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区長日記バックナンバー(2024年4月~9月)

最終更新日:2024年11月18日

ここから本文です。

 セミナー「家じまいの作法 ~遺品整理と生前整理を考える~」(9月23日)

明石市と共催で、標記セミナーを明舞センターの松が丘ビル(明石市松が丘2丁目)で開催しました。

家じまいセミナー1

主に明舞団地の分譲団地の所有者の方を対象に、ご自身の住戸を将来空き家にしないために、また住戸を相続して空き家にされている方には売却を含めた処分のきっかけにしていただくためです。

講師は一般社団法人心結 代表理事で、家じまいアドバイザーの屋宜明彦(やぎあきひこ)さん。
お話いただいた中で、特に私が重要と感じた点を以下に記します。

家じまいセミナー2

○「親子で情報共有していますか」
・命と同様に大切な事(物)が意外と親子間で共有されていない。親が元気な間に行方を決めておくべき。
・特に財産に関しては、子から親に聞きにくい面もある。親から子へ預貯金額まで教える必要はないが、どの金融機関に口座があることだけは伝えておくべき。

家じまいセミナー3

○「家じまいとは」「生前整理とは」
・実家の片づけに、半数近くの人が3ヶ月以上を要している。
・相続人が行う「遺品整理」は大変なので、ご本人や親族が行う「生前整理」をしておくことが重要。
・片づけで出てくるゴミの量は多い。50~60平方メートル程度の集合住宅でも45ℓのゴミ袋120個分・2tトラック2台半ほどになり、一軒家になるとその倍になる。

家じまいセミナー4

・親が亡くなった時にやるべきことは多岐に渡る。親は自分の財産目録をつくっておくことが重要。
・特に、昨今ではデジタル遺品で困ることが多いので、スマホ・パソコンのパスワード、ネットバンキングの口座、ブログやSNSのアカウントなどは、しっかり残しておくこと。

家じまいセミナー5

○「業者選びのポイント」
・必ず複数から見積書を取り、業者選定すること。契約は口頭でなく書面で行うこと。
・無断で販売・譲渡されたりしないよう、遺品整理の現場には必ず立ち会うこと。

家じまいセミナー6

結びで、「最後は『身一つ』で逝くしかない」という言葉は特に心に残りました。

また、屋宜さんが講演される時に参加者に配付されている「安否確認カード」。本日の参加者にも配付されました。
私もこれに必要事項を記入して持参したいと思います。
(名刺サイズの二つ折りで、画像上が外側、下が内側になります。)

家じまいセミナー7

全体を通して、屋宜さんには現場の経験を踏まえた説得力あるお話を、明るく楽しくしていただきました。参加者の皆さんも自分事としてしっかり理解し、新たな気づきをいただいたと思います。私自身も大変参考になりました。屋宜さん、ありがとうございました!

家じまいセミナー8

今回のセミナーは、まちびらきから約60年が経過し県内で最も歴史のある開発団地の一つである明舞団地にお住いの方を対象に開催しましたが、また別途、何らかの形でこのような機会を設けられたらと思います。

最後に明舞地域について、一点触れておきます。
本日のセミナー会場の松が丘ビル2階にある明舞サービスコーナーを、来る10月7日に、ビエラ明舞2階に移転拡張し「垂水区役所明舞出張所」として開設します。
マイナンバーカードの手続きなどが新たに行えるようになり、また地域の活動を応援するための業務にも取り組んでいきます。詳細は開設式典の様子とともに紹介しますので、よろしくお願いします。

  子ども服と絵本の交換会(9月22日)

区内では各地のふれあいのまちづくり協議会が地域福祉センターで子育てサークルなどの子育て支援活動を実施していますが、まだ、センターを利用したことがない子ども・親世代が多数おられます。

そこで、皆さんにセンターに足を運ぶきっかけとしていただき、子育てサークルの認知度向上・参加者の増加、さらには地域福祉センター(ふれまち)に関わる人を増やす目的から、標記イベントを開催しました。垂水区役所と、「eco」な暮らしを「kobe」から発信している「NPO法人エコべ」との共催です。

こども服と絵本の交換会1

会場は区役所4階(おやこふらっとひろば垂水・垂水児童館)です。
こども服と絵本の交換会2
児童館の遊戯室での「子ども服と絵本の交換」。
持ち込み1着・冊につき1着・冊無料(1家族につき持込5着・冊まで。持ち帰りのみは1着・冊につき100円)というルールで、受付を済ませ陳列します。

こども服と絵本の交換会3

子ども服・絵本ともに傷みもなく綺麗なものばかりで、次々に交換がなされていきます。

こども服と絵本の交換会4

4階で一番広い部屋のおやこふらっとひろばでは、地域で頑張っておられる子育てサークルの実演や、垂水図書館職員による読み聞かせも。

こども服と絵本の交換会5
こども服と絵本の交換会6

その他、子育てに関する講座として、「子育てのあいまのヨガストレッチ講座」や「子どもの自己肯定感の育み方~甘えと甘やかしの違い~」の講話も開きました。
同室に設けられた見守りコーナーでは、神戸常盤大学の学生が子ども達と遊んでくれ、お父さんお母さんは安心して講座に集中できます。

こども服と絵本の交換会7
こども服と絵本の交換会8

入口付近では、区内各地域の子育てサークルの情報提供を行ったところ、多くの方にチラシを手に取っていただきました。今後のサークル活動が益々活発になるといいですね。

こども服と絵本の交換会9

サークル実演にご協力いただいた子育てサークル(午前:乙木・福田、午後:千代が丘)のチラシを、参考までに掲載しておきます。とても可愛らしくて楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。

こども服と絵本の交換会10

本日は多くのふれまち協の方にお越しいただき、お手伝いいただきました。
入口付近にフォトスポットを用意していましたので、帰り際の一部の委員長と一緒に記念写真。乙木の吹田委員長、狩口台の松原委員長、ありがとうございました(何だか私が前のめっているのは、皆様のご協力の嬉しさからだと思います:笑)。

こども服と絵本の交換会11

また、会場を提供いただいた「おやこふらっとひろば垂水・垂水児童館」の皆様、本当にありがとうございました。また、ボランティアとして手伝っていただいた神戸常盤大学の学生達にも感謝申し上げます。

こども服と絵本の交換会12

午前午後合わせて計160名を超える方が来場され、成功裏に終わることができたと思います。本日の成果を踏まえ、今後この取り組みを区内の地域福祉センターで開催していきます。
詳細は随時、情報提供しますので、よろしくお願いします。

つつじが丘 敬老のつどい(9月20日)

つつじが丘自治会主催、つつじが丘自治会集会所で行われた敬老のつどい。2部制となっており、私は第1部にお邪魔しました。

つつじが丘敬老1

つつじが丘ふれまち協の新谷(にいや)副委員長の司会で進行されます。
新谷さんは、先日行われた神戸市老人クラブ大会で、昨年まで会長を務められた「つつじが丘シニアクラブ」での功績に対して「理事長感謝」を受賞されたところ。各方面で活躍されています。

つつじが丘敬老2

小寺会長は開会挨拶の中で、つつじが丘の人口減少・高齢化について触れ、震災30年を迎えるにあたって、今一度備えを万全にしていきましょうと呼びかけられました。
また、「垂水区・震災30年事業」のロゴの入った冊子「家庭でできる防災対策」を作成され本日の参加者にも配布されていました。その行動力に敬意を表するとともに、感謝いたします。

つつじが丘敬老3_2

次に本日の演目ですが、こちらでは、出演者の皆さんが地元のメンバーで占められていることがいいですね。芸達者な方が多いのですが、その中で二つピックアップします。

一つは「音楽遊び」。音楽療法士の大串知恵さんのリードでリズム遊びをしながらの脳トレ。
両手の指を順番に折ったりグーチョキパーをしながら歌ったり、「どんぐりころころ」と「水戸黄門」を歌い、その次はそれぞれの歌詞とメロディを入れ替えて歌ったりしました。私の脳も活性化しました(笑)。

つつじが丘敬老4

もう一つはつつじが丘のアラン・ドロン、もとい「アラン・トロン(!?)」こと、保田光雄さんによる紙芝居。
軽妙なトークによるクイズと紙芝居で、会場を大いに盛り上げてくれました。

つつじが丘敬老5

その他、コーラス、詩吟、コカリナ演奏も楽しみました。

つつじが丘敬老6
つつじが丘敬老7

プログラムの最後に、現在の長寿社会を生きるための名言(格言?)がありましたので、紹介します。

つつじが丘敬老8

市内・区内の100歳以上の方が多いことは昨日の日記でも触れましたが、「いぶし銀のように美しい100歳」という言葉は心に響きました。皆さん是非、100歳目指して頑張ってください!

 市内最高齢者のお祝い(9月19日)

市内の100歳以上の方の状況は9月14~16日の区長日記の結びに記しましたが、その中で女性最高齢、男女合わせても最高齢者の熊谷美穂さんのお祝いに、「本多聞ケアホーム」(本多聞7丁目)を訪ねました。

熊谷さんは今年10月に112歳のお誕生日を迎えられます。昨年に続いての訪問で、入所者やスタッフが見守る中、市長に代わって私からお祝い状とお祝いの品を贈呈いたしました。

市内最高齢1~2

息子さんご夫妻とお孫さんも駆けつけられ、今年も記念すべきいい思い出になったことと思います。

市内最高齢3

最後に、熊谷さんから「ありがとうございます。皆さんのおかげです。」と感謝の言葉が述べられました。そういった気持ちを持ち続けておられることが、長生きの秘訣になっているのだろうと、昨年同様感じました。

熊谷さんは、1914年に勃発した第一次世界大戦前の1912年(大正元年)のお生まれ。大正・昭和・平成・令和と、激動の時代を生きて来られた人生を察すると、本当にすごいことだと思いますし、敬服いたします。
いつまでもお元気で長生きされることをお祈り申し上げます!

中秋の名月といも煮を楽しむ会(9月16日)

福田川クリーンクラブの村上会長からお誘いを受けた標記の会。昨年も開催されたそうですが、今年はふれまちのメンバーなどにも参加の輪を広げたようで、3連休最後の夕刻、会場の名谷あじさい公園を訪ねました。

いも煮1

まだ少し明るい17時30分すぎに、村上会長のご発声で乾杯。早速、いも煮を食します。

いも煮2~3

里芋、大根、ごぼう、人参、鶏肉など、具のバランスが絶妙で、味付けもバッチリ。私は即、完食しました(笑)。

18時過ぎから、いい感じに日が暮れていき、参加者の懇親も進みます。いも煮は十分な量が用意されていて、約50名の参加者皆さんのお腹も心も満たしてくれました。私はしっかり、おかわりもさせていただきました(笑)。

いも煮4

そして18時30分過ぎに、雲の合間から月が!
中秋の名月は明日ですが、ひと足早く、良いお月見ができました。

いも煮5

いも煮と言えば、山形や愛媛が有名のようですが、こちらのいも煮も、今後しっかり定着していくでしょう。

福田川クリーンクラブは活動を始めて20年あまり。本日は村上会長の福田川、そして垂水の街に対する愛情・情熱を改めて感じることができましたし、普段なかなかゆっくり話す機会が少ない方とも交流を深めることができました。村上会長、貴重な機会をありがとうございました!

4地区の敬老のつどい(9月14~16日)

3連休の間、4地区の敬老のつどいを訪ねました。
東垂水(9月14日)
まず、東垂水地域福祉センターで毎月開催している「ふれあい給食会」での敬老のお祝い。

4地区つどい1

給食会は民生委員・児童委員の方が主体となって行われていますが、今回は東垂水ふれまち協がゲストを呼ぶ形で協力されています。このような連携も素晴らしいですね。

4地区つどい2

ということで、お食事の前に「ゆがふチャンプルーズ」による沖縄三線。
「安里屋ゆんた」を皆さんで踊ったり、「十九の春」の替え歌「老後の春」を「六十、七十がつぼみなら~、八十、九十は花盛り~」と歌ったりして、大いに盛り上がりました。

4地区つどい3~4

「青い山脈」では、私も太鼓を叩かされました(苦笑)。

4地区つどい5

続いてお食事。鮭のあんかけやなすの煮びたし、ともに好物で美味しくいただきました。
私にまで「いつまでもお元気で」とメッセージをご用意いただき、恐縮です。スタッフの皆さんの心遣いが嬉しいひと時でした。民生委員・児童委員協議会東垂水南地区の大村会長、ありがとうございました!

4地区つどい6~7
多聞台(9月15日)
連休2日目の午前は、多聞台地域福祉センターでの敬老のつどい。56回目の開催です。

今年から多聞台ふれまち協の委員長を務められている大久保委員長は、開会挨拶で多聞台の街の変遷などにも触れられ、この街の歴史の重みを改めて感じました。

4地区つどい8~9

お祝いのコーラスは民生委員・児童委員・友愛訪問グループボランティアによる「グループすみれ」。いつも美しい歌声を聞かせていただいております。
本日は、団地センターでカフェを運営している中村さんの飛び入り参加という嬉しいコラボもありました。

4地区つどい10~11

「頭(おでこ)の上から声を出すような気持ちで」と歌唱指導いただき、皆さんで歌った「見上げてごらん夜の星を」では、美しいハーモニーが会場内いっぱいに響きました。手話を交えての「赤とんぼ」も良かったですよ。

4地区つどい12

最後に、多聞台のまちびらき当初からずっと住み続けていらっしゃる最高齢の方が、ご挨拶と歌声を披露されました。90歳を越えておられるとは思えないお元気さ。ご立派です!

4地区つどい13

会場の外では、多聞台小学校の生徒達がドーナツの販売をしていました。トライやるの予行演習のようですね。多聞台は地域と学校が一体となってまちづくりを進めているその一端を、また垣間見ました。

4地区つどい14
上高丸(9月15日)
午後は、上高丸地域福祉センターでのふれあい敬老まつり。
上高丸ふれまち協の中井委員長、婦人会の悦会長、お二人ともいつもお元気で、笑顔が素敵です。

4地区つどい15~17

演目が多彩で、すべてを詳細に記すことができませんが、特に印象に残ったゲストを二つ紹介します。

一つ目は、塩屋青年会による獅子舞。
これまで何度か見ていますが、本日は特に至近距離でしたので、さらに迫力がありました。また秋祭りで見られるのを楽しみにしています。

4地区つどい18~19

次に、三線の「ゆがふチャンプルーズ」。
坂口かおりさんは、昨日の東垂水に続いての登場。売れっ子です。

4地区つどい20

三線では珍しい「瀬戸の花嫁」など、しっとりした曲も良かったのですが、「オジー自慢のオリオンビール」など、やはり皆さんで盛り上がる曲がいいですね。私もしっかり踊らせていただきました(笑)。

4地区つどい21

その他の演目は写真のみですが、暑さの残る昼下がり、こちらも熱かったです。

4地区つどい22~27
高丸(9月16日)
連休3日目、最後は高丸地域福祉センターでの敬老のつどい。

4地区つどい28

高丸ふれまち協の武貞副委員長の開会でスタート。若手がしっかり育っていて心強いです。
今年度から着任された西田委員長は「もうすぐ後期高齢者の仲間入りです」と仰いながらも、コンピューターに長け、スクリーンに投影する画像の製作・操作を自ら行い進行されるのが素晴らしいです。

4地区つどい29~30

お食事は、高丸名物(!)のちらし寿司。本日も美味しくいただきました。前委員長の中道さんはじめ、つくっていただいた皆さん、ありがとうございました!

