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神戸市下水道事業経営計画

最終更新日:2023年12月21日

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進捗状況を掲載しました。
 

計画趣旨

本市の下水道事業は、1951年に着手し下水道整備を進めてきた結果、下水道人口普及率は98.7%に達し、下水道の基本的な役割の一つである生活環境の改善を概ね達成しました。

しかし、昭和40年代に集中的に整備した管きょや処理場などの施設の老朽化が課題となっており、これらの施設の維持管理、計画的な改築更新をこれまで以上に推進していく必要があります。加えて、台風や突発的な集中豪雨による浸水被害への対応、大規模地震発生時における下水道の機能確保、循環型社会の構築や低炭素社会の実現など下水道に求められる役割は一層高まっています。

今後、安定した下水道サービスを持続的に提供するために、2020年度からの10年間の基本方針や目標などを取りまとめた「神戸市下水道事業経営計画」を策定しました。

なお、公営企業においては、将来にわたってサービスの提供を安定的に継続することが可能となるように、総務省から計画期間10年以上を基本とする経営戦略の策定を要請されており、本市は本計画を経営戦略として総務省に提出します。

計画の概要

計画期間

2020年度~2029年度【計画期間10年間】

建設改良費

年間210億円~220億円程度

基本方針

  1. 快適な市民生活と社会活動を支えます
  2. 災害に備える安全・安心なまちづくりを進めます
  3. 良好な水環境と循環型社会の実現に貢献します
  4. 下水道の見える化に取り組みます
  5. 安定した下水道サービスを提供します

施策と主要事業

基本方針1快適な市民生活と社会活動を支えます

市民生活や社会活動を不自由なく行うことができるよう、汚水処理を確実に行います。

(主な施策)

  • ストックマネジメント計画の策定と運用
  • 管きょ・処理施設の適切な維持管理、改築更新
  • 汚水処理システムの再編

 

基本方針2災害に備える安全・安心なまちづくりを進めます

地震や津波、台風などによる災害への対策により、安全・安心なまちづくりを推進します。

(主な施策)

  • 下水道施設の耐震・耐水化
  • 浸水対策(施設整備、情報発信の充実)
  • 危機管理体制の構築

 

基本方針3良好な水環境と循環型社会の実現に貢献します

下水処理の過程で自然環境へ排出される環境負荷を低減し、下水道における資源の有効利用を推進することにより、神戸のまちづくりに貢献します。

(主な施策)

  • 良好な水環境の実現(事業場への水質指導、処理場の適正な水質管理)
  • 循環型社会の実現(下水道資源の有効利用、地球温暖化対策の推進)

 

基本方針4下水道の見える化に取り組みます

日頃、目にすることが少ない下水道を知ってもらう取組や機会を設けます。

(主な施策)

  • 身近に感じる下水道(体験する・学べる広報、市民との協働による広報、多角的な情報発信)
  • 地域に貢献する下水道(下水道用地の利活用、地元企業等との連携による国際協力事業の推進)

 

基本方針5安定した下水道サービスを提供します

経営改善により自立経営に取り組み、安定した下水道サービスを提供します。

(経営指標と目標)

  • 単年度収支の均衡
  • 経費回収率を100%以上

神戸市下水道事業経営計画

A3版(見開きページ)(PDF:75,193KB)

A4版(個別ページ)(PDF:25,736KB)

進捗状況

2022年度末(令和4年度末)の「神戸市下水道事業経営計画」の進捗状況(PDF:417KB)

お問い合わせ先

建設局下水道部経営管理課