看護職員の確保対策

最終更新日:2024年5月14日

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国民の5人に1人が後期高齢者。
高齢者は、病気やけがのリスクが高くなり、医療・介護がより必要となります。
神戸市では、看護職員の確保対策を実施しています。

超高齢化と看護職員確保の必要性

2019年度、「2025年に向けた看護職員の需給推計」を国が取りまとめ、兵庫県内では、2025年に看護職員の需要が供給を大きく上回るとの結果となりました。nurse1

  • 2025年までの兵庫県の看護職員需給推計
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看護補助者の役割

入院患者に対する観察やベッドサイドでのケア、患者家族とのコミュニケーションの時間を増やすなど、看護師が看護の専門性を要する業務に専念できるよう、nurse2看護師と看護補助者の協働がますます重要となっており、看護師だけでなく看護補助者の確保が課題となっています。

主な業務

  • 日常生活に関わる業務
    食事の援助、排泄の介助、患者移送・移動、感染予防対策の実施など

  • 診療に関わる周辺業務
    ベッドサイドの物品管理、衛生物品の管理、検体・カルテの搬送・受け取りなど

やりがい・魅力

  • 看護補助者は無資格のため、医療行為はできないものの、患者への身の回りのお世話等で介助を行うことに関して、医師や看護師と同様に病院において重要な役割を担っています。
  • 毎日患者と直接向き合うことにより、患者の容体の回復を実際に見聞きできる達成感や、患者からの感謝の言葉などからの充実感が得られる魅力的な業務です。


勤務時間、雇用形態は病院によって様々なため、興味を持った方は身近な病院の求人情報を是非ご覧ください。
「兵庫県ナースセンター」ホームページ(外部リンク)
(看護の復職、看護補助者向けのセミナー・研修等の案内)

神戸市の取り組み

看護大学における優秀な学生確保及び市内就職の促進

入学金の引き下げ

2023年4月以降の入学者を対象に、入学金を一律141,000円引き下げました。

市内就職奨励金の創設

2023年3月以降の学部卒業生を対象に、市内医療機関等に就職した場合、総額141,000円の奨励金を支給します。

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※入学の日の1年前から引き続き本市に住所を有する者及び本市住民の配偶者又はその2親等内の親族

看護師養成所への助成

母体病院を持たない看護専門学校(神戸市医師会及び神戸市民間病院協会運営)の運営に対する助成を実施するとともに、看護師の市内就業および定着支援の取組みに対する助成を実施しています。

お問い合わせ先

健康局地域医療課