4地区つどい31~32

食後のステージは、「藤と美会」による日本舞踊と「Harmony Friends」による合唱。
両方に出演している子もいて、踊りに歌にと頑張っていました。子ども達が敬老のお祝いに出演するのはいいことですね。

4地区つどい33~39

最後は合唱。「お座敷小唄」の替え歌の「ぼけます小唄」と「ぼけない小唄」を、川内副委員長のリードで、皆さんで歌いました。
妙に説得力があり含蓄のある歌詞でしたので、全文掲載しておきます(画像は右から読んでください)。

4地区つどい40~45

こちらには、90歳以上の方が3名参加されていました。最高齢は昭和2年生まれの97歳。お元気で素晴らしいですね。

4地区つどい46

3日間それぞれの会の挨拶で申し上げたのですが、神戸市内には、今年度中に100歳になられる方を含め100歳以上の方が1,445名いらっしゃいます。下表のとおり、10年で約1.5倍、特に男性は倍増です。

4地区つどい47

垂水区では208名いらっしゃり、人口比で概ね0.1%です。多いですよね。本当に「人生100年時代」が現実のものとなってきた感があります。

予定が重なり、訪ねることができなかった他地区の敬老のつどいもあり、申し訳ございませんでしたが、皆様のご長寿をお祈りします。いつまでもお元気で長生きしてください。

西脇ふれあいのまちづくり協議会主催 敬老の集い(9月8日)

9月に入り敬老会のシーズン。昨年同様、その初回は西脇の多聞会館を訪ねました。

西脇ふれまち協の松尾委員長の挨拶で会場内は和やかな雰囲気に包まれ、開会です。

西脇敬老1~2

お楽しみステージの3組のゲストのはじめは、子どもと大人で構成され、3月の狩口台でのひなまつりでも拝見した「扇流舞踊団」による日本舞踊。
特に、子どもが演じる時には会場内の皆さんは、まるでお孫さん(場合によってひ孫さん?)を見守るかのように笑みがこぼれ、思わず「かわいいね~」の声が出ます。半年で、随分成長するものだと感心しました。

西脇敬老3~4

次は、レバンテホールのステージで何度か拝見している「リズム戦隊ママレンジャー」による吹奏楽。
この会への出演は7年ぶりとのこと。本日は舞台の大きさの関係からか、いつもより少ない16名による編成でしたが、曲の合間に楽器の紹介も交えながら、迫力ある演奏を披露してくれました。

西脇敬老5

最後は「侑希寿会」による新舞踊。昨年のこの会でも拝見しました。
踊られた数曲の中では「花笠音頭」がいいですね。「めでた めでた~の~、○○さまよ~」の歌詞が少し照れくさいのですが(苦笑)、まぁそんなことは関係なく、このリズムが好きですね。

西脇敬老6

最後は「みんなで歌いましょう」。
リズム戦隊ママレンジャーによる伴奏で、「青い山脈」「川の流れのように」など昭和の名曲を合唱しました。ママレンジャーの若手は、青い山脈は聞いたこともないとのこと。世代交代が進んでいますね。

西脇敬老7

本日は何と言っても、森さんの名司会ぶりが印象に残りました。その元気いっぱいの掛け声で、皆さん元気に歌うことができたと思いますよ。森さん、お疲れ様でした!

西脇敬老8

来賓挨拶で私から、「区内には100歳以上の方が150名ほどいらっしゃいます。」と申し上げたところ、休憩時に「そんなにいるのですね。私もあと15年、100歳目指して頑張ります!」とお声掛け頂きました。
本日参加された80名近くの方は、お元気で本当にいい表情をされていました。100歳も夢ではないと思いますよ。皆さんが健康で長生きされることをお祈りいたします。

 防災・減災に係る「垂水区・震災30年事業」(8月30日)

今年度は阪神・淡路大震災から30年の節目を迎える大事な年です。先日も地域の方と話していたのですが、区内の家屋は震災時に倒壊こそ免れたものの、多くは大きな損傷を受けており、次なる大地震が発生した場合、甚大な被害が出る可能性があります。また、豪雨による土砂災害・浸水被害のリスクもあり、以前から地域の皆さんと協働で区民の防災意識をより一層高める取り組みが展開できないかと考えておりました。

また、今月8日には日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令されました。さらには、今まさに台風10号が近畿地方に接近しており、これまでにも増して、「災害への備え」を意識せざるを得ない状況です。

こうした中、2024年の防災週間が始まる本日より、垂水区ホームページ内に「垂水区・震災30年事業」に関する特設ページを開設しました。

また、より多くの区民の皆さんが防災・減災に対する意識を高めるきっかけとなるよう、「ごしきまろ」が神戸市消防隊員の「活動服」を着用したロゴマークを作成しました。今後区内で行われる防災・減災に関する取り組みにはこのロゴマークを使用し、震災30年事業として取り組みを広げていきます。

垂水区震災30年1

今後の予定は、ホームページの特設ページに順次掲載していきますので、積極的なご参加をお願いします。

特におすすめは、10月14日(月曜・祝日)に、垂水区医療介護サポートセンター・NPO法人エナガの会主催、レバンテホールで開催予定の市民劇「裕次郎さんの防災対策 備えよう、考えよう」で、医療・福祉関係者が「多職種連携」の一環で自ら劇を作り上げ上演するもの。コロナ禍を乗り越え、このたび復活させます。

区役所や消防署の職員も出演しますので、ぜひレバンテホールを満員御礼にしましょう。何卒よろしくお願いします。

垂水区震災30年2

上高丸 さくらんぼ給食(8月26日)

上高丸地域福祉センターでは、毎月1回、約50名が参加される給食会が運営されています。今回はインターンの学生がお手伝いをすると聞き、その視察も兼ねて参加しました。

本日のメニューは、鯖をメインにし、この暑さでも食べやすいよう工夫されたもの。味付けも濃くなくヘルシーで美味しくいただきました。作っていただいた民生委員や婦人会の皆さま、ありがとうございました。
調理・片付けはインターンの学生も手伝っていましたよ。

さくらんぼ給食1~2

昼食後のお楽しみ。本日のゲストは女声合唱団「ゆう」の皆さん。

さくらんぼ給食3

前半は童謡を歌っていただいたあと、その中から「汽車ポッポ」を、参加者の中に入ってくださったはゆうのメンバーと一緒に皆さんで合唱しました。参加者の皆さんも美しい声が出て、お褒めの言葉をいただいていましたよ。

さくらんぼ給食4

後半は振り付けもある歌謡曲が披露され、夏の昼下がり、しばし暑さも忘れ、穏やかな時間を過ごしました。

そのあとは、特殊詐欺被害防止のためのお話などに続き、最後にインターンの学生の出番。

ボードに書いている文字を、読むのでなくその色を答えるクイズや、「後出しじゃんけん」などで、脳トレを楽しみました。

さくらんぼ給食5~6

民生委員・児童委員の仕事への理解と関心を持っていただくために、夏休み期間を利用して、このような場にインターンの学生を招いています。今回はその現場を知る貴重な機会でした。
民生委員のなり手不足は全国的な課題ですが、こういった機会を通じ、少しでも若者の民生委員への関心が高まることを期待するとともに、他に手立てがないか、私も考えていきたいと思います。

2地区<つつじが丘、塩屋>のまつりを通じて思うこと(8月24日)

「つつじが丘夏まつり」に参加しました。昨年は観ることができなかった「つつじが丘ソーラン」を楽しみにしながら、つつじが丘公園に向かいました。

つつじ塩屋1

昨年はまだ陽の高い時間帯にお邪魔しましたが、今年は18時半近くになってからの訪問です。少し暑さが和らいで来た中、早速、焼き鳥やフランクフルトで腹ごしらえです(食リポモードはやめておきます:笑)。

つつじ塩屋2

19時過ぎになり、いよいよ「つつじが丘ソーラン」スタート。
やぐらの上にあがっているのは、地元在住の森さん。⾃治会集会所でのエアロビクスのインストラクターであり、つつじが丘⼩学校運動会で児童たちが披露する「つつじが丘ソーラン」の指導をされている方です。

つつじ塩屋3

小さな子どもから大人まで、皆さん鳴子を持って楽しそうに踊っているので、私も踊りの輪に入りました。
これまでソーランは観ることは何度もあっても、自ら踊るのは初めてです(照笑)。

つつじ塩屋4

ソーランの次は、「明日があるさ」。森さんの軽快なステップをお手本に踊ります。

つつじ塩屋5ー2

踊ったあとは、森さんと少しお話もさせていただき、全身からあふれるパワーを頂戴し、タンクトップに書いてあった「魂羽飛」(コンバット)に気合を感じました!(笑)

つつじ塩屋6

つつじが丘ふれまち協の小寺委員長からは、出店は地域の方と子ども会が担い、自立した運営ができていると昨年も聞いていましたが、今年はさらに若手が活躍されているようでした。中でも「交通防犯部長」は舞子高校の卒業生で地域に恩返しをしたい一心からお手伝いをしているようで、頼もしい限りです。

つつじ塩屋7

実はこちらの夏まつり、やぐらは建っているのですが、昔ながらの盆踊りは踊りません。

小寺委員長曰く「昔ながらの盆踊りに拘る必要はなく、ソーランなら、子ども達が学校でも踊っていて親も知っているので、皆で踊れていい。」とのことで、そのような柔軟な考え方に共感します。ソーランによる会場の一体感に、久しぶりに鳥肌が立ち、つつじが丘の地域力に大いに感銘を受けました。

次に、「塩屋盆踊り」。コロナにより休止していましたが、運営団体を「塩屋音頭保存会」から「塩屋盆踊りの会(仮)」に引き継ぎ、4年ぶりに再開されました。

つつじ塩屋8

私が到着したのは20時を過ぎ。定番の河内音頭など、皆さん既にかなり踊っていましたが、塩屋音頭がまだなので、まだまだこれからといった感じです。

つつじ塩屋9~10

こちらでは外国人の方や浴衣姿の方も多く見かけます。事前に揃いの浴衣を販売していたり、古い浴衣のリユースを促進したりしていることも素晴らしい取り組みです。

休憩明けの20時40分過ぎから、世話役の松本さんから、やぐらは保存会から引き継ぎを受けたことや塩屋音頭を継承していく意義など、お話がありました。そして、いよいよ塩屋音頭。

つつじ塩屋11

事前に練習をしっかりしていた成果でしょうか。塩屋音頭を上手に踊る若手もいます。私も見様見真似でステップを踏みますが、なかなか上手くいきません。私も来年に向けて練習しないといけませんね。

つつじ塩屋12~13

こちらの盆踊りは明日も開催されます。皆さん、お疲れ出ませんように。

本日訪ねた2地区のまつりでは、踊りや運営など、昔ながらの形に拘らず、新たなスタイルを確立して将来へ引き継ごうとする意思を感じました。やはり何事も状況の変化に対応していくことは大切ですね。そんなことを思いながら、まだ蒸し暑さの残る中を、帰途につきました。夏まつりの季節はもう少し続きます。

第41回 乙木ふれあいのたそがれコンサート(8月24日)

乙木青少年育成協議会と乙木ふれあいのまちづくり協議会の共催、垂水東中学校体育館で行われた標記コンサートに参加しました。昨年は参加できませんでしたので、今年が初めてです。

乙木ふれあいのたそがれコンサート1

出演は塩屋中学校・垂水東中学校・社会人で構成する吹奏楽団「ブラス・ポルテーニョ」。
オープニングはこれら総勢約150人による合同演奏。仕事柄いろんな吹奏楽を聴く機会がありますが、中学生から大人まで幅広い世代が揃い、これだけの規模のものは他に例を見ません。大迫力で圧巻でした!

乙木ふれあいのたそがれコンサート2

その後の塩屋中学校・垂水東中学校それぞれの単独の演奏。特に1年生にとっては初めての出演ということでしたが、そんな雰囲気を全く感じさせず、合同演奏の迫力に引けを取ってなかったですよ。

乙木ふれあいのたそがれコンサート3~4

また、「ブラス・ポルテーニョ」には、中学校の卒業生も所属しているとお聞きしました。本日演奏した中学生の中からも将来、凱旋演奏をする生徒が出てくるかもしれません。このような地域行事を通じて、地域への愛を育み、世代を超えた交流活動が実施されていることは本当に素晴らしいことだと思います。

時間の都合で、「ブラス・ポルテーニョ」の演奏は鑑賞できなかったのが残念でしたが、きっと素晴らしい演奏で聴衆の皆さんを魅了されたことと思います。

このコンサートは41回の歴史を有し、これまで開催されてきたことに対し、乙木青少協の吹田会長はじめ、地域・学校関係者の方々のご尽力に敬意を表します。

乙木ふれあいのたそがれコンサート5~7

このコンサートが引き続き、地域の皆さんに愛され、将来にわたり継続されていくことを願います。

「垂水に残るミステリアス。」花時計に(8月22日)

本日、三宮・東遊園地内の花時計が五色塚古墳をモチーフにしたものに植え替えられました!
8月8日の区長日記で紹介した「五色塚古墳復元整備から50年」の取り組みの一環です。

垂水に残るミステリアス1~2

タマリュウ(緑)600株、ベゴニア(白)1,900株、ジニア(杏)350株、トレニア(青)150株、合わせて3,000株が植えられています。

垂水に残るミステリアス3

事前に上の図案と聞いていたのですが、実物はこのイメージと比較していかがでしょうか。
周囲を取り巻くミストが花時計を浮かび上がらせているようで、心惹かれます。
(訪れたのが15時過ぎで、全体が日陰の中での写真なので、少し見にくく、申し訳ございません。)

もう少し日にちが経つと、花がもう少し開き、見頃を迎えると思います。ただ、残暑厳しいこの時季、花は長持ちしません。次回の植え替えは9月中旬を予定しており、観られる期間は意外と短いです。
この間に是非、三宮・東遊園地内の花時計にお立ち寄りください。

<ご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんので補足を>
以前の花時計は三宮の神戸市役所2号館の北側にありましたが、2019年春に、東遊園地の南ブロック(フラワーロードと国道2号が交差する「税関交差点」北西側)に移転しています。
税関前歩道橋の上からは、少し高い位置からの花時計の眺めを味わうことができます。

垂水に残るミステリアス4

久しくこの辺りを訪れてらっしゃらない方は、リニューアルされた東遊園地や「こども本の森神戸」も合わせて楽しんでください。

第21回 垂水声楽アンサンブルコンクール(8月19日)

垂水区音楽協会と垂水区との共催で、コーラス部や合唱部に所属していなくても、歌うことが好きな人なら誰でも参加できる、標記コンクールをレバンテホールで開催しました。

垂水声楽アンサンブルコンクール1

昨年までは参加対象が高校生まででしたが、音楽のすそ野をさらに広げる趣旨から、今年は新たに大学・一般の部を設けるとともに、先週の平日の昼休みに、区役所ロビーに設置しているストリートピアノを活用して、一部参加者による公開練習会も実施しました。

垂水声楽アンサンブルコンクール2~4

本日は、小・中・高・大学・一般の部合わせて計27組63名が参加し、日頃の練習の成果を発揮してくれました。特に、公開練習会に参加した生徒が壇上に上がると、まるで親御さんのような気持ちで「頑張れー」とエールを送っている私がいました(笑)。練習のおかげか、皆さん、本番のほうが上手に歌えていましたよ。

垂水声楽アンサンブルコンクール5

審査の結果、小学校1~4年生の部から殿尾彩心さん・森唯捺さん・尾﨑葵梨さん、小学校5・6年生の部から二宮千鶴さん・橋本明日菜さん・日高このあさん、中学生の部から、向田和花さん・鹿養さつきさんと、豊田葉那さん・豊田咲那さん、大学・一般の部から、髙瀬舞さん・藤田真里杏さん・髙瀬日向さんが、それぞれ最優秀賞を受賞されました。

垂水声楽アンサンブルコンクール6

審査員の太田先生からの講評では、「合唱の持つ素晴らしさを改めて実感しました。感動しました。」とのコメントがありました。私も全く同感で、心洗われました。昨年は叶いませんでしたが、今年はすべての参加者の歌う姿を見ることができ、貴重な経験でした。

表彰後、受賞した嬉しさから感極まって涙ぐんでいる生徒もいて、こちらも熱くこみ上げるものがありました。懸命に練習に励み、それが報われることは素晴らしいことですね。一方、惜しくも最優秀賞を逃した方も、また来年に向けて頑張ってください。

今回の入賞者は、垂水区音楽協会が今秋「垂水区民総合文化祭」のステージイベントとして開催する「響けハーモニー」や、「クリスマスチャリティーコンサート」などに出演いただきます。今後も研鑽を重ね、さらに美しい歌声を披露してくださることを期待しております。

2地区の夏まつり<星陵台、東垂水>(8月17日)

昨年も訪れた2地区の夏まつり、今年もお邪魔しました。
まず、星陵台ふれあいのまちづくり協議会主催、星陵台公園での「第25回 星陵ふれあい夏まつり」。

2地区の夏まつり1

16時30分に、ふれまちの松谷委員長のご挨拶でスタート。一部日陰はあるものの、ひなたは相当暑いです。

2地区の夏まつり2

そんな中、今年工夫を凝らしていたのがミスト。松谷委員長曰く、それなりに費用がかかったとのことですが、有効に機能していたと思います。

2地区の夏まつり3

それと紹介しておきたいのが、星陵台中学校の生徒達の活躍ぶりです。昨年度の垂水区善行少年表彰(団体)を受賞した同校ボランティア委員の皆さん(3月7日の区長日記参照)が、各出店で頑張っていました。
昨年もそうだったと思いますが、今年はさらに積極的にお手伝いをしている姿が印象に残りました。

2地区の夏まつり4

そして、同校吹奏楽部。1年生にとってこういった場では初めてということでしたが、予定されていた6曲を堂々と演奏されていましたよ。

2地区の夏まつり5

ただ、次の予定のため、アンコールが始まった時に鑑賞を終了しなければならかったのが心残りでした。

次に、東垂水地域福祉センター・東垂水小学校正門付近で行われた「第22回 東垂水納涼夏祭り」。

2地区の夏まつり6

新しく就任された野網委員長のご挨拶で18時過ぎにスタート(写真はお隣から至近距離で撮ったものなので、変なアングルですみません:苦笑)。

2地区の夏まつり7

東垂水小学校と言えば、先のパリ五輪の総合馬術団体で活躍した「初老ジャパン」の一員として銅メダルを獲得した北島隆三選手の母校。私からはこのことにも触れ、挨拶いたしました。

