最終更新日:2024年12月4日
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神戸市中央区
「神戸市理容組合連合会」「神戸市内美容組合」「神戸市旅館組合連合会」「兵庫県興行協会」「神戸理容公会」「兵庫県クリーニング生活衛生同業組合」で構成する神戸市環境衛生協会の役員を歴任し、長年にわたり市民生活に密着した環境衛生業界の中心的、先導的役割を担い、同業界の発展に積極的に取り組まれた。利用者が安全・安心で快適に過ごせるよう、市民生活の維持向上に大きく貢献された。
加えて、旅館業界では「神戸市旅館組合連合会」及び「兵庫県旅館ホテル生活衛生同業組合「女将の会」」の会長として全国の女将の会との交流をはじめ、国内外の視察を通じて見識を深める等自己研鑽に努めるとともに、組合員の資質向上と旅館業界の発展に貢献された。女性ならではの繊細なおもてなしの心の普及と神戸の魅力の発信にも尽力されている。
神戸市兵庫区
2004年より神戸市老人クラブ連合会の理事として、また、2008年からは理事長として、神戸市老人クラブ連合会の運営に尽力され、老人クラブの地域を良くする活動で、高齢者の生きがいづくりや健康づくりに貢献されている。
また、2014年度から2018年度までの5か年で100万人の会員をふやすことを目標に、全国老人クラブ連合会が提唱した「100万人会員増強運動」において、神戸市における中心的な役割を果たし、積極的な勧誘活動を推進した結果、2014年度には神戸市が全国の都道府県・政令市老人クラブ連合会で唯一会員増を達成した。2016年には、さらに会員をふやすべく、愛称「KOBEシニアクラブ」を決定する等、ますます老人クラブ活動を身近なもとのとして発展させるため尽力されている。
加えて、区社会福祉協議会理事として、地域とのふれあいを大切にした社会奉仕活動や地域交流活動等にも取り組まれ、地域の活性化に大きく寄与されている。
神戸市中央区
1996年兵庫県看護協会東阪神地区理事に就任され、同協会看護婦職能理事、同協会第二副会長を歴任、2005年から兵庫県看護協会会長としてその責務に精励され、兵庫県看護協会の円滑な会務運営に尽力された。
2009年に神戸市内で新型インフルエンザが流行し、市が設置した発熱相談センターに、24時間体制で延べ271人の看護職を派遣し、専門的知見をもって市民の不安や健康相談にていねいに応じるなど、適切な説明で円滑な医療機関への誘導を行った。
また、2009年の兵庫県西部・北部での浸水・土砂災害や2011年の東日本大震災では、看護職ボランティアを被災地域に派遣し、被災者への医療救護活動や住民の健康支援活動を行った。
2012年には、阪神淡路大震災やこれらの災害支援の経験をもとに、災害支援の指針となる「災害支援ナース実践マニュアル」を完成させた。
さらに、地方独立行政法人神戸市民病院機構理事、神戸市小児救急医療事業団評議員、神戸市保健医療審議会委員等として、市政に参画され、神戸市民の健康の増進に、大きく貢献されている。
神戸市中央区
1979年歯科医院開業以来、歯科医師、市立葺合高等学校の学校歯科医として、日夜地域住民の歯科疾病の治療と予防に力を注がれる一方、1985年中央区歯科医師会理事等を経て会長を歴任、1995年からは神戸市歯科医師会理事、副会長を経て、2009年から会長としてその責務に精励され、同会の円滑な会務運営に尽力された。
この間、地域の歯科診療所で治療が困難な障害者や高齢者に対する歯科保健医療の核となる「市立こうべ市歯科センター」において、安全・安心で専門的な歯科医療の提供を推進した。また、市内の保育所(園)、幼稚園でのフッ化物洗口の実施により子どもの虫歯予防に寄与するとともに、40歳・50歳歯周疾患検診、妊婦歯科健診、後期高齢者(75歳)歯科健診を実施するなど、市民の歯科口腔保健の向上に寄与された。
