最終更新日:2024年11月19日
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神戸市東灘区
重度の障害を持つ子どもを授かったことから、日々の療育のかたわら、障害児医療・福祉・教育について独学で学び、重度身体障害者施設での介助・介護などのボランティア活動を経て、平成3年に障害者自立支援事業としてプロップ・ステーションを発足、平成10年に社会福祉法人格を取得し、理事長に選任された。
ICTを駆使してチャレンジド(「神から挑戦という課題、あるいはチャンスを与えられた人」を意味する米語)の自立と社会参画、とくに就労の促進を支援する活動を続け、技術習得のセミナーの開催と並行して企業や行政から仕事を受注し、在宅で就労ができるよう橋渡しを進めるなど、神戸市の障害者福祉の向上に大きく貢献されている。
神戸市中央区
昭和50年から長きにわたり、民生委員・児童委員として、社会奉仕の精神に徹し、地域住民と行政とのパイプ役として地域福祉の向上に寄与された。特に、ひとりぐらし高齢者等に対するふれあい給食会・要援護者支援活動・見守りの強化など、常に住民の立場に立って相談に応じ、社会福祉の増進に努められた。
また、地区民生委員児童委員協議会会長、区民生委員児童委員協議会会長として、民生委員・児童委員の模範となり、さらに、平成28年から令和元年まで神戸市民生委員児童委員協議会理事長として、民生委員児童委員協議会の統括に尽力され、同協議会の発展および地域福祉の向上に大きく貢献されている。
神戸市中央区
介護保険サービス利用者の自立支援に資するケアマネジメント力の向上を目指し設立された。
研修や関係団体との調整のほか、市民福祉調査委員会介護保険専門分科会、地域包括ケア推進部会を通じ、介護のみならず医療との連携も含めた施策の提言や、長年継続して開催されている「ケアマネジャーの声を聴く会」において現場での課題を集約して報告をいただくなど、市内の高齢者の安心安全な地域での日常生活に寄与されている。
今年のコロナウィルス感染症対策においても、感染経路遮断のため、複数の通所サービスを利用されている方の通所先を1か所に調整いただいたほか、会員アンケートを通じてサービスの利用状況や実態を把握し、効果的な対応策の実施に努められ、神戸市民の健康・福祉の向上に大きく貢献されている。
(50音順 敬称略)
神戸市
阪神・淡路大震災で傷ついた神戸の子どもたちに夢と希望を取り戻してもらうため、平成8年5月より市内の小学校を中心に、日本を代表する演奏家によるコンサート「ふれあいコンサート花」をボランティアで実施されている。活動は25年、コンサート回数は延べ250回を超え、震災復興だけでなく、あらゆる心の痛みを癒す力、明日への活力につながる力を子どもたちに与えてこられた。
人との出会いや本物の芸術に触れることで、子どもたちが「音楽」だけでなく「生き方」をも考える機会につながり、神戸市民の福祉向上に大きく寄与されており、今後一層の発展と活躍が期待される。
神戸市東灘区
書類の電子化やデータ入力代行業務等を主な事業として設立された新明和工業株式会社の特例子会社である。
「社員一人一人が生き生きと働くことのできる会社」「新明和グループにとって有益な仕事を担える会社」を目指し、業務領域の拡大に取り組むほか、平成30年より、勤続4年目以降の社員に対し正社員登用制度を開始し、社員のモチベーション向上に努めておられる。
障害のある社員数は設立当初より大幅に増え、働く意欲と能力を有する障害者の社会参加と経済的自立の促進に向け、今後一層の活躍が期待される。
神戸市中央区
平成10年10月に開設以来、福祉車両の展示を行い、高齢者、障害者等の外出支援や移動における相談等に対応し、社員全員が障害者福祉について学習し、店舗全体で障害福祉サービス事業所の支援を行ってこられた。
平成20年度より店舗でのイベントに障害福祉サービス事業所を招待し、無料で自主製品の販売場所を提供し、多数の地域住民が来場するなど、店舗が一丸となって障害者福祉に理解を深め、障害者の自主製品の周知、収入増加に寄与された。さらに、長きにわたりイベントを通して障害のある人とない人の交流の場を提供し、障害者理解の促進に大きく貢献されており、今後一層の活躍が期待される。
(50音順 敬称略)