ホーム > 区役所 > 灘区 > 区の紹介 > 灘区長 > 区長の日記 > 区長の日記(2024年度) > 区長の日記(つばめふれあい食堂)

区長の日記(つばめふれあい食堂)

最終更新日:2024年11月1日

ここから本文です。

「つばめの会」の「つばめふれあい食堂」に参加してきました(11月1日)

灘区社会福祉協議会の方に案内していただき「つばめの会」の子どもの居場所「つばめふれあい食堂」に参加してきました。お伺いしたときの第一印象としては、コンパクトで昔の駄菓子屋さんに入ったような何か懐かしくてあたたかい感じがする「子どもたちの居場所」でした。10名ほどの規模で毎週土曜日12時00分~14時00分に開催されており、食事の提供だけでなく「ひらがな」や「足し算引き算」などを教えたり、宿題も出したりしています。

「つばめの会」の鳥岡代表からお話を伺うと、この居場所に実際には20人ぐらいの子どもたちが利用していて、年齢層も幅広く小学校低学年の子どももいれば大学生もいるとのことでした。また、子どもによっては、食事を家まで届けて様子を見ていることもあるそうです。

お伺いした日は2人のネパールの子どもたちに対して高校生の方がひらがな等の書き方のテキストを使ってやさしく日本語を教えていました。神戸大学の学生が卒業するたびごとに後輩に引き継ぎ、運営をサポートしてくれているとのお話でした。大学生以外にもこの日のように高校生も手伝ってくれており、そういった運営面の苦労はあまりない様子でした。
つばめふれあい食堂
鳥岡代表は20年前ぐらいから居場所づくりの活動を行っており、ここでの活動でも8年になるそうです。そうしたこともあって灘区や東灘区で子ども達の居場所づくり活動をされている方とも友好関係を築くことができていると話されていました。そうしたネットワークの中で活動をサポートしてくれる企業・団体の情報や食材調達など助け合いながら運営されているそうです。

短い時間ですが、お話を伺っていて「困っている子どもの役に立ちたい」、「必要な子どもたちに適した居場所を提供したい」という鳥岡代表の想いがまっすぐに伝わってくる感じがしました。そうしたところがあるからこそ大学生や高校生が鳥岡代表の活動に参加し、東灘区や灘区の関係者の方ともネットワークを築くことができるのだと思いました。

区役所もこれまでふれあいのまちづくり協議会や各種児童福祉団体との連携を図ってきました。今後、灘区社会福祉協議会の方とも意見交換しながら鳥岡代表と同様の「想い」を持たれている「子どもたちの居場所づくり」の運営者の方とも連携を深めていき、灘区の子ども達が健やかに成長できる環境づくりにかかわっていきたいと思います。

なお、灘区社会福祉協議会主催で11月4日(月曜・祝日)11時00分より六甲道南公園で「灘区こども居場所フェスタ」が開催されますので、ご来場いただければ幸いです。

こどもの居場所フェスタチラシ(PDF:12,703KB)

お問い合わせ先

灘区総務部地域協働課