東灘区 区長室だより

最終更新日:2024年3月31日

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2024年3月31日

東灘区の皆さん

 このたび、人事異動により東灘区役所を転出することとなりました。
 令和5年度は、コロナ禍がずいぶんと落ち着き、地域活動、人やモノの動きがしっかりと活発になった一年でした。東灘でも、「だんじり祭り」が盛大にとり行われ、「うはらまつり」も4年ぶりに開催され、各地域が取り組まれた催し等も大いに賑わったことと存じます。
 一方で、コロナ禍等を経て環境や状況が変わり、活動や参加が難しくなったという現状を伺うこともありました。
 地域のニーズや目指すべき方向も刻々と変わっていくこと、それらにどのように対応していけるかを考える一年でもありました。
 地域の皆さんが、わがまちを愛し、楽しみながら、そして苦労しながらも、まちのための活動、次の世代へつないでいく活動を続けておられる。その情熱に感服しながら、行政としてできることを考え、取り組む。地域の皆さんとともに、そして区職員をはじめ関係者の皆さんから力をいただきながら、区長職に努めてまいりました。
 一年間、さまざまにお世話になり、本当にありがとうございました。
 今後も、東灘が、ますます住み良い、住み続けたいまちでありますように。

令和6年3月31日 中田 裕子

2024年1月5日

 年頭のごあいさつを申し上げます。
 初めに、1月1日に発生しました能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、また、被災されました方々やそのご家族に心からお見舞いを申し上げます。
 改めて、災害等はいつどこで発生するか分からないと痛感しました。私たちにできることとして常日頃からの備えは重要です。この年末も、各地域におかれましては、特別警戒、自衛警戒にもご尽力いただきました。
 引き続き、防災・減災の活動に、行政として、地域と力を合わせて取り組んでいきたいと考えております。本年もよろしくお願いいたします。

 さて、昨年は、着任以降いろいろな場や行事にお伺いしました。11月、12月も様々な行事に参加しましたので、ご紹介します。


11月3日 「8020達成者表彰式」
 「第16回 東灘区 歯の健康フェア」の冒頭に、80歳以上で20本以上の健康な歯を保持されている区民の方々が、東灘区歯科医師会より表彰を受けられました。
 日々の歯磨きや検診を習慣とし、ケアを意識して歯の健康を保ち、心身も健康に過ごしているとのこと。達成者の皆さんの元気なお姿を拝見し、意識を持って継続する大切さを感じました。
 歯科医師会の皆さんには、乳幼児や大学生の歯科健診等の事業により、若い世代を対象とする活動にもご協力をいただいています。遅ればせながら、自ら意識して歯の健康づくりに取り組んでいきたいと思いました。
歯の健康フェア1歯の健康フェア2

11月8日 住吉学園幼稚園の園児の皆さんの来訪
 勤労感謝の日に向け、働く大人へ感謝を伝えるということで、住吉学園幼稚園の園児の皆さんによる職場訪問がありました。13人の元気な皆さんが区長室を訪れてくださって、職員でお迎えしました。
 「いつも私たちのためにありがとう」と元気なかわいいごあいさつ、どんな仕事ですか、東灘区に住む人の数はどのくらいですか、などの質問とともに、メッセージ付の折り紙作品とお花をプレゼントいただきました。
 区民皆さんのために働く私たち区役所職員一同を改めて誇らしく感じた、嬉しく心和むひとときでした。
住吉幼稚園

11月19日 東灘区シニアクラブ連合会 第30回総合スポーツ大会
 コロナ禍を経て4年ぶり、そして30回目の節目の大会にお招きいただきました。
 全体で約40のクラブチーム・約160名の活気あふれる皆さんが、和気あいあいながら真剣に競技を楽しまれる中に、区役所もチームで参加しました。
 「輪とボール引っ張りゲーム」「お掃除ゲーム」などユニークな8競技を紅白対抗で競う大会で、スピードや瞬発力のみならず、バランス感覚やチームワークもポイントだったと思います。種目ごとに出場チームが決まっていますが、人数が足りない場合に流れるように速やかに別チームへ応援参加される皆さんの貢献力も印象的でした。
 健康づくりの成果を十分に発揮された皆さん、そして運営担当の皆さん、お疲れさまでした。
お掃除ゲーム輪投げ

