平日夜間は会議室も使うことができます。
東灘区文化センター 学習スペース
無料学習室のご案内 中高生の学習室
東灘のこの学習スペースの利用率は、他区に比べても高いものだと館長から伺いました。この春からは、学校の長期休業期間は終日開設されるそうです。こういう場所を活用して、夢を実現できるといいですね。

区長三十七歩目(1月24日)

先日土曜日に、六甲アイランドにある「シェラトンファーム」を見学させてもらいました。ここは神戸ベイシェラトンホテルに隣接する建物の3階にあり昨年3月にオープンしました。
神戸ベイシェラトンホテル シェラトンファーム
特色は、神戸ベイシェラトンホテルと地元の学生、市内農家の3者が、それぞれの得意分野を活かすことで、結果として地域コミュニティを育てていっているということです。

農家さんは農作物の育て方、学生さんは管理を含めた手伝いといった感じで、利用されている方も土いじりだけでなく隔週土曜日の緩やかな集まりを楽しみにしているという感じでした。

元々は、植栽だった未利用地を有効活用するために、まずはみんなで草刈りから始めようということでスタートしたとのこと。このプロジェクトは、ベイシェラトンの西橋室長(野菜ソムリエ)さんや六甲アイランド出身のKUUMA(株)のプロジェクトマネーシャー江副さんらの「六甲アイランド愛」をひしひしと感じました。

神戸ベイシェラトンホテルの販促活動の一つかなと思っていた私の安易なイメージをいい意味で壊していただきました。

近く、新たな貸農園が六甲アイランドにできる予定ですが、このような想いの人々が集まる場になればと期待します。

区長三十六歩目(1月17日)

阪神淡路大震災が起きて27年が経ちました。毎年この時間は、追悼の場所などで祈りをささげるのですが、今年は、魚崎地区追悼慰霊祭に出席いたしました。
魚崎地区追悼慰霊祭 慰霊祭の様子
私自身は発生当初の1週間、現在勤めている東灘区役所に応援に来ていたことは、貴重な体験でもあり縁を感じるところです。(その後は、本来の所属である新長田再開発事務所で復興事業対応。)

今年の東遊園地での追悼行事の灯篭の文字は「忘」でしたが、体験した人以外にこの事実をどう伝えていくかが、時を経るにつれ難しい状況にあると感じます。

生きていく上で、忘れることも大事な人の機能だと思います。ただ、忘れてはいけないこと(もちろんですが)というより、どう伝えていくかが、このような自然災害には大事なことなのだと感じました。

区長三十五歩目(1月17日)

御影にある西方寺に週末の土曜日に訪れました。ここは、御影の松を詠んだ歌碑があり、旧御影町役場(現兵庫県予防医学協会保健環境センター)のすぐ近くにあるお寺です。久しぶりにこの辺りに来ると、近くにある上中公園など小学生の頃の遊び場であったことを思い出しました。
西方寺
このお寺の集会所を借りる形で、「子どもの宿題会(みんなのLuck Field)」が月2回程度行われています。高校生が、小中学生の勉強を見て、一緒に学ぶという場です。

この場所を立ち上げたのが、市内の高校2年生である吉野さんで、現在20名程度の仲間と活動を行っています。

学習している高校生だからこそ、一緒に学ぶ(勉強をさせるのではなく)ということで勉強の場(学ぶ場)になるのではというコンセプトで始めたそうです。

地域に根差した信頼の厚いお寺を活動の場所にしようと、西方寺の住職にお願いすることから始め、東灘区社会福祉協議会への相談やボランティア保険への加入など全て高校生の彼女達が行動して実現したと聞き驚きました。

仲間や地域の協力を得ながら着実に進めていかれていることに東灘区社会福祉協議会とともに無理のない形での支援を区としても行っていきたいと思います。
子どもの宿題会の様子

区長三十四歩目(1月13日)

1月7日、本山地域福祉センターでほぼ2年ぶりに再開された給食会に参加させていただきました。給食会はコロナ禍により中止を余儀なくされていました(途中、弁当配布により実施)。

30人程度の方々がお集まりになり、久しぶりに顔を合わせて話ができた喜びが感じられました。

教室形式でアクリル板の仕切り、食事中は黙食。食事をいただく以外はマスクの着用など、感染予防対策を充分に講じたコロナ禍での給食会のモデルと感じました。

本山地域の本山中央婦人会・本山北部民生委員児童委員協議会の方々により、昭和60年から平成・令和と続いている活動です。継続は力なりと言われますが、やはり続けていくことが、住みよい地域を築くと感じた給食会でした。

※今回の素晴らしい昼食は、本山北部地域の民生委員児童委員の松澤様(甲南そば)が婦人会の皆さんと準備され、プロの味を提供いただきました。
給食会の様子 給食

区長三十三歩目(1月11日)

区役所の1階は昨年の春まで、証明発行コーナーとして利用していましたが、マイナンバーカードの申請発行などの新たな業務への対応、保健福祉業務の総合窓口化や組織再編の検討によりロビーとして暫定利用しています。

区役所の機能は、ここ数年でITの活用などにより変化の過渡期にあり、ここ2年間のコロナ禍における様々な臨時窓口(おたすけ隊によるワクチン受付)の状況も見ながら、利活用できる場所に改修したいと考えています。

待ち時間を有効に活用できるスペースであるとともに、地域の情報に触れられるスペースとして区民の皆さんに利用いただければと考えています。

現在は、区民の皆さんの作品や、東灘区制70周年記念事業「タイム酒樽プロジェクト」でお預かりした手紙(酒樽)を展示する場所として暫定利用していますので、お越しの際はご覧いただけたらと思います。
区役所1階の展示

