ホーム > 区役所 > 垂水区 > 区の紹介 > 区長の部屋 > 区長日記 > 区長日記バックナンバー(2023年4月~9月)

区長日記バックナンバー(2023年4月~9月)

ここから本文です。

千代が丘 敬老のつどい(9月30日)

千代が丘ふれあいのまちづくり協議会には、垂水区内のおすすめの場所を360度カメラで撮影し「VR旅行」のコンテンツを作成するプロジェクトにご協力いただいています。
今回はそのプロジェクトの関係で尋ねたことがある、千代が丘地域福祉センターでの「敬老のつどい」にお邪魔しました。

妻木委員長はじめ、千代が丘ふれまち協議会の皆さんは、いつも工夫を凝らした活動をされています。
委員長の開会挨拶のあとで進められたプログラムは、その点を大いに感じるものでした。

千代が丘敬老1 千代が丘敬老2

まず、メインの「芸能人名前当てクイズ」。
川村副委員長による進行で、芸能人のデビュー前の写真を投影し、その名前を当てる形のものです。
まず、石原裕次郎さんで練習問題をして、俳優や歌舞伎役者、歌手といった昭和の大スターの写真が続々と映し出されました。
計27名分、私にとっては世代的にちょっと難しい問題もありましたが、名前を全く聞いたことがないという方はいませんでした。

千代が丘敬老3 千代が丘敬老4

川村副委員長は、単に正解を述べるだけでなく、登場した芸能人にちなむ興味深いエピソードを紹介され、皆さんは話を聞きながら、懐かしそうに大きく頷いていました。
写真やエピソードの確保・編集と、準備が大変だったと思います。そして本番の進行まで、副委員長の万能ぶりと献身さを大いに実感しました。

ティータイムをはさみ、次は「みんなで…?」と書いてあったので、何が始まるのかなと思っていたところ、色付きの大きな模造紙が各テーブルに配られました。

千代が丘敬老5 千代が丘敬老6-2

各テーブルで折り鶴を折ってくださいとのこと。
最初は、皆さんに戸惑いが見られたものの、各テーブルですぐ打ち解けて、会話を楽しみながら折る作業を進めていました。共同作業というのは、やはりコミュニケーションを円滑にしますね。

千代が丘敬老7-3 千代が丘敬老8-3
 
次に、会場全体で「もみじ」「青い山脈」「ふるさと」を歌い、最後は、私はじめ数名の方が前に出て、箱を持って並んでくださいとの指示を受けました。

千代が丘敬老9

前に出た人の中で、一つだけアタリかハズレがあるのかなと思っていたところ、「では、蓋を開けてください!」の号令。
開けてみると、中から次々に紙が飛び出してくる「玉手箱」でした。

千代が丘敬老10 千代が丘敬老11

私は呆気に取られ、何が起こったのかよくわからなかったのですが、あとで箱の中身を確認すると、牛乳パックを切り、輪ゴムをつけて折り畳まれたものが、ゴムの反発力で次々に飛び出す仕組みになっていました。シンプルな構造なのですが、十分にビックリするもので、とても楽しめました。

千代が丘ふれまち協議会スタッフの手作り感があふれ、心遣いが嬉しい敬老のつどいでした。

「子育てニーズ」について想う(9月21日)

区役所から歩いて数分の古民家カフェに昼食を取りに行ったところ、子育てサークルのイベントに遭遇しました。

場所は、社会福祉法人「すいせい」さんが運営する、就労継続支援B型事業所「cafe iiyo」(陸ノ町7)です。こちらには何度か来ているのですが、初めて「アロママルシェ ワークショップ」の日にめぐり逢いました。

子育てニーズ1

このイベントを主催するのは、一般社団法人「あろMaMaけあ」さんで、代表の今井さんに挨拶をしました。
区長も是非見てくださいと促されましたので、覗いてみると、数人のママがアロママッサージを受けているところで、生後数ヶ月の赤ちゃんもニコニコ顔でした。

子育てニーズ2 子育てニーズ3

私は一応理系のため(苦笑)、高校・大学時代に男が多い環境で過ごしたこともあり、女性ばかりの状況に圧倒されましたが、子育てママの心地良さそうな姿や、可愛い赤ちゃんを見ると、とても癒されました。
突然のことでしたしお邪魔してもいけないと思い、皆さんとあまりお話ができなかったのが残念です。

昨年度までの企画調整局在籍時代、特に「リノベーション神戸」を担当していた頃、子育てニーズを把握して施策立案につなげるよう努めていたのですが、実際に生の声を伺う機会が少なかったのは事実です。
今後はこういった機会を含め、子育て世代や働く女性の声をしっかりお聞きし、「子育てしやすい、女性が活躍できる街・垂水」づくりにつなげていきたいと、改めて思った一日でした。

子育てニーズ4

6地区の敬老の集い(9月16日~18日)

3連休の間、6地区の敬老の集いにお邪魔しました。
塩屋(9月16日)

塩屋地域福祉センターにおいて、敬老給食会という形で4年ぶりの開催です。

6地区敬老会1

メニューは、お赤飯に、鮭のけんちん焼、白和え。児童館の子ども達による手作りのマスクも添えてありました。
食事を取りながら久富委員長に、子ども食堂の実施状況など、日頃の活動の話を伺い、とても参考になりました。

6地区敬老会2


裏の畑でいろんな野菜を作っていることを参加者の皆さんに話されていたので、食事のあと、案内いただきました。
キュウリ、ナス、トマトなどの夏の定番野菜は時季が過ぎていましたが、この夏50個以上取れたという、委員長おすすめのカボチャを購入しました。

6地区敬老会3

残暑が厳しかったですが、既に大根の種を蒔いたとお聞きし、秋を感じる一日でした。
東垂水(9月17日)
連休2日目の午前は、東垂水小学校体育館での「第28回東垂水敬老のつどい」。
野網副委員長の開会挨拶のあとは、会場の皆さんで合唱。
私も「紅葉」「赤とんぼ」「虫の声」を歌って、来賓挨拶を前に、いい発声準備ができました(笑)。

6地区敬老会4

「医療講座」として、くすだ接骨院の楠田順也先生が筋肉や姿勢について分かりやすく説明され、それを確かめるように皆さんで体操。普段いかに伸ばしてない筋肉があるかということを実感しました。

6地区敬老会5

次に、東垂水あんしんすこやかセンターの「絆福祉会ふるさと」と垂水警察署から、特殊詐欺に対する注意喚起についての説明がありました。どちらも具体的な事例を挙げられており、理解しやすかったです。

6地区敬老会6

ラストは、ふれまち委員有志によるダンス。最後は舞台を降りて「きよしのズンドコ節」を踊りながら練り歩き、会場は盛り上がっていました。

6地区敬老会7

こちらは、ふれあいのまちづくり協議会と学校との連携の素晴らしさを感じる、敬老の集いでした。
上高丸(9月17日)
午後は、上高丸地域福祉センターでの敬老まつり。
中井委員長の開会挨拶、名司会の悦副委員長による進行でスタート。