19時を過ぎると、提灯の灯が浮かび上がり、お祭りモード全開です。こちらでは、協力している各種団体の顔ぶれに若手のメンバーが多いように感じました。素晴らしいことです。

2地区の夏まつり8

そしてお待ちかね、東垂水小学校児童が制作した灯ろうに点火。幻想的な雰囲気が広がります。
夏祭り当日だけでなく準備の段階から、子どもたちと地域の大人達の交流が生まれている点も東垂水の良いところですね。

2地区の夏まつり9

最後に、何度見ても美しい、東垂水小学校正門前から見る明石海峡大橋の夜景に、本日の疲れを癒されながら帰途につきました。

2地区の夏まつり10

この数日、台風の影響もあってか、朝晩はちょっと涼しい風が吹きましたが、まだまだ暑い日々が続きます。皆さん、くれぐれも暑さ対策・体調管理に気をつけてお過ごしください。

お盆の一日(精霊送り、垂水の盆踊り)(8月15日)

8月8日に日向灘で発生した地震に伴う南海トラフ地震情報(巨大地震注意)の呼びかけが本日17時に終了しました。私は通常どおり出勤していたのですが、夕方から訪ねた行事2件を紹介します。

まず、垂水年金会館南側で行われた「精霊送り」。垂水区連合婦人会が実施主体です。
婦人会の皆さまにおかれましては、暑い時期での多岐に渡る行事の運営・お手伝いなど、お疲れさまです。

お盆の一日1

開催時間は16~20時で、私が訪れたのは18時前。陽が傾き少し暑さが和らぐのを待って参加される人が増え始める時間だったと思います。暗くなると提灯の灯も幻想的でしょうね。

お盆の一日2~3

預けられた供物は、ボランティアとして参加していただく神戸青年仏教徒会有志による供養の後、「お焚き上げ」が行われます。

お盆の一日4

昨年の精霊送りは台風の影響のため中止でしたが、今年は無事開催されました。
供物を昔のように川や海に流すことはできませんが、このように形を変えて、伝統的な行事を継承していくことは改めて大切なことだと感じました。

伝統行事続きということで、次は海神社での「垂水の盆踊り」。
以前レバンテ東広場で行われていたのが、コロナ禍や悪天候による中止を経て、今年は場所を海神社に移して、6年ぶりに再開されました。垂水音頭保存会の主催で、昨日今日の2日間の開催です。

お盆の一日5~7

垂水音頭の踊り方は区HP掲載の冊子動画で見ることができます。
ただ、実際にやってみないとなかなか踊れませんので、18時半からの練習に私も参加しました。

見様見真似で踊りますが、上半身・下半身のどちらかを意識をすると、その反対のどちらかが疎かになってしまい、なかなかスムーズにできません。やはり、踊りのセンスがないということでしょうか(苦笑)。

お盆の一日8~9

そして、19時から垂水音頭保存会の濱田会長からのご挨拶のあと、本番スタート。

お盆の一日10

盆踊りの定番「炭坑節」「河内音頭」に始まり、ここでも「ダンシングヒーロー」は会場を大いに盛り上げます。そしてもちろん垂水音頭も。陽が落ちてもしばらくは蒸し暑く、踊り続けると汗だくになりました。垂水からやや離れたところから来られていて、このような場で知っている方のお顔を拝見できるのも嬉しい限りです。

お盆の一日11~12

垂水音頭は約500年の歴史があると言われ、戦時中から中断・復活を繰り返し、平成4年に地元有志により垂水音頭保存会が結成されたと聞いております。保存会の皆さまのご尽力に改めて敬意を表します。

お盆の一日13

今後も垂水音頭が保存・継承され、この盆踊りが垂水の夏を彩る風物詩として将来にわたって引き継がれるよう、区役所としても応援し発信していきたいと思います。

「垂水に残るミステリアス。」~五色塚古墳復元整備から50年目を迎えました~(8月8日)

五色塚古墳は、1975年8月8日に国内で初めて築造当時の姿に復元整備され、本日50年目を迎えました。

五色塚古墳復元整備50周年1

上のポスターを街なかでご覧になったことがありますか。もともとは市営地下鉄の空き広告スペースを活用した市からの発信情報の一環で、「垂水に残るミステリアス。」として五色塚古墳のPRをしておりました。ただ、それだけではもったいないので、今春から「復元整備50年」バージョンを作成し、行政施設だけでなく民間事業者にもお願いをして、ポスター掲出の拡大を進めております。

五色塚古墳復元整備50周年2

ポスターだけでなく、のぼりも含めて、今後さらに掲出の拡大を進めていきますので、ご協力いただける事業者の方は、区長日記の最下段の「お問い合わせフォーム」から、よろしくお願いします。

また、今月下旬には、三宮・東遊園地内の花時計が五色塚古墳をモチーフにしたものに植え替えられます。どんな図柄になるか、楽しみにしておいてください。

その他の今後の五色塚古墳に関する取り組み等は、本日から区HPで開設した「五色塚古墳・復元整備50年特設ページ」で順次発信していきますので、ご覧ください。

いずれにしましても、この1年は「五色塚推し」でやっていきますので、よろしくお願いします。

3地区の夏まつり【塩屋柏台、福田、舞子】

まず、塩屋柏台自治会主催の「塩屋柏台夏祭り」。昨年は塩屋北小学校で行われたようですが、今年は会場を柏台西公園に移しての開催です。

3地区夏祭り1

15~18時での開催ということで、暑さ対策は大丈夫かなと気にかけながら、17時前に会場入りしました。
ふじ棚や樹木がほど良い影をつくっていたり、会場中央のテントにはミストが導入されていたりと、まるで神戸市が最近力を入れている異常高温対策のモデルのようです。

3地区夏まつり2~3

子ども達は、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、くじ引きなどを楽しんでいました。ふれまち協からいただいたアイスも暑さを凌ぐいいプレゼントになったと思います。

3地区夏祭り4

ステージでのバルーンとピエロのショーは既に終わっていましたが、最後のジャグラーショーは少し観ることができました。

3地区夏祭り5

こちらのおまつりには今回初めて訪れましたが、自治会とふれまち・青少協とがしっかり連携して開催されていると感じました。子ども達にとっても、きっと楽しい夏の思い出の一つになったと思います。

次に、福田小学校での「第31回 垂水福田納涼盆踊り大会」。2日開催の1日目。昨年に続いての参加です。

3地区の夏まつり15

18時から福田ふれまち協の菅田委員長のご挨拶に続いて、私から「毎年この規模でおまつりの準備をされるのは大変なこと。若い世代にも是非、ふれまち協の活動に関心を持ち、その輪に加わっていただきたい。」とお声かけをしました。

3地区夏祭り7

昨年も思ったのですが、こちらのまつりの好きなところは、少しずつ陽が暮れていく中、オープニングの演奏・演舞が始まるところです。昨年は和太鼓でしたが、今年は「ふくだチアガール」による演舞。
軽快なリズムに演者と観客との一体感が生まれ、素晴らしいオープニングでした。

3地区夏祭り8

そして、雲に夕陽が当たって幻想的な空の下、19時から盆踊りが始まりました。私も昨年同様、「きよしのズンドコ節」「ホームラン音頭」などをしっかり踊りました。

3地区夏祭り9

こちらの会場は、やぐらを真ん中に置きその周りを踊り、さらにそれを出店が囲む形の雰囲気・密度感が気に入っています。

3地区夏祭り10

明日も開催ということで、準備・後片づけ、本当に大変だと思います。福田ふれまちの皆さん、お疲れ出ませんようにと念じながら、次の会場に向かいました。

最後は、舞子公園での「舞子夏まつり」。こちらの主催は兵庫県園芸・公園協会舞子公園管理事務所で、官民連携による催しです。

3地区夏祭り11

15時からグルメ屋台などが始まり、17時から和太鼓松村組によるオープニング演奏、区内の和太鼓チームによる演奏などがあったようです。

3地区夏祭り14
(写真は主催者からいただきました。)

私が会場に到着したのは20時前だったため、これらを見ることができませんでしたが、フィナーレに向けた「和太鼓&盆踊り」には少し参加できました。

若い世代は盆踊り経験が少ない人も多いですが、浴衣姿の垂水区連合婦人会の皆さんがいい手本になります。見様見真似で踊る人も増え、老若男女が幾重にも輪をつくり踊る風景は圧巻でした。特に「ダンシングヒーロー」は一番盛り上がっていましたよ。(踊るのに専念していて、適当な写真を撮り損ねてしまいました:苦笑)

3地区夏祭り12

私が一番好きなのは「ザ・明石海峡大橋」。垂水では定番ですが、明石海峡大橋のすぐ下で踊るのも趣がありました。

フィナーレでは、サプライズの花火がアジュール舞子沖から上がりました。ライトアップされた移情閣とともに観る花火も素敵で、皆さん感慨深く夜空を見上げていました。

3地区夏祭り13

以上、3ヶ所。主催者や内容は違っても、それぞれに工夫を凝らした運営がなされており、どのおまつりに参加された方も、きっと満足されているでしょう。

夏まつりのシーズンはまだまだ続きます。皆さんも是非、お近くのまつりにお出かけになられて、夏の楽しい思い出をまた一つ、増やしてほしいと思います。

第65回 神戸市少年団野球リーグ全市大会で小束山Aチーム優勝!(8月3日)

北区の「あじさいスタジアム北神戸」メイン球場で行われた、標記大会の決勝戦(小束山Aチーム対なぎさAチーム)を観戦しました。

神戸少年団野球1

先攻の小束山は1,2回、ランナーを出すものの先制点が取れません。逆に2回裏になぎさに先制され、嫌な空気が流れましたが、すぐさま3回表に1点返し同点。あとで考えると、ここですぐ追い付いていたのが大きかったと思います。
そのまま混戦が続きますが、5回表にビッグイニングが待っていました。小束山は長打やツーランスクイズなどで一挙4点!(観戦に集中していたので、試合中は写真を撮っていません。すみません:苦笑)
あとは、危なげなく守り切り、見事5-1で小束山Aチームの優勝!

神戸少年団野球2

小束山Aチームは、なんと垂水地区第7代表からの快挙です。指導者の方も「この1ヶ月でどんどん強いチームになっていった」と、「下剋上優勝」に喜びと驚きが隠せない様子でした。

神戸少年団野球3

この全市大会、垂水区代表が3連覇を果たしました!
一方、決勝戦の前に行われた3位決定戦で、霞ヶ丘Aチームが13-1で小寺Aチームを下し見事3位。また、ベスト8には垂水区が4チームを占めるなど、垂水区勢の力を存分に発揮してくれたと思います。

6月15日の垂水地区夏季大会の閉会式で、私から全市大会に向けた激励をさせていただきましたが、本日は私のほうが子ども達から力をもらった感じがします。本当にありがとう!

昨年の決勝戦も観戦しましたが、やはり子ども達が懸命に白球を追う姿はいいですね。
これからも、野球を通じて子ども達が成長していく姿を見守っていきます。

ストリートピアノ「しおかぜハーモニー」体験教室 ミニ発表会(8月2日)

区役所1階ロビーのストリートピアノを用いた体験教室。ピアノを習ったことがない区内在住の子ども達を対象に、垂水区音楽協会所属のプロのピアノ講師からマンツーマンレッスンを受けることができます。
今春に続いて企画したところ、定員6名に対し約4倍の応募があり、3日間のレッスンが行われました。

しおかぜハーモニー発表会1

レッスンの始め、子ども達は緊張しているようでしたが、徐々に積極的に先生と会話をしたり、自宅で復習してきたことを自ら披露してくれたりするなど、ピアノが弾けることを楽しんでくれていたようです。

私も何人かの親御さんにお声掛けしたところ、「子どもがピアノに興味があるかわからないまま、いきなり教室に入れるのは敷居が高く、こういった体験会があると助かります。」というお言葉をいただきました。企画した側としては非常にありがたいことです。

本日は年中から小5の5名の参加のもと、練習の成果を披露するミニ発表会を開催しました。みんな、お父さん・お母さんやきょうだいなどに見守られながら、頑張って演奏していましたよ。
ピアノ経験がない子ばかりでしたが、子ども達の飲み込みの早さには先生方も驚かれていました。

しおかぜハーモニー発表会2~3

最後に修了証書をもらって、みんないい笑顔でミニ発表会を終えることができました。

しおかぜハーモニー発表会4~5

レッスンや本日の体験会の様子をご覧になった来庁者からも、「いい取り組みですね」と仰っていただきました。今後も垂水区音楽協会のご協力をいただきながら、学校の長期休みの時期などで、この取り組みを可能な限り継続したいと思います。

なお、垂水区音楽協会に年4回開催いただいている「月曜ロビーコンサート」の次回は、9月30日に開催予定です。こちらもよろしくお願いします。

 垂水区医師会館の視察(8月1日)

星陵台中学校北に位置する垂水区医師会館は、老朽化に伴い同敷地内で昨年から建替えが進められていました。昨年10月7日の日記で紹介のとおり、新会館は垂水区医師会、同歯科医師会、同薬剤師会の三師会に加え、医療介護サポートセンターや訪問介護事業所、合わせて5つの事務所が一堂に会する画期的なものです。

今年はじめから既に新会館での業務は始まっていましたが、このたび既存建物の撤去や駐車場整備が終了したということで、本日は垂水区医師会の久保会長にご案内いただきました。

医師会館視察1

新会館は2階に医師会事務所と大会議室、1階には医師会以外の事務所が入居。5事務所が同居する機能面だけでなく、延床面積約650平方メートルの規模ながら木造を採用。建築・環境面からも特筆すべき建築物です。

建物の耐震性能や、制振ダンパー、太陽光発電・蓄電池システム等を備えていることなど、久保会長から説明を受けた大会議室は約150平方メートルで100人規模のセミナーなどにも活用できそうで、何よりも天井や梁の木の温もりや優しさを感じ快適です。サッシは断熱性能に優れた樹脂系のものでペアガラスが施されていました。

医師会館視察2~3

そう、この建物で忘れてはならないのが断熱性。久保会長には、7月4日のシンポジウムで、断熱性の高い住宅が健康にとっていかに重要か唱えていただきましたが、この建物がまさにそれを体現しています。あとで医師会や他の事務所の方にもお聞きしましたが、やはり冷暖房の使用頻度は少ないようです。

その他、大会議室以外でも吹き抜けや階段など各所に木材が使われており、心地よい空間となっています。

医師会館視察4~6

医師会の事務所には、(写真ではお見せしませんが)ロフトもあり、テーブルもこんなにオシャレ。快適な空間に作業効率が上がりそうです。

医師会館視察7~8

久保会長は「ソフト・ハード両面からも地域の皆様の安全・安心を確保し、健康で幸せな生活を送っていただくための我々の進むべき方向性を示すことができた。」と仰っています。多職種連携の協力体制が名実ともに整えられ、SDGsの観点でも優れるこの会館で、各機関の連携がさらに進むことに期待しかありません。

この会館の優位性をいかんなく発揮できるよう、垂水区としてもサポートしてまいります。当区の催しなどでも、ぜひ利用させていただきたいと思います。

 パリオリンピック 垂水区出身の北島隆三選手 銅メダル獲得!(7月30日)

パリオリンピックが開幕し、連日熱戦が繰り広げられていますが、嬉しいニュースが入ってきました!
総合馬術団体で、垂水区出身の北島隆三選手が見事銅メダルを獲得しました。おめでとうございます!

私はこれまで知らなかったのですが、北島選手は東京オリンピックを含む数々の国際大会への出場経験があります。今回のオリンピック出場を機に、先週から区役所1階のデジタルサイネージで、下記の応援画像を流しており、区長日記でも取り上げなければと思っていたところ、競技の日を迎えてしまいました。

パリオリンピック1

競技が始まり2種目を終えた時点で3位につけていたので、健闘を祈っていたところ、昨日の最終種目を終え、無事銅メダル。オリンピックの馬術で日本勢のメダル獲得はなんと92年ぶりとのことです。

今朝は、朝刊で「ベテラン勢 安定の騎乗」という記事を読み、TVでは「初老ジャパンの快挙」を取り上げていた映像に、思わず笑みがこぼれ歓喜しました。日本チーム4人の平均年齢は41.5歳。最年長は48歳、北島選手は最年少の38歳で、決して「初老」を名乗る歳ではありませんが、今後も活躍が期待されますね。

馬術は体力もさることながら経験が生かされる競技で、それは仕事と同様かもしれません。今回の快挙は多くのミドル世代に元気を与え、私も改めて何事も頑張らなければと勇気づけられました。

現在の北島選手の練習拠点はイギリスのようで、日本そして垂水に戻られる機会は滅多にないかもしれませんが、いつか一度お会いして垂水に対する想いなど、お話をお聞かせいただく場面があればなぁと勝手に妄想しております。北島選手、垂水区民に喜びと感動を与えていただき、本当にありがとうございました!