区長三十二歩目(1月4日)

新年あけましておめでとうございます。
今年こそは、日常が新しい形で取り戻されればと期待しています。

年末年始の区役所の閉庁期間も、保健センター職員は交代で健康観察などの業務にあたってもらいました。感謝しています。
もちろん、市役所が担うゴミ収集や上下水道、交通などの市民サービスは、年末年始も関係なく業務を続けるところが多くあります。
ただ、コロナに関する対応は、こういう形がBESTなのかは、今後の新たな感染症対策に備えて国全体で議論すべきだと感じています。
住吉神社 住吉地車 年越蔵開
さて、この年末年始に、住吉神社では、「住吉地車 年越蔵開」が開催されました。地元の春の祭りが2年続きで中止されるなか、地元に活気をということから若手のメンバーによる発案で初めて行われたと伺いました。
全8地区の「だんじり」が、提灯に照らされた姿は、大変美しいものでした。この地域の意気込みがコロナを吹き飛ばしてくれると感じました。

初詣では、昨年と比較して多くの人出があったように感じました。これは、感染者数が、市内では一桁前半という状況を反映していると思います。一方で、オミクロン株という変異株の県内での市中感染が見受けられるなど、引き続き感染防止対策に努めていかなくてはなりません。

区長お散歩日記(2021年12月)

区長三十一歩目(12月27日)

先日、「e-TAX・キャッシュレス納付推進の街」宣言式が甲南本通商店街、新甲南協同組合ほかの主催で行われ、大阪国税局などの来賓者とともに私も参加しました。自宅でも納税ができ、かつコロナ禍における感染対策にも資するということから標記の積極的な取り組みを進めていくというものでした。
「e-TAX・キャッシュレス納付推進の街」宣言式
この地、甲南はアーケードを構える商店街としては区内唯一であります。私が子供のころ区内には、住吉市場(JR・阪神)や森市場(現セルバ)、青木市場・商店街など多くの市場や商店街が駅の近くにあったことを記憶しています。
甲南本通商店街 KONAN食彩館
一方で、ありまみち商店街や岡本商店街、高架下市場としては区内唯一の御影市場などまだまだ、頑張るお店があります。

大規模店化、郊外化、車社会といった生活様式の変化の中で、既存の商店街・市場に新しく出店されたお店とともに、長きにわたり唯一の味を守るお店もあります。年末の買い物がてらに近くの市場など覗いてみると、デパ地下より秀逸な味をリーズナブルに試すことができるチャンスがあると思います。

〇2021年も残すところあと数日です。お散歩日記もなんとか30歩を超えることができました。皆様におかれましても、よいお年をお迎えいただくとともに、来年こそ、アフターコロナを踏まえたまちづくりを地域の皆様と一緒に進められればと思います。

区長三十歩目(12月23日)

東灘区の川と言えば住吉川、島と言えば六甲アイランド、山と言えば保久良山があります。毎朝登山などで区民に親しまれる山です。

保久良神社やそのすそ野には東灘区の花である梅林が広がり、市街地から30分ほど歩くと絶景が楽しめるところです。
保久良神社 灘の一つ火
神社のトイレは、地元の方々によってきれいに保たれており、先日、神戸市森林整備事務所により洋式トイレに改修されました。また、神社傍の看板は近く付け替えられる予定です。

天候に恵まれて、来年の初日の出が、ここから見ることができるといいですね。

区長二十九歩目(12月21日)

東灘区の御影浜町(東部第2工区と言われる埋め立て地)にあるティー・エム・ターミナル(株)の防災の取り組みを、東灘区自治連絡協議会の理事の皆さんと視察に参りました。この会社では、LPG(液化石油ガス)や石油化学製品の物流業務などを行っています。
タンク
27年前の阪神淡路大震災の際に、こちらにある危険物が保管されているタンクが危険な状況に陥ったことを教訓に、毎年、地域の自治会の皆さんとの連携と理解を深めるために開催されているものです。
今年で24回目とのことでしたが、コロナ禍における自主防災訓練の様子なども伺うことができ非常に大切な取り組みだと感じました。
港にある事業所は、安全対策上、普段は入ることができず、ともすれば周辺の住民の方からは、どのような状況にあるのか見えないところです。
このような取り組みを通じて、働く人と周辺住民のお互いの顔が見える関係を長きにわたり築くことが、いざという時の協力、安心につながるものと感じました。

これに先立ち、「清流の賞」の表彰式が東灘消防署で行われ、不断の防火安全に貢献される地域団体および事業所の表彰式も行われ、安全・安心なまちづくりの意義を改めて感じました。
清流の賞表彰式

区長二十八歩目(12月20日)

区制70周年事業(2020年)として、「タイム酒樽プロジェクト」と称し、2030年の皆さんへのメッセージとしてお手紙を募集しました。
区内から900通を超えるお手紙をお預かりし、令和3年度東灘区学生サポーターのRIC.Reborn.Projectの3名の学生さんとともに、伝統産業の酒樽に封印させていただきました。
手紙を封印した酒樽 区長と学生サポーターが出席した封印式
タイム酒樽プロジェクトの詳細はこちら

私も手紙を書きましたが、この年齢での約10年後を考えるということについて、色々考える良い機会をいただきました。
コロナ後の東灘区の未来は、さらに輝いていると信じています。
区長が2030年に届く手紙を書く様子

区長二十七歩目(12月17日)

