最終更新日:2023年10月13日
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災害はいつ襲ってくるかわかりません。被害を最小限に食い止めるには、日ごろの備えが大切です。
「自らの命は自ら守る」という防災の原点に立って、まず家庭で十分話し合うことが大切です。例えば
お住まいの地域の周辺の公園や小学校などで、防災福祉コミュニティを中心に、住民のみなさんが主体となった防災訓練が実施されています。
地域の防災力向上のため、積極的に参加、見学しましょう。
避難するときのために身の回りの必要な物を非常持ち出し品として用意しておきましょう。
避難するとき最初に持ち出す物。あまり欲張りすぎないことが大切です。重さは男性で15キログラム、女性で10キログラムを目安に準備しましょう。
10円玉は、公衆電話用に20枚程度用意しましょう。通帳、カード、保険証などについては、少なくとも番号を控えたメモをあらかじめ用意しておきます。
現金、10円玉、貯金通帳、カード類、健康保険証、免許証、証書類、印鑑、家や車のキー、携帯電話など
ラジオは、小型で軽くFMとAMの両方聞けるもの、照明器具はなるべく一人に一つ用意。
携帯ラジオ、懐中電灯、ろうそく、予備電池、ヘルメットなど
消毒液、傷薬、湿布薬、三角巾、包帯、脱脂綿、ばんそうこう、風邪薬、胃腸薬、常備薬など
避難時に持ち出せる最低限の量で、調理しなくても食べられるものを用意しましょう。
乾パン、缶詰、ミネラルウォーター、食器、缶切りなど
万能ナイフ、マッチ、ライター、すべり止め付軍手、ビニールシート、ヒモ、ガムテープ、ティッシュ、笛、裁縫道具、洗面用具など
生理用品、赤ちゃん用品、筆記用具、住所録のコピーなど
災害復旧までの数日間を自足できるように準備しておく物です。家族1人当たり3日分を用意しましょう。
大人1人当たり1日3リットルが必要最低量。家族全員の分をポリタンクなどに溜めておき、沸かしてから飲みましょう。その他、炊事、洗濯、トイレなどに使う生活用水の確保も忘れずに。
そのままで、または簡単な調理で食べられる物。缶詰、レトルト食品、インスタントラーメン、切りモチ、アルファ米(湯または水を注ぐだけで食べられる)など。調味料も用意しておきましょう。
短期間なら卓上コンロや固形燃料で充分ですが、冬期は暖房用の燃料が必要です。その他、ビニール袋、新聞紙、キッチン用ラップもあると便利です。