最終更新日:2024年11月13日
ここから本文です。
兵庫区では、2003年度(平成15年度)より、区内の小学生・中学生を対象に、障害を正しく理解し、豊かな心を持ってもらえるよう、兵庫区福祉団体連合会から講師を派遣する「ふれあい福祉講座」を行っています。
主な対象は小学4年生で、障害をお持ちの方が講師となって毎年秋ごろに区内の各小学校を訪問し、車いす体験・点字実習・手話実習・知的障害講座等を行っています。
車いす体験では、車いすに乗っている感覚を体験するとともに、障害物に見立てたコーンの間やマットの上を走行し、車いすを押す際のコツや注意点も学びます。
点字実習では、子どもたちに自分の名前や好きな食べ物等を実際に点字で打ってもらい、講師の方に打った点字を確認してもらいます。
手話実習では、あいさつ等の簡単な手話や、指文字の表現方法を学びます。
知的障害講座では、知的障害をお持ちの方のお話を通して、日常生活で困ること・助けてほしいこと等を学びます。
参加した子どもたちからは、「車いすに乗ってみるとドキドキした。道で車いすの方が困っていたら手伝ってみようと思った」「目の見えない人はこんなに早く点字を打てるなんてすごい」等、普段あまり接することのない障害をお持ちの方と実際にふれあい、体験することで、たくさんの感想をいただいています。