東灘区には区民の台所として、1969年に東部市場が開設されました。現在、野菜・果物、魚、花きを扱っています。阪神淡路大震災では大きな被害を受けましたが、市場の皆さんの努力により、復興し現在に至っています。
先日、婦人会を中心とする消費者学級の皆さんが学習会を兼ねて現地を視察されました。普段、奇数月の第4土曜日にはお買物デーが開催され(現在コロナ禍で休止中。)多くの区民を中心に賑わいます。
東部市場正門 消費者学級の学習会の様子
また、敷地の南側には関連事業所棟があり、この中には名店と言われるお寿司屋さんなどの飲食店や掘り出し物があるお菓子屋さんなどが入っており、ワクワクする場所でもあります。基本、関連事業所は、いつでも買い物ができ、先のお買物デーに合わせて「横丁まつり」が開催されるので、社会見学がてら立ち寄るのに面白いと思います。
関連事業所棟にあるお菓子屋さん

区長二十六歩目(12月15日)

12月5日に神戸市立魚崎小学校で魚崎町防災福祉コミュニティが中心となり神戸市総合防災訓練が開催されました。
ふれあいのまちづくり協議会やジュニア防災などの地域団体、東灘警察署、消防、区医師会、区歯科医師会、区薬剤師会や看護協会など、総勢200名の参加者により行われました。(コロナ禍により参加人数を制限)
訓練の様子
電気自動車からの給電実験やドローンによるアナウンスなど新しい試みが行われました。当日は市長も出席され、講評をいただきました。当地域のテキパキとした訓練に感銘を受けられていました。
ドローンによるアナウンス 市長も出席されました

区長二十五歩目(12月13日)

神戸市立住吉幼稚園が95年の歴史に幕を閉じたのは、平成31年3月のことです。
この地は、神戸市によるコンペが行われ「だんじり」会館に生まれ変わる予定となっています。(令和6年度完成予定)
今後は、文化財の発掘調査並びに、隣接する保育園の拡張工事が行われます。
この会館は、住吉学園により建設、運営される予定であり、東灘区内全体の地域の絆である「だんじり」文化を発信していくことになります。
神戸市立住吉幼稚園
だんじり会館外観イメージ だんじり会館内観イメージ

区長二十四歩目(12月9日)

神戸深江生活文化史料館(深江会館隣)は、昭和56年深江財産区の人たちにより設立されました。阪神深江駅から徒歩2分のところにあり、この地域の生活の移り変わりを、実際の道具などにより知ることができます。
深江会館 地域の生活の移り変わりが分かる実際の道具など
今、こちらでは、「深江音頭」が75年ぶりに復活したことを記念して、特別展が行われています。地元の方々と、東灘高校の吹奏楽部の協力により採譜され、同校の体育祭で新しい振り付けが紹介されました。
よみがえる深江音頭の風景
この音頭は、第二次世界大戦からの復興において、人々を勇気づけ、地域が元気を取り戻すことを目的に作られたものです。

土、日が開館日(無料)ですので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

区長お散歩日記(2021年11月)

区長二十三歩目(11月22日)

11月に入り、コロナの感染者数が減少しています。油断はできませんが、基本的な感染対策をしながら、様々な地域活動が開催されつつあります。
去る11月3日には、三世代交流グラウンドゴルフ大会が魚崎小学校のグラウンドを借りて開催されました。子供から大人までの混成チームにより実施されました。
私も東灘区社会福祉協議会チームとして参加させていただき、初グラウンドゴルフを秋晴れの中、楽しませていただきました。
この事業は、市内ダントツの募金活動を担っていただいている東灘区連合婦人会の主催によるもので、共同募金の協賛事業としても開催されました。
会場となった魚崎小学校の校長先生、教頭先生には朝早くから設営等にご協力いただきました。感謝申し上げます。
三世代交流グラウンドゴルフ大会 三世代交流グラウンドゴルフ大会の様子
魚崎小学校の校舎は、1930年当時の清水栄二氏の設計(隣接する旧魚崎町役場や御影公会堂も設計)であり、その後建て替えられましたが、その意匠を引き継ぎ、阪神間モダニズムを感じさせる建築物です。
魚崎小学校

区長二十二歩目(11月16日)

10月31日は、神戸市長選挙など合わせて4種類の投票が行われました。開票の確定には明け方5時前までかかりましたが、概ね順調に選挙を執行できました。多くの婦人会や自治会の皆さんのご協力に感謝いたします。

今回は、期日前投票の機会を増やすため、東灘区役所以外で初めて六甲アイランドの神戸ファッション美術館に期日前投票所を設けました。
投票日前の3日間の午後だけという時間帯でしたが、想定を超える2000人以上の方にご利用いただきました。

これも連合自治会等を通じた周知活動のご協力によるものと考えており、重ねて感謝申し上げます。
神戸ファッション美術館 期日前投票所

区長二十一歩目(11月11日)

10月29日に、区内にある兵庫県立御影高等学校の創立80周年記念式典に出席してきました。
前身は兵庫県立第三神戸高等女学校、住吉村立高等女学校であり、当日は第1回生をはじめ、県教育次長など、コロナ禍ではありますが、多くの来賓と在校生の出席のもと開催されました。
創立80周年 御影高校の校舎
同校は、東灘区役所と連携協定を結び、区職員が区行政の講師をさせていただくだけでなく、インターシップとして生徒さんを受け入れるなどのご縁があります。私から祝辞を述べさせていただく機会もいただき「Your future is whatever make it, so make it good one.」 (皆さんの未来は、皆さんの手にある。良いものを創ってください。)とのエールを送りました。
記念式典の様子
OBとしても、この多文化共生を体現している国際都市「神戸」の発展に力を貸してもらいたいと感じた一日でした。