12月4日 「認知症世界の歩き方」ポスターコンクール表彰
 子どもたちや若い世代にも認知症について知ってもらいたいということから、夏休みに「認知症世界の歩き方」講演会&ワークショップを開催し、参加して思ったこと、感じた素直な気持ちを絵日記に描いてもらうポスターコンクールを実施しました。
 これは、東灘区全体での高齢者を巡る課題・対策について、行政を含む専門機関や事業所が合同で考える「東灘区地域ケア会議」で決定した取り組みです。
 認知症とは難しいテーマだったことと思いますが、優しい気持ちのあふれる作品を寄せていただきました。2作品が賞に選ばれ、特賞の橋本陽菜さんの作品はポスターになりました。東灘のまちのあちこちに掲示されています。区民の皆さんの目にとまり、優しい気持ちが循環するきっかけとなることを願っています。
集合ポスター

12月10日 御影公会堂にて。第6回御影音楽祭 つながる
 今年も多くの出演者が目白押しの「御影音楽祭」にお招きをいただきました。
 オープニングの御影北小学校合唱部、御影中学校吹奏楽部からスタートして、総勢34チーム、幅広い世代の御影の皆さんが、クラシック、バンド、日本舞踊をはじめ多彩なジャンルで演奏や踊りを披露し、観客の皆さんとともに楽しまれたことと思います。また、飲食ブース解禁やフィナーレでの合唱など、コロナ以前の姿を取り戻したことも喜ばしいです。
 御影公会堂は、10~12月に放映された全国ネットのTVドラマ「たとえあなたを忘れても」の主要なロケ地の一つであり、美しい映像になっていました。御影公会堂が、地域に愛され、地域の皆さんの賑わいに貢献することを嬉しく思っています。
御影1御影2

 末筆ではございますが、東灘区の皆さまの今年一年のご多幸とご健勝を心からお祈りいたします。本年もよろしくお願い申し上げます。

2023年12月6日

音楽、スポーツ、食欲の秋!
 春、夏に続いて秋も、数多くの催しが各地域で盛大に、また和気あいあいと開催されました。いろいろな行事に参加するなかで、どの会場でも、参加者と出演者や運営側の皆さんが一体となって楽しんでいる様子が印象的でした。継続的につながりを保ち深めていく取り組みが各地域でなされていることに、いつも感銘を受けています。
尚歯会1尚歯会2
青木1青木2
リバーサイド1リバーサイド2
運動会1運動会2
三世代1森区1

10月14日 スイーツめぐりのスタート
 秋の東灘を代表するイベント「ひがしなだスイーツめぐり(10月14日~11月23日)」。数々の名作スイーツを楽しまれたでしょうか。今年は、大学生の皆さんとのコラボスイーツ企画やオープニングイベントも実施しました。
スイーツ1スイーツ2
スイーツ3スイーツ4

10月15日 秋の住吉川クリーン作戦
 春はあいにくの雨で中止になりましたが、秋は素晴らしいお天気に恵まれました。
 清流住吉川は、普段からの皆さんの活動のおかげで、ごみが目立つ状態ではありませんが、さらなる「キレイ」や愛着づくりを目指して実施しています。
 アユが結構上の方まで遡上しているらしいよと教えていただきました。
川1川2

10月31日 “社会を明るくする運動”小・中学生作文コンテスト表彰式
 第73回“社会を明るくする運動”の一環で作文コンテスト募集を行い、東灘区推進委員会による表彰式が東灘区役所にて開催されました。
 犯罪や非行について、それらからの立ち直りや、明るい地域づくりについて。難しいテーマですが、小学生の部918作品、中学生の部669作品と、沢山の応募がありました。それぞれが、自分なりに想像し、思いを巡らせ、気持ちを寄せて考えられた作品であり、たくさんの若い皆さんに、生きづらさに寄り添うことについて考えてもらえたことと嬉しく思っています。
 入賞された計6作品の作者の皆さんへ、推進委員長であります私の方から表彰状と記念品を贈呈し、最優秀作品をご本人から朗読していただきました。
 入賞された皆さん、おめでとうございます。また、ご協力くださいました先生方やご家族の皆さん、ありがとうございました。
作文1作文2
参照:東灘区保護司会HP https://hogoshikai.site/?cat=8

