ホーム > 社会参画・地域活性化 > 人権 > 人権啓発の取り組み
最終更新日:2024年10月31日
ここから本文です。
神戸市の人権啓発の取り組みをご紹介します。
【じんけんクエスト】
フィルターバブルーギル
インターネットから入る情報が自分の好きなものや興味があるものに限られてしまう状態を「フィルターバブル」といいます。
見えない泡の中で知らないうちに視野が狭くなっているかも…。
神戸市ではいろいろな人権啓発情報を発信しています。心のアンテナをしっかり立てて、いろんな意見に触れてみよう!
神戸市では、8月の心かよわす市民運動月間、12月の人権週間を中心に、講演会、映画会など心あたたまるさまざまなイベントを開催しています。
イベントの詳しい内容、参加方法等については、随時「おでかけKOBE」でご案内します。
8月は「心かよわす市民運動」月間です。
神戸市では、市民のみなさんに家庭や学校、地域、職場など、身近なところで人権の大切さについて考えていただこうと、毎年8月を「心かよわす市民運動」月間とし、さまざまな啓発を実施しています。
主に小・中学生とその保護者の方々を対象にした映画会を開催します。
「思いやり」「やさしさ」「人と人との絆”の大切さ」そして「命の尊さ」などについて、ご家族で話し合ってみませんか。
市民のみなさんに家庭や地域、学校、職場など、身近なところで人権の大切さについて考えていただくための講演会です。
市内小学校で、スポーツを通して人権の大切さを学ぶ「スポーツ人権教室」を実施しています。
2023年10月4日(水曜)神戸市立樫野台小学校で「ラグビー人権教室」を開催しました。
コベルコ神戸スティーラーズのアカデミーコーチを講師としてお迎えし、実際にラグビーボールを使ったパスの練習など、ラグビー体験をしました。
コーチから、相手が受け取りやすい場所にパスするなど、パスの一つでも相手を思いやった方法があるといった話や、様々な背景を持った選手が一つのチームでプレイするにはお互いを理解し合うことが大切といった話などがあり、最初はラグビーと人権をなぜ一緒に学ぶのか不思議がっていた子どもたちも、教室終了後には、一緒に学べたからわかりやすかったといった声が多く聞かれました。
2023年10月10日(火曜)神戸市立西郷小学校で「サッカー人権教室」を開催しました。
ヴィッセル神戸のコーチ4名からサッカーのパスの方法など教わった後、簡単なルールで実際に試合をしました。
教室の合間には、講師の先生から仲間を大切にする心を教える寸劇もあり、教室後、子どもたちからは自分がされて嫌なことは相手にもしないように心がけようと思ったなどという声が聞かれました。
2023年11月17日(金曜)に神戸市立丸山ひばり小学校で「車いすバスケットボール人権教室」を開催しました。
「車いすバスケットボール体験ひめパラ」より講師をお迎えし、競技用車いすの特性や操作の方法や、ルールなどを教わった後、チームに分かれて試合をしました。
この競技は障害の有無にかかわらず、同じルールで楽しむことができるスポーツだという講師の先生の説明に、子どもたちからはこのように一緒に楽しめるスポーツをもっとやってみたいという感想が寄せられました。
2023年11月29日(水曜)神戸市立神戸祇園小学校にて、「パラバレーボール人権教室」を開催しました。
教室ではパラリンピックに出場した経験を持つ選手をお迎えし、子どもたちと一緒にパスの練習や試合を行いました。
競技体験のあとの質疑応答では選手に様々な質問がされました。
そのうちの一つ、「どうしてこの学校に来てくれたのか?」の質問には、講師の先生が「自分たちは義足を付ければ普通の人と変わらず歩くことができる、障害者と聞くと、かわいそうというイメージがあるが、必ずしもそうではなく、自分たちと同じだとみんなに知ってほしいと思って来ました」と答えていました。
2023年12月4日(月曜)から10日(日曜)の「人権週間」に合わせて、12月5日(火曜)に元町1番街商店街で街頭啓発活動を行いました。
ヴィッセル神戸クラブマスコット「モーヴィ」に一日人権擁護委員を委嘱し、ヴィッセル神戸ガールズ応援ユニット「ヴィッセルセレイア」、法務省の人権イメージキャラクター「人KENまもる君」「人KENあゆみちゃん」、人権擁護委員とともに、道行く人に人権啓発を呼びかけました。
家庭や地域社会など、身近なところで人権の大切さについて考えていただこうと8月を「心かよわす市民運動」月間としさまざまな啓発活動をしています。その一環で地元兵庫県出身アーティストLes.R(レアール)にイメージソング”神戸から愛のうた”を作っていただきました。
以下のリンクからお聴きいただけます。
お互いの違いを認め合うことが出来る「ともに築く人間尊重のまち、こうべ」の趣旨を広く知っていただくことを目的に人権啓発ポスターを制作しました。
お互いの違いや人権を認め合う多文化共生社会をめざしていきましょう。
人権や人とのふれあいの大切さを啓発するための動画を作成しました。
様々な人々の優しさ、思い、行動が繋がり、互いに尊重し、誰もが個性を発揮して活躍する、明るく、お洒落な街、神戸をイメージした動画コンテンツです。ぜひご覧ください。
身のまわりの人権について考えていただくために、啓発冊子を制作しています。
最新版は以下のリンクからご覧いただけます。
地域や企業での人権研修にご利用いただける人権啓発DVDの貸出を行っています。
ご利用の案内は、以下のリンクをクリックしてください。
神戸市では、市民一人ひとりが、人権について正しく理解を持つとともに、権利の行使に伴う責任を自覚し、相互に尊重しあい、その共存を図っていく人権が尊重される社会の実現を目指しています。
2004年1月「神戸市人権教育・啓発に関する基本計画(第1次計画)」、2011年3月「第2次神戸市人権教育・啓発に関する基本計画」、2016年3月「第3次神戸市人権教育・啓発に関する基本計画」をそれぞれ策定しました。
これまでの基本計画を引き続き尊重し、2021年3月には、2025年度を目標年次とした「“こうべ”の市民福祉総合計画2025」を策定しました。この計画に掲げる「人権教育・啓発についての基本方針」に基づき、「人間尊重のまち」を目指して人権教育・啓発に取り組んでいきます。