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最終更新日:2024年10月25日
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実施日時:2023年11月29日(水曜)
場所:国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈群出土地周辺の登山道(灘区桜ヶ丘)
参加人数:13名
〇専門家(造園会社)からのオリエンテーション
整備行程などの説明を受けています。山中での作業のため「無理をせず、安全第一に」との注意。
〇資材や道具の運搬
案内板、道標、スコップ、木槌など重い資材を持って山中を歩きます。
〇案内板設置
ピカピカの案内板を設置しています。水平に調整するのが難しい。
〇道標設置
地中深く掘る必要があるので、皆で交代しながら掘りました。
〇階段設置
力強く木槌で杭を打ち付けます。固い地面は一苦労。
〇完成した階段
急で滑りやすい斜面に階段を設置し、登りやすくなりました。
〇整備プログラムに参加した「一王山もりあげ隊」のみなさん
大変な作業でしたが、これからも地域内外の方が気持ちよく登山や国宝出土地見学ができるよう、この登山道を守っていきます。
国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈群の出土地である灘区の桜ヶ丘地区で、出土地周辺や出土地に通ずる登山道整備などの地域活動を行う団体です。
2022年5月に、十善寺への毎日登山に取り組む「一王山登山会」の関係者や、十善寺でアサギマダラが訪れる花壇整備等に取り組む「てふてふの森くらぶ」が中心となり、「一王山が熱い!国宝桜ヶ丘銅鐸伝え隊」を設立しました。
2023年度からは、「てふてふの森くらぶ」、「国宝桜ヶ丘銅鐸伝え隊」が合併し、「一王山もりあげ隊」として活動しています。
1964年12月、灘区桜ヶ丘町で約2000年前の弥生時代に作られたとされる、14口の銅鐸と7口の銅戈が発見されました。その後、1970年「国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈群」として国宝に指定され、現在は神戸市立博物館のコレクション展示室で展示されています。