最終更新日:2024年11月15日
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全世界において気候変動の影響が顕在化し、異常気象の頻度が高まっています。
2018年10月のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)特別報告書によると、将来の平均気温上昇を抑え、社会・経済の影響リスクを低減するためにも、2050年前後には世界の二酸化炭素排出量が「実質ゼロ」になっていることが必要という見解が示されました。
神戸市は、2020年12月、「2050年カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しました。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガス※の排出を全体としてゼロにすることを言います。これは、温室効果ガスの「排出量」から、植林・森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味します。
※温室効果ガスとは、二酸化炭素など大気中の熱を吸収する性質を持つガス
出典:環境省「脱炭素ポータル」
カーボンニュートラルの実現に向けて、「温室効果ガスの排出量を減らして、吸収量を増やすこと」が重要です。
本市では市有建築物の整備において「ZEB・省エネ化」「木材利用」を推進し、温室効果ガスの排出量実質ゼロに向けて取組みます。