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最終更新日:2024年3月29日
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神戸の街は、坂が多く昔から水路が発達していたため、古い水路を新しくしたり大きくしたりして雨水幹線の整備を進めてきました。
しかし、街が大きくなるにつれて、地面がアスファルトやコンクリートで覆われるようになり、雨が地面にしみこまずに一気にみぞに流れ込んで街にあふれるなど、街が浸水しやすくなってきました。
そのため、新しく雨水幹線をつくったり、雨水を一時溜めて雨がやんでから排水する施設(雨水貯留施設)をつくったりして、浸水対策のレベルアップをおこなっています。
また、地盤が低く雨水が自然に流れない地域について、雨水を強制的に海や川へ流すための施設として雨水ポンプ場をつくっています。
神戸市では雨水幹線の整備と合わせ、雨水ポンプ場の能力を大きくするなど、浸水に強い安全な街づくりをすすめています(2022年(令和4年)度末で、10年に1回程度の確率で発生する大雨に対する雨水対策整備ができた区域の比率は76.4%)。
1998年8月の集中豪雨による浸水(整備前) | 雨水幹線の整備による浸水対策(整備後) |
緊急的に浸水被害を軽減するためには、、自分の住むまちの災害の危険性を知っておくことが重要です。
また、日頃から災害に関する正しい知識を理解し、身に付けることが必要です。
神戸市ハザードマップ(別ページ)では、土砂災害の警戒区域や水害(河川氾濫や高潮など)の危険予想箇所を地図でお示ししています。いざというときのために、日頃から、浸水が想定される範囲、避難場所や避難経路の確認などの確認にご利用ください。