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最終更新日:2024年10月24日
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いつまでも美味しく食べて楽しく会話をするには、歯や口の健康が大切です。また、自分の口でしっかり食べることは、オーラルフレイル(口の機能低下)を予防して、健康寿命の延伸(健康で長生き)につながります。そのためには、かかりつけ歯科医での定期健診やオーラルフレイルチェックが必要です。
この度、神戸市歯科口腔保健推進条例施行日である「いい歯の日(11月8日)」の前後に歯と口の健康づくりに関する啓発を実施します。
市内の実施医療機関において、歯周病検診またはオーラルフレイルチェックを実施しています。
40歳・50歳・60歳歯周病検診、65歳オーラルフレイルチェック、75歳オーラルフレイルチェック(後期高齢者歯科健診)の対象者には案内を送付しています(神戸市民限定)。
11月8日(金曜)日没から消灯まで(毎時00分と30分のみ)。
表示内容は「11月8日は いい歯の日。かかりつけ 歯科医で受診を。」
11月8日(金曜)日没から消灯まで。
明石海峡大橋やフラワーロード「光のミュージアム」など複数のライトアップ施設と連携し、白く輝く歯をイメージした光のメッセージを発信します。
高齢者の死因のうち、誤嚥性肺炎が上位を占めています。阪神・淡路大震災の教訓からも、命を守るために日常から口腔ケアによる誤嚥性肺炎の予防が重要です。
この度、誤嚥性肺炎の予防を広く 周知することを目的としたチラシを作成し、市内の歯科医院(737か所)や区役所等に掲示します。
11月8日(金曜)より9区の「おやこふらっとひろば」にて配布します(配布物がなくなり次第終了)。
(配布物)
兵庫県歯科医師会提供 あぶら取り紙「明眸皓歯(めいぼうこうし)むし歯や歯周病のないキレイな歯とお口は大人のエチケット」
10月30日(水曜)~ 11月13日(水曜)
歯と口の健康づくりに関心を持って取り組んで頂けるように、「こうべ歯と口の健康づくりプラン(第3次)」など神戸市の取り組みや、歯と口の健康・口腔ケアに関する有益な情報を紹介したパネルを展示します。
神戸市における歯科口腔保健に関する取り組みをよりいっそう推進させるため、2016年11月8日(いい歯の日)に施行しました。
誤嚥性肺炎とは、本来気管に入ってはいけない物が気管に入り(誤嚥)、そのために生じた肺炎です。老化や脳血管障害の後遺症により飲み込む機能(嚥下機能)が弱くなると、口腔内の細菌、食べかすなどが誤って気管に入りやすくなります。その結果、発症するのが誤嚥性肺炎です。
あまり知られていませんが、寝ている間に少量の唾液などが気管に迷入して起こる誤嚥は、唾液に含まれる細菌により肺炎などを発症することが多く、体力が弱っている高齢者では命にかかわります。予防法としては、口腔ケアによって細菌を減らし、口腔の清潔を保つことが効果的です。
オーラルフレイルは、口の機能の衰えをいい、口が渇く、滑舌が悪い、わずかにむせる、食べこぼす、飲み込みにくい、噛めない食品の増加などの状態です。放置すると、4年後にはフレイル(心身の活力の低下)や要介護状態に2.4倍なりやすいといわれています。
神戸市歯科医師会オーラルフレイル