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神戸市立医療センター西市民病院の再整備事業

最終更新日：2024年9月18日

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再整備事業の概要
西市民病院（市街地西部の中核病院）のあり方検討に係る有識者会議
新西市民病院整備基本方針／基本構想／基本計画／基本設計

【お知らせ】新病院の開院時期の延期について

これまで、西市民病院の再整備にあたっては、「西市民病院（市街地西部の中核病院）のあり方検討に係る有識者会議（2021年5月）」、「新西市民病院整備基本方針（2021年8月）」、「新西市民病院整備基本構想（2021年11月）」、「新西市民病院整備基本計画（2023年2月）」を踏まえて、2028年度末の新病院開院を目指して事業を進めてきました。
このたび、工事入札の公告を行う前に工事事業者に対して市場調査を実施した結果、予定していた2024年度の公告では応札事業者が見込めないことが判明し、公告時期を2年程度延期せざるを得ないこととなったため、2031年度夏頃まで開院時期を延期することとしました。
また、建設費が高騰しているため、総事業費について基本計画策定時（2023年2月当時340億円）から約2倍となる見込みであることから、事業全体を改めて精査し、見直しを検討します。

延期の理由

（1）応札事業者が見込めないこと
基本計画では、2024年度中に工事入札の公告を行う予定であったことから、工事事業者に対して、工事入札の市況を確認することを目的として、本年7月に市場調査を実施しました。その結果、7社から回答があり、2024年度の公告では応札事業者が見込めないことが判明しました。そのため、複数応札が見込まれる2026年度に、公告時期を延期します。

（2）強固な止水工事が必要であること
建設予定地の現地調査を進める中で、若松公園は地下水位が高いことが判明したため、強固な止水工事が必要となり、想定していた3年8か月（44か月）の工事期間を6か月程度延長します。

新病院開院までのスケジュール

2028年度末に予定していた開院時期を、2031年度夏頃まで2年4、5か月程度延期します。

見直し後のスケジュール

2026年度：工事入札の公告、工事開始
2031年度夏頃：新病院開院（開院まで現病院の運営は継続）

【参考】当初予定（基本計画）

2024年度：工事入札の公告、工事開始
2028年度末：新病院開院（開院まで現病院の運営は継続）

西市民病院の再整備事業

概要

現西市民病院の写真
西市民病院は1970年1月に現在の位置に開院し、施設の増改築等を繰り返しながら地域の医療需要を踏まえた対応を実施してきましたが、今後の医療機能の進歩等への対応においては施設が狭隘化していることに加え、一部の建物では竣工から約30年が経過するなど施設の老朽化も課題となっています。
今後、人口減少や高齢化の進展及び外国人数の増加等が予測される中で、西市民病院が市街地西部（兵庫区・長田区・須磨区本区）の中核病院として、どのような役割を担っていくべきか方向性を示していく必要があります。

西市民病院（市街地西部の中核病院）のあり方検討に係る有識者会議

本市の将来的な医療需要及び医療提供体制や、西市民病院が抱える課題等を踏まえ、今後の市街地西部の中核病院としてのあり方について検討を行うため、2020年6月に「西市民病院（市街地西部の中核病院）のあり方検討に係る有識者会議」を設置しました。
会議は2020年8月から2021年4月にかけて5回開催し、2021年5月11日に有識者会議より市長へ報告書が提出されました。

有識者会議の詳細は下記ページをご覧ください。

西市民病院（市街地西部の中核病院）のあり方検討に係る有識者会議について

新西市民病院整備基本方針（案）

有識者会議の報告書の内容及び市民の皆様からご回答いただいたネットモニターアンケートの結果を踏まえ、「新西市民病院整備基本方針（案）」を策定し、2021年6月4日に公表しました。
また基本方針（案）に対して、2021年6月22日から7月21日の期間でパブリックコメントを実施し、市民の皆様から様々なご意見を提出頂きました。