賢いネットキャンプ
スマホやネットの依存傾向が増加している市内の小学校高学年から中学生を対象に「賢いネットキャンプ」を開催しました。
日常生活でのネットやスマホの利用を振り返り、自然体験や仲間とふれあうワークショップを通じて、インターネットの良い面と悪い面を理解した上で、適切に使いこなす能力を身につけることを目的としています。
概要
【日時】※いずれか1回の参加
A日程:2023年9月24日(日曜)9時00分~17時00分
B日程:2023年10月15日(日曜)9時00分~17時00分
【場所】
六甲山YMCA(神戸市灘区六甲山町北六甲875)
【対象者】
小学校5年生~中学校3年生(神戸市内在住または神戸市内に通学していること)
【参加者】
A日程:17名
B日程:18名
【実施主体】
主催:神戸市
委託先:子どもとネット研究会
内容
体験活動
六甲山の豊かな自然に触れあい、クイズをしながらウォーキングを楽しみました。
グループワークでは、自分の意見を発表したり、相手の意見を聴いたりして、仲間と一緒に活動し、協力して課題に取り組みました。自己を表現したり、相手の気持ちを考えたりすることの大切さを学びました。
昼食は自然のなかでカレーライスを作りました。
ワークショップ①「賢いネット利用を考えよう」
スマホ・ネットに関するトラブル事例などの動画を視聴し、日常を振り返りました。
同じグループの仲間とともに、賢いネット利用とは何かを考え、意見を出し合いました。
ワークショップ②「フェイクニュースを見破ろう」
ネット上の危険を見抜くスキルを身に付けるワークショップを行いました。
スマホを用いてインターネット上の情報を調べる中で、それらの適切な活用の仕方を学び、同じグループの仲間と話し合いながらフェイクニュースを見破ることができました。
振り返り
参加者自身が、今日の学びや気持ちの変化を自分の言葉でみんなに伝えました。
①ネットキャンプで学んだこと
・現実での人間関係は目に見えないけど大切。
・ネットの世界での関わりは普段の生活の延長であることが分かった。
・ネットで目にした内容を全部信じない。
・複数の調べ方を用いたり、相手の気持ちを考えることが必要だと思った。
・親が注意してくれているのは、自分のためだったり、守るためだったということが改めてわかった。
②キャンプを通した感想
・ネットをたくさんしないで自然とむきあうといいきもちになれたりつかれがとれたきがした。
・友達と自然にふれながら学ぶというのがよかったです。
・はじめは不安だったけど、大学生のみなさんが話しかけて来てくれて、いろんなことをして、とても楽しかった。
・人間関係のうまくいく方法、ネットの危険さ、賢く使うことが大切だと分かった。
③保護者の感想
・同世代との意見交換ができたり、大学生と交流できた貴重な体験だった。
・今回、詐欺の話を聞いてきたようでもう一度親子で話し合ういい機会になりました。