垂水出身としては、パリパラリンピック パラ卓球女子立位クラス8に友野有理選手が出場します。1ヶ月先になりますが、こちらも楽しみです。

パリオリンピック2

なお、北島選手・友野選手へのエールとして、乙木ふれあいのまちづくり協議会のご尽力により、両選手の母校(小・中学校)、滝の茶屋駅構内、垂水東口バスのりばに横断幕が掲出されています。こちらも是非ご覧ください。

パリオリンピック3

2地区の夏まつり<高丸、多聞台>(7月27日)

先週梅雨が明け、酷暑が続いておりますが、今年も夏祭りのシーズンが到来しました。昨年訪れたところも多いですが、記述できてなかったところを補い、今年初めてのところは少し詳しく、紹介していきます。

今回は昨年も訪れた2地区です。まず、高丸小学校が会場の「高丸ふれあい夏まつり」。

2地区の夏まつり1

昨年は17時30分過ぎに会場に到着したので、少し影が伸びていたのですが、今年はスタートの16時30分に合わせおじゃますると、まだ陽が高く暑さが厳しく、かき氷の店にはすぐに長蛇の列が出来ていました。

2地区の夏まつり2

今年度就任された、高丸ふれまち協の西田委員長は多世代交流をさらに進めたいとのお考えをお持ちで、今回のまつりには、本部の放送係や各ブースのスタッフとして、垂水中学校の生徒達を受け入れていました。生徒たちは少し恥ずかしそうにしながらも、頑張っていましたよ!

2地区の夏まつり3

こちらのまつりは主催の高丸ふれまち協に加え、高丸青少年育成協議会も共催者として参加しており、校庭を使っていろんな「遊び」を出店しているのが特色です。私も子ども達に混じって、射的・バスケット・モルック・輪投げを楽しみました。

2地区の夏まつり4

昨年も食べた「ちらし寿司」、今年も美味しくいただきました。

2地区の夏まつり5

暗くなってからのマジックショーや花火は、どんな雰囲気の中、行われるのかなと気になりながら、会場をあとにしました。

続いて、多聞台中央公園広場での「第55回 多聞台カーニバル」。

2地区の夏まつり6

会場は広場の周りを物販・飲食ブースが取り囲む形ですが、それにしても物凄い人だかり。周辺の本多聞や舞多聞からも多くの人が訪れているようです。ただ、到着したのが17時45分頃で、昨年拝見したオープニングの和太鼓や多聞台小学校6年生有志によるよさこいソーラン踊り、打ち水が終わったところでした。

2地区の夏まつり7

あとで聞いたのですが、よさこいの上演後、多聞台小学校6年生の生徒が自らの言葉で、地域の方々への感謝を口にされたようで、これには皆さん、感動と感激の気持ちでいっぱいになったようです。

多くのブースの中で私が注目したのは「将棋コーナー」で、将棋初心者の若い世代に年配者が教えるという微笑ましい構図。多世代交流がここでも展開されています!

2地区の夏まつり8

昨年整備した西側の広場では、散水栓が噴水代わりになって、いい感じで周囲に涼を与えていました。

2地区の夏まつり9

多聞台では市営住宅跡地の戸建住宅の分譲が始まったところで、今後若年世帯の流入が期待されます。今年度就任された、多聞台ふれまち協の大久保委員長はじめ、地域の皆さんが次世代に向けた新たなまちづくりを進めていかれることを期待します。

2地区の夏まつり10

「今年の夏はこれまでになく暑い!」と毎年言っているような気もしますが、今年は本当に暑いです。私も少々体力を消耗しておりますが、地域の皆さまもくれぐれも暑さ対策・体調管理にご留意いただきながら、まつりを盛り上げ、地域の輪を広げていただきたいと思います。区としてもしっかり応援していきます。

「ほんたもん資源回収ステーション」オープン(7月16日)

本多聞地域福祉センター内に設置された標記ステーションのオープニングが、ふれあい給食に合わせて実施されましたので、お邪魔しました。

ほんたもん資源回収1

区内での同ステーションの開設は「舞多聞まちづくり館・舞多聞.comu館」「乙木地域福祉センター」に次いで3ヶ所目、全市では24ヶ所目になります。
こちらではペットボトル・ペットボトルキャップ・プチプチ(気泡緩衝材)・歯ブラシを回収します。

ほんたもん資源回収2~3

本日は柏木環境局長から、お祝いの言葉とともに、資源回収ステーション開設の趣旨や運用方法などについての説明がありました。

ほんたもん資源回収4

お隣の本多聞保育所の子ども達もお祝いに駆けつけてくれ、早速、ステーションに資源を投入していました。
楽しみながら資源を分別する子ども達の姿に、周囲の大人達も思わず笑みがこぼれていました。

ほんたもん資源回収5

本日のオープニングには、残念ながら間に合わなかったのですが、資源出しのついでにコーヒーを飲みながらゆっくりおしゃべりができるコーナーが開設されます。このコーナーがふれあい喫茶同様、高齢者の外出機会を増やすことの一助となることを期待します。

また、本多聞保育所の子ども達とは日頃から「おばちゃんダンゴムシ捕まえてー」「保育所で作ったさつまいもって甘くて美味しいねんでー」といったと交流があるようです。
本日も「また来るねー」と言いながら笑顔で帰っていった子ども達含め、地域福祉センターが地域の皆さまの交流促進にさらに寄与する場所となるよう、垂水区としても引き続き必要な支援・協力を行っていきます。

多聞東 夏のミニイベント(7月7日)

多聞東ふれあいのまちづくり協議会主催の標記イベントにお邪魔しました。
昨年は参加が叶いませんでしたので、楽しみにしながら、会場の多聞東地域福祉センターに向かいました。

多聞東夏のミニイベント1~2

受付で参加証をゲットし、センター内3ヶ所のコーナーを回っていきます。

多聞東夏のミニイベント3

私はまず、屋外の「スーパーボールすくい」からスタート。童心に返って、子どもたちに交じって黙々とすくっていきます。

多聞東夏のミニイベント4~5

最後はポイが2ヶ所破れてもまだ数個すくい、結果は44個。直前でたくさん獲っていた子は60個以上だったようですが、まずまずの出来だったと思います。

多聞東夏のミニイベント6

次は、RINGTOSS(輪投げ)。
老人クラブ連合会の方などと競うときに高得点を狙う癖がついてか(笑)、9点ばかり目掛けて投げていたら、本日のルールは、入った数が点数とのことで、私は結局3ヶ所に入っただけでした。
うちの係長は的にまんべんなく投じて、まるでお手本のようでした。

多聞東夏のミニイベント7~8

最後は「防災館」。
舞子高校生が、防災リュックの中に入れておくべき中身や、新聞紙を使ったスリッパの作り方などを説明してくれました。流石、日頃から防災をよく学んでいる環境防災学科の生徒さん!わかりやすかったですよ。

多聞東夏のミニイベント9

次に、ストラックアウトにトライして、当てた数にちなんだクイズに答えます。

多聞東夏のミニイベント10~11

私は第4問の「震度の階級は何段階?」という問いでしたが、無事正解!(当然ですか?外れると恥ずかしい:笑)大人にとっても結構難しい問題もあったようです。いずれにせよ、楽しみながらしっかり防災について学べる工夫をしているのが素晴らしいですね。

最後に、クラフトコーナーで「キラキラボトル」づくり。
好みのビーズを小瓶に入れ、洗濯のりを薄めた液体を充填し、最後は小瓶の外側の飾りつけをして終了。

多聞東夏のミニイベント12~14

完成したボトル(右上の写真)は、ひっくり返してゆっくり落ちていくビーズを観て楽しみます。暑くてイライラするこの季節、私のデスクに置いておいて、穏やかに過ごしたいものです。

各コーナーで地域のスタッフの方に交じって舞子高校の生徒達が大活躍しており、同校の校長も視察に来られていました。たるみっこまつりでも頑張っていましたし、区内のあらゆる催しに参加し、地域の子ども達らと交流を図っている舞子高校の生徒、それを支えていただいている先生方に感謝いたします。

子ども達が各コーナーをとても楽しそうに巡っているのが印象的で、奥井委員長はじめ、地域の皆さんが子ども達を大切に思う気持ちがよく伝わってきました。うだるような猛暑でしたが、私の心は爽やかな風を感じて、会場をあとにしました。

名谷ふれまち七夕まつり(7月7日)

名谷あじさい公園で行われた標記まつりに、昨年に引き続き参加しました。
昨年7月2日の区長日記ではその様子をあまり紹介できませんでしたので、今回は少し詳しく記載します。

名谷ふれまち七夕まつり1~3

同公園内の高架道路桁下の3段になっている広場を、上手く活用して会場が設けられています。
一般道路に接している下の段とその上の段を結ぶ階段は踊り場が広く、イベントの際にステージのように使うには最適です。本日も開会セレモニーはこちらで行われました。

名谷ふれまち七夕まつり4

開会挨拶をされた名谷ふれあいのまちづくり協議会の瀧原委員長は、ふれまちのホームページを立ち上げ、本日配布されたうちわにそのQRコードを載せるなど、常に新しいことにトライされていることが素晴らしく、敬意を表します。

名谷ふれまち七夕まつり5~6

「社会を明るくする運動」推進委員会の構成団体からもブースが出され、保護司会の笹飾りは黄色い花で彩られ、まるで牡丹のよう。素敵でした。

名谷ふれまち七夕まつり7~9

垂水名谷あんしんすこやかセンターからは、電動カート・車いすの体験コーナーが出されていました。こういった福祉的なブース出展があるのもいいですね。

名谷ふれまち七夕まつり10~11
 

その他、すべてを紹介しきれませんが、物販・飲食・子どもの遊びなど、多種多様な模擬店などが並びます。
特に「おかしつり」や「わたがし」のブースには長蛇の列が出来ていました。

名谷ふれまち七夕まつり12~13

私は中段の広場で焼きそばを。下の広場で模擬店が賑わっている雰囲気も感じ取っていだければ。
カレーなども食べたかったのですが、本日は我慢。持ち帰って食べられるパンなどを買いました。

名谷ふれまち七夕まつり14~15

中段の広場では、演奏やダンスなど。トップバッターの「和太鼓連ふくだ」は6月9日の福田わいわい祭りでも演奏を観賞したところ。本日も迫力ある演奏で楽しませてくれました。
そのあとも観覧したかったのですが、時間がなくて叶わず。特に福田中学校生徒の皆さん、ごめんなさいね。

名谷ふれまち七夕まつり16

一番上の段の広場では、環境局垂水事業所による「ワケトン学習」、垂水消防署の煙体験のコーナーが設けられ、子ども達は楽しみながら学んでいました。垂水消防団名谷分団による水消火器訓練もありました。

名谷ふれまち七夕まつり17~19

このまつりでは、当日の願い笹への記入もOKです。こんな短冊を見つけ、思わず私も書こうかなと思いましたが、それはやめておき、心の中で「頭が良くなりますように」と願いました。(もう遅いですかね:苦笑)

名谷ふれまち七夕まつり20~21

子ども達はじめ会場を訪れていた方は、皆さん笑顔いっぱいで、私も幸せな気持ちになりました。次の予定の関係で、1時間ほどで会場をあとにしなければなりませんでしたが、もっと滞在したい気持ちでした。
多数の笹飾りとあじさいの花に彩られたこの七夕まつりが大好きです。来年もまたお邪魔したいと思います。

名谷ふれまち七夕まつり22~23

第74回「社会を明るくする運動」講演と演奏会(7月5日)

「7月は社会を明るくする運動」(以下、社明運動)の強調月間です。標記催しをレバンテホールで開催しました。

開会にあたり私から、垂水区推進委員会委員長として社明運動の趣旨などについて、挨拶申し上げました。

社明運動1

講演は、警察OBの西岡敏成様に「安全安心まちづくり~宝を守る街づくりのために」と題して、お話いただきました。事前に話がとても面白い方と聞いていたのですが、その期待を裏切らず、お笑い芸人顔負けの話術で会場の皆さまを楽しませていただきました。

社明運動2~3

お話の内容は上記講演会資料に凝縮されていますが、私の印象に残った主な点を以下に紹介します。

・「先入観」を捨てる。犯罪者のイメージを勝手につくらないこと。
・犯罪者は犯行する場所を「下見」する。人の目があり声をかけられるような所では犯行に及ばない。
・阪神大震災の時に助かった人のほとんどは地域の人に助けられた。犯罪や災害に対しては地域の力が重要。
・高齢者を守るには街には「お世話」「お節介」が必要。
・19月24日からの脱却。高齢者は1日24時間のうち19時間家にいるのが現実なので、
 「きょういく」=「今日行く」場所があること、「きょうよう」=「今日用」があることが重要。
・吉田松陰の言葉「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。
 故に、夢なき者に成功なし。」にあるように、夢を持つことは大切。
・「無知」ではいけない。知らないことが恐怖につながり、偏見を生み、犯罪につながる。

社明運動4~5

そして、笑いはNK(ナチュラルキラー)細胞を増殖させ、人々を健康にすると言われ、まさしくそのとおり、約1時間の講演中、1,2分に一度くらいの高頻度で、会場に笑いの渦を巻き起こしていらっしゃいました(笑)。

次に、兵庫県警察音楽隊による演奏。
アンコールを含め7曲が披露されましたが、中でも「365歩のマーチ」の替え歌の「サギ犯にワン・ツー・パンチ」や、「YMCA」「ザ・ドリフターズメドレー」の曲に乗せて、特殊詐欺被害防止や自転車運転時のヘルメット着用など啓発を行ったのが良かったです。素晴らしいです、兵庫県警察音楽隊!

社明運動6
社明運動7~8

また、社明運動強調月間の取り組みとして、垂水小学校音楽隊によるオープニング演奏を皮切りに、7月1日から本日まで、区役所1階ロビーでPRコーナー(パネル展示)を設けました。

社明運動9~10

なお、垂水小学校音楽隊は、社明運動への協力の功績が称えられ、昨年10月に近畿地方更生保護委員会から委員長感謝状を受領されました。本日は垂水区保護司会の芦田会長とともに、垂水小学校校長から感謝状を見せていただき、私からも改めて音楽隊に感謝の意を表しました。

社明運動11~12

今月は引き続き、私や地域協働課の職員は「幸せの黄色い羽根」をつけて執務を行います。社明運動に対するご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

住まいの断熱で健康なくらしを考えるシンポジウム(7月4日)

市建築住宅局と垂水区役所の共催で、標記シンポジウムをレバンテホールで開催しました。
1月30日の区長日記に記載したとおり、「神戸垂水の家」を視察したことで、断熱性の高い住まいの重要性を実感しました。以降、その普及啓発の機会を企画・調整してきた末、本日実施に至りました。

断熱リノベ1~2

開会挨拶で久元市長は、近年激しさを増す「異常高温」がもはや異常でなくなってきており、その原因である温室効果ガスの発生を抑制するために、エアコンの使用を減らしても快適に暮らせる断熱性能の高い住宅を増やしていくことの重要性に触れられました。また、空き家・空き地の多い垂水区で、活用できる空き家をいかにリノベーションし次世代に引き継いでいくことが大切かなど、自らの考えを述べられました。

断熱リノベ3

市建築住宅局政策課の松添課長からは、神戸市・垂水区の空き家の状況や、住まいの断熱性能を高める意義、その性能を高めるポイントは「断熱(熱を逃さない)+気密(すき間をなくす)」であることなどが話題提供されました。また、断熱リノベに対する今年度の国交省の補助金についても紹介がありました。

断熱リノベ4

基調講演1は、フォワードハウジングソリューションズ(株) 井上賢治代表取締役からのご講演。
日本の家屋の断熱性能が諸外国と比較していかに低いレベルにあるのかといった点や、断熱リフォームした住宅の快適性はもとより、光熱費の低減効果などについてご説明いただきました。

断熱リノベ5

断熱効果については、聴衆の皆さんはおそらく半信半疑でお聴きになっていたのではないかと思います。しかし、本当にすごいのですよ!これはモデルルームでその効果を体験した私からも重ねてお伝えしたいと思います。

次に基調講演2では、垂水区医師会の久保清景会長が医師の立場から、ヒートショックが起こる原因や、室温と血圧の関係、さらには室温と脂質・心電図異常・過活動膀胱・睡眠障害・生活活動量との関係など、様々なデータを提示しながら話されました。

断熱リノベ6

特に、浴室内で亡くなられる方の数は交通事故者で亡くなる方の数より圧倒的に多いという事実には、開会挨拶後も二人の基調講演を聴いていた久元市長もとても驚いていた様子でした。

