市民病院

最終更新日:2024年8月26日

ここから本文です。

概要

神戸市には4つの市民病院があり、本市が設立した地方独立行政法人神戸市民病院機構によって運営されています。市民病院は、救急医療や高度専門医療をはじめとした質の高い医療の提供に努め、市民の生命と健康を守るという使命を果たしています。

中央市民病院

中央市民病院外観

〒650-0047
神戸市中央区港島南町2丁目1番地の1
電話:078-302-4321

 病院の特徴と役割

  • 1924年3月に開院し、救命救急センターとして24時間365日体制で救急医療を提供し、脳卒中や急性心筋梗塞、交通外傷等、生命に関わるような重篤な患者を中心に、幅広く患者を受け入れています。
  • また、地域医療支援病院として地域医療連携の推進に取り組むとともに、高度医療機器の導入等を必要に応じて行い、神戸市全域の基幹病院として専門性の高い高度な医療を提供しています。
  • 中央市民病院は、2024年3月に1924年の開設から100周年を迎えました。この節目の年に、2024年3月28日に厚生労働省から発表された「救命救急センターの評価結果(令和5年)について」において、全国304の施設中、第1位の評価を獲得いたしました。これにより、2014年度から続く「救命救急センター全国第1位」の評価を10年連続でいただくこととなりました。
中央市民病院100周年記念サイト
中央市民病院開設100周年の節目に救命救急センター10年連続全国第1位評価の獲得

新着情報

中央市民病院の医師主導治験による医療機器の薬事承認

病床数

768床(一般病床750床(うちICU・CCU:22床、SCU:12床、HCU:28床)、感染症10床(第1種:2床、第2種:8床)、MPU:8床)

施設認定等

地域医療支援病院、救命救急センター指定病院、病院機能評価認定施設、災害拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、第一種感染症指定医療機関、総合周産期母子医療センターなど

診療科

循環器内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、脳神経内科、消化器内科、呼吸器内科、血液内科、腫瘍内科、膠原病・リウマチ内科、緩和ケア内科、感染症科、精神・神経科、小児科・新生児科、皮膚科、外科・移植外科、乳腺外科、心臓血管外科、呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、産婦人科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、麻酔科、歯科、歯科口腔外科、病理診断科、放射線診断科、放射線治療科、リハビリテーション科、救急部、総合内科

神戸市立医療センター中央市民病院(外部リンク)

西市民病院

西市民病院外観

〒653-0013
神戸市長田区一番町2丁目4番地
電話:078-576-5251

病院の特徴と役割

  • 1970年1月に開院し、市街地西部(兵庫区、長田区、須磨区)の中核病院として、高水準の医療を提供するとともに、24時間365日の救急医療体制を継続し、地域住民が安心して暮らせる救急医療を提供しています。

  • また、地域医療支援病院として、専門性の高い医療を提供するとともに、近隣の医療・介護機関と緊密な連携のもと、在宅医療を支援しています。
  • 西市民病院は、1970年1月に開院し、今後の医療技術の進歩等に対応していくためには、施設の狭あい化や老朽化が課題となっています。
  • 今後、人口減少や高齢化の進展等が予測される中で、引き続き、市街地西部(兵庫区・長田区・須磨区本区)の中核病院として、安全で質の高い医療を提供するため、再整備事業を進めています。
  • 詳細については、下記ページをご覧ください。
神戸市立医療センター西市民病院の再整備事業

病床数

358床(一般病床358床(うちHCU:7床))

施設認定等

地域医療支援病院、病院機能評価認定施設、がん診療連携拠点病院に準じる病院、認知症疾患医療センターなど

診療科

消化器内科、呼吸器内科、リウマチ・膠原病内科、血液内科、循環器内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、脳神経内科、総合内科、臨床腫瘍科、精神・神経科、小児科、外科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、脳神経外科、整形外科、血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、病理診断科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科

神戸市立医療センター西市民病院(外部リンク)