2023年9月26日

9月1日、民生委員・児童委員委嘱状伝達式

 民生委員・児童委員とは、法律に基づき、厚生労働大臣より委嘱を受け、地域福祉の推進者としての活動をボランティアで担っていただく皆さまです。
 地域住民の立場から、地域の方の生活や困りごとの相談に乗り、内容に応じて必要な支援が受けられるよう関係機関につなぐという「つなぎ役」として、また、ひとり暮らし高齢者の見守りや子育て支援の活動などでも大きな役割を担われます。
 このたび9月1日付で新たに民生委員・児童委員となられる8名の方々に対し、厚生労働大臣からの委嘱状を、また東灘区を担当していただくことについて神戸市長からの委嘱状をお渡ししました。地域の身近な相談者・支援者として、新たな力を発揮していただけることを期待しております。
 地域の中でもお互いの顔が見えづらくなる一方で、地域福祉のニーズは複雑化・多様化しています。「地域の絆づくり」に取り組む意義が今後もより高まっていく中、全国的にも委員の担い手不足が言われており、区としても民生委員・児童委員の皆さまと連携しつつ、活動内容の周知や、やりがいの発信等を行うことで、担い手の方が1人でも増えていってほしいと考えています。
市長委嘱状大臣委嘱状

9月4日、神戸市東灘区共同募金委員会
 兵庫県共同募金会の傘下として東灘区で取り組む、共同募金の委員会に出席しました。地域の皆さんが役員メンバーであり、区社会福祉協議会が事務局、区長は顧問です。
 この春から夏にかけては、共同募金とは別の、日本赤十字の募金活動に、東灘区連合婦人会を中心にご尽力いただきました。赤十字活動は、税金等の公的資金に寄らず、寄せられる活動資金により運営が行われています。
 そして年度後半は、共同募金の活動として、10月からは赤い羽根共同募金、11月半ば頃からは歳末たすけあい募金が始まります。自治会、婦人会、民生委員・児童委員協議会を中心に、学校園や各企業・団体の協力も得て、住民の皆さん主体で取り組まれるものです。
 これらの募金は、住民による福祉のまちづくりを進める貴重な財源として、ひとり暮らし高齢者対象の給食会や、高齢者見守り活動、車いすバンク事業、子どもの居場所づくりや外国籍の方の支援イベントなど、地域で行うさまざまな地域福祉事業に有効活用されています。また、一部は復興支援にも役立てられます。
 地域貢献の仕組みとして、クラウドファンディングをはじめ多様なスタイルのものが増えてきているなかで、共同募金の着実な取り組みにもぜひ関心を持っていただければと思います。
赤い羽根共同募金1
クリアファイル ハンカチ

夏祭り
 新学期が始まりました。
 夏休み期間中には、各地域で本当にたくさんの夏祭り、盆踊りなどの行事が、地域の主催で開催され、それぞれ多くの区民の皆さんが参加されました。
 コロナの取り扱い変更を受け、今年の夏はようやく、お祭りを満喫できる雰囲気となりました。縮小実施を元の形に戻したところ、形を変えて新たなイベントにしたところ、それぞれの地域で工夫をされた催しに、子どもたちも、住んでいる地域だけでなく隣りの地域へもはしごをしたりもして、存分に楽しんでいたように思います。
 身近な公園などで地域の方が運営され、お住まいの皆さんが、提灯や夜店、盆踊りなどの身近な非日常を楽しむ。地域の夏祭りは、地域のつながりを育む、素晴らしい日本の文化だと実感しました。
 例年以上の猛暑・酷暑が続くなか、また天候の急激な変化などもありましたなか、ご準備・運営・事後処理までご尽力くださいました各地域の皆さま方へ、厚く感謝申しあげます。
夏祭り1夏祭り2
夏祭り3夏祭り4
夏祭り5夏祭り6

2023年8月4日

7月21日、信号機運用開始にかかる「渡り初め式」
 深江駅西側の市道。新たな信号機の運用開始にあたり、近隣の保育所の園児と保育士の皆さんが、東灘警察署主催の「渡り初め式」に参加するとともに、交通安全の啓発活動を行ってくださいました。子どもたちからの呼びかけが元気いっぱいに響いていました。
 この場所には踏切がありましたが、阪神電車の高架化に伴い、信号機のない横断歩道が設置されました(阪神電鉄本線連続立体交差事業)。そして、交通量の変化や地元の声等から、信号機が設置されたものです。
 まちの風景は刻々と変わっていきます。安全・安心なまちづくりのためには、ハード面整備のみならず、交通ルールを守るなど、皆さん一人ひとりのご協力が必要です。どうぞよろしくお願いいたします。
信号1信号2