休憩を挟んで、明舞団地出身で団地リノベーションを多数手がけられている(株)フロッグハウス 清水大介代表取締役と、断熱リノベ住宅にお住まいになっている今井圭三・智子夫妻によるクロストーク。

断熱リノベ7

清水様が今井夫妻から発注を受けた、3DKの間取りを1LDKにリノベーションした事例が紹介されました。
綺麗に内装が整えられた部屋の様子が映し出されると、私の後ろのご婦人が「素敵!いいわねぇ!」という羨望の声が聞こえてくるなど、会場内はそのような雰囲気に包まれました。

また、清水様から明舞団地の築年50年の物件価格が300万円ほどという話が出ると、意外に安いと驚かれた方も多かったように思います。そういった物件を上手くリノベーションすることで、新築と比べて手頃な価格で新しい住宅を手に入れることができますし、若年層を中心にそういった動きが出てくることを期待します。

会場内では「断熱性能体験ゾーン」を設けたところ、シンポジウムの開始前・休憩中・終了後に、多くの方にご覧いただきました。皆さん熱心に事業者の説明に耳を傾け、断熱に係る建材の性能の素晴らしさを実感されていました。

断熱リノベ8

今回のシンポジウムでは、建築と医療の両面からの解説がなされましたので、説得力があったと思います。来場された皆さんの理解度・満足度も高かったように感じましたので、主催者としても嬉しい限りです。

ただ、今回のシンポジウムの開催がゴールではありません。今後これを契機に、住宅・医療はじめ、関連する事業者との連携のもと、住まいの断熱性能を高める取り組みの普及啓発を図っていきたいと思います。
最後にもう一度、「始めませんか?住まいの断熱」

 「おやこふらっとひろば垂水」「垂水児童館」 開設から1年(6月28日) 

レバンテ2番館4階(区役所上階)に標記施設が開設してから1年を迎えました<開設時の様子は昨年6月26日の区長日記参照>。
2つの施設のこの1年間の利用状況と、本日視察してきました「ふらっとひろば」での「おひざのうえのおはなし会」の様子を報告します。

おやこふらっと1周年1~2

まずは「おやこふらっとひろば垂水」です。
開設当初は予約制としていましたが、現在は9時30分から12時、13時から17時までの間、予約不要でご利用いただけます。

おやこふらっと1周年3~4

未就学児を対象としているおやこふらっとひろばでは、まだ歩けない赤ちゃんやよちよち歩きの子ども達と、元気よく走り回る子ども達がぶつかったりする危険のないように、「ねんねよちよちエリア」を明確に分けるなどの配慮がなされています。

おやこふらっと1周年5

今年5月からは登録制として、年齢ごとに色分けした名札カードをお子さんの背中に付けてもらっています。お子さんの年齢がひと目でわかることから、お母さんどうしのコミュニケーションが進みやすく、また、職員も気軽にお子さんに名前で呼びかけることができ、親御さんとの距離が近くなったと聞いております。既に600組が登録しています。

おやこふらっと1周年6

新たな取り組みも積極的に行っており、先日は、第1回の「歯っぴー相談会」として常磐大学歯科口腔保健学科の先生による10分ずつの歯の健康相談を行ったとのこと。日頃から歯と離乳食の相談が多いようで、今後も定期的に開催する予定です。

次に垂水児童館。
移転して面積が広くなったことで、午後に小学生がいても安全に乳幼児が遊べ、小学生と乳幼児が同じ時間にいられるようになったことで、異年齢交流がやりやすくなったとのこと。

おやこふらっと1周年7

児童館は、小学生以上の集うところというイメージが未だ強いですが、市全体で児童館を0~18歳までのすべてのこどもたちを対象とした子育て拠点として活用する「こどもっとひろば」の取り組みをしているなかで、未就学児も来て楽しめるところと思ってもらえるようになってきているようです。

7月に「なかよしひろば」で乳幼児対象に開催するなつまつりや、8月に子どもの居場所として開催される子どもカフェは、児童館の子どもたちがスタッフとなって実施されるとのことで、子どもたちが積極的に運営に参加していることが素晴らしいと思います。

学童保育の利用は、毎月延べ約1,000人ということで、これは愛垂児童館の時からそれほど変わっていませんが、それ以外の利用者は2.5倍~3倍になっており、全市の中でもトップクラスの利用者を数えるようです。

そして、本日の「おひざのうえのおはなし会」。
毎月第4金曜に行われており、垂水図書館のスタッフが絵本の読み聞かせなどをしてくれます。本日は雨が強かったので、いつもより参加数が少なかったようですが、毎月楽しみにして来られている親子もおられます。

おやこふらっと1周年8~9

これまで気づいてなかったのですが、両施設の手前側にある「おべんとうひろば」には、電子レンジも完備されています。午前中の利用のあと、午後の利用の前などに、皆さんよく利用されているようです。

おやこふらっと1周年10~11

おはなし会の終了後、私も(久々に!?)読み聞かせをしてみましたが、最後は泣かれてしましました(苦笑)。

おやこふらっと1周年12~13

本日も何人かの親御さんに話をお伺いすることができました。皆さんからは、区役所4階の交通至便な場所に、特に雨の日には、こういった子育て支援があると助かるという方が多く、嬉しく思いました。

オープン当初から、子ども達が元気いっぱい走り回る音は階下の区長室はじめ3階フロアに響いており、いつも「今日も楽しく過ごしてくれているのだな」と子どもたちの姿を思い浮かべながら仕事をしています。
今後も、両施設と連携しながら、垂水での子育て支援のレベルアップを図っていきます。

「団地まるごと駅マエ化プロジェクト」(6月26日)

JR朝霧駅を基点とする狩口台・明石舞子エリアを対象に、鉄道とシェアモビリティがつなぐ新しい団地ぐらしの実証実験として実施する、標記プロジェクトが昨日からスタートしました。

団地まるごと駅マエ化1~2

神戸市が運営する賃貸住宅“シティハイツ狩口”に入居する若年ファミリー世帯に、JR西日本の“きっかけエリアパス(JR三ノ宮~明石駅間の定期券)”と電動シェアマイクロモビリティ“LUUP(ループ)”の利用クーポンをお渡しし、郊外団地への入居促進と鉄道の利用促進に取り組みます。<詳細は6月25日記者発表資料

昨年7月の道路交通法改正以降、電動キックボードはより身近な乗り物になりました。“LUUP”は電動キックボードと電動アシスト自転車を用いたシェアリングサービスを展開中で、そのポートは全国で既に8,200ヶ所を超え、神戸市内でも都心域を中心に既に数多く設けられています。

団地まるごと駅マエ化3
※LUUP HPより引用

今回の当該エリアでのポート設置(11ヶ所)は区内で初めてで、市内の郊外としても初めてになります。

団地まるごと駅マエ化4

そこで、本日は11ヶ所すべてのポートを視察しました。まだ周知が足りないことからか、視察中にLUUPの電動キックボードや電動アシスト自転車に乗っている人を見かけませんでしたが、ほとんどのポートが利用しやすい場所に設置されている印象を持ちました。

団地まるごと駅マエ化5~7
(左から、JR朝霧駅、シティハイツ狩口、狩口地域センターのポート)

電動キックボードが今後区内でどれくらい普及するかわかりませんが、丘陵地の多い垂水では、電動アシスト自転車はその威力を発揮しますし、既に多くの方に利用されています。ただ、電動アシスト自転車は高額のため自ら所有するのをためらう方もいらっしゃるのも事実です。

このため、不定期でちょっとした距離の移動をされる方には、このLUUPが重宝されると思われ、特に明舞エリアは細街路が少なく舗装整備も整っていますので、LUUPを利用しやすい環境にあります。

利用状況次第では、ポートの増設も期待できます。このプロジェクトの今後の状況・動向を注視していきたいと思います。

第105回月曜ロビーコンサートinレバンテ(6月24日)

垂水区音楽協会主催で、毎年4回開催いただいている標記コンサートの今年度1回目。

月曜ロビーコンサート1

今回は「アンサンブルの楽しみ」として、混声合唱団「ラメール」と女性合唱「コール ハイフォニカ」の2組が、数曲ずつ交互に歌う形でした。それぞれのグループから印象に残ったことを少し紹介します。

「ラメール」さんの中では、「元気の出る歌」としてすっかり卒業式の定番ソングとなった「believe」は、この時期に聞いても感動しましたし、「勇気100%」は子どもの運動会のことを思い出しました。どの曲にも文字通り元気をいただきました。

月曜ロビーコンサート2

「コール ハイフォニカ」さんは、金子みすゞさんの詩を朗読されてから歌うスタイルが良かったですし、時代の古い新しいがありますが、「懐かしい歌」もつい口ずさんでしまうような名曲ばかりでした。特に「瀬戸の花嫁」は50年以上前の曲ですが、いつも名曲だと感じます(ちょっと渋すぎますか)。

月曜ロビーコンサート3

最後は「joint」による締めくくり。20数名のコーラスになりますと、美しい歌声がさらによく響きますね。

月曜ロビーコンサート4

両グループは5月に開催された「区民の音楽の広場」にも出演されていました。また、11月10日開催予定の総合文化祭ステージイベント「響けハーモニー」でもその歌声を披露してくれることを期待しています。

次回の月曜ロビーコンサートは9月30日です。主催の垂水区音楽協会の皆さま、そして鑑賞に来られる皆さま、今年度もよろしくお願いします。

月曜ロビーコンサート5

ほたるの夕べ(6月16日)

区役所3階掲示板の標記イベントの告知が気になっていて、今月の「社会を明るくする運動」垂水区推進委員会の際に、垂水区更生保護女性会の河野会長からお誘いいただいたことから、転法輪寺を訪ねました。

ほたるの夕べ1

20時過ぎに転法輪寺に到着すると、「ほたるの里」に向かう入口の案内板付近には照明があったのですが、蛍を綺麗に見られるよう、その他の灯はなく、暗闇の中でしばらく全容がわからない状態。

ほたるの夕べ2
 

徐々に目が慣れてくると、親子連れを中心に多くの人で賑わっている様子がわかりました。
(いかんせん暗いので、会場全体の様子を的確な写真でお伝え出来ないのが、申し訳ないです。)

西側の樹木の周辺では既に蛍が飛んでいましたが、子ども達に先に見てもらおうと遠慮していたら、名谷ふれまちの瀧原委員長に勧められ、このあと放す蚊帳の中にいる蛍を見せてもらいました。

ほたるの夕べ3

写真ではなかなか上手に伝えられないのですが、蛍の発する光の雰囲気はわかると思います。
蛍に詳しい子どもがいて、「雄は雌より光を強く発するのですよ。」と教えてくれました。

20時20分頃、蚊帳の中にいた蛍も解き放たれ、辺りを飛び交う蛍はさらに増え、私もしばらく皆さんと一緒に蛍を観賞しました。

小一時間経ち、片付けの時間になってライトが灯され、蛍だけでなく、皆さんのお顔もやっとくっきり見えました(笑)。

ほたるの夕べ4~5

いただいたうちわには、「ほたるの一生」の説明が書かれていました。地域の皆さんが、蛍について学ぶ機会を設けているようで、子ども達への愛や、蛍の棲むこの環境を守っていきたいという気持ちを感じました。今夜は200名弱の参加があったと聞きましたが、それでも昨年より少なかったようです。

ほたるの夕べ6~7

私が蛍を観たのは何年ぶりでしょうか。思い出せないくらい久しぶりの出来事でしたが、区内のこんな身近な場所で蛍が観られるなんて、素晴らしいですね。
蛍が彩る幻想的な光景や子ども達の可愛い笑顔を思い出しながら、帰途につきました。素敵な夜でした。

 初夏の休日(垂水センター街、五色塚、平磯)(6月15日)

梅雨入りが遅れていますが、急に蒸し暑くなった初夏の休日、区内3ヶ所を巡りました。
垂水センター街:I Love たるみ なかよし市
6月8日の区長日記で、垂水センター街でのイベントを取り上げたばかりですが、今回は「なかよし市」が4年ぶりに同所で開催されると聞きましたので、覗いてみました。

センター街1

本日は、フリーマーケットの様相の雑貨や洋服、フード、健康相談・占いなど、バラエティに富んだ26の出店がありました。「I Love たるみ なかよし倶楽部」の代表、松下はなえさんに話を伺ったところ、出店希望は募集枠をはるかに越え、お断りしたところも多かったそうです。

センター街2

中でも私の目を引いたのは「包丁研ぎ少年」の河本陽向(かわもとひなた)さん。小5の時からボランティアで包丁研ぎを始め現在は高1。師匠の武田昇さんの教えを請い、これまで通算2700本以上の包丁を研いできており、これまでどなたにどんな包丁を研いだのか、すべてノートに記録されていました。

センター街3

河本さんは、これまでテレビにも10回以上出演するなど、もはや有名人。通りがかりの人に「テレビで見たことがあるけど、大きくなったねぇ。」と声をかけられていました。
夕方に再度覗いてみると、本日は40本以上研いだとのことで、流石に腰が痛いようでした。

空き店舗の前では、歌の披露も。ストリートライブっぽくて、これもいいですね。

センター街4

民間再開発ビルの完成後、この辺りがどのようになって変わっていくのか、興味のある方が多いと思います。垂水らしい古いものと新しいものが共存する賑わいが創出できるよう、区役所としても応援していきます。
五色塚古墳まつり2024
4月28日に地域主催で古墳まつりが開催されましたが、本日は市文化財課主催のまつりです。

古墳祭り1

私は到着が11時を過ぎてしまいましたので、霞ヶ丘小学校6年生有志による古墳時代パレードは間に合わず、終了後の様子しか見ることができませんでした。

古墳祭り2


今年は、地域活動団体「もぐもぐ広場」による、本日限定のごしきまろの焼印入り和菓子の販売などもありました。五色塚古墳やごしきまろをPRする商品をもっと作ってほしいですね。

古墳祭り3

昼からは「古代体験」として、火おこしや、勾玉づくり、土器・埴輪(はにわ)づくりなどが行われ、親子連れを中心に多くの人出がありました(職員が撮ってくれた写真を掲載しておきます)。

古墳祭り4

今回初めて、五色塚古墳のペーパークラフトの販売がありました。私もゲットしましたが、作るのに小一時間ほどかかるそうなので、今は区長室においてあります。昼休みに作ろうかな。

古墳祭り6

五色塚古墳は来年8月で復元整備から50年を迎えるのを機に、翌年2026年春を目指して、新たなガイダンス施設を建設します。今後も様々な場面を通じて、五色塚古墳の魅力を発信して参ります。

古墳祭り5
平磯:令和6年度少年団野球リーグ垂水地区第65回夏季大会
午後は、6年生を中心とするA 13チーム、5年生以下のB 9チームの計22チームで争われた標記大会の決勝戦を垂水スポーツガーデンで観戦しました。Aの決勝戦は緊迫した試合展開の末、3-2のスコアで高丸が優勝、舞多聞が準優勝でした。Bチームは優勝が小束山、準優勝が西舞子でした。

平磯1

閉会式には、7月13日から開催の全市大会に出場するAの7チームと、Bの入賞チームが参加しました。

平磯2

全市大会では昨年度までの2年、垂水区のチームが連覇を果たしており、高丸Aチームの本田主将からは、垂水区3連覇を目指して頑張りたいと力強い言葉をいただきました。

平磯3

今年度も垂水区代表の活躍を期待します。暑さに負けず、精一杯悔いのないプレーで全市大会を楽しみ、大暴れしてきてください。

恋人岬 リニューアルオープン(6月12日)

平磯の下水処理場南西端に位置する「恋人岬」は、明石海峡大橋及び対岸の淡路島を一望でき、恋人たちがその名称にちなんで愛の南京錠を柵にかけて永遠の愛を誓うスポットです。

この度、新たに様々なデザインを取り入れた展望ステージ、ベンチ等が整備され、リニューアルされました。
(ちょっとわかりにくいですが、舗装もハートマーク!)