区長お散歩日記(2021年10月)

区長二十歩目(10月26日)

ひがしなだスイーツめぐりは、2011(平成23)年に、約40店舗のスイーツ店の協力により始まりました。今年は10周年記念の開催となります。(令和2年度はコロナにより延期のため)
スイーツめぐりポスター
このキックオフイベントが、10月16日(土曜)に御影クラッセ前のだんじり広場で行われ、立ち寄ってみました。
10thANNIVERSARYマルシェ マルシェの店舗の様子
東灘区は多数のスイーツ店が集積し、神戸スイーツによってハイカラな雰囲気が形成されています。これを、区内外の方々に触れていただこうとして始まり、甲南大学の西村教授や東灘区連合婦人会の山本会長などの熱い思いで続いてきたものです。
甲南大学の西村教授が携わったスイーツ
参加42店舗のスイーツ店では、10周年限定の特別なスイーツの販売やスタンプラリーが行われています。緊急事態宣言が解除されるなか、感染対策を引き続き行いながら楽しんでいただけたらと思います。
 

区長十九歩目(10月22日)

神戸国際コミュニティセンター(KICC)という団体をご存じでしょうか?市民の国際交流の促進、多文化共生の推進などを進める神戸市の外郭団体です。
10月12日にこのKICCの市内東部の拠点「御影にほんごプラザ」が阪神御影駅前の御影市場「旨水館」の中にオープンしました。
御影にほんごプラザ外観1 御影にほんごプラザ外観2
東灘区の外国人数は6400人弱で区別では市内で3番目です。最近は特にベトナム、ネパール出身の方が増えており2000名弱の方が暮らしています。(コロナ禍で、来神される方は一時的に足踏み状態です。)

新たに東灘区で留学生や在留資格(特定技能など)を取得し働く人々が、日本語やごみ捨てなどの生活のルール、日本での就職などの相談を身近にでき、さらに区民との交流の場として開設されています。ここでは、神戸大学を始めとする様々な大学生がサポートしてくれています。
身近な市場に、新たな施設ができていますので、買い物ついでにぜひ覗いてみてはいかがでしょうか?

区長十八歩目(10月21日)

小寄公園(旧本山交通公園)には、蒸気機関車(C型 S108)と神戸市電が展示されており、ランニングコースや広場があります。
少し前まで、神戸市電は補修のためカバーが掛けられ見ることができなかったのですが、修復され写真のように見ることができます。
小寄公園の神戸市電
以前この場所では自動車の運転練習や交通安全教室などが開かれていましたが、その役割を終えた今は、市民公園として親しまれています。
この日は、地域の行事の準備が行われていました。福池小学校に隣接しており、広域避難所にも指定されています。(個人的には、福池小学校は、阪神淡路大震災直後に避難所支援に行った場所です。)
地域の行事の準備の様子
朝早くから、近所の人が散歩をするなど、思い思いに利用されています。

区長十七歩目(10月15日)

東灘区は「灘五郷」のうち魚崎郷と御影郷がある酒どころです。そのお酒を造る過程で生まれる香味豊かな酒粕を使用した食品として漬物「甲南漬」があります。
甲南漬
過日、ここの会長でもあり地域の「だんじり」の世話人でもある高嶋会長のところへ伺う機会がありました。会長は、地域の体育活動などにも尽力していただいているだけでなく、写真にある御影公会堂の50分の1スケールの模型を作成いただき公会堂に寄贈いただくなど地域愛にあふれた方です。
御影公会堂の模型
この本社の傍に、甲南漬が購入できるだけでなく、その歴史を知ることができる「武庫の郷」があります。「甲南漬資料館(国・登録有形文化財建造物)」という趣のある建物もありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
甲南漬資料館

区長十六歩目(10月12日)

10月になり緊急事態宣言が解除され、秋深まるかと思いきや、まだ暑い毎日です。ただ、解除のおかげで、感染対策に留意しつつ、秋のイベントを順次行うことができる環境になってきました。その一つが「第18回神戸東灘アートマンス」です。

一言で言いますと、「区内6か所の美術館に行こう!」なのですが、その一つ香雪美術館に寄ってきました。ここは、朝日新聞社の創業者である村山龍平氏が収集した古美術が定期的に公開されるほか、茶会なども開催されています。(コロナ禍では中止)
香雪美術館
この美術館は、村山氏の邸宅の一角にあるとともに、道路を隔てて弓弦羽神社があり、閑静な散策道になっています。
弓弦羽神社は、八咫烏をシンボルとするサッカーの神様でもあり、近年は名称が似ているということで、スケートの羽生結弦選手のファンの聖地の一つにもなっています。
弓弦羽神社 御影石のサッカーボール

区長お散歩日記(2021年9月)

区長十五歩目(9月29日)

第75回赤い羽根共同募金が10月から今年も始まります。地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として取り組みが進められています。赤い羽根がシンボルなので、この時期よく目にされると思います。

社会情勢の変化の中で新たな取り組みが行われています。その一つに「募金百貨店プロジェクト」があります。これは、一言でいえば参加団体と一緒に「地域のためになる募金付き商品」を企画し、販売するという取り組みです。
参照:http://www.akaihane-hyogo.or.jp/publics/index/89/

