最終更新日:2024年11月7日
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本市では市民一人ひとりの生活の質を高める取り組みを積み重ねていくことで、人間中心の目線で社会課題を解決する「Human×Smart」な都市づくりを目指しています。また、新型コロナウイルスの影響など、今後の社会の変化を見据え、「持続可能な地域経済」及び「市民QOL(Quality Of LIFE)の向上」を実現することは、本市に限らず、世界的に取り組まなければならない課題です。
また、多様化する社会課題や市民ニーズに応えるためには、本市が有するデータのみならず、市民や民間事業者など市政に関わる様々なステークホルダーが有するデータを連携させ、分野横断でのデータ利活用を可能とする基盤を構築することが必要です。
2020年度は、今後5年間の詳細計画・ロードマップの策定や本市の課題、必要な機能、ルール等を明確化するとともに、データ連携基盤のプロトタイプとなるスキームを企画・検討し、地域や市民へ新たなサービスを提供できるデータ利活用モデルを実現することを目的としています。
スマートシティに関する学識経験者や実践的知識を持つ有識者より、国内外の先進動向やデータ保有主体、事業の推進体制、各種ルールのあり方等について講演いただき、意見交換を行う場として、神戸市スマートシティ推進会議を開催します。
神戸市のスマートシティ推進に向け、ICTなどのデジタル技術を活用した新しいアイディアを創出する、市民参加型のワークショップです。
※デザインシンキングとは
デザインシンキングとは、人間・顧客を起点にアイディアの発散と収束を繰り返す、問題解決のための思考法。デザインシンキングの活用により、多様な意見を効率よく収集し、アイディアや課題解決策を生み出すことができます。
<開催レポート>
当日は4つのグループに分かれ、事前に設定された4つの市民像(ペルソナ)をもとに「どのような市民向けサービスを提供すれば、市民生活をよりよくすることができるか」というテーマでグループワークを実施。
各グループとも属性多様なメンバーで構成。デザインシンキングを活用することで多様性を活かしつつ、ペルソナが抱える課題を解決する新しい市民サービスを企画。
最終工程では各グループよりプレゼンを実施。他グループからの質問やアドバイスをもとに実現性をもたせるための課題等を検討。神戸市における市民中心のスマートシティの実現に向け、市民の皆さまの視点から、貴重なご意見・アイディアをいただくことができました。
<参加いただいた方の感想(一部)>