最終更新日:2024年11月15日
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建設業の働き方改革の取組みの一環として、2018年度に神戸市の発注する建築・建築設備工事を対象とした「神戸市週休2日制工事試行実施要領」を策定し、週休2日制工事の試行を開始しました。
その後、2024年度の改正労働基準法適用に向け、公共工事が率先して週休2日制工事に取組むため、2023年7月に「実施要領」を改定し、試行実施から本格運用に切り替えました。
下図に示すとおり、2022年度は約3割だったところ、2023年は約8割の工事で週休2日制を適用し、2024年からは原則全ての工事において適用するよう努めています。建設業の担い手不足が見られるなか、生産性の向上を図り、工事目的物の品質を確保するため、ICT※の活用に取組んでいます。
神戸市では、工事書類作成の負担軽減を目的に整備した「工事書類一括入力システム」の運用や、完成図書の電子納品や電子検査の実施、また、受注発注者のコミュニケーション円滑化や工事書類の処理の迅速化等を目的とした「情報共有システム」の導入を開始しています。
※ICTとは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。