恋人岬1

本日、「恋人の日」にちなんでお披露目され、いつもこの辺りで遊んでくれている「川原保育所」と「ハートランドマリンきっず」合わせて60名あまりの園児たちがお祝いに来てくれました。

恋人岬2

オープンをお行儀良く待っていた子ども達に、源(みなもと)西水環境センター長が「リニューアルされた恋人岬に入るのは皆さんが最初。ラッキーですよ~!」と声をかけると、みんな大喜びでした。

恋人岬3

「ごしきまろ」と下水道のマスコットキャラクター「もぐみ」も駆けつけ、貴重なツーショットが実現!
二人に恋は芽生えたかはわかりませんが、もぐみのパートナー「モグロー」は、拗ねてないかな(笑)。

恋人岬4_2

リニューアルされた広場はバリアフリーになっていて、子どもを乗せたお散歩カートや、段差に弱い(?)ごしきまろ・もぐみも、スムーズに展望ステージに上がれました。

恋人岬5

夜は昼と違って落ち着いた雰囲気で夜景も綺麗です。照明設備も整備されたので、安心して過ごせます。

恋人岬6

ごしきまろ・もぐみとのふれあいが、良き思い出としていつまでも子ども達の記憶に残るといいですね。

恋人岬7

そしてまた、多くの恋人たちが南京錠を柵にかけて、永遠の愛を誓うことでしょう。

恋人岬8

愛を誓う恋人どうしはもちろん、家族や仲間、散歩がてら物思いにふけたい人…、昼夜問わず、多くの方にこの素晴らしいスポットを訪れてほしいですね。

第26回垂水区長杯バレーボール大会(6月11日)

垂水区家庭バレーボール協会主催、神戸まつり垂水区協賛行事として垂水体育館で開催された標記大会に参加しました。

今回の区長杯は26回目を迎え、また年間を通じて各種大会を運営されるなど、協会の原田理事長はじめ役員の方々に敬意を表します。また、原田理事長には一昨日の福田わいわい祭りでおいしい焼きそばを作っていただいたところで(笑)、本日もお疲れ様です。

家庭バレー1

昨年も感じましたが、バレーをされる方は背筋が伸びていて姿勢がいいですね。皆さんの溌剌(はつらつ)とした姿にこちらも元気をいただきます。中でも、80歳を越えても選手登録されている方もいらっしゃるとお聞きし、健康で長生きし好きなことが続けられることは本当に素晴らしいことだと思います。

家庭バレー2~3

この大会は計30チームで、2日に渡ってのリーグ戦と決勝トーナメントの計3日間で行われます。選手の皆さんの健闘をお祈りいたします。
 

おまけ:
今年も始球式をしました。昨年はサーブが大きく右に逸れ、あわや審判の方に直撃かという失態をやらかしましたが(苦笑)、今年はなんとかナイスサーブが打て、ほっとしました。

家庭バレー4~5

令和6年度 垂水区防災パトロール(6月10日)

防災パトロールは、区域における危険箇所などの共有はもちろん、関係機関相互の防災活動を共有することで、より連携を深めようという取り組みです。

本日は区役所内で、垂水警察署及び市区関連部署(危機管理室・建設事務所・消防署・垂水区役所)の取組状況を共有し、近年頻発する局地的豪雨などを考慮し、特にアンダーパス冠水対応について確認しました。

区内では、JR舞子駅西側の舞子多聞線高架下と舞子ビラ南側の舞子公園福田川線の2箇所のアンダーパスに冠水警報表示装置が設置されています。

防災パトロール8~9

本日は、このうちJR舞子駅西側の現場に赴き、冠水検知器やポンプの位置などを確認しました。

防災パトロール3~5


冠水を検知すると警報表示および関係各所へ自動連絡され、自動警報表示装置は、水位5cmの時には「冠水中・通行注意」の表示及び赤色灯点灯、水位10cmの時には「冠水中・通行止」の表示及び赤色灯点灯します。
クルマで冠水した道路を走るには、一般的に水面がタイヤの半分以下でないと安全に走れないと言われていて、そうなる前に警報表示がなされるようになっています。

防災パトロール6~7

線状降水帯や局地的大雨の発生が増えています。これからの雨のシーズン、アンダーパスで冠水が始まった際には、無理な通過を避けるなど、くれぐれも運転にご注意願います。

第22回福田わいわい祭り(6月9日)

福田ふれあいのまちづくり協議会主催、福田小学校で開催された標記お祭りに参加しました。

福田わいわい1~2

開会挨拶をされた菅田委員長は自ら警備もやっておられて、ビブスがとてもお似合いです。司会の岩井事業運営部長には、5月29日の区長日記でも紹介した「ふれまちネットワーク会議」で委員長とともに熱心に議論いただきました。本日もお疲れ様です。

福田わいわい3~4

本日は和太鼓、ブラスバンド、民謡、ダンス、カラオケなど、多彩な演目で老若男女計27組の演者が日頃の練習の成果を発揮され、私も皆さんと一緒に楽しみました。
 

その中から少しだけ紹介しますと、トップバッターを飾った「和太鼓連ふくだ」。昨年の盆踊りの際にも拝見しましたが、今年から幼い子6人も加わったとのことで、さらにパワーが増しているように感じました。
区長日記で何度も取り上げている、垂水区子ども会連合会のチアガール「ポピーズ」は本日も元気でしたよ。

福田わいわい5~6

そして、福田中学校吹奏楽部。1~3年生合わせて57名の大所帯。皆で揃って演奏するのは初めてとのことでしたが、アンコールも含めて、元気いっぱいに演奏し踊ってくれました。

福田わいわい7~8

外では、婦人会によるお食事の提供、福祉作業所による物販・くじなどがありました。

福田わいわい9~10

私は迷わず、焼きそばとフランクフルトを美味しくいただきました。作っていただいた婦人会のお姉さま、ありがとうございました。笑顔がとても素敵でしたよ!

福田わいわい11~12
(昨年度は多くの夏祭りに参加し「食リポ」をやってしまいましたが、またそんな時期が来ますね:笑)

昨年度はこのお祭りに来られなかったのですが、今年度参加してみて、学校と地域との連携が図られ、福田の皆さんの地域愛そして地域力を大いに感じました。区役所としても引き続き、応援して参ります。

 マリンピアラボ コミュニティワークショップ in垂水センター街(6月8日)

2019年にマリンピア神戸内に誕生したコミュニティ施設「マリンピアラボ」は、リニューアル工事中、休館ですが、活動を継続されています。11月のリニューアルオープンに向け、今月から毎月、垂水センター街でワークショップを開催されると聞きましたので、覗いてみました。

場所は垂水センター街の東寄り、再開発工事が行われている辺りで、今月は5つのブースが出ていました。

マリンピアラボ1~2

いずれも、小さな子どもやママが喜んで参加したくなるようなものでしたので、東側から順に紹介します。
<父の日ワークショップ>
いろんな素材を組み合わせて、似顔絵ボードをつくります。父の日のプレゼントにピッタリですね。
<松ぼっくりアート>
区内で認可外保育施設「森のようちえん」を運営されています。大きな松ぼっくりが印象的。

マリンピアラボ3~4

<インテリア産毛アート>(写真左上)
「ファーストカット」など、子どもの思い出の髪の毛をいつまでも綺麗に残せて、素晴らしいと思います。
<手形足形アート>(写真右)
これは初めて知りました。手形足形が、魚になったり新幹線になったりして面白いですね。
<ディンプルアート>(写真左下)
ステンドグラス風に輝く絵の具「ディンプルカラー」を使った塗り絵感覚のもので、綺麗です。

マリンピアラボ5~7

マリンピア神戸を運営する三井不動産には、区長日記では取り上げていませんでしたが、昨年11月に工事中の仮囲いをウォールペイントで装飾する「ラボ文化祭」も開催いただいておりました。同社の担当者の方が、地域の皆さんのつながりや交流を意識していただいていることに感謝します。

マリンピアラボ8~9

11月のリニューアルオープン後のマリンピア神戸には、遠方からも多くの方の来場が見込まれますが、ともすると、クルマで来られ同施設で買物・飲食するに止まってしまうことが予想されます。このため、できるだけ多くの方に公共交通機関でお越しいただき、垂水駅周辺を散策していただくほか、塩屋や舞子などにもお立ち寄りいただけるしかけを、関係する事業者の皆さんとともに考えていきたいと思います。

国民健康保険・介護保険「保険料のお知らせ」送付に伴うお願い(6月7日)

毎年今頃、国民健康保険と介護保険の「保険料のお知らせ(納入通知書)」を郵送しています。
今年度、垂水区の方へは、国民健康保険が約2.6万通・介護保険が約6.5万通、発送されます。

保険料お知らせ1~2

これらはあくまで「通知書」であって、特段の手続きを要しないのですが、例年、問い合わせや相談を希望される一定数の方が区役所窓口にお越しになります。

そこでお願いです!
郵送物到着直後は窓口が非常に混雑し、結果として来庁される方を長時間お待たせすることになってしまいます。また、相談の時期の早い遅いによって、保険料の総額が変わることはありません。郵送物到着後少し時間が経ってから来庁いただければ、混雑緩和につながり、皆さまを快適にお迎えすることができます。

今年度の発送スケジュール・混雑予測は以下のとおりですので、来庁される方は、是非これらを参考にしながら、混雑緩和にご協力いただきたいと思います。

保険料お知らせ3~4

ただ、もちろんご相談いただくことはできます。来庁される方は、区役所2階「保険年金医療課」の、国民健康保険料は⑥番窓口へ、介護保険料は⑩番窓口へお越しください。よろしくお願い申し上げます。

垂水はナポリに似とう?(6月5日)

いきなりベタな神戸弁で始めましたが、先日の新聞報道で、ナポリ出身の絵付け師の方がイタリア陶器「マヨリカ焼」の工房を区内に開いたとありましたので、6月8・10日のお披露目会の前に覗いてみました。

クラウディオ・リベーラさん、上口ルイさんご夫妻が工房を開いた場所は、歌敷山中学校西側のバス道沿い、かつて酒店があったところです。

垂水はナポリに似とう1

中に入ると、既に完成品や制作途上の「マヨリカ焼」が並べられていました。明るく繊細な絵柄で、気分はすっかり南イタリアになります。

垂水はナポリに似とう2~3

ご夫妻は、関西では梅田の百貨店に出展していたくらいで、もともと神戸に縁もゆかりもなかったようです。手狭になった東京の工房の移転先を本格的に探し始め、東京・有楽町の移住相談窓口「ふるさと回帰支援センター」を訪ね、神戸市の担当者から「クラウディオさんの想いを叶えるのは垂水ですね。」と薦められ、現地を訪れたところ、すっかり惚れ込んだとのこと。神戸市の移住施策、しっかり成果を上げていますね!

クラウディオさんは、広くなった工房で、これまでは叶わなかった大きめの作品制作のために、釉薬(ゆうやく)を塗るための箱も大きなものが置けたり、絵付けもスペースを気にせず作業ができたりと、とても満足のようです。

垂水はナポリに似とう4~6

また、「垂水は温暖で街が明るく人も温かい。ナポリによく似ている。子育て環境も素晴らしい。」とおっしゃっていただきました。すっかり垂水での生活を満喫している様子が窺え、とても悦ばしく思いました。

垂水はナポリに似とう7

さらに、ご縁を感じるのが垂水区の花「ゼラニウム」。南欧ではバルコニーやテラスを美しい花で彩っている風景をよく目にしますが(私は行ったことないのですが:苦笑)、ナポリでも同様で、ゼラニウムはよく飾られている花の一つとのこと。クラウディオさんの作品にも、ゼラニウムを描いたタイルやお皿がありました!

垂水はナポリに似とう8~9

最後に、工房の少し西側の坂(歌敷山線)から見る明石海峡大橋の眺望も最高と教えてくれました。

垂水はナポリに似とう10

垂水はナポリに似ているのですかね。いつかそれを確かめにナポリを訪れたいものです。
クラウディオさん、垂水の風景をモチーフにした作品をどんどん作ってください。今からその完成が楽しみです!

垂水交通安全協会 定期総会(6月3日)

舞子ビラで開催された、標記総会に出席しました。

垂水交通安全協会におかれましては、年4回の交通安全運動やたるみっこまつりはじめ、様々な機会を通じて区民の交通安全意識の普及・高揚を図り、交通事故防止に向けた取り組みを推進いただいております。本日の総会においてもご挨拶いただいた八代会長はじめ、会員の皆さまのご尽力に感謝いたします。

交通安全協会1

本日は議事の他に、優良運転者・交通安全功労者の表彰もありました。受賞された方の今後の益々のご活躍・ご健勝をお祈り申し上げます。

交通安全協会2

協会の取り組みについては、これまで区長日記では春の交通キャンペーンの様子を紹介してきました(昨年5月11日・今年4月5日分参照)が、園児たちの合唱の記述が中心でしたので、本日は副会長で女性部長も務めておられます、田村様はじめ女性部の活躍ぶりにフォーカスします。

交通安全協会3
(定期総会議案書表紙から転載。一番右が田村副会長)

本日は田村副会長とゆっくり話せる機会がありましたので、私から「朱色のブレザーに白いパンツの衣装がいつも素敵ですね。」と申し上げると、「これを身に纏うと気持ちが高まるのよ。」と笑顔で応じてくれました。副会長は子育てが一段落した頃からこの活動を始められて40年以上経つそうです。年間を通じての献身的な活動、本当に頭が下がります。

これまで、女性部の皆さまのコスチュームの圧倒的なオーラから、気軽にお声を掛けにくかったのですが(苦笑)、今後はその活動・活躍ぶりを目にしましたら、しっかり激励させていただきますね。今後とも、よろしくお願いいたします!

垂水区老人会クラブ 春季グラウンドゴルフ大会(5月30日)

垂水スポーツガーデンで開催された標記大会の表彰式に出席しました。

暑くもなく寒くもなく快適な気温で、体を動かすには絶好のコンディションの下、33チーム、99名参加により団体戦で行われました。

老人クラブグラウンドゴルフ1~3

別件と重なり、私は皆さんのプレーを観ることはできなかったのですが、松木会長に代わり、私から表彰状等を授与致しました。
優勝は「桃山台クラブBチーム」。チームワークも良く、週3日欠かさず練習を重ねられている成果を存分に発揮されたのではないでしょうか。

老人クラブグラウンドゴルフ4~5

ホールインワン賞も三つ出たようですし、今回参加の最高齢者はなんと92歳の男性。プレー後の爽やかな表情もそうですが、皆さんのお元気な姿に改めて感銘を受けました。

昨年6月15日の区長日記(区老連 輪投げ大会)でもご紹介しましたが、今回の大会も屋外にもかかわらず、デジタル化に対応し、各チームの成績はパソコンで集計・管理され、成績表もプリンターですぐ印刷されていました。区老連事務局の大会運営はレベル高いです!

グラウンドゴルフ大会は10月には区老連の秋季大会(個人戦)があり、11月には今大会の上位チームがしあわせの村で開催される、市老連主催の大会(団体戦)に参加されるようです。秋に向けて練習の励みになりますね。皆さん、頑張ってください!

 垂水区民生委員児童委員協議会総会(5月30日)

舞子ビラ あじさいホールで開催された標記協議会総会に出席しました。

民児協のメンバーを中心に有志により構成される「コーラスグループすみれ」がオープニングを飾りました。
「幸せのリズム」には、手を叩き、足を踏み鳴らすなどして、会場全体の一体感が生まれました。私の大好きな「川の流れのように」はとても優雅な雰囲気で、朝からとても心地良い気分になり、大満足でした。

民児協総会1

大倉会長からのご挨拶ののち、昨年度の事業報告がなされ、今年度の事業計画・予算案が承認されました。
現在、垂水区では282名の民生委員・児童委員の方が高齢者見守りや子育て支援などの活動をされています。
皆さまの住民の立場に立った日ごろからの地道な活動には、いつも心から御礼を申し上げていますが、いくら感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。

民児協総会2

総会終了後は、三代目桂春蝶さんによる落語。演目は事前に聞かされていなかったのですが、それもそのはず、春蝶さん曰く「ソムリエのように、演目は高座にのぼって観客の雰囲気を見て決めたかった。」とのこと。
本日は春蝶さんが「文化レベルの高い方々」に対して選んだ(笑)、「やかん」と「死神」を披露いただきました。私も何度も手を叩いて、大笑いしました。やはり落語も生で聴くのがいいですね。

民児協総会3

昨年の講談もそうでしたが、ゲストは塩屋地区の岡田会長が探して呼ばれるそうで、その人的ネットワークの広さに感心します。来年はどんな素晴らしいゲストを呼んでいただけるのか、今から期待が膨らみます。

最後に、司会を務められた名谷地区の岡会長が、その実直な仕事ぶり(⁉)を春蝶さんにイジられてて、場内大ウケでしたね。岡会長、大役お疲れ様でした!