7月22日、「東灘地区青少年育成協議会70周年記念事業~子どもたちとともに~」
 2022年に発足70周年を迎えた東灘地区青少協。コロナ禍による延期を経て、このたび御影公会堂にて記念事業が開催され、参加いたしました。11支部からの団体によるステージ、子ども向けのお楽しみコーナーと、子どもたちが主役となったプログラムに、各支部の皆さんのチームワークも光っていました。
 たくさんの子どもたちの真剣な、また笑顔溢れる、多種多様なパフォーマンスが心に響いて、時間を忘れて楽しく過ごさせていただきました。これからも、東灘の子どもたちが、さまざまな活動・経験をしながらすこやかに成長していくことを願っています。
青少年育成協議会1青少年育成協議会2

各地区で夏のお祭りがスタート
 7月22日、夕刻から夜にかけて、「第30回 御影沢の井夜店」が、御影クラッセだんじり広場にて4年ぶりに開催されました。地域の子どもたちに夏の楽しい思い出を作ってもらおうと、地域が一体となって実施される夏のお祭りです。
 市内小中学校の夏休み初日ということもあってか、子どもたち同士のグループがとても多かったように思いましたが、もちろん親子連れ、三世代で来られている方々もたくさん。浴衣姿も目に付き、夏のお祭りが心待ちにされていることを実感しました。
 夏休み期間に、区内各地域で多くのお祭りが開催されます。安全には気を付けながら、地域も世代も超えて楽しんでいただきたいと思います。
御影1御影2

2023年7月14日

第73回“社会を明るくする運動”
 「社会を明るくする運動」とは、犯罪や非行の防止と、そこからの立ち直り・更生について、理解を深め、それぞれの立場で力を合わせて、安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。法務省主唱で、73回目となる今年度のテーマは、「#生きづらさを生きていく。」。「生きづらさ」を抱える人、再出発を図ろうとする人を受け入れることのできる社会の実現を目指しています。
 東灘区でも、東灘区保護司会を中心とする推進委員会が広報活動を展開しており、東灘区役所も共に取り組んでいます。

6月7日、社会を明るくする運動 内閣総理大臣メッセージ伝達式
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7月9日、社会を明るくする集い
 7月は運動の強調月間であり、このたび「社会を明るくする集い」が、御影クラッセのだんじり広場にて開催されました。関係各団体、また、市消防音楽隊、御影幼稚園の園児の皆さん、甲南大学和太鼓同好会「甲(きのえ)」さんのご協力も得て、会場には多くの方にお集まりいただきました。地域のつながりの中で、また通りがかりの方にも運動を知っていただく良い機会になったことと思います。関西国際大学の学生の皆さんも、お手伝いをありがとうございました。
 今後も、啓発パネルの展示(7月29日(土曜)~8月12日(土曜)、御影クラッセ4階にて)や、大学生等メッセージ動画コンテスト、小・中学生作文コンテストの募集も行っていきます。身近なことから参加して、この取り組みに関心を持つきっかけとしていただきたいと願っています。
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参照:東灘区保護司会HP https://hogoshikai.site/

2023年6月9日

5月も各団体の会合に参加しました。コロナ禍では難しかった大きなホールでの全体会などでは、「やっぱり集まって顔を合わせるのがいい」「一緒に聞くと、より楽しく聞ける」と喜ばれる姿も拝見しました。総会などでは、昨年度の取り組み・今年度の計画について伺い、今年度始動の意気込みを感じました。
民生委員
 

5月21日、区内一斉清掃の日
自治会や婦人会、学校等、団体やグループが集まり公園や道路などの清掃を行うもので、今回は約120の団体の参加がありました。普段から定期的に清掃活動をされているところ、催しも併せてイベント的に大規模に実施されるところ、それぞれの形で取り組まれます。
みんなのまちをみんなで一緒に綺麗にすることで、地域への愛着も深まることと思いました。
暑い中、お疲れさまでした!
一斉清掃


5月27日、4年ぶりの東灘うはらまつり開催
お天気にも恵まれ、住吉公園グラウンドが途絶えることなく人で溢れ、終日盛況なおまつりとなりました。「灘の酒造り唄」から始まり、鏡開きをして「灘の酒で乾杯」、東灘らしいオープニングです。
ステージでは約30チームの多彩なプログラムが次々と披露され、出演者も観客も笑顔が輝いていました。区内に練習場のあるINAC神戸の選手も登場。各ブースには、普段から地域で活躍いただいている各団体の物販や展示、体験コーナーなど工夫を凝らした出店・出展をいただき、お昼頃には完売となっているテントも。
多年代の来場者のなか、子どもたち同士、子ども連れファミリー層の方々も多く、子どもの多い東灘を実感したところです。
そんななか、各団体のご配慮、交通警備担当の方々のご尽力もあり、事故なく終了することができました。
4年ぶりに開催できましたうはらまつり、支えてくださった全ての方々、団体、企業の皆さまに、協賛会事務局より厚く感謝申し上げます。
うはらまつり1うはらまつり2
うはらまつり3うはらまつり4
 

