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最終更新日:2024年12月3日
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感染者の糞便や手洗い水などから下水に新型コロナウイルスが流入することがありますが、WHO(世界保健機関)によると「感染者の糞便から感染するリスクは低く、下水道を介して感染したという知見はない。」とされており、下水道から感染するリスクは低いと考えられます。
下水中の新型コロナウイルスは、過去のSARSコロナウイルスの知見から、一般的な下水処理過程で十分感染力を失わせることが可能であるとの見解が厚生労働省より示されています。また、放流水や再生水、せせらぎ用水は、薬品による消毒を行っており、安全性をさらに高めています。
公益社団法人日本水環境学会が、下水中の新型コロナウイルスに関するタスクフォース(調査チーム)を設立し、研究者による調査が進められています。
神戸市では、日本水環境学会のタスクフォースの調査に協力し、下水処理場の下水を採取、提供することにしています。
(関連リンク)
⽇本⽔環境学会COVID-19タスクフォース設⽴のお知らせ(日本水環境学会発表資料)(外部リンク)