民児協総会4

垂水区ふれまちネットワーク会議(5月29日)

標記会議をレバンテホールで開催しました。
区内26のほとんどのふれあいのまちづくり協議会から役員の方、58名が参加されました。

会議の前半では「行政からのお知らせ」として、恋人岬のリニューアルや五色塚古墳・復元整備50年の取り組みなど、タイムリーな情報を説明いたしました。

ふれまちネットワーク会議1~2

次に、今年度垂水区では新たな取り組みとして、多様な世代の方々が、初めて地域福祉センターに足を運ぶきっかけづくりとなる事業「子ども服と絵本の交換会」の開催を計画しているため、皆さまの生のご意見をお聞きし反映することで、新たな事業をより効果的なものにしていく趣旨から、座談会の場を設けました。

8グループに分かれ、「多様な世代が、ふれまち事業として企画したイベントに参加するとすればそのきっかけや魅力は何だろう?」「多様な世代をふれまち事業の運営に巻き込むために必要なこと、できそうなことは何だろう?」という二つのお題で議論いただきました。
 

ふれまちネットワーク会議3~4

各グループのやり取りを聞いてみると、「ふれまちの取り組みが若い世代に届いていない、理解されていない。」「運営している我々が楽しくやっていないと、若い世代にも新たに加わってもらえないのではないか。」「先生の働き方改革が進められる中で、学校をどう巻き込んでいったらいいのか。」など、皆さま、共通の悩みなどを共有され、活発に議論されていました。

最後の各グループからの発表を含め1時間ほど、有意義な議論になりました。
座談会の終了後にも、「連絡先を交換しても良いですか」「これからも継続的に情報交換させてくださいね」との声が飛び交うなど、地域の枠を越えた交流がたくさん生まれていたことも良かったと思います。
さまざまな課題を抱えながらも、ふれまちの皆さまは、地域住民の笑顔のために、前を向いて進んでいこうとされていることを再認識しました。

まずは、座談会を通じていただいたご意見を踏まえながら、「子ども服と絵本の交換会」の開催に向けてしっかりと取り組み、引き続き、しっかりとふれまち活動を支援していきます。

神戸西海岸が気になる!(5月27日)

広報紙KOBE 6月号を読まれましたか。「神戸西海岸が気になる!」と特集記事が組まれています。
各戸配布版とONLINE版では、記事の構成が異なるのですが、いずれも、神戸西海岸の魅力を伝える内容となっています。

神戸西海岸が気になる1

タイトルの「神戸西海岸~」の前には「須磨・塩屋・垂水・舞子」と記されており、まるでJRの各駅停車で西に向かっている感じですが(笑)、4つ中3つが垂水区ですよ!

このタイミングで特集が組まれたのは、「神戸須磨シーワールド」のオープンを6月1日に控え、昨年先行オープンした「松の杜ヴィレッジ」も含め、須磨海岸のリニューアルが進んでいるからだと思います。全国的には須磨の知名度が高いかもしれませんが、垂水区の海岸も負けてはいませんよ。

塩屋は昨年オープンした、本・和食・日用品・台湾雑貨店などの複合施設「海角」はじめ、ここ数年、次々に魅力的なスポットが誕生しており、休日は若者達で賑わっています。私も「若者」ではありませんが、街歩き好きの一人として、様々な楽しみ方をしています。

神戸西海岸が気になる2
(塩屋駅北東の住宅地から見た塩屋の街)

垂水の新たな話題は、やはり「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」のリニューアル。先日、11月のオープンが発表されました。また、最近では「しらす」が注目を浴びており、6月1日には「神戸しらすDAY」が垂水漁港・水産会館前で開催されます。快速停車駅から徒歩数分で鮮度抜群のお魚を買ったり食べたりできるところ、なかなかないですよ。

神戸西海岸が気になる3
(先日視察した水産会館での「漁業デー」の様子)

舞子については、1月27日の区長日記で記しているとおり、近年、舞子公園で多くのイベントが開催されています。私もゴールデンウイークには「唐揚げフェスタ」を訪ねましたし、先週も職場の有志で「サンセットビアガーデン」を楽しんだところです。海風に吹かれながらのビールは格別です!

神戸西海岸が気になる4~5

広報紙の「久元市長の神戸を想う」では「須磨・塩屋・垂水・舞子は気候が温暖で景色も素晴らしく、日本の大都市の中でもこれほど魅力的な地域がある街は少ないのではないでしょうか。」と綴られており、5月11日のたるみっこまつりでも、市長挨拶でこのエリアの魅力について4つの名前を挙げて触れられていました。

ただ、以前、「神戸須磨シーワールド」の運営事業者の方から「このエリアは東の『湘南』に匹敵するのに、ポテンシャルを生かせていない。」と言われたことを思い出します。全く同感で、「神戸西海岸」というのは何だか素っ気ない気がしますし、何かインパクトのあるネーミングを考える必要もあるかもしれません。

前職の企画調整局時代に、この西海岸についての魅力向上策を検討していたこともあり、垂水区長への着任が決まった時は大変光栄に感じたことを思い出しました。その気持ちを忘れず、今後、鉄道事業者はじめあらゆる分野の事業者との連携を強化し、このエリアの魅力を高めるのに、少しでもお役に立てればと考えています。

KOBE2024 世界パラ陸上競技選手権大会(その2)(5月25日)

標記大会が最終日を迎えました。夕方からの競技開始前に行われた「ゆるキャラレース」を中心に最終日の様子をご紹介するとともに、今大会を振り返ります。

16時30分に本番さながら、競技名「ゆるキャラレース」が電光掲示板に映し出され、二組に分かれレースが行われました。一組目は、ハートン(兵庫区)、キターるさん(北区)、なぁタン(長田区)、すまぼう(須磨区)が出走し、1位はキターるさん。(報道ではなぁタンが1位になっていました。)

世界パラゆるキャラ1~2

我らがごしきまろは二組目に登場。他に、かもめん(中央区)、神戸ウエストン(西区)、はばタン(兵庫県)がいます。これまた本番のように、レース前に出走者がコールされ、緊張感が高まります。

世界パラゆるキャラ3~4
 

ピストルが鳴り、満を持してスタート!素早くはばタンが飛び出し、そのまま1位でゴール。

世界パラゆるキャラ5~6

ごしきまろは、神戸ウエストンと3位争いを繰り広げますが、終盤追い上げられながらゴール!
ほぼ同着のように見えましたが、順位は発表されず。写真判定で順位を確定してもらいたかったですが、それは叶いませんでした(笑)。
 

世界パラゆるキャラ7~8
(現場では私はごしきまろが勝っていたように見えましたが、後ほどの報道でも、ごしきまろが3位と出ていました。西区の方、ごめんなさい(笑)。)

レース後、大会組織委員会の増田会長から「ごしきまろは脚が短いので大変でしたね。」と労いのコメントがありました。会場でのごしきまろの人気は高かったですよ。

世界パラゆるキャラ9

17時からの競技では、トラック競技・フィールド競技とも世界記録が次々に出て、出場した選手たちは最後まで観衆を魅了しました。

世界パラゆるキャラ10~11

そして、20時過ぎから閉会式。増田会長のご挨拶などのあと、神戸市婦人団体協議会約200名による感謝の踊り。何度もリハーサルを重ね、大変だったようですが、その成果が出ていましたよ!

世界パラゆるキャラ12~14

最後は閉会式に参加した選手たちも踊りの輪の中に入り、国際大会の華やかな雰囲気が高まりました。

世界パラゆるキャラ15

5月17日からの大会開催期間中、競技で最も印象に残ったのは、走り幅跳びのレジェンド「レーム・マルクス」選手を間近に観たことです。ご自身の持つ8m72の世界記録更新はなりませんでしたが、今回出した8立方メートル0の記録もシーズンベストで、その跳躍の凄さには感動しました。笑顔もとても素敵で、今後も応援したいと思います。

世界パラゆるキャラ16

そして、競技とともに感激したのは、午前中の競技に出場した多くの選手からコメントがあったように、子ども達の声援が選手たちを後押ししていたことです。子ども達もきっと、声援に応えてくれた選手の姿は忘れないでしょう。

世界パラゆるキャラ17

私の5月19日の区長日記を読んで、会場に足を運びたくなった区民の方もいらっしゃったようで、皆さんとこの感動を分かち合えたことが何より嬉しく思います。全体では延べ約8万人が観戦されたようです。

地下鉄の車内や三宮のまちなかでは、多くの選手や関係者を目にしました。皆さんはいかがでしたか。また、この大会のかけがえのない記憶を皆さんと語り合い、継承していければと思います。
本当に素晴らしい9日間でした!

垂水体育館への歩行者動線の魅力向上(5月21日)

新しい垂水体育館が供用してから2年が経過しました。移転前より施設が大きくなり、利用率も高く好評です。アクセスについても、垂水スポーツガーデンの駐車場が利用できることから、お車での利用には大変便利になりました。

一方、徒歩で垂水駅・区役所付近から体育館へ向かうには、①駅から国道2号を通り福田川交差点から南下するルート、②区役所から福田川左岸を南下し歩道橋を渡り、年金会館東側を通り抜けるルートの2つがあります。ともに、10分程度で辿り着くことができるものの、初めての方にとっては、体育館の場所がわかりにくいといった声があります。

垂水体育館動線1

ルート①で、福田川交差点から体育館方面を望むと、体育館が下水処理施設の陰になって、直接見えません。

垂水体育館動線2

福田交差点から南下していくと、旧本州四国連絡橋公団が明石海峡大橋建設時に使っていた観測塔跡が見えます。(ちなみに、この観測塔は5月14日の区長日記で紹介したNHKの「新・プロジェクトX~挑戦者たち~」の中で、昔の写真が紹介されていました。)

垂水体育館動線3

さらに南下し、護岸辺りまで来ると海が見え始め、天気の良い日など、散歩には打ってつけの道なのですが、やはり体育館は見えにくく、「殺風景で寂しいので、楽しく歩けるようにしてほしい」と地域団体などから要望を受けていました。

垂水体育館動線4

また、先述のルート②でも、歩道橋を渡る際に直接体育館は見えず、年金会館の東側を通り抜けるところでも、行先がわかりにくいという指摘があります。

垂水体育館動線5

そこでこのたび、ルート①の海沿い100mあまりの区間で、少しでも殺風景な雰囲気を軽減できるよう、路面に4ヶ所のアートペイントを施しました。

垂水体育館動線6~9

いかがでしょうか。少しは楽しい雰囲気が感じられ、歩くときの負担が少なくなりそうですか。
垂水体育館西側の「恋人岬」が6月12日の恋人の日にリニューアルオープンします。是非歩いて、これらのペイントを見ながら訪れてください。

限られた予算の中で、垂水体育館への歩行者動線の向上ばかりに注力することができませんが、知恵を絞りながら少しでも動線の改善ができるよう、努めていきたいと思います。

区民の音楽の広場(5月19日)

レバンテホールで開催された、垂水区音楽協会主催の標記コンサートに出席しました。

垂水区音楽協会には年間を通じて、区民の皆さまが身近に音楽に親しむことができる機会を提供いただいております。坂岡会長はじめ関係者の皆さまのご尽力に感謝申し上げます。

区民音楽の広場1~2

本日は26組のコーラス・合奏・吹奏楽等と、第5回垂水区音楽協会管打楽器ソロコン神戸大会の優秀者6名の記念演奏がありました。幅広い世代の参加があり、出演チームも昭和54年から活動されているチームから最近できたチームまで様々で、垂水区の音楽の裾野が広いことを改めて感じました。

区民音楽の広場3~4


また、本日会場入りした時に、コンサートの出演待ちと思しき方が、1階ロビーのストリートピアノ「しおかぜハーモニー」で素晴らしい演奏をされていた方に、吹き抜けの上の3階から拍手を送っている場面を見かけました。とても嬉しく、区役所としても引き続き、音楽に身近に親しめる環境づくりを進めていく意義を感じました。4月2日の区長日記でご紹介したストリートピアノ体験教室の取り組みも、夏休み期間に合わせてまた開催を予定していますので、皆さまのご応募をお待ちしています。

垂水区音楽協会には、今年度も8月の「声楽アンサンブルコンクール」、11月の「響けハーモニー」、区役所1階ロビーでの年4回の「月曜ロビーコンサート」(1回目は6月24日)などを開催いただきます。
神戸市のイベント情報は、皆さまが情報を探しやすくなるよう、今年3月からイベントサイト「おでかけKOBE」に集約しておりますので、垂水区音楽協会のイベントもこちらで発信してまいります。

KOBE2024 世界パラ陸上競技選手権大会(5月19日)

区長日記では、私が参加した行事や地域の皆さまの取り組みなどの様子や感じたことや、垂水に関する事柄について、いつまでに読まないといけないという書き方はしていませんが、今回は「記述内容に賞味期限のあるご案内」として、記載します。

既に報じられているとおり、5月17日に標記大会の開会式が総合運動公園ユニバー記念競技場で開催されました。当日私は公務として出席しましたが、日曜日の本日は、午前中にプライベートで競技を観戦しました。総合運動公園の敷地は垂水区とも接しており、区民の皆さまの身近なところで素晴らしい世界大会が開催されていますので、皆さまにも是非観ていただきたい趣旨から、その様子を紹介します。

大会3日目の午前(Session5)、大会の見どころパンフレットには「視覚障がい者が躍動!」とあり、以下の競技が行われました。

世界パラ1

種目のアルファベットのTはTrack、FはFieldを表し、数字の1文字目は「選手の抱える障がいの種類や競技形式」を意味します。2文字目は「障がいの程度」を意味し、その程度に応じて0~9の番号が割り当てられ、番号が小さいほど障がいの程度は重くなっていくようです。

本日観たどの競技も素晴らしかったのですが、跳・投・走の順に少しだけ紹介します。

まず、女子走幅跳T12。視覚障がいの部のため、選手が助走し出すとコーチが連続的に声をかけ、踏切のタイミングを指示して跳びます。澤田優蘭選手は6回目の跳躍で5.00mを記録し、2大会連続で銅メダルを獲得しました。

世界パラ2~3

砲丸投げ・円盤投げは、観る位置・角度によって見え方が大きく違ってきます。お目当ての選手がいる場合は、観戦位置を予めよく研究しておく必要がありそうです。

世界パラ4~5

男子1500mT11予選。トラックを4周弱走りますので、選手が目の前を通過する頻度もちょうどよく、場内は盛り上がります。伴走するアシスタントとの息が合っていないと好結果が生まれませんが、和田選手は見事3位に入り、予選を通過しました。

世界パラ6~7

女子800mT54予選。競技用車いすはスピードがあり迫力もあります。村岡桃佳選手は3位に入りました。(午後の決勝では4位)

世界パラ8~9

朝から雨の生憎の天気でしたが、会場はそれをものともしない熱気に包まれました。また、本日は休日ということもあり、多くの親子連れを見かけました。皆さま、日本人選手への応援はもちろんですが、外国人選手にも惜しみない応援を送っていました。垂水の子ども達はどれくらい観に来ていましたかね。

私が神戸で陸上の国際大会を観たのは、1985年(昭和60年)のユニバーシアード神戸大会のマラソン以来だと思います。その時、加古川の一高校生だった私は、神戸で立派な国際大会を観ることができ、とても感激したのを覚えています。(その日の夜にサッカー準決勝の日本対北朝鮮戦も観て、日本が負けてとても残念だった記憶も残っています。)本日観戦した子ども達にも、この大会が世界を身近に感じる良い思い出として残ることを願って止みません。

大会は25日(土曜)までです。私はもう何度か観戦しようと思っています。チケットは総合運動公園駅前のチケット売場で当日券も買えますので、是非皆さまもこの感動をユニバー記念競技場で味わってください!

