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有馬町は、日本最古の温泉地の一つとして、また太閤秀吉がこよなく愛したとして全国的に有名な有馬温泉を中心とした地域です。歴史の深い有馬町には、「温泉寺」「極楽寺」「念仏寺」「湯泉神社」「稲荷神社」などの由緒ある寺社が現存しており、温泉寺と善福寺の彫刻や湯泉神社の絵画は、国の重要文化財に指定されています。また、1月の「入初式」、11月の「有馬大茶会」などの伝統行事も行われています。観光スポットとしては、太閤秀吉にまつわる「ねね橋」や「太閤の湯殿館」、三大公園といわれる「瑞宝寺公園」「鼓ヶ滝公園」「愛宕山公園」、有馬温泉を気軽に楽しめる日帰り温泉の「金の湯」「銀の湯」「有馬の工房」などがあり、四季を通じて数多くの観光客で賑わっています。
最寄り駅:神戸電鉄 有馬温泉駅
724年(神亀元年)、僧行基の開基にかかり、建久年間の仁西上人を中興の祖とあおぐ。行基が温泉を開いたときに、自ら丈六の薬師如来像を刻み、堂を建てて安置し温泉寺といったと伝えられている。この堂に祀られている行基菩薩と仁西上人の像は、毎年正月2日の入初式に御輿に乗せられ町中を練り歩くことで有名である。寺にある十二神将のうち波夷羅大将(はいらたいしょう)一体は、国の重要文化財に指定されている。極彩色の黒漆厨子(こくしつずし)も国の重要文化財
最寄り駅:神戸電鉄 有馬温泉駅
594年(推古天皇2年)、聖徳太子によって創建された。火災による焼失や移転を経て現在の地に建てられた。1994年(平成6年)に庫裏の下から太閤秀吉ゆかりの湯浴みの跡が見つかり、平成9年に発掘調査が行われた。1999年(平成11年)にはそれを整備し「太閤の湯殿館」として一般公開している(有料)。
最寄り駅:神戸電鉄 有馬温泉駅
この寺の木造聖徳太子の二歳像は、胎内に名高い仏師である運慶一門の作者名があり、鎌倉時代の写実主義を特色とする作品で、国の重要文化財にも指定されている。境内のしだれ桜は有馬の名所の一つでもある。
最寄りのバス停:神鉄バス 有馬ループバス瑞宝時公園入口停留所(神戸電鉄有馬温泉駅から乗車)
1661年~1672年(寛文年中)に創建されたといわれていたが、1873年(明治6年)に無住になり、その後廃寺となっている。入り口の門は伏見城の遺構を移したものといわれている。境内には松やカエデが多く、古来「日暮らしの庭」と呼ばれているとおり、晩秋の景観はすばらしい。また、太閤秀吉ゆかりの石の碁盤がある。