この取り組みに、区内で最近参加されたのが、青木にある一般社団法人さんでーかふぇ「ぽこぁぽこ(就労継続支援B型事業所)」さんです。ここでは、様々な取り組みが進められています。
参考:ぽこぁぽこの募金百貨店プロジェクト(PDF:708KB)
参照:https://sundaycafe2019.wixsite.com/pokopoko2019/b

代表理事の加納さんは、赤い羽根共同募金のお世話になるだけでなく、出来ることからでも参加したいという思いからこの活動を始められたと伺いました。野菜や米、手作り商品(エコバックなど)などの販売もしていますのでぜひお近くの人は立ち寄ってみてください。
店舗外観

区長十四歩目(9月24日)

先日、区役所で児童養護施設への台湾バナナの寄贈が行われました。
区内2か所ほか計5か所に寄贈されました。

寄贈者である世界華人工商婦女企管協会日本関西分会会長の洪さんのお話では、これまでの地震などの災害における相互の助け合いの絆が、今回、台湾へのワクチン供給がなされたことへの感謝の気持ちを示すために、バナナの寄贈を行っているとのお話でした。

東灘区の日台友好協会会長の中島様、台北駐大阪経済文化弁事処処長の李様の立ち会いのもと、神愛子供ホーム及び信愛学園に寄贈されました。
このように、コロナ禍とはいえ、関係者の努力により、感謝を紡いでいくことができると感じた日でした。
バナナ寄贈の様子 寄贈されたバナナ

区長十三歩目(9月15日)

六甲アイランドで週末や祝日にワクチン接種ができることは皆さんご存じかと思います。
参照:https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/kenko/health/infection/vaccination/covid19/higashinada.html

この場所は、神戸ファッションプラザ9階にあります。
ここは、元映画館で、2011年11月に閉館されました。ただ、写真を見ていただくとわかるように、今にも映画を上映できる状態ですね。私も、時々利用していましたので、懐かしく見てしまいました。現在のワクチン接種会場としての利用が終わった後に、何か利用出来るといいのですが。。。
神戸ファッションプラザ9階のワクチン接種会場 神戸ファッションプラザ9階ワクチン接種会場

区長お散歩日記(2021年8月)

区長十二歩目(8月25日)

8月20日より4度目の緊急事態宣言(まん延防止等重点処置は8月2日より)が発令されています。夏祭りの中止が相次ぐ中、感染防止対策の上、事前申し込みにより開催を予定していた住吉川での「親子水辺フェア」も中止とさせていただきました。申し訳ありませんがご理解をお願いいたします。すでに、想定していた参加者数を上回る応募をいただき、多くの方に楽しみにしていただいておりました。せっかくの夏休みに地域の自然を知っていただく機会を持つことができず残念に思っています。
過去の親子水辺フェアの様子
住吉川は、河川敷が「清流の道」として区民に開放されており、散策などでの利用や、夏休み期間中は、市内随一の清らかな場所での子供たちの水遊びの場などにもなっています。
現在、住吉川を題材とした絵画コンクール(9月3日まで)の募集も行っていますが。区制70周年記念事業として募集した「東灘かるた」でも、区内小学生の圧倒的多数の人気のお気に入りの場所は、この住吉川でした。定期的に行われる「住吉川清流の会」のクリーン作戦でも、多くの区民の参加者により行われており、子供のころから親しむことで、地域に愛される場所となっていると感じています。
過去のクリーン作戦の様子
ただ、最近の異常気象における集中豪雨の際、この穏やかな川も自然の驚異を感じる危険な状況となります。川に設置されている黄色の回転灯の点灯や、「河川モニタリングカメラシステム」などを利用して安全に川に親しんでもらえればと思います。
集中豪雨のときの住吉川

区長十一歩目(8月16日)

東灘図書館は区役所の向かいにあります。昼休みに、時々本の返却などで立ち寄る場所です。
(散歩という距離でもないですが。。。)
コロナ禍では、再三利用制限がかかっていますが、今は2階の閲覧コーナーの距離制限などの感染症対策を除き、様々なサービスがほぼ通常通りに提供されています。
東灘図書館外観
令和元年度現在、利用登録者数は55,000人を超えており(中央図書館に次ぐNo.2)、貸し出し数は96万冊/年を超え、市内No.1の利用冊数なのです。特に児童書は37万冊弱/年(市内2番目図書館と10万冊以上の差)と、東灘区民の読書習慣は、子供のころから培われているものかと思います。

また、東灘図書館では、withコロナ時代にも対応した書籍消毒機が令和2年6月より設置されています。赤外線の除菌、風による塵の除去を1回30秒で一度に6冊できます。
書籍消毒機
東灘図書館の入り口横には、「だんじり資料館」があり、地域の伝統文化を感じていただける場所でもあります。
だんじり資料館
東灘区には、六甲アイランドや本山地域福祉センター(区長お散歩日記三歩目で紹介)の市民図書館のほか、区役所東隣りのコープカルチャー生活文化センター2階にも図書コーナーがあり、まさにBookworm(本の虫、本好き)な区民性を反映しているといえるのではないでしょうか。
コープカルチャー生活文化センター図書コーナー

区長十歩目(8月2日)

