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区長の日記(都賀川での鮎稚魚の放流)

最終更新日:2024年5月16日

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都賀川での鮎の稚魚の放流イベントの中止にあたって思うこと(5月16日)

毎年5月になると、都賀川で「都賀川を守ろう会」の方々と灘区役所が「鮎の稚魚の放流」イベントを行っています。

このイベントは、都賀川がこれからも鮎の棲む美しい川であり続けるため、そして、地域の子ども達に鮎の放流を通じて、都賀川に親しみを持ち、川を愛する気持ちを育んでもらうために行っています。

今回も区内の小学校、幼稚園の協力を得て500人近い子ども達が参加する予定でした。

子ども達も楽しみにしていたと思いますが、残念ながら今回は雨が降るなど天候が悪く中止になってしまいました。

今回の中止は、長年の美化活動に加えて、当日朝早くから子ども達のために清掃活動や安全確認を行うなどご準備いただいていた「都賀川を守ろう会」の方々にとっても非常につらい判断だったと思います。

都賀川を守ろう会の方々が準備をする様子①

都賀川を守ろう会の方々が準備をする様子②

実は昨年も中止になっています。都賀川は山から海までの距離が短く、勾配が急な割には広い地域から雨がなだれ込むため一気に増水する危険がある川です。「都賀川を守ろう会」の方々は、そうしたことを踏まえて様々なイベントを通じて、都賀川での遊び方について注意を呼びかけています。「雨が降ってきた時」、「川の上流や山の方に黒い雲がかかりだした時」などは川からあがることを忘れないでもらいたいと思います。

今回の中止は子ども達にとって残念な思い出になるかもしれませんが、子ども達の安全を考えて取り組みを進められている「都賀川を守ろう会」の「思い」をしっかりと感じ取ってもらえればありがたいです。

なお、子ども達のために用意していた鮎の稚魚については予定通り都賀川に放流しています。地域の方々の美化活動の積み重ねできれいになった都賀川で泳いでいます。

鮎を放流する様子①

鮎を放流する様子②

都賀川は、いつでも灘区民の皆さんのそばにありますので、天気のいいときに来ていただきマナーを守って憩いのひと時を過ごしていただければと思います。

お問い合わせ先

灘区総務部地域協働課