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最終更新日:2024年8月16日
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古くから「原田の森」として育まれた歴史を踏まえ、山から海まで広がる神戸を代表する美しい景観を大切に守りながら、王子動物園をはじめとする公園内の施設を適切に維持・更新するとともに、市民の憩いやスポーツ・子どもたちの学びや成長の場としての利用など、誰もが気軽に憩いくつろげる空間を目指します。
また、再整備を進めるにあたっては、5つの基本目標やゾーニングなどを定めた「王子公園再整備基本方針」や王子動物園のリニューアルに向けたコンセプト・理念や目指すべき方向性などを定めた「王子動物園リニューアル基本構想」を2022年12月に策定しています。
さらに、基本方針に基づき、各施設の具体的な整備内容や事業全体のスケジュールなどを定めた「王子公園再整備基本計画」を2024年3月に策定しています。
市民に親しまれてきた桜や生育良好な既存樹を活かしながら、異常高温対策としても有効な緑陰の創出を行い、存在感のある緑のボリュームや景観を未来につなげます。
【川沿い園地】
【シンボルプロムナード】
王子公園周辺エリアの持つ歴史と文化を尊重するとともに、国内外の人材が集う王子公園周辺エリアの新たな中核施設として、地域そして世界に開かれた大学を誘致します。地域と共に成長し、地域活力の醸成や定住人口・関係人口の創出など持続可能な地域社会の形成に貢献する、学術・文化拠点のシンボルの創出を目指します。
【キャンパスの全景】
~もっと動物にやさしい王子ZOOに生まれかわります~
市街地にありながら六甲山系に近い立地特性や景観を最大限に生かしつつ、動物福祉の向上を図ることはもちろん、動物の飼育に注力すると共にその取り組みの成果を生息地の野生動物の保護や生息環境の保全につなげます。
また、自然に囲まれた中でいきいきと過ごす動物たちの姿を、来園者が1日中、ゆっくりと観察し、遊び、憩い、その中で自ずとSDGsに配慮した暮らしに目を向けることができる動物園を目指します。
【リニューアル後のゾーニング】
【複数の動物種を見通せるような通景のイメージ】
緑豊かで桜の名所として親しまれている自然環境や景観の保全、市民の憩いやスポーツ・子どもたちの学びや成長の場としての利用など、誰もが憩いくつろげる空間を目指します。
【緑の広場】
【みんなの広場】
阪神・淡路大震災の経験を活かした防災機能を確保・強化します。また、公園全体で広域防災拠点としての機能を強化します。
【防災機能の配置イメージ】
基本計画(2024年3月策定)では、再整備の計画概成期間を2024年度~2030年度としています。
しかしながら、事業の早期効果発現のため、王子公園再整備事業の事業者公募にあたっては、主な施設について、民間のノウハウや技術力等を活かした完成時期の前倒し等の提案を求めています。
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