6地区敬老会8

各々の演者は記しませんが、コーラス、三線(さんしん)、腹話術とマジック、ハンドベル演奏と手話、日本舞踊と、バラエティに富んだ演目が続きました。

6地区敬老会9

ラストは、「上を向いて歩こう」「青い山脈」といった昭和の名曲や、童謡を会場の皆さんで合唱しました。

6地区敬老会10

2時間あまり、まるで文化祭の様相でしたが、(私も含め?)皆さんさらにパワーアップして帰途につきました。
神陵台(9月18日)
3日目午前は、神陵台地域福祉センターでの「第31回敬老の集い」。

開会挨拶で小林委員長は、31回という会の積み重ねを感慨深く話されていました。

6地区敬老会11

集いのメインは、民族歌舞団「花こま」さんによるステージ。
太鼓・笛・鉦のお囃子演奏に続き、寿獅子舞。獅子に嚙まれると、1年長く生きられるらしく、私も含め会場の皆さんは素直に頭を差し出していました(笑)。

6地区敬老会12

その後は会場の方も参加しての「南京玉すだれ」。
最後は「車人形」。これは人形遣いがロクロ車に腰をかけて人形を一人で操る人形芝居なのですが、解説もあり、人形の構造が良く理解できました。「花笠踊り」で「めでためでたぁの~、若松さまよ~」と歌われるので、照れくさかったです(苦笑)。

6地区敬老会13

神陵台の皆さんとともに、日本の豊かな芸能を楽しんだ貴重な体験でした。
高丸(9月18日)
昼は高丸地域福祉センターでの「高丸敬老のつどい」。

2階の会場に到着すると、既に超満員で皆さんのパワーが満ち溢れていました。
開会挨拶での中道委員長は、いつもお上品にお話をされるなぁと感心していると、続いて乾杯。以前はお酒も出ていたようですが、今はお茶によるもの。
お食事は、すべて手作りでとても美味しく食が進みました。夏祭りでもいただいた「ちらし寿司」は最高です。感謝しております。

6地区敬老会14

食事が中盤に差し掛かったところで、落語体験隊のメンバー「笑角亭来福」さんによる落語。転失気(てんしき)のネタを楽しみました。

6地区敬老会15

次の会場に向かう関係で、1時間弱しか滞在できず、「みんなで歌おう」はご一緒できなかったのが残念でした。中道委員長、また伺います。
狩口台(9月18日)
3日間の最後は、狩口台地域福祉センターでの「ふれあい敬老会」。

こちらは会場の装飾が素晴らしかったです。
開会挨拶をされた松原委員長はじめ、狩口台ふれまちの皆さんのご尽力に敬意を表します。

6地区敬老会16

お楽しみタイムは2部構成。1つ目は「天神亭 わら司」さんによる落語。
「衣装はシルクでなくポリエステル」などと、しっかりつかみで笑ったあと、始まった演目は古典落語の「真田小僧」でした。真横からお聞きしていたので余計にかもしれませんが、迫力ある名演でした。

6地区敬老会17

2つ目はヴィオリラ演奏と歌でした。「ヴィオリラ」はから大正琴を基に開発された鍵盤を有する弦楽器で、私はおそらく初めて見たと思います。
「ヴィオリランパール」の皆さんによる演奏に合わせ、はじめに「赤とんぼ」を歌ったのは良かったのですが、続く「あざみの歌」「北上夜曲」などは耳慣れないもので、グーグルの検索機能でどなたの曲なのかなど、確認していました(苦笑)。
芸達者な部分だけでなく、アンコールでは先日AREを実現したお祝いに「六甲おろし」まで、大いに楽しませていただきました。

6地区敬老会18

中身が濃く充実した3日間でした。皆さん、いつまでもご健康で長生きされますように!

市内の男女最高齢者の訪問(9月15日)

9月18日の敬老の日を前に、今年度の神戸市内の男女最高齢者が発表され、そのお二人がともに垂水区在住ということで、それぞれお祝いに伺いました。

午前中は、女性で最高齢、男女合わせても最高齢者の熊谷美穂さんのお祝いに、本多聞7丁目の「本多聞ケアホーム」を訪ねました。熊谷さんは1912年(大正元年)のお生まれで、今年10月に111歳の誕生日を迎えられます。

会場の同ホーム2階の食堂スペースに到着すると、紅白幕にお花、お祝いのデコレーションが準備されており、40名近くとなる多くの入所者やスタッフが集まっていました。

最高齢者訪問1

セレモニーでは、市長に代わり、私からお祝い状とお祝いの品を贈呈しました。息子さんの熊谷勝さんも記念撮影に入られ、いい記念になったのではないかと思います。

最高齢者訪問2 最高齢者訪問3

熊谷さんご本人は笑顔で「皆さんに本当に良くしていただいているので、長生きができました。」と話されており、スタッフの方々も喜んでおられたように思いました。

涌元施設長に話を伺ったところ、矢田市長の時代にもこの施設で市内最高齢者の方のお祝いをされたことがあり、今回も本当に名誉なことで感慨深いとのことでした。

最高齢者訪問4 最高齢者訪問5

午後は、男性の市内最高齢者の松浦弘祐(ひろすけ)さんのお祝いに、旭が丘1丁目の「フォレスト垂水 壱番館」を訪ねました。松浦さんは今年12月で107歳になられます。

会場には立派なお花と金屏風が準備されており、その前で私からお祝い状とお祝いの品を贈呈しました。

最高齢者訪問6 最高齢者訪問7

息子さんの松浦康夫さんはじめ、お孫さん、ひ孫さんらもお祝いに駆けつけ、4世代一緒にお祝い。なんとおめでたいことでしょうか。素敵なご家族でした。

最高齢者訪問8

松浦さんは終始穏やかな表情で「ありがとう。ありがとう。」と言っておられ、話をお聞きすると、毎晩少しお酒を嗜み、日本酒が好きとのことでした。まさに「酒は百薬の長」といったところでしょうか。私もこの点は真似ができそうです(笑)。

高谷ホーム長によると、こちらの施設でも以前に市内最高齢の方のお祝いをされたことがあり、大変おめでたいことと喜んでおられました。

最高齢者訪問9
 

今回お訪ねしたお二人とも、施設のスタッフやご家族への感謝の気持ちを強く持たれており、そのことが長生きの秘訣なのかなと感じました。私にとっても、心和む有意義なひとときでした。
本当におめでとうございます!