先日、東灘高校、御影高校、六甲アイランド高校の生徒が参加したインターシップが東灘区役所で行われました。区制概要などの学習の後、地域の方々との交流や1階の庁舎案内といった区役所の仕事を体験してもらいました。
庁舎案内の様子
この中で、区内の美術館などを知ってもらう謎解きゲーム(区内探索)を行い、私の代わりに散歩をしてもらいました。
座談会では、「区内の学校に通っていますが、知らない場所がたくさんあった。」との声がありました。区外から毎日訪れる地域で、少し足を延ばしてもらうきっかけの必要性に気づかされました。高校生に限らず、選択肢が多いように見える昨今ですが、日々の生活の中で自分のお気に入りだけの動きになりがちなことの裏返しで、こうした少しの気づきが視野も行動も広げることになると感じました。
謎解きゲームの様子
最後に、東灘区の人口増の妙案を事例研究として、2グループに分かれて取り組んでもらいました。短時間に高校生らしい視点での提案(A班:阪神魚崎駅を高校性の立ち寄りスポット化、B班:子育て、高齢者にやさしいまちづくり)を発表いただきました。高校生からは「あっという間の3日間」という感想があり、このインターシップは参加した高校生の将来に必ず役に立つものと感じました。
区長とインターンシップ生

区長お散歩日記(2021年7月)

区長九歩目(7月1日)

阪神御影駅前にある御影クラッセのだんじり広場は、文字通り「だんじり」の勇壮な姿を春先に見ることができます。また、ここでは様々な地域のイベントが開催され、多くの人が足を止め、楽しむだけでなく気づきの場所にもなっています。

例年、梅雨が明ける時期に「社会を明るくする集い」という催しが行われています。これは、保護司の活動として、犯罪・非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動を多くの人に知ってもらう催しです。

この広報活動のために、東灘区保護司会 和田会長他4名の方がお見えになりました。今年は残念ながらコロナ禍のため、イベント自体は中止となりましたが、少しでも多くの方にこの活動を知り、理解を深めていただくために、御影クラッセ内の4階で啓発展示が行われます。
御影クラッセにお越しになりました際は、4階ユースプラザKOBE・EAST外の通路での展示を覗いてみてください。期間は7月20日(火曜日)~7月31日(土曜日)です。
また、第71回”社会を明るくする運動”東灘区推進委員会ホームページ(外部リンク)にて
社会を明るくする運動PR動画(PDF:1,471KB)」が公開されています。期間は7月1日(木曜日)~7月31日(土曜日)です。
(※ユースプラザは、青少年の居場所づくりの場として設けられましたが、これはまた改めて紹介させていただきます。)
東灘保護司会の方々が区長室に来られました

区長お散歩日記(2021年6月)

区長番外歩(6月25日)

先日、1回目のワクチン接種をノエビアスタジアム神戸で受けてきました。街宣車でワクチン接種を区民の方にご案内している中で、大規模接種会場としてノエビアスタジアム神戸と神戸ハーバーランドセンタービルをご案内していることもあり、実際に自分で体験してみようと思い、接種場所に選びました。

JR兵庫駅北のバスターミナルから無料のシャトルバスに乗り、途中新長田駅を経由して会場に参りました。接種会場の前に着き、その後は誘導に従いワクチン接種を受けました。接種予定開始時間までの待ち時間を除き、スムーズにワクチン接種を受けることができました。思ったほど、東灘区からの移動時間にストレスはありませんでした。
大規模ワクチン接種会場シャトルバス乗場ノエビアスタジアム行 ノエビアスタジアム神戸
スタジアムの内部を通るので、サッカーファンには、待ち時間もワクワクする空間かもしれません。

大規模接種会場は、接種規模が大きいからか早めにワクチン接種の予約ができました。ワクチン接種を早く受けたいとお考えの方は、接種場所の候補の1つに考えられてはと思いました。

※ちなみに、今回は区外の施設の散歩ということで番外編としました。

区長八歩目(6月15日)

先日、「東灘次世代医療人材育成コンソーシアム」の加盟3大学(甲南大学、甲南女子大学、神戸薬科大学)が、公益財団法人甲南会・甲南医療センターのバックアップのもとに、学生・教職員等約17,000人を対象としました職域接種を行うことが記者発表されました。
平生記念セミナーハウス 記者発表の様子
このコンソーシアムは、甲南会 具理事長のリーダシップのもとに、2018年11月に立ち上がり、東灘区内の地域医療を支え、また貢献するということから東灘区役所もメンバーの一員として名を連ねています。

職域接種の取り組みは、学生の対面授業の復活に道筋をつけるものであり、東灘区としても区内に学生の声が聞こえる日常に戻る一歩になるものと期待しています。

この記者発表が行われた場所は、平生記念セミナーハウスです。甲南学園や甲南病院を設立した平生釟三郎(元文部大臣、実業家)の生家の跡地に建っています。ここでは甲南学園の学生・生徒だけでなく地域の方を対象とした各種講座なども行われています。

また、この会場は、今回、神戸市の集団接種会場として東灘区内では2か所追加されたうちの1つです。
7月以降に開設する予定で、こちらでもワクチン接種を受けることができます。

区長七歩目(6月4日)

ここ3週間ほど、週末は街宣車に乗り、区内にワクチン接種の啓発を行っています。
伝える情報をどのようにコンパクトにしても30秒程度がひと括りになります。例えば、車が30km/hで走行すると最低250mの距離を移動してしまうので、聞いている方に情報が伝わりにくくなります。そのため、内容を聞き取ってもらえるように、駅前など人通りのあるところでは停車してアナウンスしています。
ワクチン接種についてアナウンスする街宣車の様子
生活している区ということで、駅前以外に人が集まりそうなスーパーやホームセンター、公園などの土地勘があり、そのあたりで「区長の植松です。」と名乗りながらアナウンスしています。耳にした方は、ぜひ聞いてやってください。

