こうべキッズ百科：生活・自然（スポーツ施設）

• 総合運動公園（そうごううんどうこうえん）
• ノエビアスタジアム神戸（こうべ）（御崎公園球戯場（みさきこうえんきゅうぎじょう）

総合運動公園（そうごううんどうこうえん）

神戸総合運動公園（こうべそうごううんどうこうえん）は、須磨区（すまく）のなだらかな丘（おか）に広（ひろ）がっている公園です。
広さは55.5ヘクタールです。
プロスポーツや国際競技（こくさいきょうぎ）大会から、市民（しみん）のレクリエーションとしてのスポーツまで色々（いろいろ）な利用（りよう）ができるスポーツ施設（しせつ）と、花（はな）と緑（みどり）がきれいな公園が一（ひと）つになっています。

神戸総合運動公園は、1984年（昭和（しょうわ）59年）に、まず陸上競技場（りくじょうきょうぎじょう）「ユニバー記念競技場（きねんきょうぎじょう）」ができました。
1988年（昭和63年）には「グリーンスタジアム神戸」がオープンしました。

「グリーンスタジアム神戸」は、1991年（平成(へいせい)3年）から、プロ野球（やきゅう）のオリックス・ブルーウェーブの本拠地（ほんきょち）として使用（しよう）されていました。
現在（げんざい）は、オリックス・ブルーウェーブは、オリックス・バッファローズになり、京(きょう)セラドームが本拠地になっています。
「グリーンスタジアム神戸」の愛称（あいしょう）は、2011年（平成23年）の2月（がつ）から、「ほっともっとフィールド神戸」に変（か）わりました。

「ユニバー記念競技場」は、1995年（平成7年）からヴィッセル神戸が、ホームスタジアムとして使用していました。
その後（ご）、2003年（平成15年）3月からは、ヴィッセル神戸は神戸ウイングスタジアム（現在のノエビアスタジアム神戸）に移（うつ）りました。

神戸総合運動公園には、この2つの施設（しせつ）の他（ほか）に、ドーム型体育館（ドームがたたいいくかん）「グリーンアリーナ神戸」や人工芝（じんこうしば）テニスコートなどの、スポーツ施設があります。
また、山（やま）の斜面（しゃめん）をつかったジャンボすべり台（だい）や、アスレチックがある「自然（しぜん）のくに」と「冒険（ぼうけん）のくに」、春（はる）には菜（な）の花、秋（あき）にはコスモスが楽（たの）しめる「コスモスの丘」などもあります。

神戸総合運動公園は、スポーツはもちろん、散歩（さんぽ）やピクニックも楽しむことができる公園になっています。

【連絡先】
〒654-0163　神戸市須磨区緑台
TEL　078-795-5151
FAX　078-792-3122

神戸総合運動公園のホームページへ（外部リンク）

ノエビアスタジアム神戸（御崎公園球戯場）

ノエビアスタジアム神戸（こうべ）は、兵庫（ひょうご）区の御崎町（みさきちょう）に建設（けんせつ）された球技専用（せんよう）のスタジアムです。2001年(平成13年)11月にオープンしました。

2002年（平成14年）に日本（にほん）の10市で開（ひら）かれた「2002日韓共催（にっかんきょうさい）ワールドカップ」で使われた球技場の一つです。

もとは、神戸市立中央球技場で、1970年(昭和45年)に国内では初（はじ）めて、夜間（やかん）の照明（しょうめい：あかりのこと）をそなえた球技場としてつくられました。

かつては、東洋一（とうよういち）（※）といわれたこの芝生（しばふ）の球技場で、ペレやマラドーナなど世界（せかい）のサッカーのスターたちがプレーをくり広げました。
その輝（かがや）かしい歴史（れきし）は、ノエビアスタジアム神戸に引（ひ）きつがれています。

2001年（平成13年）秋に完成した地下鉄海岸線（ちかてつかいがんせん）『夢（ゆめ）かもめ』の御崎公園駅（みさきこうえんえき）から近（ちか）く、ワールドカップが開かれた時にはおよそ4万人が入りました。

ワールドカップが終（お）わったあと、南北にあった約（やく）8,000席のスタンドをとり、代（か）わりに一部（いちぶ）が動（うご）く屋根（やね）を取（と）りつけられました。

2013年(平成25年)3月に、スタジアムの名前が、「ノエビアスタジアム神戸」に変わりました。
現在では、ヴィッセル神戸、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、INAC神戸レオネッサのホームスタジオとして使用されています。

※東洋...日本、インド、中国、タイ、インドネシアのあたり一帯のこと

ノエビアスタジアム神戸のホームページへ（外部リンク）