兵庫県立視覚特別支援学校への訪問(9月13日)

城が山4丁目(滝の茶屋駅北西約500m)にある標記学校は、幼少学部・中学部・高等部からなる兵庫県立学校で唯一の視覚特別支援学校で、神戸市内だけでなく他の市町からも合わせ約50名の生徒が在籍しています。

視覚特別支援学校1

中学部の生徒達は1学期に、SDGsの視点から「地域の住民が住みやすい街づくりと福祉」を授業で取り上げ学んでおり、「徒歩学習」の際には区役所や垂水商店街を学習のフィールドとして立ち寄っていたとのことです。このたび、区長に区役所の仕事などについて直接聞きたいとの申し出をいただいたので、喜んでお邪魔しました。

学校に着くと、はじめに、坂井校長から学校の概要や通学状況、進路先などの説明を受け、図書館など、少し校舎内を見て回りました。生徒それぞれの状況や進路志望に応じて、きめ細やかなカリキュラム・指導が必要となることから、先生方のご苦労も多いのではと推察します。

視覚特別支援学校2 視覚特別支援学校3 視覚特別支援学校4

さて、「3校時」の授業として11時前に中学部の教室に入ったところ、3人がそれぞれ手作りの名刺を用意し、待っていてくれました。

視覚特別支援学校5

授業が始まり、生徒からは「区役所の中に点字ブロックや、指を近づけるだけで反応するエレベーターがあったことにビックリしました。なぜ設置しているのですか」といった項目に始まり、「区役所はどんな仕事が大変ですか。残業はありますか」「市役所と区役所の違いを教えてください」といった質問を受けました。中には「運動部やクラブはありますか」といった、中学生らしい微笑ましい質問もありました。

視覚特別支援学校6

次に、学校の周りの道路の改善や交通安全、犬のフンのマナーなどのほか、徒歩学習で訪れた「孫文記念館」の展示方法などについての要望を受けました。
特に、学校と寄宿舎の間の道路については、私も安全対策の必要性を感じました。現在も7時30分~8時30分の間、自動車の交通規制がなされているようですが、もうちょっと何かできないか、検討したいと思います。

視覚特別支援学校7 視覚特別支援学校8

最後には、「区長は何時から何時まで仕事していますか」とか、「食べ物は何が好きですか」「乗り物は何が好きですか」といった予想外の質問攻めに遇いましたが(苦笑)、今度は区役所での再会を約束して、予定の時間を終えました。

笑顔で元気いっぱいの生徒達とのやり取りは、大変嬉しく貴重な経験でした。彼らのためにも、垂水を住みやすい街にしていかなければという意を強くした一日でした。

西脇ふれあいのまちづくり協議会主催 敬老の集い(9月10日)

朝晩はだいぶ涼しさを感じるようになってきました。
今月は敬老会の季節ですが、そのうち最初に訪れたのは、多聞会館で行われた西脇地区の敬老の集い。コロナ禍を乗り越え、4年ぶりの開催です。

松尾委員長の開会のご挨拶。会場に集まった60名を超える方々の一人ひとりのお顔を見ながら、本日を迎えた喜びを語られており、親しみやすく気さくな委員長の温かい人柄がよく伝わってきました。

西脇敬老会1

「お楽しみステージ」の最初を飾ったのは侑希寿会の皆さんによる日本舞踊。舞台が少し小さいため、2~4人での踊りが3つ続いた後、最後は舞台前も使って全員での「港百景」。この曲は神戸市婦人団体協議会の「民踊のつどい」で耳に残っていました。本日改めて見聞きすると、すっかり私のお気に入りの民謡になりました。

西脇敬老会2

続いて、幸泉会の皆さんによる大正琴。演奏というよりは、その音色に合わせ会場全体での合唱という感じでした。「浜辺のうた」に始まり「南国土佐を後にして」「青い山脈」「星影のワルツ」など。プログラムに歌詞が掲載されていたので、少し古い歌でも私もなんとか歌えました。

西脇敬老会3

休憩を挟んで、高橋亜紀さんによる腹話術。高橋さんは5月の「たるみっこまつり」で司会も務められた方で、こんな立派な芸をお持ちだとは思いませんでした(笑)。
その合間には舞子の寺院「通照院」の尼僧、真鍋かなさんのお話。「自分の声を最初に聞くのは自分の体。あっちが痛いこっちが痛いと言っていたら、体もダメになります。自分の体を褒めてあげましょう。」というお言葉に感銘を受けました。その呼びかけに、皆さんも一緒に痛いところをさすりながら、自分の体を労ったのでした。

西脇敬老会4 西脇敬老会5

最後を飾ったのは、昭和歌謡オンステージで、高橋さんのギターの弾き語り。
会場の皆さんの年齢層に合わせ(笑)、昭和40~50年代の曲、細川たかしさんの「心のこり」に始まり、アンコールの尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」までを、今風のアレンジで歌ってくださり、皆さんを魅了していました。私は、歌詞は全部覚えていませんが、ところどころ口ずさめる、知っている曲ばかりだったので、年齢的には「高齢者寄り」かなと思いました(苦笑)。

西脇敬老会6

いつも思うのですが、ふれあい喫茶はじめ、こういったお年を召された方の会に参加すると、私のほうが元気をいただきます。2時間あまりの楽しい時間を過ごし、穏やかな気分に浸りながら帰途につきました。今月の残り数ヶ所の敬老会への訪問が楽しみです。

キッチンちどり(8月30日)

上高丸地域福祉センターでのこども食堂にお邪魔しました。
上高丸ふれあいのまちづくり協議会の皆さんを中心に、20名ほどの地域サークルという形で一昨年度から運営されており、こどもの居場所づくり支援事業の一環で、垂水区社会福祉協議会が支援しています。

キッチンちどり1 キッチンちどり2

今週から小学校の授業が始まっていますが、午前中までのため、お腹を空かした(私もか(笑))子ども16名が続々と集まり、12時50分に始まりました。

キッチンちどり3-2 キッチンちどり4

今日の献立は、ボリュームたっぷりのコロッケをメインに春雨サラダや高野豆腐など、栄養バランスが取れたもので、もちろん味もバッチリ。美味しくいただきました。調理いただいたスタッフの皆さんに感謝です。

こちらのこども食堂の良いところは、食事のあとにお勉強タイムを取り、学習支援もやっているところ。子ども達は「先生は厳しい」と言いながらも(笑)、しっかりと勉強していました。

キッチンちどり5 キッチンちどり6

「このこども食堂で、勉強するのが好きになった子もいるのよ」と話される悦代表のお顔を見て、こちらも嬉しくなりました。

そして、勉強のあとはお待ちかねのゲーム。
スタッフの方が食事を取られていた和室を片付け、あそび場に変身。「ぷよぷよボールすくい」には夏らしさを感じ、手動式の「ワニワニパニック」は手作り感が良かったです。

キッチンちどり7 キッチンちどり8

食事を取っていた多目的室では、コマやけん玉、お手玉といった昔遊びや、輪投げ、スマートボールなど、さまざまな種類が並び、どれで遊ぼうかなと目移りします。女の子は折り紙も。私も童心に返って楽しみました。

キッチンちどり9 キッチンちどり10

特にカードゲーム「人狼」は老若男女が一度にたくさん遊べていいですね。まさしく多世代交流の一コマでした!