街宣車で話すことは初めてであり、声の感覚を運転手さんに確認してもらいながら、適宜、場所に応じた内容にアレンジすることを心がけています。また、交代要員として私の声の録音データを作りましたが、比較的クリアに聞こえているようです。毎回、何人かの方が街宣車に近づいて来られて、問い合わせをしていただき、区民の皆さんのワクチン接種への関心の高さを肌で感じています。

ノエビアスタジアムやハーバーランドの大規模接種会場では、予約枠に余裕があり比較的早期に接種が可能ですので、ぜひ接種先に検討いただけたらと思います。

区長お散歩日記(2021年5月)

区長六歩目(5月25日)

御影公会堂
今回は、御影公会堂を紹介します。現在の公会堂は2017年にリニューアルオープンしたもので、地下には嘉納治五郎記念コーナーとオムライスの有名な食堂があります。元々は、白鶴酒造の嘉納治兵衛氏の寄付などにより1933年5月に竣工したものです。(これを書いている25日が竣工日)

戦災も震災も乗り越えたこの建物は、一時期結婚式場として多くの区民が利用していただけでなく、現在、コロナワクチンの集団接種会場としても活躍しています。
私自身にとっては、小・中学校時代に映画や演劇を鑑賞し、高校時代にいくつかの行事に参加した懐かしい場所です。
先日、御影公会堂の事務長に2階の白鶴ホールに保存されている開館当時の椅子の鉄のひじ掛けを案内していただき、懐かしく思い出しました。

この傍を流れる石屋川は、灘区との境でもあるのですが、川沿いの石屋川公園は、散歩道として多くの人が利用しています。また、御影公会堂の近くの公園内には「火垂の墓」のモニュメントがあります。その傍には、阪神淡路大震災の経験を生かした貯水槽と水琴窟があります。
御影公会堂の近くの公園内にある「火垂の墓」のモニュメント 阪神淡路大震災の経験を生かした貯水槽と水琴窟

このコロナ禍を乗り越えるためのワクチン集団接種会場としての役割を早く終え、阪神間モダニズムの現存するランドマークであり、区民の文化の発表・教養の場として、今後も多くの人で賑わう日が近いと信じています。

区長五歩目(5月18日)

この時期は、つつじに包まれた神戸まつりを思い出します。今年は残念ながら中止ですが、季節の花に中止はありません。区内でも多くの花を見ることができます。六甲アイランドのバラ園は、地域の皆さんが世話をされていて、例年美しい花を咲かせています。私が立ち寄った時も、多くの人が訪れ、思い思いの写真を撮っていました。
六甲アイランドのバラ園
本山の通称バラ公園(山手幹線沿い)も、見事な満開を迎えていました。緊急事態宣言下ですが、いずれもふらりと立ち寄れて和める場所です。
本山の通称バラ公園(山手幹線沿い)

六甲アイランドの南には野鳥園があります。池を窓から覗き見できるようになっているので、一人野鳥を眺めてみるのも気分転換になるのではないでしょうか?
六甲アイランドの野鳥園

引き続き、コロナの感染者数は高止まりしており、阪神間における医療体制がひっ迫している状況です。

待望のワクチン接種が始まり、今後、65歳以上75歳未満の皆様には年齢順にワクチン接種予約のご案内が届きます。インターネット(WEB)での予約が早く、待つ必要がありません。(予約専用電話がなかなか繋がらないのでご迷惑をおかけしています。)ご自身だけでのインターネット(WEB)予約に不安のある方は、東灘区役所、東灘体育館、神戸ファッションプラザ(3F、サン広場)、本山地域福祉センターにお越しください。お助け隊が予約のお手伝いをします。ワクチン接種は希望者全員が必ずできますので、慌てずに予約手続きを行ってください。
コロナワクチン予約お助けします!ワクチン接種の予約のお手伝いを4か所で実施します。
※本山地域福祉センターは5月20日から開始します。

区長四歩目(5月7日)

またまたまた、緊急事態宣言が発出されてしまいました。ゴールデン・ウィークは、不要不急の外出を控えていただくということになりました。そして、本日(5月7日)、さらに期間の延長が正式決定されました。この季節のいい時期に昨年同様、部屋の片づけしかすることがなく区役所に様子を見に行く毎日となりました。

本来なら、「東灘だんじり祭」の季節でもあり、そろそろぶらぶら区内の飲食店を訪ねたいと思っていたのですが。。。(外食は奨励されている状況にもなく。)

今月10日からワクチンの集団接種が始まりますが、診療所・病院での個別接種も含め予約の電話が繋がらないということで、多くの区民の方にお手数をおかけしています。(申し訳ありません。)お電話以外にWEBでの予約を受け付けていますが、手続きが難しいと感じられる方のために、区役所にはWEBでの予約を助ける学生の皆さんが、臨時でお手伝いに来てくれています。こちらも多くの方にご利用いただいた結果、当初は大変待っていただくことになりました。そのため急遽、市内各区役所等ではゴールデン・ウィーク期間中の受付対応を行いました。(ただ、事前の周知不足もあり、この期間は待ち時間なしというスムーズすぎる受付となってしまいました。)
東灘区役所入口のWEB予約システムのご案内

今後、65歳以上75歳未満の区民の皆様にワクチン接種予約のご案内が年齢順に届きます。引き続き、区役所では学生の皆さんが予約のお手伝いをしていますので、ご利用いただければと思います。(6月4日まで、土日除く)

ということで、今回の散歩はおとなしく東灘区役所の庁内をめぐりました。屋上には、消防署の訓練場があり、その上からの見晴らしは、住吉川の上流から下流まで見渡せるもので、すばらしい眺めでした。(正直、柵がないので怖かったです。)
東灘区役所屋上からの景色

