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下水道における新型コロナウイルス感染症関連情報

最終更新日:2023年5月8日

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下水道における感染リスク

感染者の糞便や手洗い水などから下水に新型コロナウイルスが流入することがありますが、WHO(世界保健機関)によると「感染者の糞便から感染するリスクは低く、下水道を介して感染したという知見はない。」とされており、下水道から感染するリスクは低いと考えられます。

下水処理場からの放流水、再生水、せせらぎ用水の安全性

下水中の新型コロナウイルスは、過去のSARSコロナウイルスの知見から、一般的な下水処理過程で十分感染力を失わせることが可能であるとの見解が厚生労働省より示されています。また、放流水や再生水、せせらぎ用水は、薬品による消毒を行っており、安全性をさらに高めています。

新型コロナウイルスに便乗した詐欺にご注意ください

新型コロナウイルスに対する不安につけ込む詐欺や悪質商法に警戒が必要です。
下水道管に付着した新型コロナウイルスの除去(清掃)を持ち掛けて、高額な費用を請求するなどの事例が報告されています。通常の生活において下水道を介して新型コロナウイルスに感染する危険はありませんので、ご安心ください。
新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(速報第4弾)-「新型コロナウイルスが水道水に混ざっている」等の根拠のない話には耳を貸さないで-(国民生活センターページ)(外部リンク)

下水道にかかわらず、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消費者問題全般については、下記ページをご参照ください。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う消費者問題について(消費生活センターページ)

窓口に来庁せずに行える手続きをご活用ください

下水に含まれる新型コロナウイルスの調査

公益社団法人日本水環境学会が、下水中の新型コロナウイルスに関するタスクフォース(調査チーム)を設立し、研究者による調査が進められています。
神戸市では、日本水環境学会のタスクフォースの調査に協力し、下水処理場の下水を採取、提供することにしています。

(関連リンク)
⽇本⽔環境学会COVID-19タスクフォース設⽴のお知らせ(日本水環境学会発表資料)(外部リンク)
神戸市健康科学研究所「下水からの新型コロナウイルスの検出」

お問い合わせ先

建設局下水道部経営管理課