キッチンちどり11-2

一部のおもちゃは2階の千鳥が丘児童館から運んできているとのこと。地域福祉センターと児童館が合築している利点が大いに生かされていますね。

食べて学んで楽しんで、充実した時間を過ごした子ども達の笑顔に元気をもらい、また、スタッフの方々の愛情を大いに感じ、本当に心和らぐ幸せな時間・空間でした。
このような素晴らしい活動が継続されることを願いますとともに、垂水区社会福祉協議会を通じて支援していきたいと思います。

池姫地蔵盆(8月24日)

本日いらっしゃったお客様と話をしていたところ、昨日から本日にかけて各地で行われている、地蔵盆の話になりました。

区役所のすぐ近く、垂水小学校西北に位置する「池姫地蔵尊」の地蔵盆は、残念ながら今年で最後の開催とのことなので、早速見に行ってみました。

地蔵盆

お接待が始まった9時頃は子どもがそれなりに集まっていたようですが、私が到着したときはちらほら見かける程度。お菓子もまだ十分に残っていました。

お世話をされている方に話を伺うと、「3代100年ほどに渡って続けてきたが、そろそろ限界。今年で終わりにしたい。」とのこと。ここでも担い手不足の問題がありました。市内の他の場所でも同様の課題を抱えるところはあるでしょうね。

垂水区には「垂水郷土芸能保存会」があり、4月の役員会ではどの地域も担い手不足の課題があると聞いていたところでした。地蔵盆と郷土芸能とを一括りにしてはいけないのかもしれませんが、古き良きものをいかに後世につないでいくか、改めて考えさせられる一日となりました。

第20回 垂水声楽アンサンブルコンクール(8月22日)

垂水区音楽協会と垂水区の共催により、標記コンクールをレバンテホールで開催しました。
コロナ禍を越えて4年ぶりの開催です。

開演後の私の挨拶のあと、出場者のウォーミングアップ(声出し)が、審査員のお一人である太田務様(垂水区音楽協会副会長・神戸市混声合唱団副指揮者)の指導により行われました。
私はこうしたコンクールの現場に立ち会うのは初めての経験でしたので、こんな風にいろんな姿勢で声出しをするのかと、感心しながらその光景を見守りました。

声楽アンサンブルコンクール1 声楽アンサンブルコンクール2

コンクールの参加者は、予選を突破した、小学生の部、中学生・高校生の部合わせて計20組48名。どの組も息ぴったりの歌声で、歌に合わせて振付をしたりと、この日に向けて積み重ねてきた練習の成果が発揮されていました。
また審査の間には、7月3日のストリートピアノ「たるみ月曜ピアノ」試験運用開始の記念コンサートでも出演いただいた、法新綾子様、上木裕子様、田中久美子様によるゲスト演奏があり、ステージに花を添えていただきました。

声楽アンサンブルコンクール3 声楽アンサンブルコンクール4

審査の結果、小学生の部では、1~4年生の部から國本悠真さん・米林和葉さん、5・6年生の部から鹿養さつきさん・田中沙耶良さん・向田和花さん、中学生の部では、瀬戸瑛里さん・藤田恵輔さんと、中畑凛子さん・吉川幸花さん、高校生の部では、網代亜樹さん・尾縄咲月さんが、それぞれ最優秀賞を受賞されました。中学生の部では、甲乙つけがたく、審査員の方から「どちらも最優秀賞で!」の声があがり、2組が受賞される形となりました。
また、審査員の方から「歌を通して自分の思いをもっと自由に表現してほしい」、「これからも歌を好きでいてほしい」というメッセージが参加者の皆さんに送られました。

声楽アンサンブルコンクール5

これまで垂水区では、垂水区音楽協会を中心に、神戸まつり協賛事業の「区民の音楽の広場」、月曜ロビーコンサートなどを開催いただいていますが、今後は、今回のコンクールの入賞者も出演される「区民音楽祭」や「響けハーモニー」、「クリスマスチャリティーコンサート」を予定しています。
引き続き、区民の皆さまが音楽に親しむ機会を広く提供していきたいと思います。

3地区の夏まつり<星陵台、つつじが丘、東垂水>(8月19日)

まず、「第24回星陵ふれあい夏まつり」。
コロナ前は盆踊り大会としていたものを、名称を改め夏祭りという形で4年ぶりの開催とのことです。
16時少し過ぎて会場の星陵台公園に到着すると、とにかくすごい人、人…。先着500名の子ども達にはお菓子のプレゼントがあることもあり、公園の外にまで列が出来ていました。

 星陵台夏祭り1 星陵台夏祭り2

とにかく人が多くて、出店のものを買うのも一苦労でしたが、なんとかゲットした唐揚げを食べました。
これまでの区長日記も含め、何だか食リポみたいになっていますので、食べ物の話・写真はこれくらいにしておきます(笑)。

星陵台夏祭り3 星陵台夏祭り4

星陵台中学校吹奏楽部による演奏も素晴らしかったです。「4年ぶりだけど、開催できて良かった」と話される、星陵台ふれあいのまちづくり協議会の松谷委員長の笑顔に元気をいただき、星陵台地域の皆さまの熱気を感じながら次の会場に向かいました。

続いて「つつじが丘夏まつり」。
会場のつつじが丘公園には盆踊りのやぐらも設けられていましたが、踊りはコロナ前までつつじが丘小学校の運動会で実施されてきた「つつじが丘ソーラン」を中心に開催とのことでした。

つつじが丘夏祭り1 つつじが丘夏祭り2

つつじが丘ふれあいのまちづくり協議会の小寺委員長からは、この会場での出店は1~7丁目の地域の方と子ども会がそれぞれ担い、自立した運営ができているとお聞きしました。支払いに必要なチケットは前売り1枚120円、当日1枚150円で、前売りが相当売れていたにもかかわらず、当日券を求める長蛇の列が出来ていたのは、子ども達が周辺の友達などにも声をかけてくれたのではないかと話されていました。

また、会場で私の目を引いたのは暑さ対策のミスト。固定式のものでなく、12リットルのタンクを背負うスタイルのもので、厚生部の方が適宜移動し会場にいる皆さんに爽やかなミストを振る舞っていました。

つつじが丘夏祭り3

残念ながら時間の都合で、つつじが丘ソーランを観ることはできませんでしたが、それはまた別の機会にということで。

3ヶ所目は東垂水小学校正門付近(東垂水地域福祉センター前)で行われた「第21回納涼夏祭り」。
東垂水小学校の前を通過したことはありましたが、中に入るのは初めてで、校舎の変遷をはじめとした地域の歴史について、東垂水ふれあいのまちづくり協議会相談役の大塚さんに話を伺いました。

こちらの祭りは18時開始ということで、涼しくなったタイミングを見計らった方々が続々と詰めかけ、出店は長蛇の列に。そして、祭りの最大のウリは、東垂水小学校の生徒達が真心を込めて作った行灯の披露でした。

