最終更新日:2024年11月16日
ここから本文です。
2009年10月、新長田に鉄人28号の巨大モニュメントが完成しました。
神戸出身の漫画家で新長田にゆかりの深い横山光輝(よこやまみつてる)さんの作品の魅力でまちを盛り上げようと、地元商店街などが中心となってNPO法人KOBE鉄人プロジェクトを立ち上げました。そして、震災復興と地域活性化のシンボルとしての期待を託して作られたものです。神戸・新長田のシンボルとして、これからも街を見守り続けてくれます。
ご家族やお友達といっしょに大迫力の鉄人28号を体感し、新長田を楽しみましょう。
※鉄人28号モニュメントに関するお問い合わせは以下のKOBE鉄人PROJECTまでお願いいたします。
鉄人28号の建設に伴い、新長田のまちには鉄人にちなんだ様々なものができました。
鉄人アーケード
街灯
鉄人28号前交番
鉄人のあしあと
工場でロケットタンクを溶接し、頭部と胴体のパーツを作っています。
鉄人28号の頭部がお披露目されました。
若松公園にて、胴体と手・足が組み立てられました。
【NPO法人KOBE鉄人プロジェクト理事長正岡健二さん】
みなさんのご協力により、ついに鉄人28号のモニュメントが完成しました。ありがとうございました。
この鉄人が「ものづくりのまちながた」再生のシンボルとなり、まちの活性化の起爆剤になってほしいですね。
また全国から足を運んでもらって、まちを回遊してもらい、にぎわいのある「ながた」になることを期待しています。
【NPO法人KOBE鉄人プロジェクト事務局岡田誠司さん】
鉄人28号は小さなころのヒーローでした。その鉄人を自分たちの手で作りあげたので、感慨深いものがあります。
多くの人に支えていただいて、資金調達をはじめとするさまざまなハードルを乗り越え、ここまでこぎつけることができました。
鉄人が全国的に話題になることで、たくさんの人に長田を訪れてほしいですね。
【製作担当 野島秀郎さん】
鉄人28号のようなキャラクターものを実物大にしたのは、初めての経験でした。
腕や足の太さ、全体のバランスを忠実に製作しなければならず、総重量の抑制など、さまざまな工夫をしています。そのため設計に1年、製作に1年要しました。
プロジェクトに協力できてうれしく思っています。
肩書・役職はモニュメント建設当時のもの