世界パラ10

舞子ふれあいフィットネス(5月16日)

各地でフレイル予防をテーマに健康体操などが行われていますが、ふれあいのまちづくり協議会とあんしんすこやかセンター・事業者とが連携した取り組みがあると聞き、その視察のため、舞子地域福祉センターを訪ねました。

本日の講師は訪問介護リハビリステーションを運営されている方した。フレイル予防のためには「測定3項目」「運動3項目」をしっかりやればいい、という説明・指導がとてもわかりやすく、理解が深まりましたので、そのポイントを紹介します。

舞子ふれあいフィットネス1

まず、フレイル予防について「測定」の話。
毎月、できれば同じ日の同じ時間帯に、①ふくらはぎの周囲を測り、②30秒間で椅子から何回立ち上がれるか、③痛みがないか、これらの変化を見て筋力に衰えが出始めていないか確認します。

「サルコペニア(筋肉量の減少)」に始まり、「筋力が衰える」→「活動量が減る」→「食欲がわかない」→「食べられない」→「低栄養」となり「サルコペニア」がさらに進む「フレイルスパイラル」に陥らないよう、筋力量を増やしていく必要があります。

舞子ふれあいフィットネス2

ただ、全身には600の筋肉があるので、全てを鍛えるのは難しいですし、全てを鍛える必要もなく、鍛える筋肉を「選択」して「集中」的に鍛えることが重要です。特に姿勢を保持する「抗重力筋」=「体をまっすぐ保つために必要な筋肉」を鍛えていきましょう。

舞子ふれあいフィットネス3
 

以上の説明を聞いて、運動(3項目)に入ります。文字と写真だけではわかりにくいかもしれませんが。
一つ目は、椅子に座って両手を前に突き出したあと、床につけ、次に上に伸ばしたあと横に大きく開いて10秒静止。これを10セット。

舞子ふれあいフィットネス4~7

二つ目は、座ったまま脚をやや開き、片手を横に伸ばしその反対方向に体を一気にねじり8秒静止。その時に向いた方向の後ろの足はかかとが浮くように。これを左右4回ずつ。

舞子ふれあいフィットネス8~9

三つ目は、両手を前に出したのち、一気に腰を浮かせ10秒静止。この時、腰を浮かし過ぎないように。これを10セット。

舞子ふれあいフィットネス10~11

このほか、立った状態で行う運動もありましたが、これは応用編のようですので、省略します。
「理論」のお話30分、「実践」の運動30分と、時間配分もちょうどよかったです。

隣の部屋では、理学療法士が痛みのあるところの相談に応じ、必要に応じてマッサージをされていました。

舞子ふれあいフィットネス12~13

ただ、約20人弱の参加者がすべて女性だったのが気になりました。男性もフレイルにならないわけではないですし、意識を持たないといけませんね。

教えていただいた運動は、予想以上にハードですし、普段縮こまっている筋肉が延びる感覚がよくわかりました。私も実践していきたいと思います。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

第91回 神戸まつり垂水区協賛卓球大会(5月16日)

昨年に引き続き、垂水区ママさん卓球協会主催の標記大会出席のため、垂水体育館を訪ねました。

垂水区ママさん卓球協会は、今大会を含め今年度は団体戦3回・個人戦2回を開催予定で、活発に活動されています。谷口理事長はじめ役員の方のご尽力に敬意を表します。

卓球大会1~2

昨年お邪魔した際にも思ったのですが、皆さまのユニフォームがおしゃれで、背筋がシュッと伸びていらっしゃって素敵です。日頃から体を動かし、健康を維持・増進されていることは素晴らしいですね。

来賓挨拶で私からは、「卓球日本チームは年々若い選手が出てきており、今年のパリオリンピックも楽しみ。若い選手に負けないように皆さんも頑張ってください。」とエールを送りました。

卓球大会3

今回の団体戦はシングルス・ダブルス・シングルスの3試合で、予選は4~5チームによるリーグ戦、決勝はトーナメント方式で行われ、熱戦が繰り広げられました。

卓球大会4

卓球は比較的年を重ねても、プレーができるところがいいですね。皆さまが今後とも健康で、末永くプレーされることを願っております。

「人生すべからく 夢なくしては かないません」(5月14日)

ぶしつけに、テレビ番組の話題で恐縮ですが、今年4月から放映が始まったNHKの「新・プロジェクトX~挑戦者たち~」を、皆さん観られていますか。先日の放送は明石海峡大橋に関するものでした。

人生すべからく1
※番組HPより引用

番組では、70年前に大橋建設の必要性を訴えた第12代神戸市長、原口忠次郎さんの想いに始まり、20世紀最後の大工事に挑んだ人々の物語が紹介されました。中でも原口元市長が構想した「夢の架け橋」に、周囲は「市長は白昼に夢でも見ているのではないか」と反対したことに対し、「人生すべからく 夢なくしては かないません」と勇敢に立ち向かったという逸話が、私の眠っていた記憶を呼び起こしました。

人生すべからく2
※NHK HPより引用

というのも、私が中高から大学にかけて将来の進路を考えていた時に大きな影響を与えたのは、原口元市長が構想されたポートアイランドであり明石海峡大橋であったからです。

加古川育ちの私が、憧れの神戸の街や神戸市役所を意識する大きな契機となったのは、中学校1年生の時の「ポートピア’81」で、その頃既に明石海峡大橋が計画されていたのは何となく知っていましたが、高校2年生の1985年12月には明石海峡大橋の事業化が決定しました。そこで土木分野の仕事に就きたいという思いが強くなり、大学は工学部土木工学科に進みました。

本日は今回の番組の興奮が冷めやらぬうちに、原口元市長の言葉が刻まれているモニュメント「夢レンズ」をまた見たくなり、つい先日、たるみっこまつりがあったばかりですが、舞子公園に向かいました。

人生すべからく3

現地で改めて「夢レンズ」と大橋を感慨深く眺めていると、同じくモニュメントを見に来られたご夫妻に「新プロジェクトXを観て来られましたか。」と声をかけられたので、「そうです。」と応じると、そのご夫妻は松本空港から神戸空港に降り立ち、レンタカーで四国を巡っている初日に番組を観て、帰りには是非舞子に寄りたいということになって、訪ねて来られたとのことでした。

人生すべからく4
 

「人生すべからく…、いい言葉ですよね。感動しました。長野は海なし県ですから、こんな素晴らしい場所が自分達の街にあるというのは、羨ましい限りです。」と大変嬉しいお言葉をいただきました。
そして、番組でも紹介されたとおり、1993年11月10日、世界初のヘリコプターによるパイロットロープ渡海工事が行われたのを、仕事を休んでこの現場に見に来ていたことも思い出しました。

今回の番組で、原口元市長が大橋を見下ろす舞子の丘で静かに眠っていることを初めて知り、光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。(本市土木職の大先輩が本四公団に出向中に舞子トンネルの崩落事故を起こし、原口元市長にしっかりせんかいと言われたようだったという話も思い出しました。)番組がたるみっこまつりのあった5月11日当日夜に放映されたことも、何か運命を感じますね。

2022年3月にトルコの「1915チャナッカレ橋」<中央支間長2,023m(明石海峡大橋は1,991m)>が完成したことにより、明石海峡大橋は「世界最長の吊り橋」の座は譲りましたが、この橋の雄大さや美しさ、原口元市長の想いや設計・建設に携われた方々の努力は色褪せるものではありません。そういったことも含めて、明石海峡大橋そして舞子周辺の魅力を広くPRしていきたいと思います。

夢には小さなものから大きなものまでありますが、今の私の夢は、垂水そして神戸を住み続けたい・訪れたいと思っていただき、世界中に誇れる街にしていくことかなと思います。(ちょっと格好つけ過ぎですが:苦笑)
そのためにも、「人生すべからく 夢なくしては かないません」この言葉を胸に、頑張っていかなければと強く誓った一日でした。

たるみっこまつり2024(5月11日)

たるみっこまつりを、昨年に引き続き舞子公園で開催しました。
今年は、(公財)兵庫県園芸・公園協会舞子公園管理事務所と本州四国連絡高速道路(株)との共催とし、西側の橋の科学館付近にも共同開催エリアを設けるとともに、東側の旧武藤山治邸付近に「はたらく車」を展示するなど、会場の拡大・混雑の分散を図りました。

たるみっこまつり1

メインステージでは、10時のオープニングを飾った垂水区子ども会連合会チアガール「ポピーズ」はじめ、ダンスや太鼓、郷土芸能など計37組、約1,000名の方々に出演いただきました。
ステージは昨年同様、明石海峡大橋をバックにする形ですが、今年は甲子園ボウルの芝(1月27日区長日記参照)が敷かれたことで、より一層居心地の良いものとなりました。

たるみっこまつり3~6

13時30分過ぎには、今年はヴィッセル神戸クラブマスコット「モーヴィ」、本四高速シンボルキャラクター「わたるくん」と「ごしきまろ」のコラボも実現し、その後も市長と一緒に登壇してもらいました。

たるみっこまつり7

一方、「おまつり市」「たるみっこマルシェ」「はたらく車」のスペースでは、飲食・物販・各種展示など、45団体がブース出店し、西側の「サンセットグルメテラス」も含め、いずれも大変な賑わいでした。

たるみっこまつり8~13

また、スタンプラリーでは「ホテルセトレ神戸・舞子」やBE KOBEモニュメントも巡る形とし、舞子公園からアジュール舞子にかけての海辺の魅力を、改めて知っていただける機会になったと思います。

たるみっこまつり14~15

コロナ禍まで、たるみっこまつりはマリンピア神戸で実施しておりましたが、リニューアル工事中のため、2年連続で舞子公園での開催としました。
舞子公園は緑が多く、海を眺めながらくつろげる場所もあり、マリンピア神戸とはまた違った魅力があります。来年以降の開催場所については、皆さまのご意見も伺いながら、検討していきたいと思います。

たるみっこまつり16

少し風が強かったですが、爽やかな五月晴れのもと、本当にたくさんの方にお越しいただき、今年のたるみっこまつりも成功裏に終わることができました。協賛いただいた企業・団体や出店・出演いただいた皆さまに感謝申し上げます。
来年もまた、皆さまに楽しんでいただけるまつりにしたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。

 春の古墳まつり‘24 ~五色塚古墳・復元整備50周年~(4月28日)

復元整備から50年目を迎える五色塚古墳で、今年もNPO法人 輝かすみが丘・霞ヶ丘ふれあいのまちづくり協議会によるイベントが開催されましたので、参加しました。

2024春の古墳祭り1~2

初夏を思わせる晴天の中、普段は立ち入れない古墳のテラス部分(芝生のところ)を歩いて回るスタンプラリーやゲーム、広場での飲食コーナーなど、多くの人で賑わっていました。お世話いただいた桝井理事長はじめ、関係者の皆さまに感謝します。

2024春の古墳祭り3~4
(右の写真は、フォーカスされることが少ない「小壺古墳」を背景に撮りましたので、ご注目を)
 

山陽電車公式キャラクター「ろっくん」とごしきまろの初めてのツーショットが実現しました!
また、在阪民放キー局の方も取材に来ていただきました。(地上波での放映はありませんでしたが)

2024春の古墳祭り5~6

6月15日(土曜)には文化財課主催の古墳まつりもあります。

今後、復元整備50年を記念して、地域の皆さまとともに「垂水に残るミステリアス」五色塚古墳をPRし、盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

令和6年度 垂水区子ども会連合会総会(4月21日)

区役所大会議室で行われた標記総会に出席しました。

本日は令和6年度の事業計画・予算案の審議などとともに、3年以上継続して子ども会活動の指導及び育成に従事した功績に対する会長表彰があり、今回は大友知佐子様(ドラゴンキッズ旭が丘子ども会)と高橋沙織様(舞子プレーパーク子ども会)が表彰されました。

子ども会連合会総会1~2

一方、開会挨拶で原田会長は、年々単位の子ども会が減少してきていることに触れられました。
単位子ども会の減少だけでなく、近年はPTAが従来の形で存続できないところも増えてきており、今後どのように、子ども達の健やかな成長を見守る担い手を確保していくかは重要な課題です。

子ども会連合会総会3

しかし、そんな心配を跳ね返すように、子ども会連合会のチアチーム「ポピーズ」は大活躍しています。特に1月27日の区長日記で紹介したとおり、甲子園ボウルで使用された芝生の舞子公園への移設セレモニーで、関西学院大学チアリーダー部「ドルフィンズ」との交流は、子ども達にとって貴重な経験や刺激となり、ポピーズのメンバーは昨年度の15人から23人に増加したと聞いています。

子ども達が好きなことを大人が応援し、逆に大人が好きなことにも子ども達に関心を持ってもらう機会を設けていく…。そこにヒントがあると思います。

次世代を担う子どもたちは地域の宝です。先日発表された平成30~令和4年の市町村別合計特殊出生率は、垂水区は1.41と全区の中で最も高く、全市平均の1.25を大きく上回り、子どもを産み育てやすい環境は整っていると言えます。子ども達が健やかに育つまちづくりを、区役所としても引き続き進めていきます。

今年度も、5月11日(土曜)の「たるみっこまつり」はじめ、いろんな行事で「ポピーズ」の子ども達が元気いっぱいに踊る姿を見るのが楽しみです!

第29期「垂水文化講座」開講式(4月15日)

井植記念館ホールで開催された、標記開講式に出席しました。

毎年、科学技術・芸術・健康など多岐にわたるテーマの講座を開催し、垂水区の文化振興に大いに貢献いただいていることに、井植理事長はじめ井植記念会の皆さまのご尽力に感謝を申し上げます。

2024垂水文化講座1

今期の受講者は定員を大幅に上回る150名近くの応募があり、平均年齢は74歳、80歳以上の方が約4分の1で、最高齢の方は94歳で26回目の受講とのことです。私は昨年度、開講式だけでなく何度か講座にもお邪魔したのですが、この講座に参加される方々の熱心な姿には感心するばかりです。年を重ねても“学ぶ姿勢”を持ち続けていることは、本当に素晴らしいことだと思います。

2024垂水文化講座2

本日は、神戸大学の藤澤学長が「デジタル・ロボット技術が開く未来医療」と題し、手術支援ロボット「hinotori」の開発経緯や、IoT・AI・ロボット時代の医療がどうなっていくのかなどについて、わかりやすく講演いただき、大変興味深く聴きました。

2024垂水文化講座3

今期も計10回の講座が開かれます。今年度も盛会となりますことを願います。
(参加申込は既に締め切られていますので、ご注意ください。)

第53回少年団野球リーグ垂水地区 春季大会開会式(4月7日)

垂水スポーツガーデンで行われた標記開会式に出席しました。

今回の大会にはAチーム13、Bチーム9の計22チームが参加します。
少子化やスポーツの多様化などにより、子ども達の野球離れが進む中で、これだけ多くのチームが参加しているのは垂水区の財産であり、素晴らしいことです。

24少年団野球リーグ春1

少年団野球では、子ども達の肩や肘を守るため、ピッチャーの投球回数・球数に制限があります。昨年度までは3回までの制限がありましたが、今年度から6年生は回数に制限なく70球までになったとのこと。いいピッチャーであれば5回程度まで投げられそうです。これがどう影響するか、興味深いところですね。

大会はトーナメント方式で、今月末まで熱戦が繰り広げられます。子ども達が日頃の練習の成果を発揮し、元気いっぱいでプレーできることを期待します。

おまけ:
昨年も一度やりましたが、始球式はやはり緊張します。今年も高めに外れてボール。私が一番練習しないといけないかもしれません(苦笑)。

24少年団野球リーグ春2

春の交通安全キャンペーン(4月5日)

4月6日から春の全国交通安全運動が始まるにあたり、ブランチ神戸学園都市でのキャンペーンに出席しました。

大西垂水警察署長のご挨拶のあと、「たかつか保育園」の園児と交通安全協会女性部による安全運転の替え歌等の合唱があり、元気いっぱいの子ども達の姿に思わず笑みがこぼれました。
また、Reve de Chef Musique(レーブ ドゥ シェフ ミュジック)による素敵な演奏もありました。

24春の交通キャンペーン1

今回の交通安全運動は、自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守を重点項目としています。
セレモニー後は、啓発グッズやチラシを配布し、皆さまに交通事故防止と特殊詐欺への警戒を呼びかけました。

24春の交通キャンペーン3
(右の写真のようなキャッシュカードケースも作成しました!)

垂水区内の交通死亡事故は、一昨年はゼロであったものの、昨年は残念ながら3件ありました。
引き続き地域の皆さまとの協働および警察や関係団体等と連携し、交通安全運動や地域防犯力の更なる向上を推進することにより、安心安全なまちづくりに取り組んでいきます。

ストリートピアノ「しおかぜハーモニー」が毎日演奏できるようになりました(4月2日)

令和6年度が始まりました。今年度もよろしくお願いします。

昨年7月に区役所1階ロビーに設置し、当初は毎週月曜午後に、9月からは毎週月・木曜午後に運用してきたストリートピアノが、新年度からロビーの開放時間に合わせて毎日夜まで利用できるようになりました。

垂水区役所ストリートピアノ「しおかぜハーモニー」が毎日演奏できるようになります


多くの方から演奏できる時間を拡大してほしいとの声が寄せられたことや、垂水図書館やレバンテ垂水管理事務所の力添えにより実現したものです。皆さまの応援や関係者のご理解・ご協力に感謝します。

さて、この「しおかぜハーモニー」を用いた取り組みとして、先月から本日にかけての3日間、ピアノ体験教室を開催しましたので、これについても紹介します。

垂水区役所ストリートピアノ「しおかぜハーモニー」体験教室の開催

ストリートピアノ毎日演奏運用開始1

ピアノを習ったことのない子ども達が、ピアノを弾く楽しさを経験するきっかけづくりとなるようにと企画したもので、垂水区音楽協会に所属するプロのピアノ講師をお招きし、実施しました。
本日は、5~7歳の子ども達6名の練習の成果として、ミニ発表会を開催。みんな緊張した面持ちでしたが、お父さん・お母さんやきょうだいなどに見守られ、頑張って演奏していました。これを機に、ピアノや音楽に興味を持ってもらえたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

ストリートピアノ毎日演奏運用開始2

今回の体験教室は、定員に対し約3倍の応募があり、皆さんの関心の高さを伺い知ったほか、通りがかりの方からも「素晴らしい企画。是非またやってほしい!」との声をいただきました。
今後も、垂水区音楽協会のご協力をいただきながら、学校の長期休みの時期などで、このような体験教室の実施を検討したいと思います。

ストリートピアノ毎日演奏運用開始3

垂水区内のストリートピアノは「しおかぜハーモニー」とコーナン名谷店設置分のみですが、全市で30ヶ所以上ある中で、区役所内に設置しているのは垂水区だけです。どうぞ皆さま、仕事帰りや休日にも演奏をお楽しみください!

また、垂水区音楽協会には「月曜ロビーコンサート」も引き続き開催いただきます。
今年度の第1回目は6月24日ですので、是非足をお運びください!

お問い合わせ先

垂水区総務部地域協働課