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神戸市特定給食施設研修会

最終更新日:2024年11月6日

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2024年度神戸市特定給食施設研修会の実施内容

講演(Zoomによるオンライン)

〔研修会A〕2024年10月4日(金曜日)〈参加者約380名〉
1.「給食施設に必要な災害対策」
 お茶の水女子大学 基幹研究院 自然科学系 教授 須藤 紀子 氏

2025年1月で、阪神淡路大震災から30年を迎えます。今後予測される災害のリスクも高く、給食施設における災害対策は極めて重要です。今回の研修では、給食BCP(業務継続計画)として災害時にも給食を提供するために必要なポイントをお話いただきました。ただ備蓄食を備えるだけでなく、実際に提供するまでの流れを想定しておくことが重要です。参加者からも「自分の施設の災害対策を見直そうと思った」などの声がありました。

2.2024年度神戸市優良特定給食施設のご紹介

山崎製パン株式会社 従業員食堂様

 

〔研修会B〕2024年10月29日〈参加者約180名〉
1.「学校給食における減塩の取り組み」
 吹田市教育委員会 学校教育部 保健給食室 主幹 杉村 知佐子 氏

日本人の食塩摂取量は依然として高く、給食施設における減塩の取り組みは重要です。今回の研修では、吹田市教育委員会が小学校給食で実践した減塩の取り組みについて、具体的な献立例を交えてお話いただきました。残食率を評価しながら「おいしい」を追求した減塩給食のお話は、他の給食施設にも参考になるポイントがたくさんありました。「教えてもらった工夫を参考にしたい」「改めて調理者間で減塩の話し合いをしたい」などの意見がありました。

2.「給食施設における衛生管理について」
 神戸市健康局食品衛生課 食品衛生監視員 

給食施設の食中毒について、昨年度の神戸市等の食中毒発症事例を基に、それぞれ原因と対策について説明しました。感染予防には、基本的な温度管理、調理従事者の健康管理などをしっかりと行うことが重要です。参加者からは、「神戸市内の食中毒の発生状況を知ることができた」「改めて衛生管理の大切さがわかった」等の意見がありました。

お問い合わせ先

健康局保健所医務薬務課