東垂水夏祭り1 東垂水夏祭り2

残念ながら、私は次の予定の関係で行灯の点灯までは滞在できませんでしたが、明石海峡大橋の西側に沈む綺麗な夕陽を見ながら、過ぎゆく夏の一日の思い出を胸に会場を後にしました。

東垂水夏祭り3
東垂水夏祭り4 東垂水夏祭り5
※行灯の点灯風景は、職員が写真に収めてくれました。

夏まつりのシーズンはピークを過ぎました。まだまだ暑い日々が続きますが、皆さん、くれぐれも暑さ対策・体調管理に気をつけてお過ごしください。

垂水福田 納涼盆踊り大会(8月5日)

福田小学校で開催された、盆踊りにお邪魔しました。

4年ぶり、また第30回という一つの節目の開催とお聞きしました。これまで回数を重ねて来られ、このたびの開催に漕ぎつけられた菅田委員長はじめ、福田ふれあいのまちづくり協議会の皆さま、そして地域の皆さまのご尽力に敬意を表します。

18時の開会の頃はまだ陽が高かったのですが、挨拶が終わり、「和太鼓連ふくだ」の皆さんによる和太鼓演奏の頃になると、高丸方面に続くなだらかな丘陵地の上の方から光が差し込み、まるで後光が差しているような光景に包まれました。力強い演奏と幻想的な光景が相まった、素晴らしいオープニングでした。

福田盆踊りA

焼きそばかそばめしか、悩んだ末に食べた焼きそば。ソース・塩加減が抜群で美味しかったです。
食べ物・ゲームなどの夜店はどこも長蛇の列でしたが、今回はキッチンカーによる出店があったことも良かったと思います。

福田盆踊りB

そして、いよいよ盆踊り。
「ちょちょんがちょん、ちょちょんがちょん…」という手拍子のリズムは、人々のDNAに刷り込まれている感じがします。一昨日、婦人団体協議会の「民踊のつどい」を観賞した影響もあるのかもしれません(笑)。定番の「炭坑節」に始まり、「きよしのズンドコ節」「ホームラン音頭」「明石海峡大橋音頭」など、恥ずかしながら私も輪の中に入り、皆さんと一緒に踊りました。老若男女楽しめる踊りは、本当にいいものですね。

翌日も同じ時間帯で開催とのこと。暑さ厳しい中、皆さまのお疲れが出ませんように。

福田盆踊りC

3地区の夏まつり<多聞台、多聞南、高丸>(7月29日)

まず、今春リニューアルされた多聞台中央公園での「多聞台カーニバル」。
まだ陽の高い16時のスタートで、暑さは厳しかったですが、オープニングはそんな暑さを吹き飛ばす、「多聞だんだん」による和太鼓演奏。続いて、多聞台小学校6年生有志によるソーラン節おどり。ともに日頃の練習の成果を十分に出し切る力強いもので、素晴らしかったです。

夏祭り多聞台1 夏祭り多聞台2

多聞台では平成26年度に団地再生協議会が設立され、これまで多聞台ふれあいのまちづくり協議会や、NPO法人ワトワーズ多聞台などの皆さんにより、活発にまちづくりに係る議論・活動がなされています。
今後は市営住宅跡地での戸建住宅建設・入居が控え、これを新たなまちづくりに活かそうという機運が高まっています。

今回のカーニバルでも、寺島委員長はじめこれまでご尽力されてきたメンバーだけでなく、新たなプレイヤーも加わっており、着実にまちづくりの成果が上がってきていることを実感しました。
今後の多聞台地域のさらなる発展を期待し、また、打ち水の冷却効果も感じながら、会場を後にしました。

夏祭り多聞台3 夏祭り多聞台4

続いて「第23回 多聞南夏まつり」を訪ねました。
会場の多聞の丘小学校は、本多聞小学校と多聞南小学校の統合により令和3年に開校しました。その後は、旧本多聞小学校の校舎を利用していたのですが、今春から旧多聞南小学校の校舎に移転しました。
今回の夏まつりは、コロナにより4年ぶりの開催とのことです。

多聞南ふれあいのまちづくり協議会の垣内委員長に話を伺ったところ、久しぶりの開催で、スタッフの方による準備・運営の仕方を忘れてしまっている面があるとのこと。これは、どの地域でも同様の課題だと思いますが、また改めてノウハウを蓄積していくしかないですね。

こちらでは、お肉も野菜もたっぷりのカレーを食べました。なんと100円!
採算度外視ということですが、さすがに安すぎるのではと心配になりました(苦笑)。
残念ながら「新多聞音頭」は見られませんでしたが、しっかり満腹になって移動しました。

夏祭り多聞南1 夏祭り多聞南2

ちなみに、同じ小学校区となった、本多聞ふれあいのまちづくり協議会主催の「本多聞ふれあいなつまつり」にも、先週(7月22日)お邪魔しました。本多聞公園にこんなに人が集まるのかと思うほど、大盛況でした!
(本多聞ふれあいのまちづくり協議会の魚崎委員長、区長日記にアップし損ねて申し訳ございません(笑)。)

夏祭り本多聞1 夏祭り本多聞2

3ヶ所目は高丸小学校での「第26回 高丸ふれあい夏祭り」。こちらも4年ぶりの開催とのことです。
会場入りは17時半を過ぎており、この時間になると、陽も傾き影も伸びて、暑さは少しマシになっていましたが、スタッフの方は暑い中からご準備されていたと思うと、頭が下がるばかりです。

そのような気持ちの中、高丸ふれあいのまちづくり協議会 中道委員長に「ちらし寿司」を勧められ、心地よい風に吹かれながら、満腹なのもすっかり忘れて、すぐ平らげてしましました。じゃこの風味が程よく効いていて最高でした!(食べ物の話ばかりですね(苦笑))。

夏祭り高丸1 夏祭り高丸2

夏まつりのシーズンはまだまだ続きます。すべての会場を訪れるのは難しく、区長日記で取り上げられないところもありますが、ご準備される方は、くれぐれも暑さ対策・体調管理に気をつけてください。

桃山台ふれあい給食会(7月28日)

桃山台地域福祉センターで行われた、給食会にお邪魔しました。

この給食会の登録者は65名で、以前は全体でやっていたものの、コロナ開けで約4年ぶりに再開した先月からは、半数ずつに分けて開催しているとのこと。今回は対象27名のうち、18名が参加されたということでした。感染予防のため、できるだけ向き合う形を避け、席をずらすなど、配席の工夫もされていました。

メニューは天ぷらでした。が、半分ほど食べてから、いただく前の写真を撮ってないことに気がつき(冷汗)、ビジュアルで紹介できないのが申し訳ない。私にとってもボリュームたっぷりでしたが、参加された方はほぼ完食されており、その食欲に元気の源を感じました。

桃山台給食1 桃山台給食2

食事の前には、誕生日を迎えらえた方へのプレゼント贈呈もありました。いくつになっても誕生を祝ってもらえるというのは嬉しいものですよね。

桃山台給食3

今回の参加者は男女比がほぼ半々と、男性が多いのも良い傾向だと思いました。今後とも、他地域での給食会に参加していきたいと思います。

第73回 社会を明るくする運動「演奏と講演会」(7月14日)

