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下水道管のリニューアル事業

最終更新日:2024年7月25日

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なぜリニューアルするの?

神戸市の下水道事業は、1951年に着手し、たくさんの下水道管を作ってきました。その距離は約4,700kmです(おおよそ神戸から東京間を5.5往復する距離)。
古いものは埋めてからは50年を超えるなど老朽化が進んでいます。
古くなった下水道管は下の写真のように、木の根が入り込んでつまったり、地震が起こると壊れてしまう危険性が高くなります。
これらの被害を防ぎ、安心して使用できる下水道を維持するために、リニューアル事業(点検・調査・リニューアル工事)を実施します。

木の根
1_木の根

破損
2_破損

 

点検

マンホールを開け、下水道管内の状況を確認します。マンホールの蓋やマンホールの中も異常がないか確認します。

  • 点検のようす

3_点検の様子①

4_点検の様子②

 

調査

下水道管の中に遠隔操作のTVカメラを入れて、管内の状況をくわしく確認します。
人が入れる大きさの下水道管の場合は、人が入って調査することもあります。

  • 下水道管カメラ調査のイメージ図
5_調査
  • 調査の様子

6_調査の様子1

7_調査の様子2

リニューアル工事(改築更新)の方法

管更生工法(地面を掘らない方法)

道路上のマンホールから専用の材料を挿入し、中で膨らませます。
その後、熱や光などで材料を硬化させて、既設の下水道管の中に新しい管を作ります。

  • 工事

①高圧洗浄で下水道管をきれいにする

高圧洗浄


②更生用材料を下水道管の中に引き込む

引き込み


③材料を膨らませ、熱や光で固める

固める


④端部を切断し、完成 

完成

 
  • 工事の様子

12_管更生の様子1

13_管更生の様子2

 
  • リニューアル前後の下水道管(直径25cmの小さな管の例)

リニューアル前
14_リニューアル前(小口径)

リニューアル後
15_リニューアル後(小口径)

 
  • リニューアル前後の下水道管(幅2.7m、高さ2.4mの大きな管の例)

リニューアル前
16_リニューアル前(大口径)

リニューアル後
17_リニューアル後(大口径)

 
  • くわしくはこちらの動画へ(工事の流れや実際の工事の様子を確認できます)

開削工法(地面を掘る方法)

地面を掘り、古い管を撤去し、新しい管に入れ替えます。

  • 工事の様子

①地面を掘る
19_開削の様子1

②新しい管を設置
20_開削の様子2

③掘った箇所を埋め戻して舗装
21_開削の様子3
 
 

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お問い合わせ先

建設局下水道部経営管理課