ツキノワグマ被害対策

最終更新日:2024年11月11日

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出没情報

◆【三田市出没情報】2024年11月10日(日曜日)午前10時40分頃、三田市加茂1026番地南200メートル付近で、子グマ1頭が目撃されました。付近にお住まいの方、またご通行される際には、念のためご注意ください。

◆【三田市出没情報】2024年11月5日(火曜日)午前11時20分頃、三田市福島1091番県立有馬富士公園パークセンター西側付近で、子グマ1頭が目撃されました。付近にお住まいの方、またご通行される際には、念のためご注意ください。

◆2024年10月25日(金曜日)午後2時30分頃、神戸市東灘区本山町森(高座の滝)付近で、クマ1頭の目撃情報がありましたが、現地調査の結果、クマの痕跡(足跡、爪痕、フン等)は発見されませんでした。付近にお住まいの方、またご通行される際には、念のためご注意ください。

2024年10月14日(月曜日)朝方、神戸市北区唐櫃台1丁目唐櫃台東公園付近でクマの可能性のあるフンが発見されました。付近にお住まいの方は、山林や藪の中にむやみに立ち入らない、複数人で行動する、夜間の外出はなるべく控えるなど、十分な注意を払っていただきますよう、お願いいたします。
調査の結果、「ハクビシン」の糞であることが判明しました。

◆2024年6月24日(月曜日)午後7時頃、神戸市北区有野町唐櫃1062番地付近で、子グマ1頭が目撃情報あり、現地調査を行いましたがクマの痕跡(足跡、爪痕、フン等)は発見されませんでした。付近にお住まいの方、またご通行される際には、念のためご注意ください。

◆2024年6月17日(月曜日)午前4時頃、神戸市北区有野町唐櫃3694番地付近で、体長約1.2メートルの熊1頭と体長約60センチメートルの子グマ1頭の目撃情報あり、現地調査を行いましたがクマの痕跡(足跡、爪痕、フン等)は発見されませんでした。付近にお住まいの方、またご通行される際には、念のためご注意ください。

◆2024年5月20日(月曜日)午後2時頃、神戸市北区山田町下谷上字一里山天王吊橋付近でクマ1頭の目撃情報があり、現地調査を行いましたがクマの痕跡(足跡、爪痕、フン等)は発見されませんでした。付近にお住まいの方、またご通行される際には、念のためご注意ください。

クマの特徴

体重:オスは60~150kg、メスは40~80kg
体長:110~130cm
体高:50~60cm
目:視力はあまり良くありません。
耳:良く聞こえます。
鼻:嗅覚は犬のように鋭いです。
爪:鋭く、木登りが得意です。
熊
提供:兵庫県森林動物研究センター

糞 

こぶし大以上の大きさで、木の実や果実の種など、食べた物が未消化物として残っているのが特徴です。
悪臭はほとんど無く、食べた物そのものの臭いがします。
糞 糞2
提供:兵庫県森林動物研究センター

足跡

前足は丸く後ろ足は長くなっており、5本指の後が残ります。
足跡は等間隔よりも、前足と後ろ足の跡が近づくことが多いものも特徴です。
足跡 足形
提供:兵庫県森林動物研究センター

その他

爪痕

木の実を食べるため、 太くとがった爪を幹に立てて登ることから、樹皮には深い爪痕が残ります。
爪痕 爪痕2
提供:兵庫県森林動物研究センター

クマ棚

樹上で、柿や栗、堅果類(ドングリ類)などを食べる際、枝先まで移動する事ができないため、樹上で結実した枝をたぐり寄せて採食します。 折れた枝が樹上に鳥の巣のように積み重なったものを「クマ棚」と呼びます。

熊棚 熊棚2
提供:兵庫県森林動物研究センター

被害防止【参考:兵庫県森林動物研究センター 獣種別被害防止パンフレット(クマ)】

クマにばったり遭遇しないために

山林や藪の中に入る時は、音が出る物を携帯しましょう
 山や森林付近の農地に出かけるときや、夜間に外出するときも、鈴やラジオなど音の出るものを身に付けましょう。特に雨の日や川沿いは、人間の臭いや物音がクマに伝わりにくいため、大きな音を出しましょう。

夕方から朝までの外出時は注意しましょう
 クマは夕方から早朝にかけて、人里に出没する可能性が高くなります。この時間帯は、柿や栗の木の近くなど、クマが好みそうな場所に近づかないようにしましょう。

クマを寄せ付けないために

◆ごみを野外に置かないようにしましょう

 特に生ごみはクマを呼び寄せます。屋外に置かないようにしましょう。また、田畑に残飯をまいたり、収穫しない野菜等を放置することもクマを呼び寄せる原因となります。

食料は屋内に収納しましょう
 クマは臭いにとても敏感です。屋外や侵入できる納屋などにある食料やペットフードに気づき、食べにくるおそれがあります。

柿や栗の木を放置しないようにしましょう
 柿や栗の木の実は早めに取り除きましょう。また、収穫しない不要な柿や栗の木は、できるだけ伐採しましょう。

こんなときに人身事故が起きます

クマは、通常人を避けて生活する動物ですが、急に出会うと驚いて人を攻撃する習性があります。大きな爪と牙を持っており、大怪我を負ったり、死亡するケースもあります。

夕刻から早朝の時間帯
 クマは日の出、日の入りの時間帯に採食行動が活発になります。夜間は行動が大胆になります。

食べ物に執着しているとき
 クマは食べ物を見つけるとその場所に執着し、近づくものに対して威嚇や攻撃をすることがあります。

人とクマがばったり遭遇したとき
 ほとんどの場合、クマは音や臭いによって、人の接近に気づいて逃げます。雨の日や川沿いなど、音や臭いが消される状況で人が急に近づくと、驚いて攻撃することがあります。

もし出会ってしまったら

確実に安全を確保できる方法はありませんが、一般論として言われている内容を示します。
 

クマがこちらに気づいていない
 気づかれないように静かにその場を立ち去る。

クマがこちらに気づいている
 ゆっくりと後退し、その場を立ち去る。大声を出したり、走ったりするのは、かえってクマを興奮させます。刺激しないように、その場からゆっくり立ち去りましょう。

クマらしきものを目撃した、糞等のクマの痕跡らしきものを発見した場合は、「神戸市鳥獣相談ダイヤル」までお電話ください。

神戸市鳥獣相談ダイヤル
078-333-4408
午前8時00分から午後9時00分まで(年中無休)
※年末年始(12月29日から1月3日まで)は午前9時00分から午後5時00分まで。

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お問い合わせ先

経済観光局農政計画課