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ごみ収集車・処理施設の発火事故防止にご協力ください

最終更新日:2024年10月31日

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パッカー車火災の写真 クリーンステーション火災の写真

リチウムイオン電池やカセットボンベなどは、強い力が加わると発熱・発火し、ごみ収集車やごみ処理施設の発火事故につながる恐れがあります。発火事故は、職員の負傷やごみ収集車やごみ処理施設の損壊だけでなく、近くの通行人や周辺の家屋などに被害がおよぶ恐れもあり大変危険です。
発火リスクのある製品の性質を知っていただき、正しく取り扱うことで、ごみ収集車・ごみ処理施設の発火事故防止にご協力ください。

最近発生した発火事故

  • 2024年6月14日、東クリーンセンターで大量のマッチが原因と思われる火災事故(発火リスクのある製品は、マッチのように1つ1つは小さいものでも、大量に集まると大きな火災につながる可能性があります。)
  • 2022年12月23日、布施畑環境センターでリチウムイオン電池が原因と思われる火災事故が発生しました。

布施畑環境センター火災布施畑環境センターピット

発火事故の様子

消防局実験動画「ごみ出しルールを守り火災を防ごう!」

リチウムイオン電池を内蔵した加熱式たばこ(電子たばこ)やモバイルバッテリー、中身の残ったカセットボンベが、ごみ収集車でプレスされた状態を再現しています。
消防局実験動画「ごみ出しルールを守り火災を防ごう!」

消防局実験動画「まさか!? ボンベのガス抜きを火気の近くで行うと・・・」

カセットボンベ・スプレー缶を、屋内でガス抜きしたときに火花等が原因で発火・爆発する様子を再現しています。
消防局火災実験動画「まさか!?ボンベのガス抜きを火気の近くで行うと・・・」

参考:神戸市ホームページ・火災の実験動画

発火リスクのある製品

発火リスクのある以下の製品は、ごみの正しい出し方を守ってください。

小型充電式電池単体・モバイルバッテリー

リチウムイオン電池単体・モバイルバッテリーのイラスト
  • 強い力がかかることで発熱・発火の可能性があります。
  • 小型充電式電池(リチウムイオン電池・ニカド電池・ニッケル水素電池)やモバイルバッテリーは、クリーンステーションに出すことはできません。
  • 区役所等の公共施設に置いてある「電池類回収ボックス」や、家電量販店などに置いてある「小型充電式電池リサイクルボックス」に入れてください。
  • 上記いずれのボックスも、膨張・破損した製品は回収できません。お住まいの区の環境局事業所へご相談ください。(環境局事業所の連絡先

リチウムイオン電池(小型充電式電池)内蔵製品

バッテリー内蔵製品のイラスト
  • 強い力がかかることで発熱・発火の可能性があります。
  • できる限り市内の「小型家電リサイクルボックス」に入れるか、家電量販店や小型家電認定事業者のリサイクル回収をご利用ください。
  • 例:スマートフォン、タブレット、携帯用扇風機、電気シェーバー、加熱式たばこ(電子たばこ)、コードレス掃除機・ロボット掃除機、電動歯ブラシ、ポータブルゲーム機、ノートパソコン、電動工具、ワイヤレスイヤホンなど
  • コードレス掃除機、電動工具、デジタルカメラ、コードレス電話などで、リチウムイオン電池が取り外せる場合は、電池は取り外してリチウムイオン電池(小型充電式電池)単体でご案内しているとおり出してください。電池を取り外したあとの本体は、「小型家電リサイクルボックス」に入れていただくか、地域で決められたクリーンステーションに「燃えないごみ」で出してください。
  • 加熱式たばこのうち「glo」「Ploom」については店頭回収を行っています。詳しくは一般社団法人日本たばこ協会のHPをご参照ください。一般社団法人日本たばこ協会(外部リンク)

※リチウムイオン電池を内蔵する小型家電製品のうち、電池が取り外せないもので小型家電リサイクルボックスの利用が難しい場合には、地域で決められたクリーンステーションに「燃えないごみ」で出してください。

カセットボンベ・スプレー缶

カセットボンベ・スプレー缶のイラスト
  • 中身が残ったカセットボンベ・スプレー缶を「燃えないごみ」で出すと、ごみ収集車で圧縮したときにガスに引火して火事になる可能性があります。
  • カセットボンベ・スプレー缶を、屋内で穴あけやガス抜きをすると、屋内にガスが充満し、火花等が原因で発火・爆発する可能性があります。屋内でカセットボンベ・スプレー缶のガス抜きをしないでください。
  • 必ず中身を使い切り(穴あけは不要)、カセットボンベ・スプレー缶の出し方にしたがって出してください。
  • 中身が使いきれないものは、お住まいの区の環境局事業所にご相談ください。(環境局事業所の連絡先
カセットボンベ・スプレー缶による発火事故続発中(チラシ)(PDF:47,127KB)

ライター・マッチ

ライター・点火棒のイラスト
  • ライターは、必ず中身を使い切ってください。
  • ライター内部にガスが残っている場合はガスを抜いてください。
  • ごみに出すときは、水に浸し、着火しないようにしてから出してください。
  • 使い捨てライターなどのプラスチック製ライターは「燃えるごみ」で、金属製のライターは「燃えないごみ」で出してください。
  • 一度に大量に出さないでください(1~2個まで)。1つ1つは小さいものでも、大量に集まると大きな火災につながる可能性があります。

(社)日本喫煙具協会「ガスの抜き方」のホームページへ(外部リンク)
ライターは正しく捨てましょう(環境省作成リーフレット)(PDF:504KB)

  • 「故障してガスを抜くことができないもの」、「大量にあるとき」など、処分にお困りの場合は、お住まいの区の環境局事業所にご相談ください。(環境局事業所の連絡先

 有限会社すみとも商店、ロワ・ジャパン有限会社が輸入したコードレス掃除機用非純正のバッテリーパックの取り扱い

有限会社すみとも商店、ロワ・ジャパン有限会社が輸入した、ダイソン株式会社のコードレス掃除機に取り付けできる非純正のバッテリーパックから出火したとみられる火災事故が多発しています。既にリコール対応が行われていますが、本製品は、充放電をしていない保管状態でも発火のリスクがある大変危険な製品です。

対応方法

対象のバッテリーパックをお持ちの方は、直ちに使用を中止し、鍋や空き缶等の金属性の容器に入れて保管し、まずは可燃物に燃え広がらないようにしてください。
経済産業省のホームページ(外部リンク)を確認して、放電を実施し、放電後はそれぞれ以下の通りご対応ください。
クリーンステーションや小型家電リサイクルボックス等には出さないでください。

【有限会社すみとも商店のバッテリーパック】
当該事業者が既に倒産しているため、放電後にお住まいの区の環境局事業所までご相談ください。

【ロワ・ジャパン有限会社のバッテリーパック】
同社が回収対応しますので、同社にご相談ください。
ロワ・ジャパン有限会社ホームページ「コードレス掃除機用バッテリーについて」(外部リンク)

お問い合わせ先

環境局業務課