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<vol.1>おしベジタブル代表 山崎 高志(やまさき たかし)さん

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―山崎さんはどういった活動をされているのですか?

私は押部谷町の出身で、若いころは別の仕事をしていましたが、祖父が亡くなったことをきっかけに農地を受け継ぎ、農業を始めました。農業の傍ら、農産物の販売や情報発信を行う市民団体「おしベジタブル」の運営や、収穫体験の企画や地域行事の広報、市内の障がい福祉事業所と連携した雇用創出の取組などを行っています。

―おしベジタブルについて詳しく教えてください

若手農家が集まって結成した団体です。主にニュータウン(西神中央・西神南)向けに、町内農産物の販売や情報発信を行っています。名前の由来は、押部谷の「おし」と一押しの「おし」です。昔知り合った押部谷への移住希望者の方につけていただきました。

旬の野菜が5〜8品入った「おしベジセット」を、月単位で契約していただいているお客様へ配達するほか、私の自宅前の集荷場”おしベジタブルサテライト”での受渡しもしています。

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(おしベジセットは送料込みで1,000円。西神ニュータウンは毎週木曜に、西神南ニュータウンは毎週水曜日に届ける。)

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(ファミリーマートでの販売の様子)

―おしベジタブルを作ろうと思ったきっかけについて教えてください

もともと養蜂をやっていて、外に販売しに行く機会が多かったのですが、その中で新規就農者や移住を考えている方々とのつながりが出来ました。その過程で若手農家の方々と一緒に面白いことをしようという話になり、たまたま実家の近くが野菜の集荷場だったこともあって、若手農家が生産している野菜を集めてニュータウン向けに販売することになりました。

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(収穫体験の様子)

―お客様の反応はいかがですか?

ありがたいことに、大変喜んでいただいています。やはり、直接お客様から美味しかったと言っていただけるのはうれしいですね。

直接届けているからこそ分かることも多いと感じていて、家族構成やその人の働き方からニーズがわかることがあり、野菜セット作りに活かしています。

―押部谷町のいいところを教えてください

やや中山間地域で寒暖差があり、明石川沿いで土地が肥沃なことから、おいしいものがたくさんとれることと、雄岡山、雌岡山があって景色がいいところですね。都市部のすぐ近くに豊かな農村地域が広がっているのは、本当に贅沢だと思います。

―今後取り組んでみたいことはありますか?

おしベジタブルの活動を通じて、様々な方とつながることができました。おかげさまで、以前より押部谷町のことを知っていただけるようになりましたが、まだ十分ではないと感じています。

押部谷町は、農村地域が、学校・図書館・駅・工業団地・住宅地と同じ距離感にある稀有な場所です。カテゴリーが異なる方々がこれだけ狭いエリアに集まっていることはすごく大きな可能性を秘めていると思います。この車で10分という生活圏でつながることができたみなさまと一緒にもっともっと面白くしていければと思います。

【おしベジタブルについて詳しくはインスタグラムをご覧ください。】

Instagram:https://www.instagram.com/oshivegetable/?hl=ja

お問い合わせ先

西区総務部地域協働課