さらに、2011年からは、神戸市歯科医師会附属歯科診療所において、休日歯科診療を開始し、緊急の処置を要する疾患に対応できる救急医療体制を構築された。
これらの活動を通じて、市民福祉の向上に大きく貢献されている。
神戸市須磨区
1972年に養護学校の卒業生とその親等から構成された障害者支援団体「神樹の会」の運営に携ったことを契機に、長年にわたり、障害者支援活動に傾倒され、また、多くの障害者施設の開設に尽力されている。
1995年から「神樹の会」会長を務め、2003年に同団体を「しんじゅ」と改め特定非営利活動法人化した。2006年には障害のある方々の日常生活をサポートすると共に、一人ひとりにあったプログラムを用意し在宅で地域の中で暮らしていける方々を応援することを目的に同法人を社会福祉法人化し「しんじゅ」を設立した。
その後も障害者のニーズに合った施設を新たに開設するなど、市における障害者福祉サービスの充実に大きく貢献されている。
神戸市兵庫区
不登校・就職拒否やひきこもりのため、現代社会の中で取り残され、孤立しがちな若者とその家族に対し、健全に育ち、社会の一員として自立するための各種支援事業を行い、開かれた家族、ふれあい豊かな社会の実現に寄与することを目的として設立された。
ひきこもりへの理解と、孤立に苦しむ若者やその家族の行動の一助となる講演会や研修会の開催、カウンセリングルーム等を備えた交流場所の運営、小グループで相互に助け合う自助グループ活動の育成等を行っている。
これらの活動により、ひきこもり対策に係る普及啓発・情報発信を行っており今後一層の発展と活躍が期待される。
神戸市西区
兵庫県立福祉のまちづくり研究所と共催で「見ることに不自由さを抱えている方の為の“ユニバーサル機器展”」開催や、明石工業高等専門学校と共催で災害時要援護者の理解と支援に関するシンポジウムを開催する等、視覚障害者や難病患者をはじめ、広く障害のある方が日頃の生活の不自由さを改善し、より快適な暮らしができるよう、日常生活の向上のための活動に取り組んでいる。また、障害者差別解消法施行前に、視覚障害があるがゆえに差別を受けたと感じた場面、言葉・態度に関する当時者アンケートを実施し、「視覚障がい者からのメッセージ」をまとめた冊子を作成した。
これらの活動により、障害者への理解を深め障害者差別を解消する等、今後一層の発展と活躍が期待される。
神戸市北区
2007年より、放課後のすべての児童の安全・安心な居場所を作るために、山田小学校内で「どんぐり教室」が開始された。
週1~2日程度実施の放課後子供教室が多い中、週6日の実施や夏休みなどの長期休業期間に実施している。同教室は、小学校1~6年生の多数の児童が参加しており、異年齢の児童が交流できる貴重な居場所となっている。
また、青少年育成協議会やふれあいのまちづくり協議会、学校施設開放運営委員会、自治会、婦人会など地域と連携した子どもたちのための様々なイベントを企画・実施したり、「どんぐり教室」として地域のイベントに積極的に参加している。
これらの活動により、地域全体での子どもたちの居場所づくりを行っており、今後一層の発展と活躍が期待される。
神戸市長田区
2011年、長田区において『福祉事業型「専攻科」エコールKOBE』を開設、生活講座、就労体験講座、研究ゼミ等多彩なカリキュラムを持つ2年制の自立訓練(生活訓練)事業を実施している。
知的障害のある若者たちにとって、特別支援学校高等部を卒業したのちの選択肢が「就職」か「福祉就労」という現状に対し、「学び」の場としての「専攻科」を障害福祉サービス事業として運営することで、「学び・進学」という第三の選択肢を実現した。
加えて、「WAPふれあいまつり」の開催や『「障害者に就労の機会を!」研究会』の運営に尽力し、障害者や障害福祉サービス事業者相互の交流のほか、企業や障害福祉サービス事業者など就労関係者のネットワーク作りにも努めている。
これらの活動により、障害のある若者の居場所づくりや就労支援を行っており、今後一層の発展と活躍が期待される。
(敬称略 順不同)