2023年5月19日

 東灘の春を輝かせる「だんじり」
4月着任後、東灘のまちを歩いていますと、風に乗って遠くからのお囃子が聞こえてきて、「だんじり」本番への期待がおのずと高まっていきました。
そしてついにこのゴールデンウィークに、各地域で、だんじり祭り、パレードが開催されました。
だんじり7
お天気にも恵まれ、新型コロナウイルス感染症による制約も最小限となり、華やかに大いに盛り上がりながら大きな事故もない開催となりました。すべての関係者の方々のご尽力・ご協力が実を結ばれたことと思います。
日中は明るい陽差しのなか、芸術品と称されるだんじりの細部までと、一生懸命な子どもたちから、躍動する若手、貫禄あるベテランの方々までの熱気、活気、力強さが、目に焼きつきました。また日が暮れてからは、美しい提灯の明かりのもと、だんじりと人とお囃子がより一体となり、勇壮さ、華麗さが増していたようにも思います。たくさんの子どもたち、若手の皆さんが生き生きと真剣に取り組んでいる姿も非常に印象的でした。
だんじり6だんじり3だんじり1だんじり4だんじり2だんじり5
多世代の多くの皆さんが関わり、長い期間をかけて準備、練習を行う、動く伝統文化「だんじり」。地域のまとまり、また世代や地域を超えたつながりと、「だんじり」がその核となっているということを実感いたしました。

2023年5月2日

 区役所の役割・使命としまして、まずは、区民の皆さまの一番身近な行政窓口、行政サービスを提供する最前線であること。そして、地域での皆さまの活動、コミュニティづくりや活性化の取り組みを下支えする、またともに取り組むこと。さらには、新たな課題をキャッチし市や関係先と連携して解決にチャレンジしていくことと考えています。

 このひと月、いろいろな場や行事にお伺いいたしました。年度始め、各団体の会合等の機会も多い時期です。
 魚崎財産区の議会、東灘区子ども会連合会、東灘区民生委員児童委員協議会、東灘地区青少年育成協議会、東灘区保護司会の会合等へ、事務局や関連機関として参加しました。
 また、東灘区医師会、行政関係機関との連絡会にての情報交換や、東灘区の大きな魅力の一つである清流・住吉川の「住吉川清流の会」の会合にも参加しました。
 さらに、六甲アイランドの春のお祭り「六甲アイランドウェルカムフェスティバル」を楽しませていただいたほか、地域福祉センターで毎週実施されているデイサービスのふれあい給食事業にもお邪魔をさせていただきました。

 いずれの事業においても、皆さまがしっかりと思いを持ち、持続的に具体的に行動を重ねて来られていることが非常に印象的でした。改めて深く敬意を表します。

 5月はいよいよ東灘の春の風物詩、伝統文化のだんじりの季節です。うはらまつりも開催されます。まだお会いできていない方々もたくさんおられます。これからもどんどん皆さまの活動へご一緒できますことに、わくわくしています。どうぞよろしくお願いいたします。

区長着任のご挨拶(2023年4月1日)

はじめまして。4月1日に東灘区長に着任しました中田 裕子(なかた ゆうこ)です。

東灘区は、海と山に囲まれた自然あふれる環境であり住宅地として発展してきました。伝統文化として地域の方々が守り続けているだんじりや、全国的にも有名な酒どころがあります。また、魅力的なスイーツ店や個性的なコレクションを揃えた美術館、教育機関なども数多く立地し、歴史・食・芸術文化の薫り高いまちです。

今後も、だんじり文化を伝える会館のオープン、六甲アイランドのグランピング施設の建設などが予定されており、魅力アップが期待されます。

昨年は区制70周年記念だんじり巡行が開催されるなど、手探りながら、日常生活を取り戻してきていると言えます。今後はさらに賑わいが戻り地域に笑顔が増えることと思っております。

令和5年4月
東灘区長 中田 裕子

お問い合わせ先

東灘区総務部地域協働課