7月2日の区長日記で紹介しているとおり、7月は社会を明るくする運動の強調月間です。
垂水小学校音楽隊にオープニングを飾っていただいた、区役所1階でのロビー展示(7月10日~13日)に続き、「演奏と講演会」をレバンテホールで開催しました。

演奏と講演会2 演奏と講演会1

はじめに、神戸市消防音楽隊による約30分間の「演奏」。私が同音楽隊の演奏を聴くのは、コロナ禍前に東遊園地でお昼休みに開かれていた「グリーンコンサート」以来でした。山口百恵さん、森昌子さん、石川さゆりさんら、デビュー50周年を迎えた歌手のメドレーに懐かしさを覚えました。

演奏と講演会3

その後の私からの挨拶では、犯罪はこの50年でその手口などが大きく変化してきていることを思い起こし、最近区内で被害が増えている特殊詐欺について触れ、会場の皆さんに注意喚起を促しました。


後半は、神戸出身のシンガーソングライター・防災士の石田裕之さんによる「講演会」。ギターの弾き語りとともに、東日本大震災後の被災地での支援活動などのお話を聴きました。石田さんの優しい人柄が窺える歌声と被災者との交流にまつわるエピソード。支援する側と支援を受ける側とのやり取りをいかに心の通ったものにしていくか、更生保護にも通じるヒントがあったと思います。

引き続き今月は「幸せの黄色い羽根」をつけて執務を行います。

演奏と講演会5 演奏と講演会4

アジュール舞子 BE KOBE モニュメントのお披露目(7月13日)

海水浴場のオープンに合わせ、アジュール舞子の「BE KOBE」モニュメントがお披露目されました。

BEKOBE1

これまであった、メリケンパーク、ポーアイしおさい公園、つくはら大橋休憩所、道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢のモニュメント。それぞれ趣が違い、魅力的なのですが、今回アジュール舞子に設置したものは、やはり明石海峡大橋を借景にしていることが最大のウリです。夜間のライトアップも美しく、新たな“映えスポット”として、多くの人を惹きつけることを期待します。

BEKOBE2


ところで、海開きの前の7月8日に周辺のクリーンキャンペーンを予定していたのですが、当日、あいにくの強風により作業の危険性が高まったため、中止しました。
8月27日までの海水浴場開設期間中、来訪者の皆さまにはゴミの後始末をお願いしますとともに、くれぐれも安全には気をつけて、夏の舞子の海を楽しんでいただければと思います。

霞ヶ丘ふれあい昼食会(7月12日)

霞ヶ丘地域福祉センターで行われた、あすなろ・むつみ会主催のふれあい昼食会に参加しました。

この昼食会は昭和60年から開催され、地域の皆さんに親しまれてきていますが、コロナ禍ではお弁当の配食しか実施できない状況にありました。それがようやく3年5ヶ月ぶりに対面による給食の実施。参加された60余名の皆さんは笑顔いっぱいで、本当にこの日を心待ちにされていたことが伝わってきました。

メニューは私の大好物の夏野菜カレー。食欲をそそる香りとさっぱりとした夏野菜がマッチし、とても美味しく、すぐに平らげてしまいました!(笑)。つくっていただいた皆さんに感謝です。

食事のあとは、垂水警察署による特殊詐欺に関するお話。誰もが皆、「自分だけは騙されない」と信じきっていると思いますが、その心理をついた巧妙な手口について、実例を再現してわかりやすく説明されていました。私も初めて聞く内容があり、大変勉強になりました。

このような給食会に参加したのは初めてでしたが、私も皆さんから元気をいただきました。誘ってくださった、霞ヶ丘民生委員児童委員協議会の大倉会長に改めて御礼申し上げますとともに、日頃から熱心に活動されている地域の皆さまに敬意を表します。

コロナが再燃せず、このような給食会が今後も継続して開催できることを願っています。

ふれあい給食

ストリートピアノ「たるみ月曜ピアノ」試験運用開始(7月3日)

塩屋小学校で使われていたグランドピアノが区役所ロビーに移設されたことを機に、ストリートピアノとして運用を始めました。
今回はこれを記念し、垂水区音楽協会によるコンサートを開催いただきました。

法新綾子様、上木裕子様、田中久美子様による演奏と美しい歌声に、ロビーは優雅な雰囲気に包まれ、特に「いのちの歌」と「糸」は感動的でした。仕事を休んで聴きに来られた方もいたようで、誠にありがたく思います。

試験運用は8月末までの毎週月曜日13時~16時。皆さまのご利用をお待ちしています。
また、アンケートBOXを設置していますので、ピアノを演奏された方、ピアノ演奏を聴かれた方はご意見・ご感想をお聞かせください。

 月曜ピアノ1 月曜ピアノ3
月曜ピアノ2

名谷ふれまち七夕まつり、「社会を明るくする運動」強調月間(7月2日)

名谷あじさい公園で行われた、七夕まつりに出席しました。

梅雨の中休み。晴天に恵まれ、夏の到来を感じる雰囲気の中、七夕飾りが公園内を鮮やかに彩り、多数の模擬店が出されたほか、和太鼓や吹奏楽、ダンスなども披露され、老若男女多くの方で賑わっていました。まつりの準備に奔走され、私を含め皆さまを笑顔にしていただいた、名谷ふれあいのまちづくり協議会はじめ各種団体各位に敬意を表しますとともに、感謝申し上げます。

ところで、7月は「社会を明るくする運動※」の強調月間です。
私もシンボルマークの「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」をつけて開会の挨拶をしました。

今回のまつりでも、保護司会をはじめとする社会を明るくする運動推進委員会の構成団体の方々から広報活動が行われ、7月10日~13日には区役所1階ロビーでパネル展示が、7月14日13時30分からはレバンテホールで「演奏と講演会」が行われます。是非立ち寄っていただき、更生保護について触れるきっかけとなればと思います。

※社会を明るくする運動:すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動

七夕まつり5枚

第101回月曜ロビーコンサートinレバンテ(6月26日)

垂水区音楽協会に毎年4回開催いただいている、月曜ロビーコンサートの今年度1回目。
1996年から開催されており、通算では101回目ということで、このコンサートを心待ちにしていた区民の方も多かったと思います。

今回は「こころのひとみ あかし」の皆さんによるトーンチャイムの演奏で、エドワード・エルガー作曲「愛の挨拶」に始まり、「赤いスイートピー」などお馴染みの曲も多く、素晴らしい曲ばかりで心地よいひとときを過ごせました。
特に「野に咲く花のように」は手話付きで会場内の一体感が生まれて和やかな感じが良く、(私は特にアイドル好きではないのですが(苦笑))AKB48の「365日の紙飛行機」の穏やかな旋律には心を打たれ、ジーンと来ました。

