建築家による空き家再生事例02

最終更新日:2023年9月6日

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お地蔵さんの隣が集いの場に

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【改修前】庭木がかなり生い茂っている状態でした

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スッキリと整理された外構とお地蔵さん

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【改修前】庭との出入りがしにくかった和室

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天井撤去+土間化で高さのある明るい空間に

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小舞が見える下地窓と網代戸の下駄箱はそのままに

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お庭の樹から取れる季節の果物

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まちの新たな憩いの場になっています

どんな社会貢献をしますか?

交差点に面した、通りから良く見える一軒家。敷地内にはお地蔵さんもあり、古くから地域の方にとって大切な場所でもありました。

以前の所有者さんから「福祉のために役立ててほしい」と遺贈を受けた社会福祉法人が活用します。障がい者支援に取り組むほかにも、無農薬の野菜や無添加の石鹸の販売なんかも行われている法人です。

社会福祉法人として、障がいのある方の居場所となるような建物にするとともに、地域の方に愛されたこの建物が再び集いの場となるよう、野菜の販売などを行っている経験を活かし、定期的にマルシェなどを開催します。気軽に立ち寄ってお話ができるよう、カフェも併設されています。

建築家はこの人!

小畦雅史建築設計事務所 小畦雅史さん 

神戸市須磨区を拠点に活動。新築だけでなく大・小規模のリノベーションにも対応。DIYを取り入れた施工プロセスのプロデュースまで行う。

建築家のおすすめポイントは?

  • 地域の方に愛されるお地蔵さんをアイコンに、植栽も整理しつつ開放的な外構に。
  • 明るい庭と室内を緩やかにつなぐ、土間と木製ガラスサッシの大開口。
  • 元の建物の特徴でもあった、和風建築の意匠を活かしながら改修。
  • 植栽は整理しましたが、花の咲く木と実のなる木は残しています。

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建築住宅局政策課