貴重資料デジタルアーカイブズ

最終更新日:2024年4月17日

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2006年度文部科学省社会教育活性化21世紀プランの受託事業として、神戸市立中央図書館では、所蔵している貴重資料のデジタル化を行い、高精細画像でご覧いただける「デジタルアーカイブズ」を構築しました。
これまで、なかなか皆様にご覧いただく機会の無かった貴重資料の多くを、中央図書館に設置されている閲覧用専用端末でご自由にご覧いただけます。
また、この事業をもとに再構築した貴重資料デジタルアーカイブズを、2011年度にインターネット公開しました。

なお、掲載した資料の中には、差別を受けた身分呼称や関係した地名等が記載されているものがあります。これらの差別は全く不当なものですが、差別をなくし、差別の歴史への理解を深めるには、歴史的な事実を正確に伝えるべきとの判断からそのまま掲載しています。

主な収録資料

収録資料点数約570点

神戸市大水害絵巻物、スケッチ、写真

1938年の大災害の渦中にありながらも、神戸市初等教育研究会図画部の教員23名が残した詳細な被害状況のスケッチです。このスケッチをもとに、水害絵巻物1幅も作成されています。

神戸覧古(こうべらんこ)

開港後、急速に発展していく神戸を見た若林秀岳が、旧記や記憶をもとに開港前の様子を描きとどめたものです。

海瀕舟行図(かいひんしゅうこうず)

江戸幕府が作った、航海のための地図。この地図は残っているものが少なく、貴重なものです。

ご利用のご案内

中央図書館3階に、閲覧用専用端末を1台ご用意しています。
開館時間中ならいつでもご覧いただけます。

  • 平日(火曜~土曜):9時15分~20時00分
  • 日曜・祝休日:9時15分~18時00分

画像の利用は、「貴重資料デジタルアーカイブズの画像を利用される方へ」をご覧ください。
掲載・展示・放映等で利用する場合は、事前に中央図書館利用サービス課調査相談ライン(078-341-6737)までご連絡ください。

出張講座「図書館の貴重資料に見る神戸」のご案内

中央図書館では、当館が所蔵している貴重資料のデジタル画像の「貴重資料デジタルアーカイブズ」を使って、神戸の歴史にふれながら図書館貴重資料を楽しく紹介する出張講座を行っています。
出張講座の申し込み方法
 

お問い合わせ先

文化スポーツ局中央図書館総務課