最終更新日:2024年11月6日
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2025年1月で、阪神淡路大震災から30年を迎えます。今後予測される災害のリスクも高く、給食施設における災害対策は極めて重要です。今回の研修では、給食BCP(業務継続計画)として災害時にも給食を提供するために必要なポイントをお話いただきました。ただ備蓄食を備えるだけでなく、実際に提供するまでの流れを想定しておくことが重要です。参加者からも「自分の施設の災害対策を見直そうと思った」などの声がありました。
日本人の食塩摂取量は依然として高く、給食施設における減塩の取り組みは重要です。今回の研修では、吹田市教育委員会が小学校給食で実践した減塩の取り組みについて、具体的な献立例を交えてお話いただきました。残食率を評価しながら「おいしい」を追求した減塩給食のお話は、他の給食施設にも参考になるポイントがたくさんありました。「教えてもらった工夫を参考にしたい」「改めて調理者間で減塩の話し合いをしたい」などの意見がありました。