最終更新日:2024年11月7日
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人口減少や少子高齢化の急速な進展にともなう地域課題、多発する大規模災害や新型コロナウイルス感染症など様々な社会課題に直面する中で、今後、ますます深刻化、複雑化していく諸課題を、データやデジタル技術の活用を通じて、「地域課題の解決」、「地域コミュニティの再構築」に取り組んでいく必要があります。また、グローバル化や新型コロナ危機を契機とした人々の生活様式の大きな変容による「働き方」、「暮らし方」の意識、価値観の多様化へ対応した市民生活の質(Quality Of LIFE)の向上を図っていくことも必要です。
このため、本市が有するデータのみならず、市民や企業など市政に関わる様々なステークホルダーが有するデータを連携させ、分野横断でのデータ利活用を可能とする基盤を構築するとともに、様々な主体がデジタルで繋がることによる地域コミュニティの再構築や、市民、企業、行政の共創によるまちづくりを進めていきます。
豊かな自然環境、国際性や多様性、芸術文化といった神戸の強みを磨き、活かし、神戸のまちの力である「人に優しく、人を大切にする」という気風を大事にしながら、市民と行政、事業者がともに共創し、戦災や震災、自然災害など多くの難局を乗り越え、再起してきたまちとしての底力を発揮し、世界に貢献していく人間中心のスマートシティ「Human × Smart City KOBE」を、本業務を通じて実現することを目的としています。