神戸市内で、頼んでいない消火器の点検や薬剤の詰め替えをして、高額な料金を請求されたり、点検作業の内容や料金について、事前の説明がないまま契約書にサインをしてしまい、トラブルとなった事案が多く発生しています。
トラブルのあった訪問販売等の手口
- 出入りの点検業者を装い点検を行う。
- 内容を説明せずに契約書にサインをさせる。
- 点検の承諾をあいまいにすると消火器を集めだす。
- 点検義務のない戸建住宅等でも、消防法で点検が必要だと説明する。
トラブル防止のポイント
- 身分証明書等の提示を求める。
- 不審と感じたらはっきりと点検を拒否する。
- 書類にハンコやサインをする場合は、契約書の場合もあるので、よく確認して行う。
- 普段契約している点検業者の名前を会社内で周知しておく。
トラブルが発生したら・・・
- 請求金額の値引きを要求すると、契約を認めることとなる場合があるので、納得できない場合はキッパリ断る。
- 料金をその場で支払ったり、払う約束はせずに、まずは以下の相談窓口に相談する。
- 点検業者のまぎらわしい表現等に対して、契約の無効を主張する。
- 言動に脅しなど脅迫する内容がある場合は、警察にその旨を通報する。
訪問販売で消火器等を購入したり、点検作業等のサービスを受けた場合は、クーリングオフの対象となりますので、期間内(契約日から8日以内)であれば解約することができます。
※事業者間の取引にはクーリングオフが適用されませんが、認められた判例もありますので、以下の窓口に相談してください。