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最終更新日:2024年2月29日
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<事例1>自宅に訪問があり、大手電力会社から来たと言われた。契約プランの改定があり、電気代が安くなると言われ契約した。しかし、調べてみると大手電力会社ではなかった。クーリング・オフしたい。
<事例2>電力会社の代理店から電話がかかってきて、「手続きを代行する。電気代が今より10%位安くなる。」と言われ契約した。しかし、これまで月に3千円程度だった電気代が、7千円以上になった。解約したいが、3年未満の解約は9,800円の違約金が発生する。違約金を支払わなければならないか。
(1)会社名や契約プランをよく確認!
相談事例では、大手電力会社を名乗って勧誘するケースや、マンション全体の供給契約が変わるかのような説明を行うケースも見られます。勧誘してきた会社と新たに契約する会社の社名や連絡先、契約条件をよく確認しましょう。
契約プランによっては、現在よりも電気料金が高くなる可能性もあります。変更予定のプランが自分のライフスタイルに合っているか、現在の契約と比較検討し、メリット・デメリットを把握して納得した上で契約をしましょう。
(2)検針票はすぐに見せない!
検針票には、契約者の個人情報だけでなく、電力契約の切り替えに必要な顧客番号等が記載されており、それらの情報が分かれば電力契約の手続きができてしまいます。
契約の意思がないのに契約されてしまったというケースもありますので、検針票の取り扱いには十分に注意しましょう。
(3)クーリング・オフ等ができる場合も
事業者に言われるがまま契約してしまったとしても、電話や訪問販売で勧誘を受け、法定の契約書面を受け取った日から8日以内であれば、クーリング・オフができます。また、供給開始前であれば、契約をキャンセルできる場合もあります。慌てずに対処しましょう。