西神戸医療センター

西神戸医療センター外観

〒651-2273
神戸市西区糀台5丁目7番地1
電話:078-997-2200

病院の特徴と役割

  • 1994年8月に開院し、神戸西地域(西区、垂水区、須磨区)の中核病院として、24時間365日体制の救急医療や高度専門医療、結核医療を提供しています。

  • また、地域における小児救急・小児医療の拠点として幅広い小児疾患に対応するとともに、地域の医療機関で対応困難なハイリスクな妊婦の受け入れなど、質の高い周産期医療を提供しています。

病床数

470床(一般病床425床(うちICU・CCU:10床)、結核病床:45床)

施設認定等

地域医療支援病院、病院機能評価認定施設、地域がん診療連携拠点病院、結核指定医療機関など

診療科

救急科、総合内科、脳神経内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、免疫血液内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、腫瘍内科、緩和ケア内科、精神・神経科、小児科、外科・消化器外科、乳腺外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、形成外科、リハビリテーション科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、病理診断科、歯科口腔外科

神戸市立西神戸医療センター(外部リンク)

神戸アイセンター病院

神戸アイセンター病院外観

〒650-0047
神戸市中央区港島南町2丁目1番地の8
電話:078-381-9876

 病院の特徴と役割

  • 2017年12月に開院し、眼科領域の専門病院として、標準医療から高度先進医療まで提供するとともに、眼に関するワンストップセンターの核としての役割を果たしています。

  • 2024年6月には、神戸市の市民病院として初めて、2024年度自治体立優良病院会長表彰を受賞しました。

神戸アイセンター病院が2024年度自治体立優良病院会長表彰を受賞
(参考)自治体立優良病院会長表彰
地域医療の確保に重要な役割を果たしており、かつ経営の健全性が確保されていることを要件とし、各都道府県自治体病院開設者協議会及び全国自治体病院協議会各都道府県支部からの推薦を受け、「自治体立優良病院選考委員会」で決定したものです。

新着情報

遺伝性網膜ジストロフィーに対する遺伝子補充療法の実施

病床数

30床(一般病床30床(眼科))

診療科

眼科

神戸市立神戸アイセンター病院(外部リンク)

 中期目標・中期計画

中期目標

中期目標とは、法人が中期目標期間の5年間に達成すべき業務運営に関する目標で、設立団体の長(市長)が定め、法人に対して指示します。法人が中期計画を作成する際の指針となります。
また、中期目標の達成状況について、中期目標期間において調査・分析を行い、地方独立行政法人神戸市民病院機構評価委員会における意見や評価を受けて、中期目標達成に向けた改善策を講じることで、PDCA(Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善))サイクルを回していきます。

中期計画

中期計画とは、設立団体の長(市長)から指示された中期目標に基づき、その目標を達成させるために、法人が自ら作成する計画です。中期計画の策定には、市長の認可が必要です。市長は、中期計画の認可をしようとするときは、あらかじめ、評価委員会の意見を聴く必要があります。
  第1期~第3期(2009~2023年度)中期目標・中期計画については、下記ページをご覧ください。

 地方独立行政法人神戸市民病院機構評価委員会

地方独立行政法人法に基づき、法人の業務を市民・患者、経営、医療および人材育成といった視点から多面的に評価するため、市長の附属機関として設置しています。
評価委員会の詳細については、下記ページをご覧ください。

公立病院経営強化プラン

総務省から発出された「公立病院経営強化の推進について」(2022(令和4)年3月29日付け総務省自治財政局長通知)に基づき、病院事業を設置する地方公共団体は「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」(以下、ガイドライン)により、「公立病院経営強化プラン」(以下、経営強化プラン)を策定し、病院事業の経営強化に総合的に取り組むものとされています。
なお、地方独立行政法人が地方独立行政法人法に基づき「中期計画」を策定している場合には、ガイドラインにおいて要請されている事項のうち、不足している部分を追加又は別途策定することで足りるものとされています。
神戸市民病院機構第4期中期計画は、ガイドラインにおいて要請された項目を兼ねるべく策定しています。

【経営強化プラン】

 

 

お問い合わせ先

健康局地域医療課