以下のいずれにも該当する方
- 接種日時点で神戸市に住民登録がある
- 第1期(1回目):接種日時点で1歳の誕生日前日から2歳の誕生日前日までの方
- 第2期(2回目):接種日時点で5歳から6歳で小学校就学前の1年間にある方
接種回数 |
接種期間 |
第1期(1回目) |
1歳の誕生日前日から2歳の誕生日の前日まで |
第2期(2回目) |
5歳から6歳で小学校就学前の1年間(2024年4月1日から2025年3月31日まで) |
- 第1期(1回目)と第2期(2回目)ともに、接種期間のできるだけ早い時期に受けてください。
- 対象期間に長期療養等により接種できなかった方は、「長期療養のため予防接種を受けることができなかった方へ」をご確認ください。
- 接種期間内に2回接種ができなかった場合でも、病気の予防のため、幼児期の接種と合わせて2回の接種をお勧めします。ただし、その場合の接種料金は有料(全額自己負担)です。
無料
※接種時に予防接種券を持参していない場合は、有料(全額自己負担)です。
※予防接種券は、接種日時点で神戸市に住民登録がなければ使用できません。神戸市に住民登録がない方が予防接種券を使用した場合は、接種料金を返還していただきます。
※定期接種として規定している接種間隔を満たさない場合や接種期間を過ぎた方が予防接種券を使用した場合は、接種料金を返還していただきます。
※対象者以外は、有料(全額自己負担)です。
- 神戸市内の医療機関
- 明石市内の一部の医療機関(対象かどうかは、医療機関に直接確認してください)
※接種可能な日時は医療機関で異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。
※神戸市外で接種する場合は、接種前に別途手続きが必要です。手続き方法は、「
市外の医療機関等での予防接種の受け方」をご確認ください。なお、事前の手続きを行わずに神戸市外で接種した場合は、接種料金の補助はありませんので、あらかじめご了承ください。
- 神戸市と契約している医療機関で予約をしてください。
- 予防接種券に必要事項を記入してください。
- 予防接種当日は検温を必ず行い、健康状態が良好であることを確認してください。(接種前には、「予防接種を受ける際の注意事項」をご確認ください。)
- 予診票は医療機関にあります。予診票を記入し、予防接種を受けてください。
※必ず、接種を受けるお子さまの健康状態を十分に把握している保護者が付き添ってください。
持ち物
- 予防接種券
- 母子健康手帳
- お子さまの氏名・住所・生年月日がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証など)
※転入・紛失等により予防接種券の発行が必要な方は、事前に、
発行・再発行の手続きをしてください。
製品不良の対応および流通状況
- 麻しん風しん混合(MR)ワクチン等の製品不良に関する対応について
2024年1月、麻しん風しん混合ワクチン等の一部について、製造時の管理不良からワクチンの有効期間内に承認規格を下回る製品があることが確認されました。
該当する製品は、出荷時には規格に適合していたものの、時間の経過とともに品質が低下する可能性があり、以下の表に該当する接種を受けた方は、十分な免疫が獲得できているかについて抗体検査を受けることができます。
なお、これらのワクチンは、現時点では安全性に問題はないとされています。
2023年8月以降に麻しん風しん混合ワクチン、麻しんワクチンを受けた方は、母子健康手帳や接種済証にて、ワクチンの製造番号(ロット)と接種日をご確認ください。
抗体検査の対象となるワクチン
ワクチン
製造メーカー |
ワクチンの種類 |
製品情報
(ロット番号) |
承認規格を下回る可能性がある期間
(この日以降に接種した場合は十分な免疫を得られていない可能性があります) |
タケダ
(武田薬品工業) |
MRワクチン
(麻しん風しん混合) |
Y302 |
2023年12月14日以降 |
Y303 |
2023年8月26日以降 |
麻しんワクチン |
F112 |
2023年12月8日以降 |
F113 |
F114 |
詳しく知りたい方へ
対象ワクチンの有効性・安全性について
上記表にある製品は、承認規格を下回る可能性があるものの、WHOが認める麻しん予防ワクチンとして求められる基準は下回らないことなどから、麻しんに対する感染予防効果はあると考えられています。
また、この製品の接種に関して安全性の懸念はないとされています。
以上のことから、個別にお知らせはしませんが、表に該当する接種をされた方で、抗体が十分に獲得できたか不安がある方は、抗体検査(抗体価を測る血液検査)を受けることができます。接種歴を確認し、表に該当する接種を受けられた方は接種された医療機関にご相談ください。
- 麻しん風しん(MR)混合ワクチンの流通状況について
2024年1月以降、ワクチンの有効期間内に承認規格を下回る可能性があるとして、使用可能な期限を短縮して供給されています。全体の供給量は昨年度と同等量が確保されていますが、それを上回る医療機関からのオーダー分は納品できない状況となっています。そのため、接種の予約が集中した場合、希望される方全員がご希望のタイミングで接種を受けることが困難な状況です。
医療機関で入荷待ちとなっている場合は、時間をおいてから再度お問い合わせのうえ接種のご予約をお願いします。ワクチン流通の不安定につながりますので、複数の医療機関でのご予約は控えてください。
効果
麻しん
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いといわれています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人といわれています。
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
風しん
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
ワクチンの効果
麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルス・風しんウイルスに対する免疫を獲得することができるといわれています。また、2回目のワクチン接種は、1回目の接種後、年数の経過とともに低下してきた免疫を増強させる効果があります。
麻しんの予防接種を受けたいが、費用の補助はあるか。
|
定期予防接種以外の方については、任意接種となり、費用補助は実施しておりません(全額自己負担)。
麻しんは非常に感染力が強く、空気感染もするため、手洗い・マスクのみでは予防できません。予防にはワクチン接種が最も有効です。
過去に予防接種を受けていない方や接種を1回しか受けていない方は、任意接種として2回目の接種をご検討ください。また、その場合の接種スケジュールについては、医療機関にご相談ください。
ただし、麻しん・風しん混合(MR)ワクチン及び麻しん単独ワクチンは、生ワクチンという種類のワクチンで、妊娠している女性は接種を受けることができません。また、妊娠されていない場合であっても、接種後2ヶ月程度の避妊が必要です。
※定期予防接種として費用助成を実施している対象の方
Ⅰ期:1歳の誕生日前日から2歳の誕生日前日
Ⅱ期:小学校就学前の1年間(年長児)
2024年度は2018年4月2日~2019年4月1日生まれの方
また、神戸市では、対象となる条件に該当する方について、風しんワクチン接種費用の一部を補助しています。(麻しんではありませんのでご注意ください)
その場合、補助対象とするワクチンに、麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを含むため、制度の対象に該当する方は、麻しんの予防接種について補助が受けられる場合があります。
風しんの抗体が十分でない、妊娠を希望する女性とその同居者の方は、風しん予防接種料の一部補助(女性とその同居者対象)をご覧ください。
1962年4月2日から1979年4月1日生まれの男性は、風しん抗体検査・予防接種(クーポン券が届いた男性対象)をご覧ください。
|
【予防接種トップページへ戻る】