垂水区音楽協会の皆さまには、この月曜ロビーコンサートのほか、「区民の音楽の広場」(5月21日区長日記で紹介済)、垂水区民総合文化祭「響けハーモニー」等を開催のうえ、垂水区の音楽文化の向上に寄与いただいていることに改めて感謝申し上げます。

先月末には、これまで使ってきたアップライトピアノに代わり、塩屋小学校からグランドピアノが移設されましたので、より素晴らしい演奏を皆さまに届けられるようになりました。
7月3日からは、このピアノをストリートピアノ「たるみ月曜ピアノ」として試験的に運用することとし、これを記念したコンサートが開催されます。

今後は、9月4日にはグランドピアノ設置を記念した特別コンサートを、9月11日には月曜ロビーコンサートを開催予定です。

ロビーコンサート1 ロビーコンサート2

垂水児童館・おやこふらっとひろば垂水 完成記念式典(6月26日)

リノベーション神戸の一環で進められていた、待ちに待った標記施設が完成し、記念式典に出席しました。

垂水児童館は愛垂児童館と平磯児童館を、レバンテ2番館の4階(垂水区役所の上階)に移転・統合したもので、未就学児とその保護者が親子で遊べる「おやこふらっとひろば垂水」を併設しました。

「おやこふらっとひろば」は既に各区の区役所内で整備が進められていたもので、整備のスケジュール上、垂水区が最後になっていましたが、これで全区に「おやこふらっとひろば」が完成しました。

今回開設の施設は、海や魚などの自然をイメージした空間に、遊具・玩具などが揃い、垂水らしさが生かされた楽しいひろばになっています。

開館日は月曜から土曜(祝日、年末年始は除く。おやこふらっとひろばは、第4日曜日も開設)。開館時間は午前9時30分~午後5時(学童保育事業を除く)です。
児童館の対象は0から18歳未満の児童、おやこふらっとひろばの対象は未就学児とその保護者です。なお、ふらっとひろばのご利用には予約が必要なので、ご注意ください。

垂水区では今回の施設開設を機に、さらに子育て中のママの相談機能を充実させそのニーズの把握に努め、子育て支援を強化していきたいと考えています。

垂水児童館・おやこふらっとひろば

2023年度少年団野球リーグ垂水地区第64回夏季大会 閉会式(6月25日)

垂水スポーツガーデンで行われた標記大会の3位決定戦・決勝戦を観戦し、閉会式に出席しました。

今回の大会はAチーム13、Bチーム8の計21チームが参加し、Aチームでは優勝 千鳥が丘、準優勝 舞多聞、Bチームでは優勝 霞ヶ丘、準優勝 乙木という結果でした。

私自身、小学生の時にソフトボールをやっていた程度で、競技としての野球経験はなく草野球レベルですが、野球はするのも観るのも大好きで、かつて息子が少年団野球をしていた時は所属チームの部長をした(させられた?(笑))経験があります。

そうしたこともあり、暑い中、子ども達が白球を追って懸命にするプレーする姿、それを応援する指導者・保護者の皆さんの姿を久々に観て、非常に懐かしく感動・感激で胸がいっぱいになりました。

垂水区からはAの7チームが7月15日から開催予定の全市大会に出場します。
昨年度は高丸Aチームが全市大会を制しました。今年度も垂水区代表の活躍を期待します。

少年団野球4 少年団野球2

垂水区老人会クラブ 輪投げ大会(6月15日)

水産会館内で行われた、標記大会を視察しました。

この輪投げ大会は、区老連の年間活動の中でも盛況な行事の一つ。今回は団体戦ということで、16クラブから25チーム(125名)の参加があり、会場は熱気に包まれていました。

競技としての輪投げを初めて見ましたが、レーンの長さは、男性5m、女性及び90歳以上の男性は4m。私も勧められ投げてみると、意外と的が遠く感じました。フリスビーを投げるように胸元から開くようにして投げたのですが、方向が一定しません。下から投げるほうがいいのかなと思いました。いずれにせよ、練習をしないと高得点は望めませんね。

また、各チームの得点はパソコンで集計・記録されており、区老連においてもデジタル化が進んでいることを確認しました(笑)。同点の場合は年齢差で勝敗を決するとのことなので、パソコンであればすぐに判定できます。

輪投げは老若男女が楽しめ、健康増進や友人を増やす機会にもなり、区老連の会員増強にもつながると思われます。秋には個人戦があるとお聞きしており、皆さんの日頃の練習の成果を発揮してほしいと思います。

わなげ大会

2023年度 垂水観光推進協議会総会(6月9日)

区内の事業者や地域団体、行政等からなる標記協議会の総会を開催しました。

昨年度事業としては、昨年3月に神戸市と東宝の自社アニメレーベル「TOHO animation」が共同制作・公開したミュージックビデオ「ワンダリズム きみを呼ぶ声」を、当協議会の会員も積極的にPRしたことなどが報告されました。

今年度は区内の観光施設等を巡るデジタルスタンプラリーを実施予定ですが、「ごしきまろをもっと活用したほうがいいのでは」といった意見も出され、会員事業者からは、従業員がごしきまろのバルーンアートを制作のうえ、イベントに活かしている例が紹介されました(総会終了後に区役所に提供いただいたことから、案内カウンターで展示したところ、来庁者の皆さまに好評でした)。

コロナ禍の3年間、当協議会ではなかなか積極的な活動が展開できなかった面がありますが、今後、会員内外の意見交換を進めながら、垂水区の魅力を発信していくことに注力していきたいと思います。

観推協総会 ごしきまろバルーンアート

2023年度 第1回 美緑花クリーンキャンペーン(6月9日)

「ぽい捨て防止重点区域」に指定されている、垂水駅・舞子駅周辺の清掃活動を実施しました。
婦人会やふれまち委員会などの地域団体だけでなく、企業からも多くの参加があり、両駅合わせて約90名が活動しました。

私も垂水駅の南側を中心に回りましたが、他のエリアで活動した経験からすると、比較的ゴミそのものは少なく、中でも周辺一帯の皆さまのマナーがいいのか喫煙者そのものが減っているのか、タバコの吸殻は特に少なかったように感じました。

来月は、BE KOBEモニュメントが新たに設置されるアジュール舞子にて、クリーンキャンペーンを実施します。
キャンペーンでは、いつもご協力いただいている地域の方々に加え、企業の方々にもお声がけすることで、多くの方々に舞子海岸エリアの魅力に触れていただけるような機会にしていきたいと思います。

R5第1回クリーンキャンペーン1 R5第1回クリーンキャンペーン2-2

第43回垂水区自治会連絡協議会定期総会(6月4日)

少子高齢化社会のなか、自治会活動の担い手不足や近年では新型コロナの影響による活動制限など、自治会活動を取り巻く状況は年々厳しくなっています。

そのような中、標記総会に出席したところ、垂水区自治会連絡協議会のうち半数近くが参画されており、自治会数の多さを改めて実感しました(垂水区の自治会数は500以上と神戸市9区の中で最多!)。

