各町の紹介【本区】

本区

北区の南部、鈴蘭台を中心とした地域で、神戸市全域から見るとほぼ中央に位置しています。昭和30年代から鈴蘭台駅周辺の住宅団地開発が進み、昭和30年代後半からは、甲栄台・若葉台などの北鈴蘭台駅周辺、北五葉・南五葉・君影町・星和台などの西鈴蘭台駅周辺、緑町・広陵町・筑紫が丘などの山の街駅周辺が次々と開発され、大規模な住宅団地が形成されました。本区には基幹行政施設や商業施設のほか、「しあわせの村」や「森林植物公園」などの集客施設が整備されているなど、北区の中心地として位置付けられています。

本区の名所・旧跡

徳川道

江戸時代末期、幕府は鎖国政策をまもりきれず、列強各国と和親条約や通商条約を結び、神戸の開港を余儀なくされた。

外国貿易商人の居留地が神戸港付近に必要となったが、当時、東西を結ぶ西国街道(現在の国道2号あたり)は居留地に近く、道路幅が狭いため、外国人とのトラブルが起こりかねなかった。そこで、トラブルを避けるため、明石から白川・藍那を抜け、森林植物園をとおり、摩耶山から住吉に抜ける迂回路を作った。これが、徳川道である。