近く、ワクチン接種が広くいきわたり、緊急事態宣言が発出されない日常になることを信じています。

区長お散歩日記(2021年4月)

区長三歩目(4月22日)

今日は、本山地域福祉センターにお邪魔しました。ここは、阪急岡本駅の近くにあり、多くの大学生が行き交う「まち」なのですが、コロナの影響で対面授業が制限されているせいか、少し寂しく感じました。
本山地域福祉センター
ここには、地域の方が運営されている「プラザ本山市民図書室」があり、本を借りることができ(特定開室日)、神戸市立図書館で予約した本を受け取ることもできます。

区内には、このほか「コープカルチャー生活文化センター(田中町)」の図書コーナーや、区内の大学の図書館を区民へ開放する(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一部中止あり)など、東灘図書館以外にも本を身近に触れられる場所があります。オンラインで注文でき、まちの本屋さんが減る中で、実際に本を手に取って、行き当たりばったり、好みの本を探すということも楽しい時間だと思っています。

さて、この日は、東灘区連合婦人会の皆さん自らが地域の課題に関する学習と気づきについて報告される場に立ち会う機会がありました。環境問題からスポーツまで幅広いテーマのお話を伺いましたが、それぞれの取り組みについて気付かされることが多々あり、有意義な時間でした。様々な知識を生かして、様々な取り組みの一歩を地域の皆さん自らが進めていただくことが、新たな気づきとともに繋がりが広がる、まさに共助になるのではと感じました。
東灘区連合婦人会の皆さんによる報告会

区長二歩目(4月13日)

六甲アイランドは、1972年に埋め立てが始まり、「まちびらき」から33年を迎える海上都市です。ここは住居地区を囲むようにシティヒルと呼ばれる遊歩道があり、1周約5キロの、信号もなく足にやさしい土道のランニングコースでもあります。

週末、自宅から走ることがありますが、早朝天気がいいと、六甲大橋から島内へ行く道も海風があり大変気持ちの良いところです。
足にやさしい土道のランニングコース

4月13日、この六甲アイランドにある神戸ファッションプラザの中に、「こべっこあそびひろば六甲アイランド」がオープンしました。親子が雨の日も遊べる場所として市内2か所目となる施設です。
当日は、市長、議長をはじめ、東灘区の自治会、婦人会の代表の方々によるオープニング式典が行われた後、早速近隣の親子の方が利用されていました。
オープニング式典 こべっこあそびひろば六甲アイランド
このような、子育てのための遊び場や相談できる場所として、区役所にも「こうめちゃんルーム」や「おやこふらっとひろば」があります。「子育てしやすいまち、東灘」としていろいろな事業を行っていますので、ぜひ「東灘うめろぐ」(https://higashinada-kosodate.jp/)で検索してみてください。

区長一歩目(4月2日)

地域の方々とお会いする機会が制限される中ですが、少しでも顔見知りが増えればということで、いろいろな方に少しずつお会いさせていただいています。

ある日差しの気持ちのいい日に、桜と水車の風景に出くわし、写真を撮らせていただきました。ここは、(一財)住吉学園の前庭で、この水車は、酒造りとも縁の深いものだと聞いていましたので、東灘を感じられるなと思いました。
桜と風車の風景
この(一財)住吉学園が、コロナ禍で奮闘されている神戸市内の医療従事者等への支援として、健康福祉センター「うはらの湯」の入浴券1万枚が、先日神戸市に寄贈されました。
「うはら」は、この東灘区のあたりの昔の地名を冠したものです。
この「うはらの湯」で、温泉につかりながら、日ごろのコロナへの対応の疲れを癒していただけるのではないかと思います。「うはらの湯」では、withコロナ時代における「黙浴」を推奨し、しっかりとした感染対策をされ、この地域での憩いの場の一つとして営業されていますので、皆さまも一度立ち寄られてみてはと思います。
寄贈の様子

新任のご挨拶(4月1日)

この4月の神戸市の定例異動で新たに区長として赴任いたしました植松賢治です。

赴任といいますと、遠くからやってきた感がありますが、私自身は区内で生まれ、育ち、生活する、東灘区は「ふるさと」でもあります。

すでに1年以上に及ぶコロナ禍において、個々人の生活だけでなく社会経済活動全般において 、様々な制約が続いています。区においても、マイナンバーカードを始めとするICT(情報通信技術)を活用したサービスの提供により、区民の皆さんへの市民サービスの提供にこれまで以上に努めているところです。

一方で、顔を合わせたお付き合いに勝るものもないと信じています。こういう状況だからこそ、(もちろん、感染対策ルールを守りながら)区内のまち歩きなどで、出会いや、感じたことをお伝えできればと思っています。

この思いから、今回から「区長お散歩日記」という表題に変えさせていただきました。

伝統ある「だんじり」祭りや酒造業織りなす酒蔵、海上都市の六甲アイランドと緑あふれる六甲山、美味しいスイーツや多くの学生が学ぶこのまちで、新たな気づきに触れ、少しでも区民の皆さんにお伝えすることができればと思っています。また、その気づきが、新たな気づきに繋がればと期待しています。

世界の喜劇王であるチャールズ・チャップリンの名言に、You'll never find a rainbow if you're looking down. というものがあります。「うつむいてばかりいたら、を見ることができない。」という風に訳せるでしょうか。

これから区民の皆さんと一緒に、身近な「虹」を創っていけたらと思いますのでよろしくお願いします。

お問い合わせ先

東灘区総務部地域協働課