全ての議案が承認された後の情報交換では、工夫している取り組みを紹介されるなど活発な意見交換がなされ、各自治会が抱える問題について解決の一助となる有意義な時間になったと思います。

昨年度は垂水区を含む3区で新任自治会長研修会が新たに開催され、今年度は自治会役員初任者研修として全区で開催されると聞きました。こういった取り組みをはじめ、自治会活動の活性化に向け、区として支援を進めていきます。

自連協総会

たるみっこまつり(5月27日)

コロナ前まで会場であったマリンピア神戸がリニューアル工事中のため、今回は舞子公園に移し、無事に「たるみっこまつり」を開催できました。

爽やかな天気のもと、明石海峡大橋をバックに組まれたステージでは、44組による音楽や踊りなどが繰り広げられ、40を超える飲食・物販・ゲーム・働くクルマなどの出店・ブースが会場を埋め尽くしました。

神戸まつりとともに4年ぶりの開催。皆さん待ちに待った楽しみのひと時といった感じで、日常が戻ってきたことを実感する一日でした。

本当に多くの方に来場いただき、また、協賛いただいた企業・団体の皆さまにも、主催者事務局として御礼申し上げます。

たるみっこまつり 3枚

垂水区民生委員児童委員協議会総会(5月26日)

舞子ビラ あじさいホールで開催された、垂水区民生委員児童委員協議会総会に出席しました。

コーラス グループすみれの皆さまの素晴らしい歌声に始まり、昨年度の事業報告がなされ、今年度の事業計画・予算案が承認されました。

現在、垂水区では282名の民生委員・児童委員の方が高齢者見守りや子育て支援などの活動をされており、これらの皆さまの、住民の立場に立った、日ごろからの地道な活動は地域福祉に不可欠です。皆さまのご尽力に心から敬意を表しますとともに、御礼申し上げます。

総会後の講演会では、加古川市出身の旭堂南海さんによる講談をお聞きしました。南海さんの軽妙な語り口による講談の解説ののち、「奴の小万」という演目でのお話。普段なかなか味わえない講談を満喫しました。

民児協総会(あいさつ) 民児協総会(旭堂南海さん)

ふれまちネットワーク会議(5月24日)

ふれあいのまちづくり事業に取り組む、区内26のふれあいのまちづくり協議会等のほとんどの団体から計42名の出席のもと、「ふれまちネットワーク会議」を開催しました。

地域協働課から区の人口の状況やリノベーション神戸の進捗状況などを報告したのち、垂水警察署から特殊詐欺被害防止、垂水消防署から#7119、垂水図書館から出張事業などについて説明いただきました。

この会議は、日頃は各エリアで活動しているふれまち協議会が、一同に集まり垂水区全体として情報共有ができる大変貴重な場所となっています。

各協議会は今年度、いろいろな工夫をしながら活動を再開されると伺っており、区としてもネットワーク会議の活用なども含めて、活動再開への支援をしていきたいと思います。

ふれまちネットワーク会議

区民の音楽の広場(5月21日)

レバンテホールにおいて、神戸まつり協賛事業として「区民の音楽の広場」が開催され、合唱や器楽・吹奏楽など、老若男女計25組のグループと、JBA中高生管打楽器ソロコンテストの入賞者3名がステージに立たれました。

新型コロナウイルスの感染症法5類への移行後のステージということで、出演者の皆さまがマスクを外し、晴れやかな表情で歌い演奏されている姿が印象的でした。

垂水区音楽協会には今年度、この「区民の音楽の広場」のほか、声楽アンサンブルコンクールや区民音楽祭、区役所での月曜ロビーコンサートなどを開催いただく予定で、区民の皆さまが気軽に音楽に親しめる場を提供いただいていることに感謝申し上げます。皆さまも是非、これらの催しに足をお運びください。

区民の音楽の広場

春の交通安全キャンペーン(5月11日)

ブランチ神戸学園都市で、春の交通安全キャンペーンが開催されました。

大西垂水警察署長のご挨拶のあと、「たかつか保育園」「小規模保育園あんよ」の園児と交通安全協会女性部による安全運転の替え歌等の合唱(これがものすごく可愛かったぁ!)や、Reve de Chef Musique(レーブ ドゥ シェフ ミュジック)による素敵な演奏もあり、とても和やかなひと時でした。

垂水区内の昨年の交通事故による死者はゼロでした。今年度も、垂水警察署及び垂水交通安全協会等の関係団体、学校関係者、地域の皆さまとともに、こどもや高齢者をはじめとする交通事故の防止に向けた取り組みを進めていきます。

春の交通キャンペーン

第47回 垂水区民ゴルフ大会 区長杯贈呈式(5月9日)

4月3日に行われた、垂水区民ゴルフ大会の総合優勝・女子優勝者へ区長杯を贈呈しました。

垂水ゴルフ倶楽部は、1920年10月に日本で7番目に創設された舞子カンツリー倶楽部が基となる100年以上の歴史を有する倶楽部です。お邪魔したのは初めてでしたが、歴史と伝統そして品格にあふれた素晴らしい空間だと感じました。

次回垂水区民ゴルフ大会は10月に開催予定です。

区民ゴルフ大会区長杯

春の古墳まつり‘23(4月23日)

NPO法人 輝かすみが丘・霞ヶ丘ふれあいのまちづくり協議会による古墳まつりが4年ぶりに開催されましたので、覗いてきました。着任して初めて、動く「ごしきまろ」とコラボできました(笑)。

春らしい好天にも恵まれ、大変な賑わいで、屋台による焼きそば・カレーなどはすぐに完売。
桝井理事長をはじめとする、霞ヶ丘周辺の皆さまの地域愛・パワーを感じる一日で、とても幸せな気分でした。

五色塚古墳の上からの眺望は何度行っても素晴らしいと感じます。

6月17日(土曜)にはまた文化財課主催で五色塚古墳まつり2023が開催されます。霞ヶ丘小学校6年生による古墳パレードや土器・勾玉作り体験などイベントが予定されています。皆さまも是非覗いてみてください。

 古墳まつり 3枚掲載画像2

第28期「垂水文化講座」開講式(4月17日)

青山台1丁目の井植記念館ホールで開催された、第28期「垂水文化講座」開講式に出席しました。

この講座は新型コロナウイルスによる影響で一時開催中止を余儀なくされた以外、1995年から毎年継続して開催されています。その間、全て違う講師・演目で行われてきたと聞き、バラエティに富んだカリキュラムを用意いただいている、主催者の井植記念会の皆さまのご尽力に敬意を表します。

今回は、理化学研究所 放射光科学研究センターの石川センター長が「日本の科学技術の基盤を支えるSPring-8」について話され、私も最後まで出席しました。120名の受講者の皆さまの熱心な姿が印象的でした。

今年度も計10回の講座が開催されます(今年度分の申し込みは既に締め切られていますので、ご注意を)。

垂水区文化講座

お問い合わせ先

垂水区総務部地域協働課